ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの調査で、現在の市況にも関わらず、世界の金融プロフェッショナルはビジネスの成長を予想していることが明らかに
[20/06/30]
提供元:PRTIMES
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世界の16カ国の資産管理者(ウェルス・マネージャー)、登録投資顧問、ファイナンシャル・プランナー、独立系ブローカーおよびディーラー等、2,700名の金融プロフェッショナルを対象に調査を実施
厳しい市況にも関わらず、世界の金融プロフェッショナルは、2021年に自社の運用資産残高は平均で2.5%成長すると予想
回答者の過半数(54%)が、現在の市況ではオルタナティブ投資の魅力はより高いと見ている
大多数(79%)の金融プロフェッショナルが、現在の市況はアクティブ運用に有利と見ており、将来的には、顧客のポートフォリオにおいてアクティブ運用が高い割合を占めることになると想定
新型コロナウイルスの影響を受け大幅に変動する市場を解明すべく投資家が模索する中、世界の金融プロフェッショナルは、限定的ではあるものの、自社の運用資産残高はプラスに成長すると見ていることが、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズによる調査で明らかになりました。資産を巡る競争の台頭、お客様の期待の変化、不透明感の継続などにより、金融プロフェッショナルは、顧客サービス、運用能力および事業開発力の強化が求められています。
ナティクシスは、世界の16カ国の資産管理者(ウェルス・マネージャー)、登録投資顧問、ファイナンシャル・プランナー、独立系ブローカーおよびディーラーを含む、2,700名の金融プロフェッショナルを対象に調査を実施しました。調査では、金融プロフェッショナルによる将来の見通しおよび自律的な成長の可能性に対する楽観的な見通しが示された一方で、市場での熾烈な競争を認識していることが明らかになりました。
世界中の回答者は、今後12カ月間で運用資産残高は2.5%増加し、また今後3年間では年平均で14%増加すると予想しています。運用資産残高の成長をけん引するものとしては、回答者の大多数が新規のお客様の獲得(67%)および既存のお客様からの新規資産(63%)をあげ、市場のリターンとしたのは47%と半数を下回りました。
ESG&オルタナティブ投資
過去1年間で最も注目していた点として、29%がESG関連の投資を挙げ、ポートフォリオにおけるサステナブル投資への関心の高まりを示す結果となりました。オルタナティブ投資の活用については、回答者の54%が、現在の市況下でオルタナティブ投資の魅力は増していると述べており、68%が利回りを得るために活用していると回答しています。オルタナティブの中では、回答者の35%が現物資産を、34%がインフラ投資を推奨すると回答しました。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの北アジア代表を務める加藤欣司は次のように述べています。「金融プロフェッショナルは投資の前提条件を見直しており、市況や事業シナリオがより不安定になる可能性を考慮した戦略を立てています。十分に分散化されたポートフォリオの投資・構築においては、効率性、創造性そして一貫性をバランス良く取り入れる必要があります。今回の調査では、お客様はオルタナティブ投資の可能性に加えて、ESG関連戦略の重要性を認識していることが明らかになりました。コロナ禍の世界において、これらは従来にも増して注目を集めています」
アクティブ運用が有利に
市場における不透明感の高まりやボラティリティの継続を背景に、79%の金融プロフェッショナルが現在の市況はアクティブ運用に有利だと見ています。平均で、顧客資産の69%がアクティブに運用されており、今後3年間はアクティブ運用に対するエクスポージャーは現行の水準で維持される見通しです。金融プロフェッショナルは、アクティブ運用は、情報量が少なく非効率的な小型株ファンド(69%)や新興国ファンド(69%)の分野で最も高い付加価値があると見ています。また、アクティブ運用が付加価値を提供できる分野としては、債券(36%)、オルタナティブ(48%)、そして大型株(41%)を挙げています。
ナティクシスのセンター・フォア・インベスター・インサイトのエグゼキュティブ・ディレクター、デイブ・グッドセルは次のように述べています。「現状を維持したままでは収益を伴う成長への道は開けないかもしれませんが、金融プロフェッショナルは依然として、新型コロナの感染拡大にも関わらず、成長余地があると見ています。市場が不安定に推移する中、お客様を導くお手伝いをする上で、オルタナティブ戦略をより多く取り入れながら、アクティブ運用と組み合わせることへのニーズの高まりが、引き続き世界的に確認されています」
レポートの詳細に関しては、ウェブサイトをご参照ください(https://www.im.natixis.com/intl/research/2020-financial-professionals-survey?&utm_source=press_release_fa_survey_intl&utm_medium=press_release&utm_campaign=pr&utm_content=fa_survey_lp)。
調査方法
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの「金融プロフェッショナルのグローバル調査:2020年」は、2020年3月16日から4月24日の期間に、調査会社CoreData Researchにより実施されました。同調査では、アジア、欧州大陸、中南米、英国、米国を含む世界の16カ国の証券会社のアドバイザー(ワイヤハウス・アドバイザー)、登録投資顧問、独立系ブローカーおよびディーラーを含む、1,346億ドルを上回る顧客資産残高を有する、2,700名の金融プロフェッショナルからの回答を得ました。米国では、CoreDataは289億ドルを上回る資産残高を有する、平均22年の経験を備えた300名の金融プロフェッショナルを対象に調査を実施しました。
ナティクシス・インベストメント・インスティチュートについて
ナティクシス・インベストメント・インスティチュートは、Active Thinking(R)のもと、投資をとりまく環境を形づくる重要な問題に対する様々な考察を行っています。同機関は世界中で、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの投資家心理、マクロ経済、ポートフォリオ構築の分野における専門知識や運用子会社およびグループ外の専門家による独自の見解など、幅広い知見を集約させています。全方位からの市場見解や投資トレンドの洞察に満ちた分析を提供することで、問題に関する議論をより根拠のあるものとすることを目的としています。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズについて
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ポートフォリオ構築に対する鋭い洞察力に裏付けられたアプローチを通じて金融プロフェッショナルにサービスを提供しています。世界の20社を超える投資運用会社の専門能力を結集して、Active Thinking(R)のもと、あらゆる市場でより良い成果を追求するお客様をサポートする先見的なソリューションを提供しています。ナティクシスは世界トップクラスの資産運用会社のひとつ1で、運用資産総額2は9,089億ドル(8,284億ユーロ)に達します。
パリとボストンに本社を置くナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ナティクシスの子会社です。パリ証券取引所に上場しているナティクシスは、フランス第2位の銀行グループBPCEの子会社です。ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連資産運用会社は次の会社が含まれます。AEW; Alliance Entreprendre; AlphaSimplex Group; DNCA Investments;3 Dorval Asset Management; Flexstone Partners; Gateway Investment Advisers; H2O Asset Management; Harris Associates; Investors Mutual Limited; Loomis, Sayles & Company; Mirova; MV Credit; Naxicap Partners; Ossiam; Ostrum Asset Management; Seeyond; Seventure Partners; Thematics Asset Management; Vauban Infrastructure Partners; Vaughan Nelson Investment Management; Vega Investment Managers;4 and WCM Investment Management。 投資ソリューションは、ナティクシス・アドバイザーズおよびナティクシス・インベスト・ソリューションを通じても提供されます。管轄地区によりご提供できない運用戦略もございます。詳細は、当社ウェブサイト(im.natixis.com )およびLinkedIn(linkedin.com/company/natixis-investment-managers)をご覧ください。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ナティクシス・ディストリビューションL.P.ならびにナティクシス・インベストメント・マネージャーズS.A.(ルクセンブルク)、ナティクシス・インベストメント・マネジャーズ・インターナショナル(フランス)、およびその傘下の欧州およびアジアにおけるすべての販売関連のサービス会社を含みます。ナティクシス・ディストリビューションL.P.は、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連会社がアドバイザリー・サービスを提供するさまざまな米国登録投資運用会社のための限定目的のブローカー・ディーラーおよび関連サービス会社です。
Cerulli Quantitative Update: Global Markets 2019によれば、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは2018年12月末時点の受託運用資産(AUM)規模で世界第17位となっております。
AUMは2020年3月末現在の数値。これには、想定資産、資産運用サービスを提供している資産、グロス資産、少数持分関連会社の資産、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連会社が資産運用サービスを提供しているその他の規制対象外のAUMが含まれている可能性があります。
DNCA Financeのブランド。
ナティクシス・ウェルス・マネジメントの完全子会社。
本文書に含まれる情報は情報提供のみを目的とするものであり、金融商品やサービスの販売および勧誘を目的とするものではありません。本文書の記載内容、データ等は作成時点等のものであり、今後予告なしに変更することがあります。また、本文書は翻訳、作成された資料であり、内容については原文(英語)が優先します。
厳しい市況にも関わらず、世界の金融プロフェッショナルは、2021年に自社の運用資産残高は平均で2.5%成長すると予想
回答者の過半数(54%)が、現在の市況ではオルタナティブ投資の魅力はより高いと見ている
大多数(79%)の金融プロフェッショナルが、現在の市況はアクティブ運用に有利と見ており、将来的には、顧客のポートフォリオにおいてアクティブ運用が高い割合を占めることになると想定
新型コロナウイルスの影響を受け大幅に変動する市場を解明すべく投資家が模索する中、世界の金融プロフェッショナルは、限定的ではあるものの、自社の運用資産残高はプラスに成長すると見ていることが、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズによる調査で明らかになりました。資産を巡る競争の台頭、お客様の期待の変化、不透明感の継続などにより、金融プロフェッショナルは、顧客サービス、運用能力および事業開発力の強化が求められています。
ナティクシスは、世界の16カ国の資産管理者(ウェルス・マネージャー)、登録投資顧問、ファイナンシャル・プランナー、独立系ブローカーおよびディーラーを含む、2,700名の金融プロフェッショナルを対象に調査を実施しました。調査では、金融プロフェッショナルによる将来の見通しおよび自律的な成長の可能性に対する楽観的な見通しが示された一方で、市場での熾烈な競争を認識していることが明らかになりました。
世界中の回答者は、今後12カ月間で運用資産残高は2.5%増加し、また今後3年間では年平均で14%増加すると予想しています。運用資産残高の成長をけん引するものとしては、回答者の大多数が新規のお客様の獲得(67%)および既存のお客様からの新規資産(63%)をあげ、市場のリターンとしたのは47%と半数を下回りました。
ESG&オルタナティブ投資
過去1年間で最も注目していた点として、29%がESG関連の投資を挙げ、ポートフォリオにおけるサステナブル投資への関心の高まりを示す結果となりました。オルタナティブ投資の活用については、回答者の54%が、現在の市況下でオルタナティブ投資の魅力は増していると述べており、68%が利回りを得るために活用していると回答しています。オルタナティブの中では、回答者の35%が現物資産を、34%がインフラ投資を推奨すると回答しました。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの北アジア代表を務める加藤欣司は次のように述べています。「金融プロフェッショナルは投資の前提条件を見直しており、市況や事業シナリオがより不安定になる可能性を考慮した戦略を立てています。十分に分散化されたポートフォリオの投資・構築においては、効率性、創造性そして一貫性をバランス良く取り入れる必要があります。今回の調査では、お客様はオルタナティブ投資の可能性に加えて、ESG関連戦略の重要性を認識していることが明らかになりました。コロナ禍の世界において、これらは従来にも増して注目を集めています」
アクティブ運用が有利に
市場における不透明感の高まりやボラティリティの継続を背景に、79%の金融プロフェッショナルが現在の市況はアクティブ運用に有利だと見ています。平均で、顧客資産の69%がアクティブに運用されており、今後3年間はアクティブ運用に対するエクスポージャーは現行の水準で維持される見通しです。金融プロフェッショナルは、アクティブ運用は、情報量が少なく非効率的な小型株ファンド(69%)や新興国ファンド(69%)の分野で最も高い付加価値があると見ています。また、アクティブ運用が付加価値を提供できる分野としては、債券(36%)、オルタナティブ(48%)、そして大型株(41%)を挙げています。
ナティクシスのセンター・フォア・インベスター・インサイトのエグゼキュティブ・ディレクター、デイブ・グッドセルは次のように述べています。「現状を維持したままでは収益を伴う成長への道は開けないかもしれませんが、金融プロフェッショナルは依然として、新型コロナの感染拡大にも関わらず、成長余地があると見ています。市場が不安定に推移する中、お客様を導くお手伝いをする上で、オルタナティブ戦略をより多く取り入れながら、アクティブ運用と組み合わせることへのニーズの高まりが、引き続き世界的に確認されています」
レポートの詳細に関しては、ウェブサイトをご参照ください(https://www.im.natixis.com/intl/research/2020-financial-professionals-survey?&utm_source=press_release_fa_survey_intl&utm_medium=press_release&utm_campaign=pr&utm_content=fa_survey_lp)。
調査方法
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの「金融プロフェッショナルのグローバル調査:2020年」は、2020年3月16日から4月24日の期間に、調査会社CoreData Researchにより実施されました。同調査では、アジア、欧州大陸、中南米、英国、米国を含む世界の16カ国の証券会社のアドバイザー(ワイヤハウス・アドバイザー)、登録投資顧問、独立系ブローカーおよびディーラーを含む、1,346億ドルを上回る顧客資産残高を有する、2,700名の金融プロフェッショナルからの回答を得ました。米国では、CoreDataは289億ドルを上回る資産残高を有する、平均22年の経験を備えた300名の金融プロフェッショナルを対象に調査を実施しました。
ナティクシス・インベストメント・インスティチュートについて
ナティクシス・インベストメント・インスティチュートは、Active Thinking(R)のもと、投資をとりまく環境を形づくる重要な問題に対する様々な考察を行っています。同機関は世界中で、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの投資家心理、マクロ経済、ポートフォリオ構築の分野における専門知識や運用子会社およびグループ外の専門家による独自の見解など、幅広い知見を集約させています。全方位からの市場見解や投資トレンドの洞察に満ちた分析を提供することで、問題に関する議論をより根拠のあるものとすることを目的としています。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズについて
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ポートフォリオ構築に対する鋭い洞察力に裏付けられたアプローチを通じて金融プロフェッショナルにサービスを提供しています。世界の20社を超える投資運用会社の専門能力を結集して、Active Thinking(R)のもと、あらゆる市場でより良い成果を追求するお客様をサポートする先見的なソリューションを提供しています。ナティクシスは世界トップクラスの資産運用会社のひとつ1で、運用資産総額2は9,089億ドル(8,284億ユーロ)に達します。
パリとボストンに本社を置くナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ナティクシスの子会社です。パリ証券取引所に上場しているナティクシスは、フランス第2位の銀行グループBPCEの子会社です。ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連資産運用会社は次の会社が含まれます。AEW; Alliance Entreprendre; AlphaSimplex Group; DNCA Investments;3 Dorval Asset Management; Flexstone Partners; Gateway Investment Advisers; H2O Asset Management; Harris Associates; Investors Mutual Limited; Loomis, Sayles & Company; Mirova; MV Credit; Naxicap Partners; Ossiam; Ostrum Asset Management; Seeyond; Seventure Partners; Thematics Asset Management; Vauban Infrastructure Partners; Vaughan Nelson Investment Management; Vega Investment Managers;4 and WCM Investment Management。 投資ソリューションは、ナティクシス・アドバイザーズおよびナティクシス・インベスト・ソリューションを通じても提供されます。管轄地区によりご提供できない運用戦略もございます。詳細は、当社ウェブサイト(im.natixis.com )およびLinkedIn(linkedin.com/company/natixis-investment-managers)をご覧ください。
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは、ナティクシス・ディストリビューションL.P.ならびにナティクシス・インベストメント・マネージャーズS.A.(ルクセンブルク)、ナティクシス・インベストメント・マネジャーズ・インターナショナル(フランス)、およびその傘下の欧州およびアジアにおけるすべての販売関連のサービス会社を含みます。ナティクシス・ディストリビューションL.P.は、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連会社がアドバイザリー・サービスを提供するさまざまな米国登録投資運用会社のための限定目的のブローカー・ディーラーおよび関連サービス会社です。
Cerulli Quantitative Update: Global Markets 2019によれば、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズは2018年12月末時点の受託運用資産(AUM)規模で世界第17位となっております。
AUMは2020年3月末現在の数値。これには、想定資産、資産運用サービスを提供している資産、グロス資産、少数持分関連会社の資産、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの関連会社が資産運用サービスを提供しているその他の規制対象外のAUMが含まれている可能性があります。
DNCA Financeのブランド。
ナティクシス・ウェルス・マネジメントの完全子会社。
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