アクル、クレジットカード不正対策ソリューションASUKAのリスクベース認証機能の提供を開始
[19/10/23]
提供元:PRTIMES
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クレジットカード不正利用対策ソリューションを提供する株式会社アクル(東京都港区、代表取締役社長:近藤 修 以下、当社)は、当社のクレジットカード不正利用を防止する不正検知・認証システム「ASUKA」を利用するクレジットカード加盟店に対し、本サービスを通じて判定されたリスクに応じ「3-D Secure本人認証サービス」と連携する「リスクベース認証機能」の提供を開始しました。
本機能を利用することで、カード不正利用リスクのある取引にのみ「3-D Secure本人認証サービス」を適用することができます。リスクを有する取引にのみ本人認証を実施することより、カード決済利用者の利便性への影響を最低限に抑えながら、セキュリティレベルを向上させることが可能になります。
本サービスおよび本機能は、国内大手OTA*事業者に採用され、すでに利用を開始しています。
* OTA:Online Travel Agent オンラインのみにより取引が完結する旅行会社。
■背景
日本クレジット協会の発表によると、主にオンライン取引における不正利用の被害を示す「番号盗用」による被害金額は、2019年の第2四半期において55.6億円に上ります。
2017年頃から番号盗用による被害金額は大幅に増加し、2018年から2019年にかけても、引き続き高い水準で被害金額が推移しており、キャッシュレス決済の普及・拡大の中、セキュリティレベルの向上や不正利用対策が求められています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-691911-0.png ]
◆不正対策における課題:「3-D Secure本人認証サービス」
前述のオンライン上でのクレジットカードの不正利用を防止するための対策の一つに、「3-D Secure本人認証サービス」が挙げられます。
ECサイトなど、オンライン上でのクレジットカード決済の際に、カード決済利用者本人にしかわからないID・パスワードの入力を求めることで、第三者のなりすましによる不正利用を防ぐものであり、不正対策として一定の効果があります。
しかし、EMVCo * によると、現在の3-D Secure本人認証サービスには以下のような課題があると指摘しています。
使いにくさ、ユーザー体験の悪さ(Bad User Experience)
パスワード入力画面が増え、決済完了までのプロセスが長くなること
煩わしい認証フロー、コンバージョン低下
◆クレジットカード加盟店による評価
クレジットカード加盟店では、真正なカード決済利用者のコンバージョンへの影響をはじめとする利便性の低下を懸念し、3-D Secure本人認証サービスの導入を見送るられることが多いという実態があります。
すでに3-D Secure本人認証サービスを導入しているクレジットカード加盟店でも、以下の点が課題視されていることがあります。
真正なカード決済利用者が本人認証におけるパスワード画面で離脱している
特定の状況においてパスワード入力画面がスキップされるため、抑止範囲が限定的である
このように、3-D Secure本人認証サービスは、クレジットカード加盟店のセキュリティレベルを向上させるための効果的な手段の一つである一方で、クレジットカード加盟店では有効な不正対策を講じることが難しいという課題があります。
*EMVCo:安全な決済取引の世界的な相互運用・受け入れを促進する団体。クレジットカード取引のセキュリティ仕様の検討や定義を行う。
■ASUKAリスクベース認証機能について
当社では、クレジットカード不正利用を防止する不正検知・認証システム「ASUKA」の提供を2018年12月に開始しており、国内大手OTA事業者やCtoCプラットフォーム運営事業者など複数のクレジットカード加盟店にご利用頂いています。
今回、本サービスの新たな機能として提供を開始したリスクベース認証機能の利用により、不正利用のリスクを有する取引にのみ3-D Secure本人認証サービスを適用することができるようになります。
取引リスクが低いと判定された真正なカード決済利用者は、パスワード画面への遷移、本人認証パスワードの登録をすることなくカード決済を完了できるようになります。この真正なカード決済利用者と判断される取引は、クレジットカード加盟店の全体の取引のうち95%以上*と想定されます。
また、パスワード入力画面がスキップされる取引に対しても不正利用のリスクを判定するため、実質的なセキュリティレベルも向上されます。
本機能を利用するクレジットカード加盟店は、取引のうち多くを占める真正な取引における本人認証の煩わしさを回避し、カード不正利用リスク対策を効果的に講じることができます。
■リスクベース認証による決済フロー
[画像2: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-230266-1.png ]
▼本機能は以下の様なクレジットカード加盟店において有効です。
すでに3-D Secure本人認証サービスを導入しているものの、真正なカード決済利用者に対するコンバージョンへの影響が気になっているクレジットカード加盟店
総合的な不正利用対策に課題を抱えるクレジットカード加盟店
カード会社・決済代行会社から不正対策の実施を求められているクレジットカード加盟店
なお、本サービスを導入しているクレジットカード加盟店は、追加料金なく新たに提供を開始したリスクベース認証機能をご利用頂くことが可能です。
*文中および決済フローイメージ内の比率は、本機能を利用するクレジットカード加盟店における実績数値によるもの
■今後について
今後も当社ではクレジットカード業界からの不正利用の排除を目指し、不正利用やチャージバックに課題を抱えるクレジットカード加盟店を支援してゆきます。
独自の調査やカード会社・決済代行会社とのパートナーシップにより蓄積された不正利用に関する最新の傾向の情報配信、啓蒙活動などを通じて、クレジットカード加盟店が安心してビジネスを展開できる環境構築を目指します。
■ASUKA(アスカ)とは
[画像3: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-429795-2.png ]
ASUKAは、ソーシャルなネットワークの中で、様々なデータを蓄積し評価していく、次世代のプラットフォームになります。クレジットカード不正利用(チャージバック)対策の革新的なツールであり、アクル独自のアルゴリズムと機会学習をベースに、全く新しいアウトプットを実現していきます。
■株式会社アクル 会社概要
会社名 :株式会社アクル
代表取締役社長:近藤 修
本社所在地:東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル14階
設立 :2016年7月1日
事業内容 :クレジットカード不正対策ソリューション、チャージバック保証サービス、集客支援サービス、など
URL :https://akuru-inc.com/
本機能を利用することで、カード不正利用リスクのある取引にのみ「3-D Secure本人認証サービス」を適用することができます。リスクを有する取引にのみ本人認証を実施することより、カード決済利用者の利便性への影響を最低限に抑えながら、セキュリティレベルを向上させることが可能になります。
本サービスおよび本機能は、国内大手OTA*事業者に採用され、すでに利用を開始しています。
* OTA:Online Travel Agent オンラインのみにより取引が完結する旅行会社。
■背景
日本クレジット協会の発表によると、主にオンライン取引における不正利用の被害を示す「番号盗用」による被害金額は、2019年の第2四半期において55.6億円に上ります。
2017年頃から番号盗用による被害金額は大幅に増加し、2018年から2019年にかけても、引き続き高い水準で被害金額が推移しており、キャッシュレス決済の普及・拡大の中、セキュリティレベルの向上や不正利用対策が求められています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-691911-0.png ]
◆不正対策における課題:「3-D Secure本人認証サービス」
前述のオンライン上でのクレジットカードの不正利用を防止するための対策の一つに、「3-D Secure本人認証サービス」が挙げられます。
ECサイトなど、オンライン上でのクレジットカード決済の際に、カード決済利用者本人にしかわからないID・パスワードの入力を求めることで、第三者のなりすましによる不正利用を防ぐものであり、不正対策として一定の効果があります。
しかし、EMVCo * によると、現在の3-D Secure本人認証サービスには以下のような課題があると指摘しています。
使いにくさ、ユーザー体験の悪さ(Bad User Experience)
パスワード入力画面が増え、決済完了までのプロセスが長くなること
煩わしい認証フロー、コンバージョン低下
◆クレジットカード加盟店による評価
クレジットカード加盟店では、真正なカード決済利用者のコンバージョンへの影響をはじめとする利便性の低下を懸念し、3-D Secure本人認証サービスの導入を見送るられることが多いという実態があります。
すでに3-D Secure本人認証サービスを導入しているクレジットカード加盟店でも、以下の点が課題視されていることがあります。
真正なカード決済利用者が本人認証におけるパスワード画面で離脱している
特定の状況においてパスワード入力画面がスキップされるため、抑止範囲が限定的である
このように、3-D Secure本人認証サービスは、クレジットカード加盟店のセキュリティレベルを向上させるための効果的な手段の一つである一方で、クレジットカード加盟店では有効な不正対策を講じることが難しいという課題があります。
*EMVCo:安全な決済取引の世界的な相互運用・受け入れを促進する団体。クレジットカード取引のセキュリティ仕様の検討や定義を行う。
■ASUKAリスクベース認証機能について
当社では、クレジットカード不正利用を防止する不正検知・認証システム「ASUKA」の提供を2018年12月に開始しており、国内大手OTA事業者やCtoCプラットフォーム運営事業者など複数のクレジットカード加盟店にご利用頂いています。
今回、本サービスの新たな機能として提供を開始したリスクベース認証機能の利用により、不正利用のリスクを有する取引にのみ3-D Secure本人認証サービスを適用することができるようになります。
取引リスクが低いと判定された真正なカード決済利用者は、パスワード画面への遷移、本人認証パスワードの登録をすることなくカード決済を完了できるようになります。この真正なカード決済利用者と判断される取引は、クレジットカード加盟店の全体の取引のうち95%以上*と想定されます。
また、パスワード入力画面がスキップされる取引に対しても不正利用のリスクを判定するため、実質的なセキュリティレベルも向上されます。
本機能を利用するクレジットカード加盟店は、取引のうち多くを占める真正な取引における本人認証の煩わしさを回避し、カード不正利用リスク対策を効果的に講じることができます。
■リスクベース認証による決済フロー
[画像2: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-230266-1.png ]
▼本機能は以下の様なクレジットカード加盟店において有効です。
すでに3-D Secure本人認証サービスを導入しているものの、真正なカード決済利用者に対するコンバージョンへの影響が気になっているクレジットカード加盟店
総合的な不正利用対策に課題を抱えるクレジットカード加盟店
カード会社・決済代行会社から不正対策の実施を求められているクレジットカード加盟店
なお、本サービスを導入しているクレジットカード加盟店は、追加料金なく新たに提供を開始したリスクベース認証機能をご利用頂くことが可能です。
*文中および決済フローイメージ内の比率は、本機能を利用するクレジットカード加盟店における実績数値によるもの
■今後について
今後も当社ではクレジットカード業界からの不正利用の排除を目指し、不正利用やチャージバックに課題を抱えるクレジットカード加盟店を支援してゆきます。
独自の調査やカード会社・決済代行会社とのパートナーシップにより蓄積された不正利用に関する最新の傾向の情報配信、啓蒙活動などを通じて、クレジットカード加盟店が安心してビジネスを展開できる環境構築を目指します。
■ASUKA(アスカ)とは
[画像3: https://prtimes.jp/i/35938/7/resize/d35938-7-429795-2.png ]
ASUKAは、ソーシャルなネットワークの中で、様々なデータを蓄積し評価していく、次世代のプラットフォームになります。クレジットカード不正利用(チャージバック)対策の革新的なツールであり、アクル独自のアルゴリズムと機会学習をベースに、全く新しいアウトプットを実現していきます。
■株式会社アクル 会社概要
会社名 :株式会社アクル
代表取締役社長:近藤 修
本社所在地:東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル14階
設立 :2016年7月1日
事業内容 :クレジットカード不正対策ソリューション、チャージバック保証サービス、集客支援サービス、など
URL :https://akuru-inc.com/