福島県における令和2年度「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」に採択されました。(REXEV)
[20/04/22]
提供元:PRTIMES
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AIチップを活用したEVエネルギーマネジメントシステムの開発を継続して実施
令和2年度の取組として以下を実施。
・エネマネシステムへのAI導入
・電気バス、グリーンスローモビリティへの展開
電気自動車(以下、「EV」)を使ったカーシェアリング並びにエネルギーマネジメント※1に取り組む株式会社REXEV(以下「REXEV」)と、IoT機器向けの学習・推論に特化したAIチップ※3の研究開発に取組む株式会社会津コンピュータサイエンス研究所(以下、「ACSL」)は、福島県が実施する「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」の継続事業に採択され、AIチップを活用したEVエネルギーマネジメントシステムの開発を継続して実施することとなりました。
「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」は、福島を「再生可能エネルギー先駆けの地」とするために、福島県による県内の再生可能エネルギー関連技術の実用化・事業化に向けた実証研究を支援する取組みです。経済産業省・資源エネルギー庁が主導する「福島新エネ社会構想」においても、国、県、関連企業などが連携して、こうした取組を加速し、エネルギー分野からの福島復興の後押しを一層強化していくことが期待されています。
初年度となる昨年度は、EV エネルギーマネジメントシステムを開発し、実証試験を実施しました。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048307.html)
2年目となる今年度は、AIの導入や適用領域の拡大を進めるとともに、福島県内外のEVシェアカー事業者やバス事業者等へシステムを提供し、EVエネルギーマネジメントシステムの機能を改善することで早期事業化へと繋げます。
EVカーシェアリングによるエネルギーマネジメントを考えた場合、EVを動く蓄電池と見立てて、自らの充放電制御だけではなく、どの場所で、どのタイミングで充放電をさせるのかを分析、予測、計画、制御する必要があり、本件課題は様々な要因、相関にもとづく検討が必要であり、通常の分析・予測システムで解決することは困難です。
本取組みにおいては、独自に開発したAIチップをエネルギーマネジメントシステムへ組み込むことで、電力系統における、より需要家に近い場所で瞬時応答性の高い充放電制御システムを構築可能となります。シェア型のEVが街中に増えれば増えるほど、発電過剰時や電力逼迫時に巨大な調整力として作用する事となります。
災害等緊急時には主たる通信手段が使用出来ない可能性も高く、将来的にはエッジ側で自律的に動くAIがシステムコントロールすることで、有事の際にも必要な充放電制御を行う事が可能となります。
■今年度の取組
1.エネマネシステムへのAI導入
昨年度開発したEVエネルギーマネジメントシステムにAIを組み込むことで、より精度の高いシステムを実現します。
2.電気バス、グリーンスローモビリティ※4への展開
交通事業者と協力して、電気バスやグリーンスローモビリティ等の普通乗用車以外のe-モビリティを活用したエネルギーマネジメントの実施を検討しています。再生可能エネルギーの有効活用、充電による契約電力上昇の抑制や運行状況に合わせた最適な充電をエネルギーマネジメントシステムで実施します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-829862-1.png ]
■本事業の成果について
本事業の成果は、今後普及が想定されるあらゆるe-モビリティへも展開することができ、地域交通プラットフォームとして県内外のモビリティの所有者、利用者へのサービス展開が可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-788569-0.png ]
※1 エネルギーマネジメントとは
EVを単なる移動手段としてだけではなく、エネルギーリソースとしてエネルギーの利活用(地域の再エネ電源の優先的充電やVPPへの活用等)に用います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-656079-2.png ]
※2 VPP(Virtual Power Plant:バーチャルパワープラント)とは
急速に普及が予想される蓄電池やEVの分散型エネルギーリソースを活用して、電力の需給バランスを仮想発電所(VPP:バーチャルパワープラント)として調整する機能(調整力等)のことをいいます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-366980-3.png ]
画像出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/vpp_dr/about.html)
※3 AIチップとは
人工知能に特化した各種演算処理を高速に実施できる半導体チップであり、本事業においては高速且つ低消費電力のチップについて研究開発を実施します。
※4 グリーンスローモビリティとは
電動で、時速20km未満で、公道を走る、4人乗り以上のパブリックモビリティのことをいいます。
■共同実証事業の概要
・場 所
福島県内の複数箇所
・期 間
2019年6月〜2021年3月
・体制と主な役割
ACSL:エネルギーマネジメント向けAIチップの研究開発
REXEV:エネルギーマネジメントシステムの開発
■関連情報
· 福島県「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/32021b/gijyutsuzissyo2019.html
· 福島新エネ社会構想
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/fukushima_vision/pdf/fukushima_vision_ja.pdf
· 福島県にてEVエネルギーマネジメントシステムの開発と実証試験を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048307.html
■株式会社 REXEV
所在地:東京都千代田区神田淡路町1丁目9-5
代表者:代表取締役社長 渡部 健
事業内容:e-モビリティのシェアリング、エネルギーマネジメント事業
設立:2019年1月23日
URL:http://rexev.co.jp/
■株式会社 会津コンピュータサイエンス研究所
所在地:福島県会津若松市東栄町1−77
代表者:代表取締役所長 久田 雅之
事業内容:コンピュータの新技術に係る各種研究開発
設立:2019年4月1日
URL:http://www.aizucsl.com/
《本件に関するお問い合わせ先》
株式会社 REXEV 盛次、貝瀬
Tel:03-5985-6227/Mail:info@rexev.co.jp
令和2年度の取組として以下を実施。
・エネマネシステムへのAI導入
・電気バス、グリーンスローモビリティへの展開
電気自動車(以下、「EV」)を使ったカーシェアリング並びにエネルギーマネジメント※1に取り組む株式会社REXEV(以下「REXEV」)と、IoT機器向けの学習・推論に特化したAIチップ※3の研究開発に取組む株式会社会津コンピュータサイエンス研究所(以下、「ACSL」)は、福島県が実施する「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」の継続事業に採択され、AIチップを活用したEVエネルギーマネジメントシステムの開発を継続して実施することとなりました。
「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」は、福島を「再生可能エネルギー先駆けの地」とするために、福島県による県内の再生可能エネルギー関連技術の実用化・事業化に向けた実証研究を支援する取組みです。経済産業省・資源エネルギー庁が主導する「福島新エネ社会構想」においても、国、県、関連企業などが連携して、こうした取組を加速し、エネルギー分野からの福島復興の後押しを一層強化していくことが期待されています。
初年度となる昨年度は、EV エネルギーマネジメントシステムを開発し、実証試験を実施しました。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048307.html)
2年目となる今年度は、AIの導入や適用領域の拡大を進めるとともに、福島県内外のEVシェアカー事業者やバス事業者等へシステムを提供し、EVエネルギーマネジメントシステムの機能を改善することで早期事業化へと繋げます。
EVカーシェアリングによるエネルギーマネジメントを考えた場合、EVを動く蓄電池と見立てて、自らの充放電制御だけではなく、どの場所で、どのタイミングで充放電をさせるのかを分析、予測、計画、制御する必要があり、本件課題は様々な要因、相関にもとづく検討が必要であり、通常の分析・予測システムで解決することは困難です。
本取組みにおいては、独自に開発したAIチップをエネルギーマネジメントシステムへ組み込むことで、電力系統における、より需要家に近い場所で瞬時応答性の高い充放電制御システムを構築可能となります。シェア型のEVが街中に増えれば増えるほど、発電過剰時や電力逼迫時に巨大な調整力として作用する事となります。
災害等緊急時には主たる通信手段が使用出来ない可能性も高く、将来的にはエッジ側で自律的に動くAIがシステムコントロールすることで、有事の際にも必要な充放電制御を行う事が可能となります。
■今年度の取組
1.エネマネシステムへのAI導入
昨年度開発したEVエネルギーマネジメントシステムにAIを組み込むことで、より精度の高いシステムを実現します。
2.電気バス、グリーンスローモビリティ※4への展開
交通事業者と協力して、電気バスやグリーンスローモビリティ等の普通乗用車以外のe-モビリティを活用したエネルギーマネジメントの実施を検討しています。再生可能エネルギーの有効活用、充電による契約電力上昇の抑制や運行状況に合わせた最適な充電をエネルギーマネジメントシステムで実施します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-829862-1.png ]
■本事業の成果について
本事業の成果は、今後普及が想定されるあらゆるe-モビリティへも展開することができ、地域交通プラットフォームとして県内外のモビリティの所有者、利用者へのサービス展開が可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-788569-0.png ]
※1 エネルギーマネジメントとは
EVを単なる移動手段としてだけではなく、エネルギーリソースとしてエネルギーの利活用(地域の再エネ電源の優先的充電やVPPへの活用等)に用います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-656079-2.png ]
※2 VPP(Virtual Power Plant:バーチャルパワープラント)とは
急速に普及が予想される蓄電池やEVの分散型エネルギーリソースを活用して、電力の需給バランスを仮想発電所(VPP:バーチャルパワープラント)として調整する機能(調整力等)のことをいいます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48307/7/resize/d48307-7-366980-3.png ]
画像出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/vpp_dr/about.html)
※3 AIチップとは
人工知能に特化した各種演算処理を高速に実施できる半導体チップであり、本事業においては高速且つ低消費電力のチップについて研究開発を実施します。
※4 グリーンスローモビリティとは
電動で、時速20km未満で、公道を走る、4人乗り以上のパブリックモビリティのことをいいます。
■共同実証事業の概要
・場 所
福島県内の複数箇所
・期 間
2019年6月〜2021年3月
・体制と主な役割
ACSL:エネルギーマネジメント向けAIチップの研究開発
REXEV:エネルギーマネジメントシステムの開発
■関連情報
· 福島県「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/32021b/gijyutsuzissyo2019.html
· 福島新エネ社会構想
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/fukushima_vision/pdf/fukushima_vision_ja.pdf
· 福島県にてEVエネルギーマネジメントシステムの開発と実証試験を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048307.html
■株式会社 REXEV
所在地:東京都千代田区神田淡路町1丁目9-5
代表者:代表取締役社長 渡部 健
事業内容:e-モビリティのシェアリング、エネルギーマネジメント事業
設立:2019年1月23日
URL:http://rexev.co.jp/
■株式会社 会津コンピュータサイエンス研究所
所在地:福島県会津若松市東栄町1−77
代表者:代表取締役所長 久田 雅之
事業内容:コンピュータの新技術に係る各種研究開発
設立:2019年4月1日
URL:http://www.aizucsl.com/
《本件に関するお問い合わせ先》
株式会社 REXEV 盛次、貝瀬
Tel:03-5985-6227/Mail:info@rexev.co.jp