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地域のコミュニケーションを活性化させるAI車掌キャラクターが自動運転バスに搭載自治体では初導入




株式会社TRIBALCON.(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 生本訓昭、以下トリバルコン)は北海道の上士幌町(かみしほろちょう)の自動運転バスに導入されるAI車掌「萩音士 清平(しゅうおんじ きよひら)」のサービス設計、キャラクター企画開発を行いました。自動運転バスにAI車掌が導入されるのは、全国の自治体で初*となります。
*当社調べ、2024年3月時点「自治体が運行する自動運転バスへのAI車掌の導入」として

[画像1: https://prtimes.jp/i/120563/6/resize/d120563-6-b64b91fe394919c1bd20-0.jpg ]

              AI車掌「萩音士 清平(しゅうおんじ きよひら)」

AI車掌「萩音士 清平」プロジェクト


上士幌町では、自動運転レベル4の実現により将来的に無人走行が可能となった際に、これまで行われてきた車内での会話の機会が減少してしまう課題に対して、地域のコミュニケーションを活性化させる方法を検討しており、株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、以下スパイスボックス)が対話型AIキャラクタープロジェクトの監修を行い、トリバルコンがアプリのサービス設計とキャラクター企画開発を担当、株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、以下アドバンスト・メディア)がAI音声対話アバター「AI Avatar AOI(エーアイ アバター アオイ)」のシステムをベースに開発を進め、AI車掌「萩音士 清平」を公開します。

サービス設計


これまで運用されてきた自動運転バスの情報を参考に、バス停を案内するGPS機能、上士幌町のおすすめ情報をお届けする音声対話機能、誰でも直感的に利用して頂けるように見やすさを重視したUIデザイン、タップするだけでユーモアを交えた自動会話をしてくれるスペシャル機能をアプリに盛り込むサービス設計を行いました。

キャラクター企画開発


「萩音士 清平」の世界観・話し方・ボイス・ビジュアルイメージなどキャラクター設定を行い、キャラクターデザイン・AIキャラクターの元となるボイス収録・Live2D制作などキャラクターに関わる全般を企画開発を行いました。
上士幌町役場で働く職員の皆さまと、バス利用者の情報や上士幌町の特徴についてリサーチとディスカッションを行い、キャラクターの年齢や性格を設計した上でキャラクターデザインを制作し、衣装デザインにも上士幌町ならではのモチーフを施したアクセサリーをオリジナルデザインするなど、「萩音士 清平」の世界観をビジュアル化しています。キャラクターへ命を吹き込むボイスやモーションについても、ボイス収録・Live2D制作などキャラクターに関わる全般を監修し、利用者の皆さまが話しかけやすいオリジナルキャラクターを目指しました。

AI車掌の機能について


1.バス停留所の周辺情報案内
GPS機能と連携し、バス停留所やその周辺情報の自動音声案内を行います。バス停留所の位置情報を設定することで、次に停車するバス停留所の情報や定期おすすめ情報、町のイベント情報、有料広告枠の情報を音声で案内します。音声案内のタイミングはGPSによる位置指定、または時間で設定可能です。

2.AI音声対話
バス停留所の周辺情報案内に加え、AI車掌と自由に会話を楽しむことができます。キャラクターやユーザーに関連する情報をインプットし、不適切な会話を回避するよう設定したキャラクタードキュメントと、制御されたChatGPTのデータベースから、AIが適切な返答を選択することで、より正確性の高い適切な回答を実現します。

3.AIスペシャル機能
バス利用者に親近感を持ってもらうために、AI車掌によるワンフレーズ歌の歌唱や、上士幌町にちなんだ早口言葉、じゃんけんなど、特別なコミュニケーション機能をご用意しています。

自動運転バスについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/120563/6/resize/d120563-6-d565e5f12237496817f3-1.jpg ]

定員  :11名(乗務員除く)
運行速度:最大20km/h未満
運行日 :【道の駅循環線】月曜、木曜、土曜
     【西団地・北団地循環線】月曜、木曜
全ての曜日・運行ルートで、2024年4月1日(月)よりAI車掌を搭載。
少子高齢化によって生じる公共交通機関の課題にICTを活用して対応するための手段として、2017年に北海道初となる自動運転バスの公道走行実証を皮切りに、段階的に実証実験を実施。2022年12月より自動運転レベル2による定期運行を開始し、2024年度中に一部区間での自動運転レベル4の実現を目指しています。
https://www.kamishihoro.jp/sp/self_driving_bus

株式会社TRIBALCON.について


エンターテインメント業界のグラフィックデザインを中心に活動するクリエイティブチームBALCOLONY.のグループ会社として2015年に設立。エンターテインメント事業に関わってきた経験と実績を活かし、作品ファンの方々と良質なコミュニケーションを取るために、クリエイティブ領域で力を発揮します。
https://tribalcon.co.jp

上士幌町について


北海道十勝地方の北部に位置し、人口は約5,000人、面積は東京23区より広い約700平方kmを抱え、その76%を森林が占める緑豊かな町です。また、日本で初めて熱気球の大会が開かれた「熱気球のまち」としても知られています。 近年では全国トップレベルの酪農業を軸に、バイオガス発電とエネルギーの地産地消、自動運転バスやドローン配送の実装などICT技術を活用した持続可能な取組が評価され、第4回SDGsアワードで内閣官房長官賞を受賞しました。「かみしほろシェアOFFICE」「企業滞在型交流施設/にっぽうの家」を起点としたテレワーク・ワーケーションの受入を通じ、関係人口の創出にも取組んでいます。


株式会社スパイスボックスについて


企業やブランドへの好意、共感醸成を支援する、コミュニケーション・カンパニー。2003年、日本初のデジタルエージェンシーとして創業。さまざまな企業のブランディング支援を手掛けています。スマートフォン、ソーシャルメディアが一般化して以降は、“生活者”に共感を呼ぶ「エンゲージメントコミュニケーション」施策の設計、提供を強みとし、様々なクリエイターやアナリストと共に、調査からコンテンツ企画、制作、発信までを一気通貫でサポートいたします。

アドバンスト・メディアについて


1997年に設立。Interactive Systems, Inc.(米国)と日本語音声認識AmiVoiceを共同で開発し事業化。2005年には、音声認識専業の企業として初の東京証券取引所マザーズ市場(現:グロース市場)に上場し、音声認識事業で日本で初めて通年ベースで黒字化を達成しています。
「HCI(Human Communication Integration)の実現」をビジョンに掲げ、人が機械に自然に意思を伝えられる「ソフトコミュニケーションの時代」を拓くべく、音声認識ソフトウェア・クラウドサービス市場シェアNo.1(出典:ecarlate「音声認識市場動向2023」)のAI音声認識AmiVoiceを主軸にした事業を展開。会議、医療、コンタクトセンター、建設・不動産、物流・製造などの領域特化型エンジンとして、幅広いシーンで活用されています。
https://www.advanced-media.co.jp/

AI音声対話アバター「AI Avatar AOI」製品ページ
https://www.advanced-media.co.jp/products/service/ai-avatar-aoi

【本件のお問い合わせ】
株式会社TRIBALCON.
info@tribalcon.co.jp
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