防災への備えは常日頃から!防災意識が高いのは、 仙台・関東と中京地区
[12/08/28]
提供元:PRTIMES
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9月1日は『防災の日』です。 そもそも防災の日は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されました。会社や学校で、毎年この日に防災訓練を行なっているところも多いかと思います。 昨年東日本大震災が発生したことで、会社・学校やご自宅でも、大地震発生に備えた防災グッズを購入したり、防災訓練に参加するなど、より防災意識が高まったのではないでしょうか。 そこで今回はビデオリサーチが全国主要7地区で実施しているACR調査より、東日本大震災後に実施された最新結果を用いて、防災意識の表れとして防災グッズの所有率をまとめました。
防災グッズの所有状況
仙台地区、関東地区に続き、東日本大震災の被災地から比較的遠い中京地区も防災グッズ所有率が高い
●仙台地区は、防災グッズ所有率7地区トップの37%
やはり、東日本大震災の影響は大きいようです。
●関東地区、次点の32%
昨年の震災時に帰宅難民になったり、計画停電に該当するなど、震災の影響を体感した方も多いと思われます。
●中京地区は28%で関東地区に続く高さ
30年以上前から想定されている「東海地震」に備えた、日頃からの防災意識の高さがうかがえる結果と
いえるのではないでしょうか。
●札幌・関西・広島・福岡地区は、11〜16%と2割以下
昨年の東日本大震災から比較的遠かったこともあるせいか、所有率は低めでした。
関西は、1995年に阪神・淡路大震災に遭遇しているものの、16年以上が経過して経験が風化したり、
震災後新たに転入してきた方が増えているのかもしれません。
今後の地震予測では、東海地震以外にも、南海地震、東南海地震をはじめ、
日本のあらゆる地域で地震が起こり得ることが示唆されています。
防災の日、あらためて、防災への備えなど防災意識を高める機会にしたいものです。
※ACRとは?
ACR調査は、ひとりの生活者に対して媒体接触状況と、消費・購買状況を同時に調査することにより、消費者の動向の把握、ターゲットのプロフィールの把握、媒体計画の立案など、マーケティング・プランニングの際の基礎データとして各方面でご活用いただいております。
・調査エリア(目標有効標本数):関東(東京30KM圏:2600s)/関西(1700s)/中京(1700s)/福岡・札幌・仙台・広島(850s)
・調査対象:男女12〜69才
参考) 防災グッズとして、非常用持ち出し袋に最低限入れておいたほうがよいもの
印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水 (総務省消防庁HPより引用)