【講演会レポート】時代に左右されない自立したチームの作り方とは!8月22日(土)14時 リクルート創業メンバー 竹原啓二氏特別オンライン講演
[20/08/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
リクルート創業期の成長戦略から学ぶ、自立したチームの作り方
シマムラジュク(主宰:嶋村吉洋)は8月22日(土)14時〜16時でzoom形式にて、リクルートの創業期メンバー竹原啓二氏(株式会社フューチャー・デザイン・ラボ 代表取締役会長)の講演会を開催いたしました。
リクルートが創業以来、研究、実践、修正を重ねて取り組んでいる「自律型人材」の育成とその「促進要因・阻害要因」をお話いただきました。本レポートではその様子をご報告いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-432660-1.jpg ]
■講演会の概要
本講演は、次世代を担う起業家の輩出と人財育成に取り組むシマムラジュク(主宰:嶋村吉洋)が開催するオンライン講演会で、第1回目の6月20日(土)開催に続いてリクルートの創業期メンバー竹原啓二氏(株式会社フューチャー・デザイン・ラボ 代表取締役会長)が講師となりました。
前回は「ウィズコロナ時代における真のマネジメントとは!」というテーマで、リクルートが創業以来大事にしている採用戦略や社内広報、マネジメントに関してお話いただきました。今回もリクルートが創業以来大事にしている文化づくりや自律型人材の育成について講演いただきました。
※第1回目の記事詳細は下記になります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000052391.html
現在では、従業員が4万5千人を超え、連結で約2兆3000億円を売上、多くの経営者を世の中に生み出しているリクルートですが、その急成長の理由は文化づくりにあると言われます。
経営者であればだれもが欲しい自律型人間。
どのようにして育成し、そしてどのように時代に左右されない組織を運営していくのか。
リクルートの創業期メンバーの1人である竹原氏から、事業拡大するために行ったチームマネジメントや人材の育成方法の基礎を、現場で培った経験を交えながらお話しいただきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-776909-0.jpg ]
■講演会の詳細
今回の講演会は主に2部に分かれており、前半は竹原氏より、自律型人間の定義や重要性、その育成に向けての阻害要因6点と促進要因13点をご自身の体験を踏まえてシェアいただき、後半では会場やオンライン聴講者より質問を受け付けて竹原氏にお答えいただくという構成で開催されました。
まずはじめに竹原氏は、自律型人間の定義を「自律的に思考し、自ら課題を設定し、解決に向けて自律的に行動する人」とし、それに求められる6つの素質をお話しいただきました。指示待ちではなく主体的に周りを巻き込んで行動していくことの重要性を強調されていらっしゃいました。
次に、竹原氏はその自律型人間の育成の阻害要因を6点挙げられます。仕事面におけるマネジメントや仕組みのみならず、プライベートや信頼関係といった人間性においての阻害要因になりうることを言及されており、いずれも一般的な社風とリクルートの社風や文化を比較してお話しいただいていることから、講演会場には共感や納得の声が響いておりました。
阻害要因の次は促進要因13点です。主に「上司、部下、同僚との強い信頼関係づくりが自律型人材育成に必須要素」という観点を強く主張されていらっしゃいました。阻害要因の反対だけを考えるのではなく、部下とのコミュニケーションにおいて意識すべきことや「信用」と「信頼」の違い、情報共有の仕組み、自分で考えて行動することができるようになる公平な制度作りなどをお話しいただきました。
社長や役員自らが率先して促進要因を意識して行動に移していることで、会社全体にそういった文化が醸成されていくと、竹原氏は語られます。実際に、リクルートでは「社長自らが日々部下とコミュニケーションを取っていた」「役員がビールサーバーを背負ってビールを配った」「プライベートでは居酒屋に行っても誰がどこに座る・お酒を注ぐなどを考えない」といったエピソードも交えておられ、会場を驚きや感激で包み込んで前半を終えました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-419054-2.jpg ]
講演会後半では、会場から質問を受け付けました。「この人は違うな・成功するなと思う人はどんな人か?」「大切にされている習慣は?」「情報共有においてどの程度までシェアし、それはなぜなのか?」といった様々な側面からの問いにわかりやすくご丁寧にお答えいただきました。竹原氏の考える「成功する人」の理想像を惜しみなく共有いただき、いずれも具体的かつ合理的なものばかりでした。
最後に、リクルートがベンチャー企業当時に開催していたマネジメント研修からの抜粋で、マネージャーに求められる大切な考え方を語られました。マネージャーの考えや判断、コミュニケーションが部下との関係をつくり、会社の文化をつくり、そして未来をつくります。ご自身が入社してから今に至るまでの経緯や経験談もふまえ、最後にはマネージャー向けに情熱溢れるメッセージをいただき、参加者も最後まで熱心に耳を傾けて講演会は大盛況のうちに終了しました。
<当日のようす>
シマムラジュクは「これからの100年をつくる起業塾」として未来を切り開く人たちが集まり共に学び合い応援し合う新しい塾のカタチを掲げ、持続可能な社会をづくりや事業輩出のための活動、講演会を開催してまいります。
■竹原啓二氏
[画像4: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-246195-3.jpg ]
プロフィール1976年にリクルート入社。当時は、従業員が約300名のまさに創業期。
ホットペッパーや、アントレ事業などの立ち上げを行い、HR事業部・住宅事業部・情報通信事業部など数々の事業を担当。2000年には常務執行役員に就任する。約28年間に渡りリクルートの事業拡大に貢献。
2004年に東京大学副理事として、東京大学の経営改革に従事。2007年には株式会社フューチャーデザインラボを設立し、コンサルティングと外国人留学生の就職マッチング事業を立ち上げる。
■シマムラジュク
シマムラジュクは「これからの100年をつくる起業塾」として未来を切り開く人たちが集まり共に学び合い応援し合う新しい塾のカタチを掲げ、持続可能な社会をづくりや事業輩出のための活動、講演会を開催してまいります。
シマムラジュク公式HP
https://www.shimamurajuku.com/
シマムラジュクFacebook公式アカウント
https://www.facebook.com/shimamurajyuku/
主宰 :嶋村吉洋
本拠地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
活動拠点 :東京、大阪、福岡
コンタクト:contact@shimamurajuku.com
シマムラジュク(主宰:嶋村吉洋)は8月22日(土)14時〜16時でzoom形式にて、リクルートの創業期メンバー竹原啓二氏(株式会社フューチャー・デザイン・ラボ 代表取締役会長)の講演会を開催いたしました。
リクルートが創業以来、研究、実践、修正を重ねて取り組んでいる「自律型人材」の育成とその「促進要因・阻害要因」をお話いただきました。本レポートではその様子をご報告いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-432660-1.jpg ]
■講演会の概要
本講演は、次世代を担う起業家の輩出と人財育成に取り組むシマムラジュク(主宰:嶋村吉洋)が開催するオンライン講演会で、第1回目の6月20日(土)開催に続いてリクルートの創業期メンバー竹原啓二氏(株式会社フューチャー・デザイン・ラボ 代表取締役会長)が講師となりました。
前回は「ウィズコロナ時代における真のマネジメントとは!」というテーマで、リクルートが創業以来大事にしている採用戦略や社内広報、マネジメントに関してお話いただきました。今回もリクルートが創業以来大事にしている文化づくりや自律型人材の育成について講演いただきました。
※第1回目の記事詳細は下記になります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000052391.html
現在では、従業員が4万5千人を超え、連結で約2兆3000億円を売上、多くの経営者を世の中に生み出しているリクルートですが、その急成長の理由は文化づくりにあると言われます。
経営者であればだれもが欲しい自律型人間。
どのようにして育成し、そしてどのように時代に左右されない組織を運営していくのか。
リクルートの創業期メンバーの1人である竹原氏から、事業拡大するために行ったチームマネジメントや人材の育成方法の基礎を、現場で培った経験を交えながらお話しいただきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-776909-0.jpg ]
■講演会の詳細
今回の講演会は主に2部に分かれており、前半は竹原氏より、自律型人間の定義や重要性、その育成に向けての阻害要因6点と促進要因13点をご自身の体験を踏まえてシェアいただき、後半では会場やオンライン聴講者より質問を受け付けて竹原氏にお答えいただくという構成で開催されました。
まずはじめに竹原氏は、自律型人間の定義を「自律的に思考し、自ら課題を設定し、解決に向けて自律的に行動する人」とし、それに求められる6つの素質をお話しいただきました。指示待ちではなく主体的に周りを巻き込んで行動していくことの重要性を強調されていらっしゃいました。
次に、竹原氏はその自律型人間の育成の阻害要因を6点挙げられます。仕事面におけるマネジメントや仕組みのみならず、プライベートや信頼関係といった人間性においての阻害要因になりうることを言及されており、いずれも一般的な社風とリクルートの社風や文化を比較してお話しいただいていることから、講演会場には共感や納得の声が響いておりました。
阻害要因の次は促進要因13点です。主に「上司、部下、同僚との強い信頼関係づくりが自律型人材育成に必須要素」という観点を強く主張されていらっしゃいました。阻害要因の反対だけを考えるのではなく、部下とのコミュニケーションにおいて意識すべきことや「信用」と「信頼」の違い、情報共有の仕組み、自分で考えて行動することができるようになる公平な制度作りなどをお話しいただきました。
社長や役員自らが率先して促進要因を意識して行動に移していることで、会社全体にそういった文化が醸成されていくと、竹原氏は語られます。実際に、リクルートでは「社長自らが日々部下とコミュニケーションを取っていた」「役員がビールサーバーを背負ってビールを配った」「プライベートでは居酒屋に行っても誰がどこに座る・お酒を注ぐなどを考えない」といったエピソードも交えておられ、会場を驚きや感激で包み込んで前半を終えました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-419054-2.jpg ]
講演会後半では、会場から質問を受け付けました。「この人は違うな・成功するなと思う人はどんな人か?」「大切にされている習慣は?」「情報共有においてどの程度までシェアし、それはなぜなのか?」といった様々な側面からの問いにわかりやすくご丁寧にお答えいただきました。竹原氏の考える「成功する人」の理想像を惜しみなく共有いただき、いずれも具体的かつ合理的なものばかりでした。
最後に、リクルートがベンチャー企業当時に開催していたマネジメント研修からの抜粋で、マネージャーに求められる大切な考え方を語られました。マネージャーの考えや判断、コミュニケーションが部下との関係をつくり、会社の文化をつくり、そして未来をつくります。ご自身が入社してから今に至るまでの経緯や経験談もふまえ、最後にはマネージャー向けに情熱溢れるメッセージをいただき、参加者も最後まで熱心に耳を傾けて講演会は大盛況のうちに終了しました。
<当日のようす>
シマムラジュクは「これからの100年をつくる起業塾」として未来を切り開く人たちが集まり共に学び合い応援し合う新しい塾のカタチを掲げ、持続可能な社会をづくりや事業輩出のための活動、講演会を開催してまいります。
■竹原啓二氏
[画像4: https://prtimes.jp/i/52391/7/resize/d52391-7-246195-3.jpg ]
プロフィール1976年にリクルート入社。当時は、従業員が約300名のまさに創業期。
ホットペッパーや、アントレ事業などの立ち上げを行い、HR事業部・住宅事業部・情報通信事業部など数々の事業を担当。2000年には常務執行役員に就任する。約28年間に渡りリクルートの事業拡大に貢献。
2004年に東京大学副理事として、東京大学の経営改革に従事。2007年には株式会社フューチャーデザインラボを設立し、コンサルティングと外国人留学生の就職マッチング事業を立ち上げる。
■シマムラジュク
シマムラジュクは「これからの100年をつくる起業塾」として未来を切り開く人たちが集まり共に学び合い応援し合う新しい塾のカタチを掲げ、持続可能な社会をづくりや事業輩出のための活動、講演会を開催してまいります。
シマムラジュク公式HP
https://www.shimamurajuku.com/
シマムラジュクFacebook公式アカウント
https://www.facebook.com/shimamurajyuku/
主宰 :嶋村吉洋
本拠地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
活動拠点 :東京、大阪、福岡
コンタクト:contact@shimamurajuku.com