Standard Cognition、3Dマッピング技術開発ベンチャーを買収
[19/01/09]
提供元:PRTIMES
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大規模店舗への導入が容易に、より迅速な事業拡大を見込む
AI(人工知能)を基盤とした小売店舗向けレジ無しチェックアウトシステムの開発を手掛けるStandard Cognition(スタンダード・コグニション、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジョーダン・フィッシャー、https://www.standard.ai/、以下スタンダード)は、現地時間1月7日、コンピューターによる画像認識を活用し高精度な3Dマッピング技術を開発している米ベンチャー企業Explorer.ai(エクスプローラー・ドット・エーアイ、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:アクシャイ・ゴエル、https://explorer.ai/、以下エクスプローラー)を買収したことを発表しました。
また、今回の買収に伴い、スタンダードは、エクスプローラーに所属するAIとマッピング技術に長けた技術者など7人を迎え入れ、AIチェックアウトシステムのソリューション展開を加速させる方針です。
スタンダードのAIチェックアウトシステムでは、どんな商品が店舗のどこにあり、顧客がどこにいて、どんな商品を手にしているのかを、店舗の天井に取り付けたカメラで認識します。こうしたことから、屋内マッピングは、当社チェックアウトシステムにおいて不可欠な技術です。
今回買収したエクスプローラーの3Dマッピング技術は、元々は、カーネギーメロン大学発のベンチャー企業による自動運転用に開発されたものです。この技術を店舗内における屋内マッピングに活用したところ、これまで数時間かかっていた一連のプロセスが、わずか数分で完了するまで大幅に時間短縮が実現しました。この新技術により、スタンダードは、より大規模な店舗への導入に役立ち、小売業界におけるより迅速な事業拡大につながると見込んでいます。
スタンダードの共同創業者でCEOであるジョーダン・フィッシャー(Jordan Fisher)は、「エクスプローラーのメンバーと今後協力していくことを楽しみにしています。彼らは経験豊富で、すでに我が社のエンジニアチームともうまく連携しています。彼らがチームに加わったことで、彼らが開発してきた最先端であるコンピューターによる画像認識とマッピング技術を自動運転用から小売り向けに適応することで、優位なスタートを切ることができます。マッピングは、レジ無しチェックアウトシステムの実現において不可欠な技術です。エクスプローラーは、こうしたマッピング技術においてこれまでも優れた実績があり、今後、共に事業を進めていくことで、スタンダードのチェックアウトシステム開発の急速な進展につながると考えています」と、述べています。
また、エクスプローラーの共同創業者で、買収に伴いスタンダードの内部品質を担当する責任者に就任したアクシャイ・ゴエルは、「エクスプローラーが持つ技術は、スタンダードの今後の成長と成功に大きく貢献すると確信しており、これが数ある買収の申し入れの中からスタンダードを選んだ理由でもあります。エクスプローラー創業当初からの我々の目標は、自動・無人化技術において大きな影響を与えることで、スタンダードと協力することで実現できると考えています。今後の新しい挑戦にワクワクしています」と、話しています。
エクスプローラーのメンバーは今後、スタンダードのエンジニアリング担当副社長に就任したロブ・ファーガソン(Rob Ferguson)のもとで開発を進めていきます。ファーガソンは、最近まで、アメリカの衛星ラジオ・サービス大手SIRIUS XM(シリウス・エックスエム、本社:ニューヨーク州ニューヨーク、CEO:ジェームス・E・マイヤー、https://www.siriusxm.com/、以下シリウスXM)でテクノロジー担当副社長として従事したほか、車体データを収集するOBD端末を開発するオートマティック・ラボ(Automatic Labs)のCTOとしてシリウスXMとの買収を主導するなど、技術担当の執行役としての経験が豊富で、組織のマネジメント能力にも長けています。また、複数のスタートアップ企業をはじめ、シスコ(Cisco)やアビッド・テクノロジー(Avid Technology)でエンジニアリング・マネージメントやソフトウェアエンジニアの役割を担っていた経歴も持ち、ソフトウェア・アーキテクトとしての実績がある人物です。
スタンダードのAIチェックアウトシステム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は、レジ待ちやスキャン作業をする必要なく、買い物客が商品購入・支払いをすまれることを可能とするAIを活用したシステムです。また、あらゆる小売店舗に導入が可能で、顧客体験を向上させるのと同時に、店舗側のコストを削減し、新たな収入源も創出します。
「Standard Checkout」を導入した直営店「Standard Market(スタンダード・マーケット)」の紹介ビデオは、下記のURLをご参照ください。< https://www.youtube.com/watch?v=Ap7Aq-N552Q >
2018年12月には、シリーズA投資ラウンドで、4,000万ドル(約45億4,000万円)の資金調達を完了。これにより、スタンダードの資金調達の総額は5,110万ドル(約58億円)に上ります。
【他のレジ無しチェックアウトシステムと比較した「Standard Checkout」のメリット】
●プライバシー保護:
顔認証を含む生体認証によって顧客の情報を収集しません。
●拡張性:
天井へのカメラ設置のみでセンサー取り付けなどは不要なため、導入時の店舗側の負担が軽減できます。
●スムーズな顧客体験:
顧客は商品を持ってそのまま店から出るだけ。スキャンや決済のために並ぶ必要はありません。
●柔軟性:
大胆な売り場レイアウトの変更やタイムセールといった特別売り出しなどへの対応が可能です。
●インサイト分析:
店舗における匿名化された顧客分析が可能です。
■Standard Cognition(スタンダード・コグニション)について
Standard Cognitionは、AI(人工知能)技術に基づいたレジ無しチェックアウトシステムを提供してるアメリカのスタートアップ企業です。当社システム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は柔軟性が高く、どんな小売店にも導入しやすいのが特徴です。また、当社システムの導入により、買い物客は、レジに並び商品のスキャンや精算のために立ち止まることなく買い物することが可能になるほか、小売店が人件費の削減や顧客体験の改善、利益率を最大限に向上させることにも貢献します。さらに、あらゆる規模の小売店が、Amazonなどの大手チェーンやオンラインサービスと競合するためにサポートします。詳細については、ホームページ< https://www.standard.ai/ >やツイッター(@standardAI)をご覧ください。
AI(人工知能)を基盤とした小売店舗向けレジ無しチェックアウトシステムの開発を手掛けるStandard Cognition(スタンダード・コグニション、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジョーダン・フィッシャー、https://www.standard.ai/、以下スタンダード)は、現地時間1月7日、コンピューターによる画像認識を活用し高精度な3Dマッピング技術を開発している米ベンチャー企業Explorer.ai(エクスプローラー・ドット・エーアイ、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:アクシャイ・ゴエル、https://explorer.ai/、以下エクスプローラー)を買収したことを発表しました。
また、今回の買収に伴い、スタンダードは、エクスプローラーに所属するAIとマッピング技術に長けた技術者など7人を迎え入れ、AIチェックアウトシステムのソリューション展開を加速させる方針です。
スタンダードのAIチェックアウトシステムでは、どんな商品が店舗のどこにあり、顧客がどこにいて、どんな商品を手にしているのかを、店舗の天井に取り付けたカメラで認識します。こうしたことから、屋内マッピングは、当社チェックアウトシステムにおいて不可欠な技術です。
今回買収したエクスプローラーの3Dマッピング技術は、元々は、カーネギーメロン大学発のベンチャー企業による自動運転用に開発されたものです。この技術を店舗内における屋内マッピングに活用したところ、これまで数時間かかっていた一連のプロセスが、わずか数分で完了するまで大幅に時間短縮が実現しました。この新技術により、スタンダードは、より大規模な店舗への導入に役立ち、小売業界におけるより迅速な事業拡大につながると見込んでいます。
スタンダードの共同創業者でCEOであるジョーダン・フィッシャー(Jordan Fisher)は、「エクスプローラーのメンバーと今後協力していくことを楽しみにしています。彼らは経験豊富で、すでに我が社のエンジニアチームともうまく連携しています。彼らがチームに加わったことで、彼らが開発してきた最先端であるコンピューターによる画像認識とマッピング技術を自動運転用から小売り向けに適応することで、優位なスタートを切ることができます。マッピングは、レジ無しチェックアウトシステムの実現において不可欠な技術です。エクスプローラーは、こうしたマッピング技術においてこれまでも優れた実績があり、今後、共に事業を進めていくことで、スタンダードのチェックアウトシステム開発の急速な進展につながると考えています」と、述べています。
また、エクスプローラーの共同創業者で、買収に伴いスタンダードの内部品質を担当する責任者に就任したアクシャイ・ゴエルは、「エクスプローラーが持つ技術は、スタンダードの今後の成長と成功に大きく貢献すると確信しており、これが数ある買収の申し入れの中からスタンダードを選んだ理由でもあります。エクスプローラー創業当初からの我々の目標は、自動・無人化技術において大きな影響を与えることで、スタンダードと協力することで実現できると考えています。今後の新しい挑戦にワクワクしています」と、話しています。
エクスプローラーのメンバーは今後、スタンダードのエンジニアリング担当副社長に就任したロブ・ファーガソン(Rob Ferguson)のもとで開発を進めていきます。ファーガソンは、最近まで、アメリカの衛星ラジオ・サービス大手SIRIUS XM(シリウス・エックスエム、本社:ニューヨーク州ニューヨーク、CEO:ジェームス・E・マイヤー、https://www.siriusxm.com/、以下シリウスXM)でテクノロジー担当副社長として従事したほか、車体データを収集するOBD端末を開発するオートマティック・ラボ(Automatic Labs)のCTOとしてシリウスXMとの買収を主導するなど、技術担当の執行役としての経験が豊富で、組織のマネジメント能力にも長けています。また、複数のスタートアップ企業をはじめ、シスコ(Cisco)やアビッド・テクノロジー(Avid Technology)でエンジニアリング・マネージメントやソフトウェアエンジニアの役割を担っていた経歴も持ち、ソフトウェア・アーキテクトとしての実績がある人物です。
スタンダードのAIチェックアウトシステム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は、レジ待ちやスキャン作業をする必要なく、買い物客が商品購入・支払いをすまれることを可能とするAIを活用したシステムです。また、あらゆる小売店舗に導入が可能で、顧客体験を向上させるのと同時に、店舗側のコストを削減し、新たな収入源も創出します。
「Standard Checkout」を導入した直営店「Standard Market(スタンダード・マーケット)」の紹介ビデオは、下記のURLをご参照ください。< https://www.youtube.com/watch?v=Ap7Aq-N552Q >
2018年12月には、シリーズA投資ラウンドで、4,000万ドル(約45億4,000万円)の資金調達を完了。これにより、スタンダードの資金調達の総額は5,110万ドル(約58億円)に上ります。
【他のレジ無しチェックアウトシステムと比較した「Standard Checkout」のメリット】
●プライバシー保護:
顔認証を含む生体認証によって顧客の情報を収集しません。
●拡張性:
天井へのカメラ設置のみでセンサー取り付けなどは不要なため、導入時の店舗側の負担が軽減できます。
●スムーズな顧客体験:
顧客は商品を持ってそのまま店から出るだけ。スキャンや決済のために並ぶ必要はありません。
●柔軟性:
大胆な売り場レイアウトの変更やタイムセールといった特別売り出しなどへの対応が可能です。
●インサイト分析:
店舗における匿名化された顧客分析が可能です。
■Standard Cognition(スタンダード・コグニション)について
Standard Cognitionは、AI(人工知能)技術に基づいたレジ無しチェックアウトシステムを提供してるアメリカのスタートアップ企業です。当社システム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は柔軟性が高く、どんな小売店にも導入しやすいのが特徴です。また、当社システムの導入により、買い物客は、レジに並び商品のスキャンや精算のために立ち止まることなく買い物することが可能になるほか、小売店が人件費の削減や顧客体験の改善、利益率を最大限に向上させることにも貢献します。さらに、あらゆる規模の小売店が、Amazonなどの大手チェーンやオンラインサービスと競合するためにサポートします。詳細については、ホームページ< https://www.standard.ai/ >やツイッター(@standardAI)をご覧ください。