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エー・スター・クォンタム、シリーズBラウンド約7.5億円の資金調達を実施

〜AQCloudの成長投資と財務基盤の強化へ〜

株式会社エー・スター・クォンタム(代表取締役社長兼CEO:船橋弘路、以下「AQ」)は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(以下「ITV」)をリード投資家とし資金調達シリーズBラウンドとして約7.5億円の資金調達を実施しました。




AQは量子計算に基づき、従来の科学では解決困難な社会的課題を最適化することにより、人類の進化に貢献することを理念に2018年に創業しました。
この理念に対しこの度ベンチャーキャピタル、大手事業会社など9社からご賛同を得ることができ、第三者割当増資によって資金調達を実施しました。
今回の資金調達により「1.AQCloud(量子AIクラウドサービス)への成長投資」「2.財務基盤の強化」「3.採用強化」を実現してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-838bef368918bb7274d8-0.png ]

資金調達の背景・目的
主に「1.AQCloud(量子AIクラウドサービス)への成長投資」「2.財務基盤の強化」「3.採用強化」を背景に資金調達を実施しています。
1.AQCloud(量子AIクラウドサービス)への成長投資
AQの事業の柱として、量子コンピューティング技術や古典コンピュータによる数理最適化の計算手法を駆使して、クラウドでサービスを提供するAQCloudの成長投資に資金を充当します。
現在すでに大手企業の方々にご利用をいただいております。
今後は更なる多様な社会課題に対する対応、システムの増強、汎用性の進化を実施してまいります。
2.財務基盤の強化
AQの事業では、従来の計算手法に対する研究開発、更に新たなデバイスやシステム、アルゴリズム研究のためには、強固な財務基盤が重要な要素となります。
今後も引き続き多様なファイナンス手法を活用し、事業成長を支える強固な財務基盤を構築して参ります。
3.採用強化
量子コンピュータ研究者、数理研究者、エンジニア、デザイナーなどプロダクト開発のメンバーを中心に採用を強化します。


【 今回の資金調達に参画した投資家のコメント 】
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(ITV)
パートナー 小川 剛
[画像2: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-132616db667797c2b14b-1.png ]

エー・スター・クォンタム社は、従来の計算技術では解決困難であった物流や人員シフトなどの最適化問題等の社会課題に対し、量子コンピューティング技術と既存コンピュータの数理最適化・AI技術を「ハイブリッド」で駆使し高速計算処理する「量子AIクラウドサービス」を提供しています。ハイブリッドの高い技術力に加え、既に大手顧客で極めて高い成果が出ており、システム開発・実装力が高いことが決め手となり、今回リード投資させて頂きました。今後、多様な分野での社会課題解決のインパクトを期待しています。




イノベーション・エンジン株式会社
インベストメント・パートナー 雨宮秀仁
[画像3: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-c1f7f808870a51861dc5-2.png ]

エー・スター・クォンタム社は、今後の伸長が予測される量子コンピュータ分野においてマネタイズができている数少ない企業です。2024年問題への対応が必要な物流業界、複雑化しているテレビ広告業界、さまざまな生産現場における各種シフトなどの企業課題解決に大きく貢献すると考えます。量子技術の社会実装でトップランナーである同社の成長にできる限りの支援をしてまいります。






Abies Ventures株式会社
代表取締役マネージング・パートナー 山口 冬樹
[画像4: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-3ac60558589fe7ae1761-3.png ]

エー・スター・クォンタム社は、量子コンピュータの将来利用のための研究ではなく、企業等が抱える今日の主要業務課題の解決にこだわり、従来のコンピュータでは不可能もしくは相当の計算時間がかかる物流・広告業界等の最適計画策定において、量子コンピュータを活用して短時間で優れた計画の策定を実現してきました。リード投資家として参画した前回ラウンドに続き本ラウンドにも参画し、AQCloudの社会実装の加速化をサポートしてまいります。





株式会社TNBI
代表取締役 時政和宏
[画像5: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-cd49a890193f546a2a46-4.png ]

当社は量子コンピューティング技術を駆使して、従来のコンピュータでは時間を要した数理計算を、量子コンピュータによって大幅に省力化するノウハウを保有しているところに大きなポテンシャルと将来性・成長性を秘めていると思料、この度シリーズBラウンドに出資することと致しました。
量子コンピュータの数理計算能力を使うことで、従前のコンピュータでは無し得なかった社会的課題解決の嚆矢となられることを期待しております。






株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ
取締役 パートナー 鈴木毅彦
[画像6: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-d498368d25ab5c72148a-5.png ]

物流業界における配車や配達経路の組合せ最適化は、スーパーコンピュータやAIでも解決が困難な分野でした。エー・スター・クォンタム社は、量子コンピューティング技術に加え、物流現場のノウハウを巧みに取り入れることで課題解決への道を開拓されました。ゼンリンの地図データ活用によるサービス高度化も期待されています。量子コンピュータの実用化への挑戦を、ゼンリングループとともに支援してまいります。






鈴与株式会社
代表取締役社長 鈴木健一郎
[画像7: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-5b7473abf57e45d49789-6.png ]

複雑な組み合わせ最適化問題に対して高速な解法を提供する量子コンピュータはこれまでの技術では困難であった課題を解決する可能性があります。2024年問題を控えて物流の全体最適化が更に喫緊の社会的課題となる中、その解決に向けた弊社の取り組みにおいて、社会実装を重視して量子コンピュータのソフトウェア開発を行うエー・スター・クォンタム社の技術開発力に大きな期待を寄せています。






大日本印刷株式会社(DNP)
常務執行役員ABセンター センター長 金沢貴人
[画像8: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-10cccd1106b8f0639065-7.png ]

量子技術は、物流業界における人手不足の解決や、製造現場のDX推進、生産性向上などの課題解決につながる技術として注目をしています。
エー・スター・クォンタム社は、量子コンピュータのソフトウェア開発領域において先行して社会実装に取り組まれています。DNPの製造業としての知見や技術、顧客企業とのネットワーク等を掛け合わせることで、製造・物流DXを加速させる新たな技術開発が行えると期待しています。






三菱UFJキャピタル株式会社
代表取締役社長 葛西 洋一
[画像9: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-7f48b750c56664eb6fdd-8.png ]

黎明期にある量子コンピューティング市場において、ソフト開発に強みを持つエー・スター・クォンタム社は、初回投資させていただいた2020年以降、大手企業向けに運用開始の実績を着々と積み上げられており、今後も量子コンピューティング市場をリードするスタートアップとして追加投資させていただきました。
大企業との連携や上場に向けた体制作りなど、MUFGグループを挙げて幅広く今後の成長を支援させていただきたいと考えております。





NECキャピタルソリューション株式会社
取締役執行役員常務 新井貴
[画像10: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-2efcda81933883d52000-9.png ]

DXにより加速度的にデジタル化が進む今次社会において、全体調和・最適化を実現する量子アニーリング技術は社会インフラの最重要技術の一つであると考えられます。同領域に取組むスタートアップの中でも、エー・スター・クォンタム社は、広告領域および物流領域等への適用に、いち早く取り組まれており、前回の投資以降、大手企業相手に着実に実用化フェーズに進んだことを評価し、追加投資をさせて頂きました。当社は、エー・スター・クォンタム社が同技術の社会実装面でトップランナーとなることを引続き期待しています。





【 代表取締役の船橋のコメント 】
株式会社エー・スター・クォンタム
代表取締役兼CEO 船橋弘路
[画像11: https://prtimes.jp/i/38461/7/resize/d38461-7-3ab9b80c603014e129d1-10.png ]

現在、量子ハードウェアは実社会の課題をそのまま解けるほどには進歩していません。
しかし、理想的な実機が出現するまで待っていては、競争に勝ち残ることは出来ないと考えます。
そこで私たちは、数理最適化の手法を用いて実課題の膨大な変数を削減し、いまある実機を計算システムの「系」に取り込むところから活用していくアプローチをとりました。
実課題を通じて分かったのは、理想的な実機が出てきたとしても、このような「実務の膨大な変数を削減する」という行為は無くならないということでした。
既に、先進的な企業様での活用が始まっています。研究と実務の狭間を埋めるのが、私たちの使命です。
今後も、我々のユニークなアーキテクチャがもたらす高い計算性能を武器に、国内のみならず世界的にも弊社のビジネスを大いに発展させて参ります。

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