寺院支援を行う株式会社366が企画、NTT東日本から技術提供 高齢者見守りサービス「おてらコール」を共同開発
[23/12/25]
提供元:PRTIMES
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2024年1月より東京都、愛知県、高知県で実証実験開始 電話と音声AIで、1人暮らしをする高齢者の安否確認に貢献
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-fa3cc4be7379bd9f2e2b78ab5c4c0753-838x472.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル化による寺院支援を行なっている株式会社366(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤照男、以下「366」)は、1人暮らしをする高齢者向けの見守りサービスを企画し、東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)からの技術提供によって、「おてらコール」を開発いたしました。2024年1月より、東京都・愛知県・高知県の3つの都市にある、366と連携している寺院に本サービスを導入し、実証実験を開始します。
「おてらコール」は、NTT東日本が提供する「シン・オートコール」を活用した、1人暮らしの高齢者を見守るサービスです。また、「シン・オートコール」とはAI・クラウド技術で録音した肉声などを固定・携帯電話へ一斉に情報伝達することができるシステムのこと。(※1)寺院は自動電話システムを使って、一人で暮らす高齢者の固定・携帯電話に、事前に録音した60秒ほどの法話と安否確認のための簡単な質問を組み合わせた電話を発信。電話を受けた高齢者は、身の周りの相談事を登録することもできます。また異常を察知した場合には、寺院が、ご家族や地域の社会福祉関係者に連絡し、連携をとりながら対応いたします。
(※1)NTT東日本「使いなれた「電話」と最新の「クラウド」の組み合わせによる
防災・防犯・みまもり 〜 シン・オートコール 〜 セミナーレポート」(2023年2月22日)
https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/ih_column-11.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-b1c1c13506e1d5a231b883ba77f665cb-1600x595.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【実証実験の背景】
現在、1人暮らしをする高齢者が増えています。1980年には65歳以上の男女それぞれの人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、2020年の時点では男性15.0%、女性22.1%まで増加しました。(※2)また、高齢者が社会的に孤立することで、犯罪被害や孤独死につながるケースもあります。こうした問題に対して、2023年には孤独・孤立対策推進法が成立するなど、行政による取り組みも広がっています。
日本国内には7万7000を超える寺院が存在。しかし、人口減少や過疎化などによって檀家数が減少するなど、寺院の在るべき姿にも変化が求められるようになりました。今後も、寺院が社会から求められる存在であり続けるために、宗教活動を行うのみでなく、『人々のコミュニティ』として、地域や社会に寄り添う活動を展開したいと考える寺院が増えています。366は、そういった寺院の想いに共感し、NTT東日本の「シン・オートコール」を活用して、「おてらコール」を共同開発しました。今回、「おてらコール」は実験的に3つの寺院で導入されます。実験結果を踏まえ、本サービスを活用する寺院数の拡大に向けて、取り組んで参ります。
(※2)内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)」(2022年11月14日)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/zenbun/s1_1_3.html
【実証実験に向けた関係者のコメント】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-b49e0c6e855e05f5784e2fe78c70a44c-276x282.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
櫻田純 住職(東京都港区・光圓寺)
寺院として、地域住民とコミュニケーションをとることで、人々の身近な存在でありたいと考えています。しかし実際には、多くの寺院も人手不足の課題を抱えており、そういった活動を実施できている事例は多くありません。「おてらコール」を活用することで、こういった課題を解決したいと考えています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-a286fa27bbf7284582f21fb1809aab38-265x263.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長谷雄蓮華 住職(愛知県愛西市・大法寺)
昨今は高齢化が進み、1人暮らしをされている高齢者の方が、私の周りにも多くいらっしゃいます。この現状に対し、寺院として何かできることはないかと考え、「おてらコール」を導入しました。利用された方やそのご家族から「助かる」「おかげで安心できる」という声もいただいています。これから広く、サービスを活用していきたいと思います。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-52e9579808b285a40f20a837863a1892-250x256.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
渡邉泰雅 住職(高知県仁淀川町・善法寺)
独居世帯の増加は日本社会の大きな課題です。この高知県仁淀川町でも、過去には、1人暮らしをする高齢者が事故に巻き込まれ、発見が遅れたというニュースもありました。県全体では、台風などの自然災害も多いことから、幾重ものネットワークが張り巡らされていることが大切です。実効的なネットワークの1つとして「おてらコール」を機能させてまいります。
※五十音順
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-0df9f44e76b0b07615471c1d54cc7ade-254x255.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
伊藤 照男氏(株式会社366 代表取締役)
寺院の「地域や社会に寄り添いたい」という想いに共感し、支援すべく、366はNTT東日本の「シン・オートコール」を活用した、「おてらコール」の共同開発に着手しました。本サービスによって、1人暮らしをする高齢者の孤独感の軽減や寺院と地域のつながりを作ることに貢献したいと考えております。そのために、今回の実証実験を成功させ、導入寺院拡大に向けて取り組んでまいります。
【株式会社366について】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-f8a4a8e36a3f9613ae84cac6d6913962-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
366は、各分野のプロフェッショナル人材の力を効果的に活用し、宗教法人の経営課題をサポート・解決に導くコンサルティングファームです。樹木葬をはじめとした、現代人の宗教性に応える葬送環境をつくる「墓地・納骨堂事業」、宗教者と市民のコミュニケーションを再構築するための「DX事業」、さらに寺院の実情に応じて運営を包括的にサポートする「顧問事業」のサービスを展開しております。
代表者:代表取締役 伊藤 照男
設立年月:2020年10月1日
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル28階
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-fa3cc4be7379bd9f2e2b78ab5c4c0753-838x472.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル化による寺院支援を行なっている株式会社366(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤照男、以下「366」)は、1人暮らしをする高齢者向けの見守りサービスを企画し、東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)からの技術提供によって、「おてらコール」を開発いたしました。2024年1月より、東京都・愛知県・高知県の3つの都市にある、366と連携している寺院に本サービスを導入し、実証実験を開始します。
「おてらコール」は、NTT東日本が提供する「シン・オートコール」を活用した、1人暮らしの高齢者を見守るサービスです。また、「シン・オートコール」とはAI・クラウド技術で録音した肉声などを固定・携帯電話へ一斉に情報伝達することができるシステムのこと。(※1)寺院は自動電話システムを使って、一人で暮らす高齢者の固定・携帯電話に、事前に録音した60秒ほどの法話と安否確認のための簡単な質問を組み合わせた電話を発信。電話を受けた高齢者は、身の周りの相談事を登録することもできます。また異常を察知した場合には、寺院が、ご家族や地域の社会福祉関係者に連絡し、連携をとりながら対応いたします。
(※1)NTT東日本「使いなれた「電話」と最新の「クラウド」の組み合わせによる
防災・防犯・みまもり 〜 シン・オートコール 〜 セミナーレポート」(2023年2月22日)
https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/ih_column-11.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-b1c1c13506e1d5a231b883ba77f665cb-1600x595.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【実証実験の背景】
現在、1人暮らしをする高齢者が増えています。1980年には65歳以上の男女それぞれの人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、2020年の時点では男性15.0%、女性22.1%まで増加しました。(※2)また、高齢者が社会的に孤立することで、犯罪被害や孤独死につながるケースもあります。こうした問題に対して、2023年には孤独・孤立対策推進法が成立するなど、行政による取り組みも広がっています。
日本国内には7万7000を超える寺院が存在。しかし、人口減少や過疎化などによって檀家数が減少するなど、寺院の在るべき姿にも変化が求められるようになりました。今後も、寺院が社会から求められる存在であり続けるために、宗教活動を行うのみでなく、『人々のコミュニティ』として、地域や社会に寄り添う活動を展開したいと考える寺院が増えています。366は、そういった寺院の想いに共感し、NTT東日本の「シン・オートコール」を活用して、「おてらコール」を共同開発しました。今回、「おてらコール」は実験的に3つの寺院で導入されます。実験結果を踏まえ、本サービスを活用する寺院数の拡大に向けて、取り組んで参ります。
(※2)内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)」(2022年11月14日)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/zenbun/s1_1_3.html
【実証実験に向けた関係者のコメント】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-b49e0c6e855e05f5784e2fe78c70a44c-276x282.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
櫻田純 住職(東京都港区・光圓寺)
寺院として、地域住民とコミュニケーションをとることで、人々の身近な存在でありたいと考えています。しかし実際には、多くの寺院も人手不足の課題を抱えており、そういった活動を実施できている事例は多くありません。「おてらコール」を活用することで、こういった課題を解決したいと考えています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-a286fa27bbf7284582f21fb1809aab38-265x263.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長谷雄蓮華 住職(愛知県愛西市・大法寺)
昨今は高齢化が進み、1人暮らしをされている高齢者の方が、私の周りにも多くいらっしゃいます。この現状に対し、寺院として何かできることはないかと考え、「おてらコール」を導入しました。利用された方やそのご家族から「助かる」「おかげで安心できる」という声もいただいています。これから広く、サービスを活用していきたいと思います。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-52e9579808b285a40f20a837863a1892-250x256.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
渡邉泰雅 住職(高知県仁淀川町・善法寺)
独居世帯の増加は日本社会の大きな課題です。この高知県仁淀川町でも、過去には、1人暮らしをする高齢者が事故に巻き込まれ、発見が遅れたというニュースもありました。県全体では、台風などの自然災害も多いことから、幾重ものネットワークが張り巡らされていることが大切です。実効的なネットワークの1つとして「おてらコール」を機能させてまいります。
※五十音順
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-0df9f44e76b0b07615471c1d54cc7ade-254x255.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
伊藤 照男氏(株式会社366 代表取締役)
寺院の「地域や社会に寄り添いたい」という想いに共感し、支援すべく、366はNTT東日本の「シン・オートコール」を活用した、「おてらコール」の共同開発に着手しました。本サービスによって、1人暮らしをする高齢者の孤独感の軽減や寺院と地域のつながりを作ることに貢献したいと考えております。そのために、今回の実証実験を成功させ、導入寺院拡大に向けて取り組んでまいります。
【株式会社366について】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87053/6/87053-6-f8a4a8e36a3f9613ae84cac6d6913962-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
366は、各分野のプロフェッショナル人材の力を効果的に活用し、宗教法人の経営課題をサポート・解決に導くコンサルティングファームです。樹木葬をはじめとした、現代人の宗教性に応える葬送環境をつくる「墓地・納骨堂事業」、宗教者と市民のコミュニケーションを再構築するための「DX事業」、さらに寺院の実情に応じて運営を包括的にサポートする「顧問事業」のサービスを展開しております。
代表者:代表取締役 伊藤 照男
設立年月:2020年10月1日
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル28階