小説『僕らのネクロマンシー』をデジタル化したNFTコレクション「A Wizard of Tono」発売
[22/06/14]
提供元:PRTIMES
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〜NFTで「貸し借り」と「所有感」を実現する独自の仕組みも構築〜
株式会社Next Commons(本社:岩手県遠野市)は、小説『僕らのネクロマンシー』(著:佐々木大輔, 出版:NUMABOOKS)のNFT版「A Wizard of Tono」を、「遠野物語の日」である6月14日に発売します。売り出し価格は0.1ETH(6月14日午前0時時点で約1.6万円)、販売数は限定119個で、使用するブロックチェーンはイーサリアムです。なお、電子書籍版もKindleストアを通じて同時に発売され、こちらは1,485円(税込)です。
僕らのネクロマンシー公式サイト / NUMABOOKS
http://numabooks.com/awizardoftono.html
『僕らのネクロマンシー』は、インターネットから生まれたさまざまな技術が、高度に発展しながらも自然環境のなかに埋め込まれた未来を描いたSF小説です。執筆中の2017年当時にポピュラーとなりつつあったブロックチェーンやスマートコントラクトのアイディアを取り入れた本書は、2022年の現在におけるNFTの爆発的な普及を奇しくも言及した予言的私小説でもあります。
本書は「コンテンツとメディアを分離させない」というコンセプトから、アクリル加工した特殊な装丁のプリント版のみを2018年に発売し、デジタル版での販売を行っていませんでしたが、本書のモチーフでもあるNFTの普及が進む現状と、NFTの活用によってデジタル版においても「コンテンツとメディアを分離させない」新たな試みに可能性を感じ、NFT版として再び制作・販売することを決定しました。
NFT版は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」を通じて販売します。NFTを購入したユーザーは、トークンゲーティングという仕組みにより、電子書籍をダウンロードできるサイトにアクセスできる権利付与され、EPUB、mobi、PDFのいずれの形式でも本書を読むことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-8e3efd3ca7ce8ac222ff-3.png ]
A Wizard of Tono / Open Sea
https://opensea.io/collection/a-wizard-of-tono
また「Borrowable NFT」と名付けた独自のコントラクトにより、NFTを通じた電子書籍の貸し借りも実現しました。NFTコレクション「A Wizard of Tono」を購入していない第三者であっても、イーサリアムを利用したエクスプローラー「Etherscan」で借りる手続きを行うことで、電子書籍のダウンロードサイトにアクセスできるようになります。
購入者のウォレットには、本が借りられている間も「A Wizard of Tono」が画像とともに表示され、本の所有者であることが明示されます。一方、借り手のウォレットには本NFTは表示されず、ダウンロードサイトにアクセスできるというユーティリティのみを使える状態になります。
なお、ユーティリティは24時間後に自動で返却され、以降は電子書籍のダウンロードにはアクセスできません。これは、本の所有者を変えないまま自由に貸し貸し借りができるという、フィジカルな本が持つ自由な流通の特徴をデジタル上で表現したものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-2270ca73fef9083e819e-1.png ]
Borrowable NFTによる本の借り方は下記のURLをご覧ください。
A Wizard of Tono NFT(Book NFT)を借りる方法 — kokiii.eth
https://mirror.xyz/kokiii.eth/Hm-sTb5QOQyU0JxHAOBiW5DXlQ_BBK9vG2Pwy-FVA0M
本NFTの所有者に対する特典も用意。NFT購入者は、Next Commonsが運営する岩手県遠野市の宿泊施設「Uレジデンス」の宿泊料金が30〜40%割引になる権利が得られます。遠野を舞台とした書籍の特典として宿泊割引を付与することで、本書を読んだ人へ旅を促し、実際に遠野に訪れることでより深い読書体験が得られる機会を創出します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-b81f98a73541026214cf-2.jpg ]
小上がりと裏庭と道具 U(ゆう)
https://www.u-tono.com/
また、「著者が主催するコミュニティでのイベントやコンテンツ、サービスの参加券となるユーティリティトークンを提供する企画を不定期で計画しています。
今回の試みは、少部数出版を成立させるビジネスモデルの構築もねらいのひとつです。所有感の強い高額なNFTと、無料で誰とも貸し借りできるユーティリティを用意することで、制作に関わったチームの報酬も確保しながら、コンテンツを多くの人に安価で届けたいというバランスの目的を両立するという、報酬と頒布のバランス維持を目指します。
Borrowable NFTを含む一連のソースコードはGitHubでオープンソースとして公開します。また、著者・版元・制作会社へのサポートも行っていくことで、NFTを利用した魅力的なコンテンツ創出の一助となるよう尽力して参ります。
akasata/lending-nft: LendingNFT is a smart contract that realizes lending and borrowing of NFT.
https://github.com/akasata/lending-nft#borrowablenft
同時に発売するKindle版は、Kindleのみで読める電子書籍版となり、1,485円(税込)で販売します。NFT版と異なり独自のユーティリティは付属しないため、PDFなど他のフォーマットでのダウンロードや、貸し借り機能、コミュニティ参加特典などは対象外となります。
小説『僕らのネクロマンシー』について
岩手県遠野市を舞台にしたSF小説。AIやIoTといったWeb3.0の世界、ブロックチェーンやNFTといったWeb3の世界が混在する「カームネット」におけるコンテンツとメディアの葛藤を描く。第53回造本装幀コンクールにて文部科学大臣賞、世界で最も美しい本コンクール2020(Best Book Design from all over the World 2020Iにて銅賞を受賞。
[画像4: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-896a08f7f4752ceb47f3-0.jpg ]
お問い合わせ先
株式会社Next Commons
Webサイト https://nextcommons.co.jp
メールアドレス info@nextcommons.co.jp
株式会社Next Commons(本社:岩手県遠野市)は、小説『僕らのネクロマンシー』(著:佐々木大輔, 出版:NUMABOOKS)のNFT版「A Wizard of Tono」を、「遠野物語の日」である6月14日に発売します。売り出し価格は0.1ETH(6月14日午前0時時点で約1.6万円)、販売数は限定119個で、使用するブロックチェーンはイーサリアムです。なお、電子書籍版もKindleストアを通じて同時に発売され、こちらは1,485円(税込)です。
僕らのネクロマンシー公式サイト / NUMABOOKS
http://numabooks.com/awizardoftono.html
『僕らのネクロマンシー』は、インターネットから生まれたさまざまな技術が、高度に発展しながらも自然環境のなかに埋め込まれた未来を描いたSF小説です。執筆中の2017年当時にポピュラーとなりつつあったブロックチェーンやスマートコントラクトのアイディアを取り入れた本書は、2022年の現在におけるNFTの爆発的な普及を奇しくも言及した予言的私小説でもあります。
本書は「コンテンツとメディアを分離させない」というコンセプトから、アクリル加工した特殊な装丁のプリント版のみを2018年に発売し、デジタル版での販売を行っていませんでしたが、本書のモチーフでもあるNFTの普及が進む現状と、NFTの活用によってデジタル版においても「コンテンツとメディアを分離させない」新たな試みに可能性を感じ、NFT版として再び制作・販売することを決定しました。
NFT版は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」を通じて販売します。NFTを購入したユーザーは、トークンゲーティングという仕組みにより、電子書籍をダウンロードできるサイトにアクセスできる権利付与され、EPUB、mobi、PDFのいずれの形式でも本書を読むことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-8e3efd3ca7ce8ac222ff-3.png ]
A Wizard of Tono / Open Sea
https://opensea.io/collection/a-wizard-of-tono
また「Borrowable NFT」と名付けた独自のコントラクトにより、NFTを通じた電子書籍の貸し借りも実現しました。NFTコレクション「A Wizard of Tono」を購入していない第三者であっても、イーサリアムを利用したエクスプローラー「Etherscan」で借りる手続きを行うことで、電子書籍のダウンロードサイトにアクセスできるようになります。
購入者のウォレットには、本が借りられている間も「A Wizard of Tono」が画像とともに表示され、本の所有者であることが明示されます。一方、借り手のウォレットには本NFTは表示されず、ダウンロードサイトにアクセスできるというユーティリティのみを使える状態になります。
なお、ユーティリティは24時間後に自動で返却され、以降は電子書籍のダウンロードにはアクセスできません。これは、本の所有者を変えないまま自由に貸し貸し借りができるという、フィジカルな本が持つ自由な流通の特徴をデジタル上で表現したものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-2270ca73fef9083e819e-1.png ]
Borrowable NFTによる本の借り方は下記のURLをご覧ください。
A Wizard of Tono NFT(Book NFT)を借りる方法 — kokiii.eth
https://mirror.xyz/kokiii.eth/Hm-sTb5QOQyU0JxHAOBiW5DXlQ_BBK9vG2Pwy-FVA0M
本NFTの所有者に対する特典も用意。NFT購入者は、Next Commonsが運営する岩手県遠野市の宿泊施設「Uレジデンス」の宿泊料金が30〜40%割引になる権利が得られます。遠野を舞台とした書籍の特典として宿泊割引を付与することで、本書を読んだ人へ旅を促し、実際に遠野に訪れることでより深い読書体験が得られる機会を創出します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-b81f98a73541026214cf-2.jpg ]
小上がりと裏庭と道具 U(ゆう)
https://www.u-tono.com/
また、「著者が主催するコミュニティでのイベントやコンテンツ、サービスの参加券となるユーティリティトークンを提供する企画を不定期で計画しています。
今回の試みは、少部数出版を成立させるビジネスモデルの構築もねらいのひとつです。所有感の強い高額なNFTと、無料で誰とも貸し借りできるユーティリティを用意することで、制作に関わったチームの報酬も確保しながら、コンテンツを多くの人に安価で届けたいというバランスの目的を両立するという、報酬と頒布のバランス維持を目指します。
Borrowable NFTを含む一連のソースコードはGitHubでオープンソースとして公開します。また、著者・版元・制作会社へのサポートも行っていくことで、NFTを利用した魅力的なコンテンツ創出の一助となるよう尽力して参ります。
akasata/lending-nft: LendingNFT is a smart contract that realizes lending and borrowing of NFT.
https://github.com/akasata/lending-nft#borrowablenft
同時に発売するKindle版は、Kindleのみで読める電子書籍版となり、1,485円(税込)で販売します。NFT版と異なり独自のユーティリティは付属しないため、PDFなど他のフォーマットでのダウンロードや、貸し借り機能、コミュニティ参加特典などは対象外となります。
小説『僕らのネクロマンシー』について
岩手県遠野市を舞台にしたSF小説。AIやIoTといったWeb3.0の世界、ブロックチェーンやNFTといったWeb3の世界が混在する「カームネット」におけるコンテンツとメディアの葛藤を描く。第53回造本装幀コンクールにて文部科学大臣賞、世界で最も美しい本コンクール2020(Best Book Design from all over the World 2020Iにて銅賞を受賞。
[画像4: https://prtimes.jp/i/19525/7/resize/d19525-7-896a08f7f4752ceb47f3-0.jpg ]
お問い合わせ先
株式会社Next Commons
Webサイト https://nextcommons.co.jp
メールアドレス info@nextcommons.co.jp