イーセップ、シリーズBラウンドの1stクローズとして三井金属・日東精工・広島VCからの資金調達を実施
[24/06/28]
提供元:PRTIMES
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イーセップ株式会社(本社:京都府相楽郡精華町、代表取締役:澤村健一)は、日東精工株式会社(以下日東精工)・株式会社広島ベンチャーキャピタル(以下広島VC)・Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund(以下三井金属)を引受先とする第三者割当増資(累計総額6億6千万円達成)により、資金調達を実施したことを発表いたします。なお、2024年9月末頃まで2ndクローズを予定しております。
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今後、セラミック分離膜の量産により、カーボン・ニュートラルへの貢献を加速して参ります。
三井金属とは2022年7月に1回目の出資を頂き、e-fuel製造用メンブレンリアクターの開発等を共同で進めてきておりますが、今回2回目の出資も頂き、共同開発を一層進めて参ります。
日東精工とは2023年8月に有機溶剤のリサイクル事業の推進で業務提携を行っていますが、今回の出資により、その一層の連携と、セラミック分離膜の量産化を推進して参ります。
広島VCとは、当社が広島大学発のシーズ技術を中核要素として実用化し、実際に広島大学へ産学連携拠点を設置のうえで共同研究講座を運営するとともに、広島大学大学院卒業生を多く採用している縁で出資に至ったものであり、今後とも同大学との連携を強化して参ります。
【弊社代表のコメント】
■イーセップ株式会社
代表取締役 澤村 健一
イーセップはカーボン・ニュートラルの実現に向けてセラミック分離膜の開発を着実に進めて参りました。この度は、三井金属様・日東精工様・広島VC様に出資頂き、分離膜の量産化を進め、カーボン・ニュートラル社会の実現にまい進して参ります。
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【投資家からのコメント】
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■Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund
三井金属鉱業株式会社 事業創造本部 市場共創推進部長
曽我部 信義 氏
当社はパーパスである「探索精神と多様な技術の融合で、地球を笑顔にする。」を基軸に、持続可能な社会の実現に貢献する事業創出に取り組んでいます。
これまで、イーセップ社への出資を通じて、イーセップの分離膜技術と当社の無機材料技術・触媒技術との融合によりカーボン・ニュートラル社会の実現に貢献する事業機会を追求して参りました。
今回のラウンドでも出資させて頂き、引き続きイーセップ社の成長を応援するとともに、一緒に持続可能な社会の実現を目指していけることを光栄に思います。
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■日東精工株式会社 / 取締役 兼 常務執行役員
研究開発・生産技術本部 本部長 兼 制御システム事業本部 本部長
山添 重博氏
当社は持続可能な社会の実現に向けて地域や地球環境の課題に対して積極的に取り組む姿勢を示しています。イーセップ社の高度な膜分離技術に魅力を感じ、カーボン・ニュートラル社会の実現に向けた取り組みに賛同します。当社が保有する「プラント製作・流体制御・防爆」技術とイーセップ社の技術を融合させることで、カーボン・ニュートラル社会の実現に大きく貢献できると確信しています。
Win-Winの関係性を築き、脱炭素分野で京都府はもとより日本を代表する企業を目指し、互いの事業成長に貢献して参りたいと考えています。
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■株式会社広島ベンチャーキャピタル
シニアマネージャー 大江 拓真氏
世界中のあらゆる工業の中核を担う石油・化学プラントにおいて、長年、過大な環境負荷・コスト負担は人類共通の最重要課題の1つであったといっても過言ではありません。その抜本的解決策として従来より膜分離技術が提唱される中、過去30年以上にもわたって多くの企業や研究者がその実用化と大量生産に挑んできましたが、未だ果たせない中、ようやくイーセップが世界で初めてその高い壁を乗り越えようとしています。その市場インパクトや社会的意義の大きさ、そして当社のポテンシャルの高さは言うに及ばず、その中核技術として広島大学発のシーズ技術をベースにされ、広島に拠点を設け広島大学卒業生を多く採用されている当社へ、広島VCが支援する意義は十分に大きいものと考えます。
今後とも当社へは地域密着型VCとして微力ながらできる限りの支援をしていきたく、一連の取り組みを通じて、世界的なカーボン・ニュートラルの促進はもとより、広島地域の活性化の一助とすべく邁進していく所存です。
長年の世界的課題を初めて解決できるところまであと一歩。実現できればそのインパクトは計り知れない。なにより、そんな企業に広島が密接に貢献していることは、広島人として涙が出るくらい嬉しい!広島の大学生たちに、ぜひ夢と誇り(とワクワクする就職先)を!!
(大江氏コメント)