AGL、GENIVIメンバー向けにQtオープンソースライセンスから Qt商用ライセンスの移行をサポートする「マイグレーションプラン」を実施
[17/06/13]
提供元:PRTIMES
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クロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワークQtを開発するThe Qt Company
クロスプラットフォームのUI開発フレームワークQtの開発元であるThe Qt Company oy(本社:フィンランド、日本オフィス:東京都中央区、日本オフィス代表:Dan Koo)は、2017年6月から、AGL、GENIVIプロジェクトメンバー向けにQtオープンソースライセンスからQt商用ライセンスへスムーズな移行をサポートする「マイグレーションプラン」を開始します。これにより、AGL及びGENIVIのさらなる普及を目指し、自動車産業の技術発展に寄与していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23362/7/resize/d23362-7-857642-0.jpg ]
AGLは、「自動車業界に幅広い協力体制を作り上げ、車載端末の共同開発を進めることで、各社が製品開発に利用できる標準仕様を作る」ことを目標に、現在の家庭やオフィスと同水準の接続環境を自動車内に求める消費者の期待に応え、より柔軟で応用範囲の広いシステムを作ることを目的としたワーキンググループです。また、オープンソースなどを用いて、コードなどコモディティ化できる部分を拡大することで、自動車の製造期間の短縮と、コスト削減を図ることも目指しています。
またGENIVIは、オープンソースの車載用インフォテインメントのリファレンス・プラットフォームの開発および導入を推進するグループであり、製品の市場投入までの時間短縮や開発コスト削減などを目指している団体です。
Qtはクロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワークのオープンソースとして、AGL及び、同様の取り組みを行っているGENIVIに参画しています。
Qtはこれまでオープンソースライセンスと商用ライセンスというデュアルライセンス方式を採用してきました。これによりオープンソースでQtを自由に利用できると同時に最先端で高品質な技術及びドキュメンテーションを維持しています。
商用ライセンス版のQtのメリットとして、エンドユーザーに車載のヘッドユニット内にあるQtライブラリの更新の必要性が排除され、Qtで開発された製品のQtソースコードの公開が不要になります。
※オープンソースライセンスのQtを利用して製品を開発し、製品出荷前に商用ライセンスに切り替えることはライセンス条件の基、禁じられています。
AGLおよび同様の取り組みをしているGENIVI はいずれもオープンソースプロジェクトとなることから、これらのプロジェクトにはオープンソースQtの利用を強く推奨しています。しかし自動車関連メーカーがQtベースのコードでAGLおよびGENIVIに参加および貢献している一方で、オープンソースコードを公開しないPoC (概念実証)開発の必要性もQtは感じてきました。
このような背景からThe Qt CompanyはAGL、GENIVI に対して特別にQtの商用ライセンスプログラムの取り扱いに関する新たな取り組みとして、オープンソースライセンスから商用ライセンスへのスムーズな移行をサポートします。AGL およびGENIVIメンバーは商用ライセンスを購入することにより、オープンソースライセンスのQtを利用してAGL、GENIVIプロジェクトで作成したPoCをプロダクションプログラムへ移行することができます。
※AGLまたはGENIVIのプロジェクトとPoC開発の為のみに対応できるものです。それ以外の通常のコード開発には適用されません。
【The Qt Company概要紹介】
■会社概要
会社名:The Qt Company oy
日本支社:東京都中央区京橋2−12−9京橋55−1
設立:平成28年7月(日本オフィス設立)
事業内容:クロスプラットフォームアプリケーション・UIフレームワーク「Qt」の開発・ライセンス提供
URL:https://www.qt.io/jp
■The Qt Companyについて
The Qt Companyは、フィンランドに本社を置き、クロスプラットフォームのアプリケーションフレームワーク「Qt」を開発、製品化及び商用とオープンソースライセンスの提供を行っています。
1990年代初期にノルウェーで誕生し、Qtを約20年間に渡り開発しています。現在は、中国、フィンランド、ドイツ、日本、韓国、ノルウェー、ロシア、米国で事業が展開されています。
2016年7月、日本国内におけるセールス&マーケティング及びテクニカルサポートを提供する日本支社を設立しました。日本市場は近年、自動車、家電、ロボット、オートメーションの有力企業がQtを標準化し発展を遂げており、今後、日本市場における事業展開に注力していきます。
■Qtについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/23362/7/resize/d23362-7-857642-0.jpg ]
Qtはマルチデスクトップ、組み込み型、モバイルのオペレーティングシステムに対するサポートを行い、開発者はアプリケーションやデバイス開発において、1つのフレームワークで複数のプラットフォームをターゲットにすることができます。
世界中で約100万人の開発者がQtを利用しており、車載システム、産業オートメーションデバイスおよび、その他主要なビジネスアプリケーションメーカー等、グローバルに展開する70以上の業界で利用されています。
クロスプラットフォームのUI開発フレームワークQtの開発元であるThe Qt Company oy(本社:フィンランド、日本オフィス:東京都中央区、日本オフィス代表:Dan Koo)は、2017年6月から、AGL、GENIVIプロジェクトメンバー向けにQtオープンソースライセンスからQt商用ライセンスへスムーズな移行をサポートする「マイグレーションプラン」を開始します。これにより、AGL及びGENIVIのさらなる普及を目指し、自動車産業の技術発展に寄与していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23362/7/resize/d23362-7-857642-0.jpg ]
AGLは、「自動車業界に幅広い協力体制を作り上げ、車載端末の共同開発を進めることで、各社が製品開発に利用できる標準仕様を作る」ことを目標に、現在の家庭やオフィスと同水準の接続環境を自動車内に求める消費者の期待に応え、より柔軟で応用範囲の広いシステムを作ることを目的としたワーキンググループです。また、オープンソースなどを用いて、コードなどコモディティ化できる部分を拡大することで、自動車の製造期間の短縮と、コスト削減を図ることも目指しています。
またGENIVIは、オープンソースの車載用インフォテインメントのリファレンス・プラットフォームの開発および導入を推進するグループであり、製品の市場投入までの時間短縮や開発コスト削減などを目指している団体です。
Qtはクロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワークのオープンソースとして、AGL及び、同様の取り組みを行っているGENIVIに参画しています。
Qtはこれまでオープンソースライセンスと商用ライセンスというデュアルライセンス方式を採用してきました。これによりオープンソースでQtを自由に利用できると同時に最先端で高品質な技術及びドキュメンテーションを維持しています。
商用ライセンス版のQtのメリットとして、エンドユーザーに車載のヘッドユニット内にあるQtライブラリの更新の必要性が排除され、Qtで開発された製品のQtソースコードの公開が不要になります。
※オープンソースライセンスのQtを利用して製品を開発し、製品出荷前に商用ライセンスに切り替えることはライセンス条件の基、禁じられています。
AGLおよび同様の取り組みをしているGENIVI はいずれもオープンソースプロジェクトとなることから、これらのプロジェクトにはオープンソースQtの利用を強く推奨しています。しかし自動車関連メーカーがQtベースのコードでAGLおよびGENIVIに参加および貢献している一方で、オープンソースコードを公開しないPoC (概念実証)開発の必要性もQtは感じてきました。
このような背景からThe Qt CompanyはAGL、GENIVI に対して特別にQtの商用ライセンスプログラムの取り扱いに関する新たな取り組みとして、オープンソースライセンスから商用ライセンスへのスムーズな移行をサポートします。AGL およびGENIVIメンバーは商用ライセンスを購入することにより、オープンソースライセンスのQtを利用してAGL、GENIVIプロジェクトで作成したPoCをプロダクションプログラムへ移行することができます。
※AGLまたはGENIVIのプロジェクトとPoC開発の為のみに対応できるものです。それ以外の通常のコード開発には適用されません。
【The Qt Company概要紹介】
■会社概要
会社名:The Qt Company oy
日本支社:東京都中央区京橋2−12−9京橋55−1
設立:平成28年7月(日本オフィス設立)
事業内容:クロスプラットフォームアプリケーション・UIフレームワーク「Qt」の開発・ライセンス提供
URL:https://www.qt.io/jp
■The Qt Companyについて
The Qt Companyは、フィンランドに本社を置き、クロスプラットフォームのアプリケーションフレームワーク「Qt」を開発、製品化及び商用とオープンソースライセンスの提供を行っています。
1990年代初期にノルウェーで誕生し、Qtを約20年間に渡り開発しています。現在は、中国、フィンランド、ドイツ、日本、韓国、ノルウェー、ロシア、米国で事業が展開されています。
2016年7月、日本国内におけるセールス&マーケティング及びテクニカルサポートを提供する日本支社を設立しました。日本市場は近年、自動車、家電、ロボット、オートメーションの有力企業がQtを標準化し発展を遂げており、今後、日本市場における事業展開に注力していきます。
■Qtについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/23362/7/resize/d23362-7-857642-0.jpg ]
Qtはマルチデスクトップ、組み込み型、モバイルのオペレーティングシステムに対するサポートを行い、開発者はアプリケーションやデバイス開発において、1つのフレームワークで複数のプラットフォームをターゲットにすることができます。
世界中で約100万人の開発者がQtを利用しており、車載システム、産業オートメーションデバイスおよび、その他主要なビジネスアプリケーションメーカー等、グローバルに展開する70以上の業界で利用されています。