ロボット調剤技術で薬局の未来を創造する。株式会社メディカルユアーズロボティクスを設立。
[23/03/17]
提供元:PRTIMES
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〜薬局DXの強力な切り札、薬剤師の薬剤師による薬剤師のためのロボット会社が始動〜
日本初のロボット薬局を開発・導入し、日本の自動調剤技術をリードする株式会社メディカルユアーズは、このほど最新式自動入庫払出装置「RIEDL PHASYS(リードル・ファシス)」と自動調剤支援ソフトウェア「スマート調剤室」の販売・保守点検・コンサルティング関連業務を行う新会社、株式会社メディカルユアーズロボティクス(本社:兵庫県神戸市、取締役:渡部 正之、東 祥平)を設立しました。株式会社メディカルユアーズは日本にいち早くロボット薬局を導入することで、薬剤師を調剤という単純業務から解放し、調剤ミスゼロ、待ち時間ゼロを実現してきたロボット薬局のリーディングカンパニーです。新会社が独占販売する自動入庫払出装置「リードル・ファシス」は、薬剤師による現場目線での改良を重ねることで、従来品の2倍のスピードでの医薬品払出しやメンテナンスフリーを実現。「対物業務」から「対人業務」への流れを強力にサポートし、医療の質向上や薬局経営改善に貢献します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-4c02996c591a4ef64e50-0.png ]
薬局を取り巻く現状と新会社設立の背景
オンライン資格確認、また電子処方せんの本格運用がスタートするなど、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)、薬局DXが加速しています。こうした中、薬局では何十年にもわたって、薬剤師は単に棚から薬を取り出して数を揃えて患者に渡す、計数調剤(※)という単純業務にしばられてきました。しかし団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題を目前に控え、薬剤師という高度な知識を持つ専門職を単純業務にしばりつけておくことは国益の大きな損失です。こう考えて私たちは日本で初めてロボット薬局を開発・導入し、薬剤師が服薬後のフォローアップや他職種とのタスクシフト、在宅医療などの高度な対人業務に力を入れるための環境整備を図ってきました。日本初のロボット薬局となった梅田薬局では、ロボットを活用することで「調剤ミスゼロ」「待ち時間ゼロ」を実現しています。
今回新会社が独占販売することになったスマート調剤室および自動入庫払出装置リードル・ファシスは、従来品をさらに改良し、現場の薬剤師目線で圧倒的な使いやすさと低価格を実現しました。日本では馴染みのない自動調剤技術ですが、海外では広く普及しており、すでに薬剤師は単純業務から解放され、ワクチン接種などを含む対人業務へシフトしています。対物業務を自動化し、薬剤師が対人業務にシフトすれば、医療の質が向上することはもちろん、重複投与防止や残薬削減などで医療費の削減効果が期待できます。また医師の働き方改革が2024年に迫る中、タスクシフトによって医療機関のマンパワー不足解消にも貢献できます。
※計数調剤とは、PTPシートなどに入った錠剤やカプセル剤の数を数えて取り揃えることで、ピッキングともいいます。
従来品の2倍のスピードと壊れにくさ、低価格を実現したリードル・ファシス
[画像2: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-32db0205f1aa8b59cdfb-1.jpg ]
従来品の2倍となる、圧倒的なスピードアップ
従来品は医薬品1箱を払い出すのに約10秒かかりましたが、新製品リードル・ファシスはアームを改良して軽量化することで、払い出しに要する時間が約5秒と2倍にスピードアップ。これによって患者様の待ち時間のさらなる短縮と薬局業務の効率化を図ることができます。
高品質で壊れにくさとメンテナンスフリーを実現
従来品では故障が起きた際には、どこに不具合があるのかを調査した上で専門の技術者が修理する必要がありました。しかし新製品は、物をつかむグリッパーと呼ばれる部分に壊れやすいパーツを集約することで、不具合が起きた際にはグリッパーごと交換するだけの構造に改良。特殊な知識・技術がなくても店舗の業務を止めることなく、誰でも簡単に修理できるようになりました。
電源と信号ケーブルをコードレス化、自由な形状で狭い調剤室内にも柔軟に配置
Wi-Fi 技術とワイヤレス電源を導入したことで自由な移動を実現。またさまざまな形にレールを曲げることができるので、調剤室内にスペースが少なくても配置できるようになりました。
ミドルウエアの使いやすさが向上
開発にあたっては実際の薬局店舗に導入し、現場の薬剤師からさまざまなフィードバックを受けて改良を重ねてきました。そのため薬剤師目線で本当に必要な機能を備えたソフトウェアとなっています。
現場を知る薬剤師が導入をサポート
本製品の導入にあたっては、すでに薬局現場で本製品を活用している薬剤師が現場目線で導入をサポートします。導入を検討する薬局に対しては、薬剤師が直接訪問し、現場目線で最も効果的な導入方法をコンサルティングします。これにより「薬剤師の薬剤師による薬剤師のためのロボット薬局づくり」を目指します。
低価格
自社薬局内で開発することにより研究開発コストを圧縮、さらには製造元であるGPI社(本社:イタリア、トレント)と強固なパートナーシップ契約を結ぶことで、低価格での製品提供を可能にしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-00048488e56b6a4bf461-2.png ]
経営体制・プロフィール
渡部 正之 代表取締役社長 薬剤師
[画像4: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-1c9d78f7ade1b79c8604-4.jpg ]
薬学部卒業後、医薬品メーカーにMRとして就職。退職後は薬局薬剤師として勤務しながら医療コンサルティング会社を創業し、医療モールの開発に取り組む。2016年株式会社メディカルユアーズを設立し、薬局を経営しながら自動調剤技術の開発に着手。2019年にはベクトン・ディッキンソン社と、計数調剤が可能な日本仕様の自動入庫払出装置の共同開発に成功し、同年、日本初の「ロボット薬局」、梅田薬局を誕生させた。2023年には自動調剤支援ソフトウェア「スマート調剤室」の自社開発に成功し、株式会社メディカルユアーズロボティクスを設立。現在10店舗の薬局を経営しながら、自動調剤技術の研究開発・自動調剤ロボットの普及啓発に取り組む。
東 祥平 取締役 開発本部長
[画像5: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-c20bee3ed451d1b02b46-5.jpg ]
兵庫県神戸市出身。米国カリフォルニア州にてコンピューターサイエンス学部卒業後、シリコンバレーにてITシステム関連業務を経験し、近年はアマゾンウェブサービス(AWS)、シアトル本社でクラウド事業の技術サポート部門を指揮。その他複数のベンチャー企業を経て、現職。ロボットの日本向けカスタマイズ、スマート調剤室の開発、保守部門を統括。代表の渡部とは中学の同級生だった縁で、薬剤師とシリコンバレーのエンジニアという異色の2人がタッグを組むこととなった。
株式会社メディカルユアーズロボティクスについて
【会社概要】
社名:株式会社メディカルユアーズロボティクス
本社所在地:兵庫県神戸市灘区桜口町4-1-1ウェルブ六甲道4番街1番館301
取締役:渡部 正之、東 祥平
事業内容: 自動調剤システムにかかる研究開発、自動入庫払出装置の販売および保守、薬局ロボット化におけるコンサルティング関連業務を提供
設立: 2023年3月1日
HP:https://www.medicalyoursrobotics.com/
問い合わせ先
スマート調剤室、リードル・ファシスなどに関するご相談・ご見学、メディア掲載、取材に関するお問い合わせは、こちらのメールアドレス宛にご連絡ください 。
お問い合わせ先: office@medicalyours.com
日本初のロボット薬局を開発・導入し、日本の自動調剤技術をリードする株式会社メディカルユアーズは、このほど最新式自動入庫払出装置「RIEDL PHASYS(リードル・ファシス)」と自動調剤支援ソフトウェア「スマート調剤室」の販売・保守点検・コンサルティング関連業務を行う新会社、株式会社メディカルユアーズロボティクス(本社:兵庫県神戸市、取締役:渡部 正之、東 祥平)を設立しました。株式会社メディカルユアーズは日本にいち早くロボット薬局を導入することで、薬剤師を調剤という単純業務から解放し、調剤ミスゼロ、待ち時間ゼロを実現してきたロボット薬局のリーディングカンパニーです。新会社が独占販売する自動入庫払出装置「リードル・ファシス」は、薬剤師による現場目線での改良を重ねることで、従来品の2倍のスピードでの医薬品払出しやメンテナンスフリーを実現。「対物業務」から「対人業務」への流れを強力にサポートし、医療の質向上や薬局経営改善に貢献します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-4c02996c591a4ef64e50-0.png ]
薬局を取り巻く現状と新会社設立の背景
オンライン資格確認、また電子処方せんの本格運用がスタートするなど、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)、薬局DXが加速しています。こうした中、薬局では何十年にもわたって、薬剤師は単に棚から薬を取り出して数を揃えて患者に渡す、計数調剤(※)という単純業務にしばられてきました。しかし団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題を目前に控え、薬剤師という高度な知識を持つ専門職を単純業務にしばりつけておくことは国益の大きな損失です。こう考えて私たちは日本で初めてロボット薬局を開発・導入し、薬剤師が服薬後のフォローアップや他職種とのタスクシフト、在宅医療などの高度な対人業務に力を入れるための環境整備を図ってきました。日本初のロボット薬局となった梅田薬局では、ロボットを活用することで「調剤ミスゼロ」「待ち時間ゼロ」を実現しています。
今回新会社が独占販売することになったスマート調剤室および自動入庫払出装置リードル・ファシスは、従来品をさらに改良し、現場の薬剤師目線で圧倒的な使いやすさと低価格を実現しました。日本では馴染みのない自動調剤技術ですが、海外では広く普及しており、すでに薬剤師は単純業務から解放され、ワクチン接種などを含む対人業務へシフトしています。対物業務を自動化し、薬剤師が対人業務にシフトすれば、医療の質が向上することはもちろん、重複投与防止や残薬削減などで医療費の削減効果が期待できます。また医師の働き方改革が2024年に迫る中、タスクシフトによって医療機関のマンパワー不足解消にも貢献できます。
※計数調剤とは、PTPシートなどに入った錠剤やカプセル剤の数を数えて取り揃えることで、ピッキングともいいます。
従来品の2倍のスピードと壊れにくさ、低価格を実現したリードル・ファシス
[画像2: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-32db0205f1aa8b59cdfb-1.jpg ]
従来品の2倍となる、圧倒的なスピードアップ
従来品は医薬品1箱を払い出すのに約10秒かかりましたが、新製品リードル・ファシスはアームを改良して軽量化することで、払い出しに要する時間が約5秒と2倍にスピードアップ。これによって患者様の待ち時間のさらなる短縮と薬局業務の効率化を図ることができます。
高品質で壊れにくさとメンテナンスフリーを実現
従来品では故障が起きた際には、どこに不具合があるのかを調査した上で専門の技術者が修理する必要がありました。しかし新製品は、物をつかむグリッパーと呼ばれる部分に壊れやすいパーツを集約することで、不具合が起きた際にはグリッパーごと交換するだけの構造に改良。特殊な知識・技術がなくても店舗の業務を止めることなく、誰でも簡単に修理できるようになりました。
電源と信号ケーブルをコードレス化、自由な形状で狭い調剤室内にも柔軟に配置
Wi-Fi 技術とワイヤレス電源を導入したことで自由な移動を実現。またさまざまな形にレールを曲げることができるので、調剤室内にスペースが少なくても配置できるようになりました。
ミドルウエアの使いやすさが向上
開発にあたっては実際の薬局店舗に導入し、現場の薬剤師からさまざまなフィードバックを受けて改良を重ねてきました。そのため薬剤師目線で本当に必要な機能を備えたソフトウェアとなっています。
現場を知る薬剤師が導入をサポート
本製品の導入にあたっては、すでに薬局現場で本製品を活用している薬剤師が現場目線で導入をサポートします。導入を検討する薬局に対しては、薬剤師が直接訪問し、現場目線で最も効果的な導入方法をコンサルティングします。これにより「薬剤師の薬剤師による薬剤師のためのロボット薬局づくり」を目指します。
低価格
自社薬局内で開発することにより研究開発コストを圧縮、さらには製造元であるGPI社(本社:イタリア、トレント)と強固なパートナーシップ契約を結ぶことで、低価格での製品提供を可能にしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-00048488e56b6a4bf461-2.png ]
経営体制・プロフィール
渡部 正之 代表取締役社長 薬剤師
[画像4: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-1c9d78f7ade1b79c8604-4.jpg ]
薬学部卒業後、医薬品メーカーにMRとして就職。退職後は薬局薬剤師として勤務しながら医療コンサルティング会社を創業し、医療モールの開発に取り組む。2016年株式会社メディカルユアーズを設立し、薬局を経営しながら自動調剤技術の開発に着手。2019年にはベクトン・ディッキンソン社と、計数調剤が可能な日本仕様の自動入庫払出装置の共同開発に成功し、同年、日本初の「ロボット薬局」、梅田薬局を誕生させた。2023年には自動調剤支援ソフトウェア「スマート調剤室」の自社開発に成功し、株式会社メディカルユアーズロボティクスを設立。現在10店舗の薬局を経営しながら、自動調剤技術の研究開発・自動調剤ロボットの普及啓発に取り組む。
東 祥平 取締役 開発本部長
[画像5: https://prtimes.jp/i/100428/6/resize/d100428-6-c20bee3ed451d1b02b46-5.jpg ]
兵庫県神戸市出身。米国カリフォルニア州にてコンピューターサイエンス学部卒業後、シリコンバレーにてITシステム関連業務を経験し、近年はアマゾンウェブサービス(AWS)、シアトル本社でクラウド事業の技術サポート部門を指揮。その他複数のベンチャー企業を経て、現職。ロボットの日本向けカスタマイズ、スマート調剤室の開発、保守部門を統括。代表の渡部とは中学の同級生だった縁で、薬剤師とシリコンバレーのエンジニアという異色の2人がタッグを組むこととなった。
株式会社メディカルユアーズロボティクスについて
【会社概要】
社名:株式会社メディカルユアーズロボティクス
本社所在地:兵庫県神戸市灘区桜口町4-1-1ウェルブ六甲道4番街1番館301
取締役:渡部 正之、東 祥平
事業内容: 自動調剤システムにかかる研究開発、自動入庫払出装置の販売および保守、薬局ロボット化におけるコンサルティング関連業務を提供
設立: 2023年3月1日
HP:https://www.medicalyoursrobotics.com/
問い合わせ先
スマート調剤室、リードル・ファシスなどに関するご相談・ご見学、メディア掲載、取材に関するお問い合わせは、こちらのメールアドレス宛にご連絡ください 。
お問い合わせ先: office@medicalyours.com