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手術支援用ロボット研究開発のスタートアップF.MED株式会社が、世界最大のテクノロジースタートアップカンファレンス「TiEcon 2023」で「TiE50」に選出

F.MED株式会社(代表取締役 下村景太:https://f-med.co.jp/)は、2023年5月3日〜5日の期間、カリフォルニア州サンタクララで開催されたTiEcon2023カンファレンスにおいて、テクノロジー系スタートアップから50社を選抜して表彰する「TiE50 Awards」を受賞しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/98074/6/resize/d98074-6-41eb3e4a4253ce196484-0.jpg ]

 TiEconはシリコンバレーを本部とする世界最大の企業家支援非営利組織TiE(The Indus Entrepreneurs)の主催する、企業家、大企業経営層、投資家を対象とした世界最大のテクノロジー系ビジネスカンファレンスです。今年度のTiEcon 2023は5月3日から5日までの3日間にわたりカリフォルニア州Santa ClaraのSanta Clara Convention Centerで開催され、Keynote speechや、暗号資産、AI、ヘルスケアなど各トピックに関するシンポジウムなどが実施されました。TiE50は毎年実施されているそれらTiEcon期間中イベントの一つであり、世界数千社のアーリー〜ミドルステージのスタートアップ企業から審査によって50社を選抜し、表彰します。F.MEDはTiEの日本分科会であるTiE Japan(https://hub.tie.org/c/tiejapan)の推薦をを受け、審査の結果受賞をする事が出来ました。
 F.MED株式会社はさらにその中から選抜された12社の1社として、ステージ上で聴衆に向けたピッチを実施する機会を得ることが出来ました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/98074/6/resize/d98074-6-055dd101fbccb8805759-2.jpg ]


[画像3: https://prtimes.jp/i/98074/6/resize/d98074-6-06ed4300902c30eb52ef-1.jpg ]


■TiE Japan 代表 Nalin Advani(ナリン・アドバニ)氏
直径1mm程度の血管等を縫ってつなぎ合わせる手術を実施できる医師や医療機関が限られているなか、F.MEDの技術はロボットマニピュレータの操作性を向上し、マイクロサージャリーを実施できる医師を増やそうとしています。全世界からTiE50にチャレンジするスタートアップの中、TiE Japanとしてマイクロサージャリーの重要性そして日本ならではのソリューションを展開するF.MEDを自信持って推薦させていただきました。TiE50に選ばれおめでとうございます。これからのご活躍を引き続き応援します。

■代表取締役 CEO 下村 景太
小栗CTOが長年取り組んできた研究開発とその事業化への取り組みがシリコンバレーでも評価され、F.MEDチーム一同大変励みに感じています。この様なチャンスを与えて頂いたTiE Japan charter memberの方々に心より感謝申し上げます。現在まだ開発中ではありますが、今後も引き続き早期の事業化を目指して事業を推進して参ります。
会場は規模の大小を問わず企業家全体の同窓会の様な雰囲気で、あちこちで挨拶や情報交換がされていました。シリコンバレーのビジネスを牽引するのは人間関係であり、そのコミュニティに溶け込むことがいかに重要であるかを思い知らされました。数少ないロボット開発スタートアップとも交流できましたし、来年も是非同窓会のつもりで参加して関係構築をしていきたいと思います。


■F.MED株式会社の概要
F.MED株式会社は、九州大学先端医療オープンイノベーションセンター(福岡県福岡市)で実施されてきたマイクロサージャリー支援ロボットの事業化を目的に、2021年3月に設立されました。
マイクロサージャリーは直径1mm程度の血管等を縫ってつなぎ合わせる手術の技術で、乳がんや頭頸部がん手術後の再建手術、リンパ浮腫の軽快化手術、事故等で切断された指の再接着手術などに応用が可能です。しかし、非常に繊細な操作が要求されるため、実施できる医師や医療機関が限定的かつ地域的な偏在も存在するのが実情です。また、実施できる様になるためには数年にもおよぶ長い訓練が必要とされています。
この課題を解決するために、医師の動作を縮小化かつ手の震えを除去して正確に再現する支援ロボットを開発し、技術習得に必要な期間を劇的に短縮させ、マイクロサージャリーを実施できる医師を増やし、その結果マイクロサージャリーで治療できる患者さんを増やすことを目標にしております。

■技術背景
本ロボットには自社の特許技術であるリニアモータ駆動のパラレルリンク機構マニピュレータを搭載しており、高精細、高剛性、高速度の動作を実現しております。マニピュレータ先端に装備された鉗子が、医師の入力操作に従って軟部組織、縫合針、縫合糸等の把持や操作を実施し、手術を支援します。



【F.MED株式会社 会社概要】
会社名:F.MED株式会社(F.MED Co.,Ltd.)
事業内容:医療機器の研究開発・製造、及び関連するコンサルティング業務
設立日:2021年3月
代表者:下村 景太
所在地:福岡県福岡市中央区大名2丁目6番11号 Fukuoka Growth Next
ホームページ:https://www.f-med.co.jp

■本件に関するお問い合わせ
F.MED株式会社 下村
Email: keita.shimomura@f-med.co.jp
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