「農業参入セミナー」の開催について
[24/03/27]
提供元:PRTIMES
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ぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役 鏡山 英男、以下「GRASP」)は、群馬県主催「農業参入セミナー」を共催致します。
本セミナーでは、農業における大規模経営のための企業参入・運営・ファイナンスのポイントや、行政によるサポート、企業事例などをご紹介いたします。
GRASPは、今後も地域活性化に資する企画立案・実践を通じて、持続可能な地域の仕組づくりを行ってまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/109412/6/resize/d109412-6-82bf1fd05973c27fd481-0.png ]
【セミナー概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/109412/table/6_1_aeed4a03b2e0dd2e585b59979f78ebe6.jpg ]
▼本セミナー開催の背景と目的
地方における1次産業は、農業経営者が減少する一方で、経営面積や取扱量が大規模な事業者(以下、大規模事業者)が増加し、農業経営者減少を大規模事業者がカバーする構造となっております。一方で、遊休農地や耕作放棄地は依然として増加傾向にあり、現状の大規模事業者や新規就農者増加速度では農地減少を抑制するには不十分な状況です。さらに、現在農業に従事されている方々の高齢化が担い手不足を加速させている状況です。
このような背景を踏まえ、担い手が不足する地域においては、新たな担い手確保策の1つとして企業の農業参入が有望であると考えられます。また、企業の農業参入は、農地の有効活用、雇用の拡大、地域の活性化とともに、参入する企業の既存事業との相乗効果によって、新たな技術の導入、新たな販路の確保等の効果も期待されるところであります。
そのような中、農業参入に関して必要な情報は広く周知されている状況ではなく、農地の利用についても守るべき一定のルールが存在するなど、企業の参入ハードルは高い状況です。
そこで、本セミナーでは、農業へ新たに参入する企業を増やし、地域が抱える課題解決を図ることを目的に、企業が農業参入するにあたっての基本的な知識や、参入にあたって必要となる具体的な手順等を行政、民間企業、金融機関それぞれの立場から解説を行うものです。
担当者からのコメント
▼群馬県農業構造政策課 田中 雄一郎
群馬県では、農業者の減少により、担い手不足や農地の遊休化が懸念されており、新たな担い手確保策の1つとして企業の農業参入が有望と考えています。
そこで、企業の農業参入に関する基本的な知識や具体的な参入事例を知ってもらうため、本セミナーを開催することとしました。ぜひ、多くの方に参加していただければと思います。
▼株式会社日本農業 奥山 晃次
日本農業は群馬県高崎市に約10haのキウイの圃場を開園します。セミナーでは、土地の選定や
集約地の獲得背景、補助金の活用、初期投資、事業計画、資金調達という疑問から、どのように人材を集めるのか、なぜキウイか、販路はどうするのか等、経験を踏まえ農業参入の際の疑問に回答していきます。ぜひ会場にてご参加ください。
▼高崎市農林課
全国的な傾向ではありますが、農業従事者の高齢化、後継者不足などを要因とする農家数の減少、本市では平成27年から令和2年までの5年間で、約27% 965世帯が減少したことは、農業生産の維持を図る上で喫緊の問題となっています。この傾向は今後も続くものと思われますが、6次産業化やブランド商品開発、新規就農者への支援、荒廃農地再生等において本市独自の各種制度も展開し、農業従事者の確保を目指します。しかし、これらの施策を実施したとしても、農業者の減少傾向は避けられない状況であり、新たな農業の担い手として異業種からの農業参入は極めて重要な要素であると考えております。この取り組みを通じ、本市における農業への企業参入を推進し、地域農業の良きパートナーの確保を図ります。
▼ぐんま地域共創パートナーズ 上杉 和己
GRASPは地域活性化と経済合理性を両立させ、持続可能な地域社会の仕組み作りを行っております。本セミナーは1次産業における仕組み作りの一環であり、企業による1次産業参入を促進し、1次産業を収益性の高い「事業」として成り立たせた上で、新たな雇用創出やGDP増加などに寄与し、未来ある地域を地域の人々と共に創っていく事が目的です。今後もGRASPはワクワクを生み出す地域創りのプロデューサーであり続けます。
是非皆様のご参加をお待ちしております。
以上