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世界初演!鈴木輝昭氏作曲「ピアノ三重奏曲第2番」をトリオ・ヴェントゥスが1月21日、リサイタルツアー東京公演にて演奏

コンサートへの思いを語るインタビュー動画を1月7日に公開、鈴木氏の新曲解説コメントを同時発表

スタイリッシュでエモーショナルな演奏が特徴のピアノトリオ「TRIO VENTUS」(以下、トリオ・ヴェントゥス)は、初のリサイタルツアーを開催します。1月16日に宮崎公演(オルブライトホール)、1月21日に東京公演(Hakuju Hall)、1月24日に大阪公演(ザ・フェニックスホール)の3公演、異なるプログラムで演奏いたします。
東京公演では、トリオ・ヴェントゥスのために作曲された「ピアノ三重奏曲第2番」(作曲・鈴木輝昭)を、世界初演いたします。公演に伴い、リサイタルツアーへの思いを語るインタビュー動画を1月7日に公開します。さらに、鈴木輝昭氏の新曲解説を同時発表いたします。





[画像1: https://prtimes.jp/i/67463/6/resize/d67463-6-ee9756c79c70e5ff194a-0.jpg ]

▲トリオ・ヴェントゥス 左から廣瀬心香(ヴァイオリン)・鈴木皓矢(チェロ)・北端祥人(ピアノ)

■初の全国区リサイタルツアーを開催。三者三様の思いを語ったインタビュー動画
URL:https://youtu.be/spbEG7f72HI
本動画は、全公演共通のプログラムであるシューベルト作曲ピアノ三重奏曲第2番の美しく壮大な演奏が冒頭から流れ、メンバーそれぞれの素の表情が垣間見える映像からスタートします。ヴァイオリニストの廣瀬心香は「これまでの2年間、コロナ禍で演奏ができない中でかなり幅広いレパートリーと向き合って、“トリオ”としての表現の幅を広げてきました。3公演、少しずつプログラムを変えているので、多くの曲を皆様に届けられるのが楽しみです」とコメント。
チェリストの鈴木皓矢は「ピアノ三重奏のレパートリーは名曲ばかりですが、僕たちが演奏する際は新しい時代のものを織り交ぜることを心掛けています。まっさらな状態の曲を自分たちの手で一から演奏することは、演奏家としてとても喜びを感じます」と、世界初演の新曲に関しての思いを語っています。
ピアニストの北端祥人は「今回、作曲家の鈴木輝昭氏に新曲を委嘱しました。トリオ・ヴェントゥスとしては初の取り組みのためドキドキしていますが、新しい扉を開く初演となるのではと思っています」と笑みを浮かべています。

■新曲「ピアノ三重奏曲第2番」について、鈴木輝昭氏より解説およびコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/67463/6/resize/d67463-6-edfb546297cc32ede10d-1.jpg ]


―  2022年トリオ・ヴェントゥスのリサイタルツアーにおける東京公演のために、トリオ・ヴェントゥス委嘱作品【ピアノ三重奏曲第2番】を作曲しました。20世紀以降、様々な楽器編成による三重奏曲が国内外で創作され、多くの試みがなされてきました。一方で、ヨーロッパにおける古典派からロマン派の時代に隆盛を極めた本来のトリオ編成ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる三重奏曲へのアプローチは、作曲家からはあまり積極的に行われて来なかったように思います。しかしながら、王道とも言えるこの編成の三重奏に秘められた可能性と表現力は無限大で、トリオ・ヴェントゥスの古典から現代を一つの地平として展望する姿勢には、まさに室内楽に新たな風を吹き込む勢いが漲っています。
新作の三重奏曲第2番は、三奏者のヴィルトゥオジテが絡み合い、触発し合う、全曲に渡って躍動感に満ちた時間で貫かれる作品です。奏者から照射されるエネルギーの、鮮烈な交感を期待したいと思います。(作曲家 鈴木輝昭)

≪作曲家 鈴木輝昭氏・プロフィール≫
1958年仙台生まれ。桐朋学園大学作曲科を経て同大学研究科を修了。三善晃氏に師事。第46回(室内楽)および第51回(管弦楽)日本音楽コンクールにおいて、第1位、2位を受賞。1984年、日本交響楽振興財団第7回作曲賞。旧西ドイツの八ンバッ八賞国際作曲コンクール、管弦楽、室内楽両部門において、それぞれ1位を受賞。1991年、村松賞受賞。1994年、演奏・作曲家集団〈アー一ル・レスピラン〉同人として、第12回中島健蔵音楽賞を受賞。2001年、宮城県芸術選奨受賞。
日本作曲家協議会、同人アール・レスピラン等に所属。桐朋学園大学院大学教授、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学非常勤講師。

■「コロナ禍の間も、音を磨き続けた2年間。」チェリスト鈴木皓矢が熱く語る意気込み
― 東京文化会館でのデビューリサイタルから2年が経ち、その間途切れることなく新型コロナウィルスが猛威を奮い続けていますが、限られた生活や条件の中で私たちの音楽への情熱もまた途切れることなく燃え続け、この2年間でレパートリーと表現の幅を増やしてきました。
今回のプログラムは、19世紀のシューベルトに始まり、20世紀に生まれた鋭敏な響きを持つ名曲たちを挟み、再びシューベルトの集大成ともいえる作品へ行き着きます。特に東京公演では、今正に生まれたばかりの鈴木輝昭氏作曲の新作を世界初演します。トリオとしての音を磨き続けてきた2年間を経ての今回のツアー、自信を持ってお届けします!是非、生の音を聴きに来て下さい。(チェリスト 鈴木皓矢)

■「トリオ・ヴェントゥス リサイタルツアー 2022」概要
・宮崎公演
2022年1月16日(日)15時開演 宮崎市民プラザ オルブライトホール
全席自由 一般 ¥3,000 学生 ¥1,500
シューベルト : ピアノ三重奏曲 D28 変ロ長調
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67
シューベルト: ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D929 作品100
・東京公演
2022年1月21日(金)19時開演 Hakuju Hall
全席自由 一般 ¥4,000 学生 ¥2,000
シューベルト : ピアノ三重奏曲 D28 変ロ長調
リーム : 見知らぬ情景 III
マルティヌー : ピアノ三重奏曲第1番 「5つの小品」H.193
鈴木輝昭 : ピアノ三重奏曲第2番(世界初演)
シューベルト: ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D 929 作品100
・大阪公演
2022年1月24日(月)19時開演 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
全席自由 一般 ¥4,000 学生 ¥2,000
シューベルト : ピアノ三重奏曲 D28 変ロ長調
ヘンツェ : 室内ソナタ
マルティヌー : ピアノ三重奏曲第1番 「5つの小品」H.193
シューベルト: ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D929 作品100

詳細・チケット購入URL:https://www.trioventus.com/recital-tour-2022/
[画像3: https://prtimes.jp/i/67463/6/resize/d67463-6-bc0b78cb50ae309c2d41-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/67463/6/resize/d67463-6-d83364db0c05c75e16ba-3.jpg ]




■TRIO VENTUS(トリオ・ヴェントゥス)について
"VENTUS"はラテン語で「風」を意味する。2011年〜2019年ドイツ・ベルリンを留学の地として活動していた三人の音楽家によるピアノトリオ。日本へ活動拠点を移すのを機に、2019年9月に結成。「同じ土地の風」を浴びたメンバーによる、三者三様の風の重なりを聴いて欲しい、という想いで活動している。スタイリッシュでエモーショナルな演奏スタイルを特徴としている。
公式サイト:http://www.trioventus.com
※奏者のプロフィールは上記URLよりご覧ください。

以上
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