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「オンガラボ音楽AI技術」と「楽曲カタログ管理・活用サービスongabox」の紹介サイトと技術デモを公開

 オンガラボ株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之)は、音楽業界で利活用が始まっている「オンガラボ音楽AI技術」の導入をより多くの皆さまが検討しやすくなるように、
 (1) 音源ファイルを自動解析して楽曲発見・選曲等の作業を支援する「オンガラボ音楽AI技術」の紹介サイト、
 (2) 音楽レーベル等が自社楽曲カタログを管理・活用しやすくするウェブサービス「ongabox(オンガボックス)」の紹介サイト、
 (3) 無料で試せる「オンガラボ音楽AI技術デモ」
を公開しました。




オンガラボ音楽AI技術の概要


 オンガラボ音楽AI技術とは、世界中で生まれ続けている膨大な楽曲に対して、人間に代わりコンピュータが聴いて自動解析・理解する「音楽理解技術」を中心とした、オンガラボ株式会社が提供するAI技術の総称です。ウェブサービス「ongabox」、および、ウェブAPIとして利用できます。
 お客さまのウェブサイトやアプリケーションに組み込みやすいようにウェブAPIとして提供している「音楽印象類似検索技術」は、楽曲カタログに人手でジャンル、ムード等のラベル付けをすることなく、各楽曲の音源ファイルを自動解析することで、音楽的な印象(曲調・雰囲気)が近い楽曲を自動的に見つけて、似ている順に表示できる技術です。
 例えば、10万曲の自社楽曲カタログをこの技術で事前に自動解析しておくと、その中の一曲を選択するだけで、それに音楽的な印象が近い自社楽曲を即座に見つけられます。特定の目的に合う楽曲を探しているときに、さまざまな似た候補を聞き比べられて便利です。
 他にも、自社楽曲カタログには含まれていない任意の楽曲に印象が近い自社楽曲を見つけることが可能です。類似検索時にメロディが同一であるかどうかは考慮していないので、ある楽曲がヒットしているときにそれに曲調や雰囲気が近い自社楽曲を発見する目的等にも利用できます。
 オンガラボ音楽AI技術のウェブAPIでは、上記の「音楽印象類似検索技術」のAPI以外にも、楽曲の最初から最後まで同一の音源を高速に検索できる「同一楽曲検索技術」等のAPIも提供しているので、メタデータに頼らずに、楽曲カタログ内の重複音源を検出することもできます。また逆に、音源は同一なのに異なるメタデータを指定しているなどメタデータの誤りを検出することもできます。
 詳しくは、「オンガラボ音楽AI技術」の紹介サイト https://docs.ongalab.com/music-ai-overview をご覧ください。既に大手ライブラリーミュージック事業会社のサイトでもウェブAPIを利用いただいています。

ongabox(オンガボックス)の概要(オンガラボ音楽AI技術に基づくウェブサービス)


 「ongabox」は、音楽レーベル等が自社楽曲カタログの管理を効率的に行うことができるウェブサービスです。従来、楽曲データ(音源ファイル、メタデータ、ジャケット画像、歌詞データ等)は、担当者毎のパソコンや社内の共用ストレージなどに分散して保管されていることが多く、一元管理がなされていませんでした。ongaboxでは、これらのデータを個々の担当者がウェブブラウザから効率よく管理できます。これにより、社内に分散しがちだった楽曲データの一元管理が可能となります。
 ongaboxのクラウド上に保管される楽曲データは、社内で認証を受けた担当者のみがアクセス可能なセキュリティが担保されます。またクラウドシステムなので、テレワークや出張先からのアクセスなど、セキュリティを確保しながら柔軟でスケーラブルな働き方を可能とします。
 また、ongaboxでは楽曲のプロモーションを効率的に行う機能も搭載しています。例えば、上記の「音楽印象類似検索技術」の機能もongaboxには備わっていて、国別ランキングに載っているヒット曲等を選ぶだけで、それに印象(曲調や雰囲気)が近い自社の楽曲を見つけることができます。従来のように人間の記憶に頼ることなく誰でも見つけられるので、旧譜でもタイムリーにプロモーション等に活用することが可能です。
 社内で複数の担当者が一緒にプレイリストを作成・共有できるだけでなく、あるプレイリスト用に数曲を選ぶと、それらと印象が近い自社楽曲をリストアップしてくれてそこから追加できるプレイリスト選曲サポート機能も使えます(図1)。
 さらに、プレイリストのすべての音源やジャケット画像、レーベルコピーを、社外宛てに一括送信する「共有リンク作成機能(ピッチング機能)」も備わっています。一曲単位やアルバム単位の共有もできて、共有リンクを開く人に向けたテキストメッセージや有効期間を設定できます。これは、社内の部署間でのデータ共有にも便利です。
 詳しくは、「ongabox」の紹介サイト https://docs.ongalab.com/ongabox-overview をご覧ください。2021年9月29日のongabox β版のプレスリリースの後、正式な商用版が提供開始されており、既に複数の音楽レーベルが利用中です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/82971/6/resize/d82971-6-a029713a83897cceff8d-0.png ]


オンガラボ音楽AI技術デモの概要


 「オンガラボ音楽AI技術デモ」は、上記の「音楽印象類似検索技術」の性能や可能性を体験できるデモンストレーションサイトです。YouTube上の音楽カテゴリーの10万曲以上を対象に、音楽的な印象(曲調・雰囲気)の近さで検索して、YouTubeから再生することができます。
 パソコンのウェブブラウザからアクセスをして無料で試すことができますが、下記に事前にメールにてご連絡をいただく必要があります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/82971/6/resize/d82971-6-c1a171092dfbe233b308-1.png ]

 オンガラボ音楽AI技術や、ウェブサービス「ongabox」、「オンガラボ音楽AI技術デモ」にご関心のある皆さまからのご連絡をお待ちしています。

会社情報


会社名: オンガラボ株式会社 (OngaLAB, Inc.)
代表取締役: 伊藤博之
所在地: 北海道札幌市
設立: 2020年12月
企業概要:
オンガラボ株式会社は、世界中で生まれ続けている膨大な楽曲に対して、人間に代わりコンピュータが聴いて自動解析・理解する「音楽理解技術」に関する研究開発と産業界での応用展開について取り組むスタートアップ企業です。当社の代表取締役には、いくつもの音楽技術製品やサービスを生んできたクリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役の伊藤博之が、取締役 CTO には、「音楽理解技術」研究の第一人者である国立研究開発法人 産業技術総合研究所 首席研究員の後藤真孝が各々就任(兼務)しているほか、OngaACCELプロジェクトのエンジニアらが参加しています。音楽理解技術等に基づいて、音楽の新たな価値を引き出すサービスを開発・提供すること等を通じて、音楽文化・音楽産業の発展に貢献します。
URL: https://ongalab.com

お問い合わせ先


オンガラボ株式会社 音楽AI技術・ongabox担当
[画像3: https://prtimes.jp/i/82971/6/resize/d82971-6-c1a171092dfbe233b308-1.png ]
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