日本で初めて、新基準に適合した乳児幼児兼用タイプのISOFIXチャイルドシートを発売 〜 「takata04-i fix」(タカタゼロヨン アイフィックス)を7月から全国で市販品として発売開始 〜
[11/07/04]
提供元:PRTIMES
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シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ株式会社(社長:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)は、このたび、日本で初めて新基準(EC基準※2)に適合した乳児幼児兼用タイプのISOFIX(アイソフィックス)※1対応チャイルドシート「takata04-i fix」(タカタゼロヨン アイフィックス)を2011年7月より、市販品として発売致します。
タカタはこれまで、カーメーカーの純正オプション品として、カーディーラーを通じてISOFIXチャイルドシートを販売してきましたが、2012年7月1日より施行される新基準の完全適用に合わせ、これまでのISOFIXチャイルドシート開発と製造で培った技術から、新基準に適合したISOFIXチャイルドシート「takata04-i fix」をベビー用品店や量販店、カー用品店を通じて市販品として発売します。
チャイルドシートの取り付けは、世界的にも「誤った使用」(以下 ミスユース)が多く、2010年度の警察庁とJAFの合同調査でも、使用者の63.5%がミスユース有りと判定されています。
そのミスユースの多くは、シートベルトの締め付け不足によるものです。 こうしたミスユースを防ぐ対策として、従来のシートベルトで取り付ける方法とは異なる、自動車の座席についている金具とチャイルドシートについている金具によってチャイルドシートを直接固定するISOFIXという方式があります。
ISOFIX方式の国際規格化には、タカタも当初から参画しており、1997年からISOFIXチャイルドシートの製品開発を始め、これまでに5万台以上を製造してきました。
タカタでは、ISOFIXチャイルドシートの普及で、国内のチャイルドシートのミスユースを減らすとともに、チャイルドシート使用率の拡大にも寄与したいと考えています。
※1 ISOFIXチャイルドシートとは
取り付けミスの防止、自動車への適合性を向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした ISO(国際標準化機構)規格の固定方式を採用したチャイルドシート。シートベルトで固定をする従来のチャイルドシートと異なり、自動車とチャイルドシートに装備された専用の固定装置を使用して直接固定するため、取り付けによるミスユースを大幅に減らすことができます。
※2 新基準(EC基準)とは
自動車で使用するチャイルドシートは、自動車の安全基準に大きく関係があります。
2006年10月、日本の自動車安全基準が改正され、チャイルドシートの安全基準も改正されています。これは、欧州統一規則ECER44/04(新基準、通称EC基準と呼ばれています。)を適用するというもので、このEC基準を採り入れている国々のチャイルドシートは安全基準がより強化されます。また、従来日本では限定されていた自動車でしか認められていなかったISOFIXチャイルドシートが汎用化されることになりました。
<参考資料 : 商品概要>
・商品名:takata04- i fix (タカタゼロヨンアイフィックス)
・参考対象年齢:新生児〜4歳頃
・適応範囲:体重18kgまで
・サイズ:W425×D623×H655mm (takata04- i fix leather selection / premium)
W425×D620×H655mm (takata04- i fix)
・重量:11.6kg (takata04- i fix leather selection / premium)
11.2kg (takata04- i fix)
・カラー:takata04- i fix leather selection グレー、ブラウン
takata04- i fix premium ブラック、マルーン
takata04- i fix グレー、ベージュ
・標準価格:takata04- i fix leather selection 157,500円(本体価格 150,000円)
takata04- i fix premium 59,800円(本体価格 56,953円)
takata04- i fix 49,800円(本体価格 47,429円)
・販売目標:初年度は、新基準適合車種が多くない(約100車種)こともあり、月販500台、
2年目以降は月販売2,000台
・取り扱い店舗:全国主要ベビー用品店、量販店、カー用品店など
・特長:・日本国内初となる新基準適合(EC基準)の乳児幼児兼用ISOFIX対応チャイルドシート
(新生児〜4歳頃までこれ一台でOK)
・新生児の赤ちゃんをやさしく支える立体構造のニューボーンプロテクション
・軽量なシート本体とISOベースを分離したセパレート構造の採用で、お子様の体格に
応じて乳児・幼児モードが簡単に切り替え可能。また、自動車への取り付け性が大幅
に向上。
・シート側面に衝撃吸収材を採用し、特に死亡重傷率が高い側面衝突にも対応。
・自動車への設置時に調整がしやすく、万一の衝突時にシート本体の前方への沈み込み
を抑えるサポートレッグを装備。
・通気性素材(ブレスエアー※)をシート背面に採用し、お子様の快適性を向上。
※ブレスエアーは東洋紡(株)の登録商標です
・片手で着脱でき、お子様の乗せおろしがスムーズなマグネットタング&自立バックル
を装備。
・普及を考えたベーシック、メタル調ガーニッシュで加飾したプレミアム、高級感の
あるレザーシート仕様の3グレードを用意。
■会社概要
・会社名:タカタ株式会社
・創業:1933年
・本社住所:東京都港区赤坂2-12-31
・代表者:代表取締役社長 高田重久
・資本金:418億6,2百万円(2011年3月時点)
・連結売上高:3,908億76百万円(2011年度)
・従業員:34,650人(2011年3月時点) ※連結ベース
・グローバル生産拠点:日本・アジア・欧州・米州で、17カ国 46工場(2011年3月時点)
・事業内容:シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム、
チャイルドシートなどの製造販売
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