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ヤマトスチールの環境配慮型鋼材+Green(TM)が物流施設に初採用

―不動産業界の脱炭素化を加速―




大和工業株式会社の連結子会社であるヤマトスチール株式会社(本社:兵庫県姫路市大津区吉美380番地、代表取締役社長:山内 靖彦、以下、「ヤマトスチール」)が本年4月に販売を開始した+Green(TM)が、三井不動産株式会社の「三井不動産ロジスティクスパーク尼崎I」の建材として採用されました。本件は+Green(TM)が採用された初めての事例となります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/76100/6/resize/d76100-6-f17ef1d3afd85036fe9f-0.jpg ]

<三井不動産ロジスティクスパーク尼崎I概観>
[画像2: https://prtimes.jp/i/76100/6/resize/d76100-6-d6d314ed188818398cee-1.jpg ]

<「+Green(TM)」のロゴマーク>

+Green(TM)とは
当社は環境負荷の少ない電炉法による鉄づくりを半世紀以上に亘って行っています。これまで、省エネ化・合理化といった自助努力を積み重ね、製品あたりのGHG排出量を国内トップクラスの水準まで低減しています。
ここから更に脱炭素化を促進するために生まれたものが「+Green(TM)」です。この環境配慮型鋼材は、自助努力による削減が難しいGHG排出量を、自然・森林資源に由来する環境価値を用いてオフセット・再エネ化した製品です。ヤマトスチールの全ての鉄鋼製品は+Green(TM)としてご提供することができます。

不動産業界の脱炭素化に向けて
不動産業界は世界全体のGHG排出量のおよそ40%を占めると言われており、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けた排出量削減の取組が加速しています。近年では建物のLCA(ライフサイクルアセスメント)のなかでも、資材製造時と建物建設時に排出されるCO2を指す「アップフロント・カーボン」の削減が着目されています。
日本国内においても、アップフロント・カーボンの算定手法の検討が進んでおり、工種や資材別の排出量が可視化されようとしています。当社は資材メーカーとして、このアップフロント・カーボンの削減に貢献することを目指しており、これからも電炉鋼材の持つ環境優位性を更に強化していきます。+Green(TM)はその手段のひとつです。

”未来の鉄”を通じてサステナブルな社会へ
日本の国土の2/3を占める森林は、建設資材である木材を育み、製造業に不可欠な水資源を涵養することで、不動産業界・鉄鋼業界に深い係わりをもつ資源です。更に近年では、CO2の吸収・固定化、生物多様性の保全といった機能に注目が集まり、サステナブルな社会の実現を目指すうえで、非常に重要な役割を果たしています。
当社及び大和工業グループは「鉄で未来を 未来の鉄を」をミッションとして掲げています。当社は、+Green(TM)の供給を通じて、森林保全に取り組む方々に資金を循環させることで、森林資源の持続的な発展を支援することを目指します。そして、不動産業界の脱炭素シフトへのパートナーとして、環境にやさしい“未来の鉄”を提供していきます。
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