新資格「家族ケア専門士」を始動(日本終末期ケア協会)
[24/07/29]
提供元:PRTIMES
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〜第1回試験は2024年12月6日より試験申込み開始〜
日本終末期ケア協会は、終末期ケア専門士認定試験を運営する団体です。
終末期ケア専門士の資格取得者は現在全国に約10000人以上存在し、終末期医療の現場においてなくてはならない存在となっています。そんな日本終末期ケア協会が新たな資格として【家族ケア専門士】を新設します。
「家族ケア専門士」とは、現代の家族観を理解し、患者と等しく家族を尊重する資格です。患者の看取りにおいて、ケアする側が患者家族に対し、どのような姿勢で接すれば良いのか、声掛けをしたらよいのか……家族へのケアの手法や事例を学びます。
キャッチコピーは「患者と家族のこころを照らす」。資格取得後は、資格取得者限定の学習コンテンツを学べるほか、専門士同士のコミュニティで仲間との意見交換できる場が利用でき、これにより家族ケアの体系的学習ができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-70aacada261374bc596a-1.jpg ]
一般社団法人日本終末期ケア協会は、【家族ケア専門士】を新設いたします。受験申し込みは、2024年12月6日から開始されます。
■資格の概要
「家族ケア専門士」とは現代の家族観を理解し、患者と等しく家族を尊重する支援者です。
家族ケア専門士は、患者だけでなくその家族もケアの対象であることを認識し、家族へのケアの手法や事例を学びます。また、第三者として、家族とのより良い関わり方を考える場を生み出していきます。
【家族ケア専門士とは|日本終末期ケア協会】
https://jtca2020.or.jp/family/
■なぜ今、家族ケアなのか(社会的背景)
昨今、社会全体で見ると、個人の生き方や在り方に対して寛容になってきました。また、個人だけでなく家族についても同様に捉え方が変わりました。では、医療やケアの世界ではどうでしょうか。
終末期の患者の看取りにおいて、患者の周囲である家族の状況は大きく変化し、その機能は揺らぎます。この時、ケアする側が「家族とはこうあるべき」という自分の価値観で接すると、患者と家族が介入し過ぎてしまう恐れもあります。家族の課題を乗り越えさせることが必ずしも’良いケア’であるとは限りません。
実際に、私たちが開催している「終末期ケア専門士」のセミナーでも参加者の方から声を聞くことがあります。
・誰のためのケアなのか、本人と家族の思いを聞きながらよりよい方法を一緒に考えていきたい
・取り残される家族の気持ちは誰が拾ってくれるのか。私はやはり、看護師のケアではないかと思う
など、もっと家族について考えたい、支援者として前進していきたいという想いが多く集まりました。皆さんと一緒に作ってきたこの疑問や知りたい意欲が糧となり、今回の「家族ケア専門士」の骨子に繋がっていきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-a5dc0552c10652c70008-2.jpg ]
社会でも個人・家族の多様性を捉える重要性が注目されてきている今だからこそ、医療の中で「家族の在り方」を模索し、患者家族に寄り添うことができる「家族ケア専門士」の必要性を感じています。
■キャッチコピーは「患者と家族のこころを照らす」
患者と家族のつながりは、長い時間をかけてずっと線で続いています。
そんな患者と家族の関係に、医療支援者はあくまで点として、一時的に関わる存在です。病気や入院をきっかけに、患者と家族の間に新たな問題が生じることはよくありますが、長く、近い関係性であるが故に、当事者だけで解決することが難しくなる場合があります。だからこそ、第三者として患者と家族に寄り添い、お互いのこころを照らすことのできる支援者になることが大切ではないでしょうか。
そんな意味を込めて、家族ケア専門士では「患者と家族のこころを照らす」というキャッチコピーを掲げています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-689091-pixta_101211453-0.jpg ]
■家族ケア専門士 公式テキストの目次
第1章 変わりゆく家族の「在り方」
叫ばれる”家族の多様性”
家族体験がもたらすもの
家族とは何か
社会機能の中での家族
家族文化の変化
ジェンダーと家族
法律と家族
家族支援に役立つ社会資源
家族支援と倫理
第2章 プロとしての「家族支援を学び直す」
家族看護学
家族療法とカウンセリング
病期における家族支援の実際
疾患の特徴から見る家族支援
■代表理事からのメッセージ
「家族」とは知れば知るほど、つかみどころのない、不確かな存在ではありますがーーそんな不確かさが増えていくからこそ私たちは変化できるプロでいなければいけません。
特に、これからの時代は、支援する人がいかに自分のアンテナを領域の外に出し、「キャッチする力」と「問う力」を育んでいけるかがその人の強みとなるでしょう。
家族ケア専門士の公式テキストでは、社会学や心理学、看護学など臨床現場だけではたどり着けない幅広い専門家の皆さまに執筆いただきました。異なる分野で、私たちと同じように「家族」に関心を寄せ、「家族」を通して社会に働きかけることを仕事としている方々です。皆さんの学びや悩みに寄り添うことができる、そんな一冊になれば嬉しいです。
ケアを通して、患者も家族も自分自身も立ち位置を認識しながら歩いていける。そんな家族ケア専門士を共に目指していきましょう。
■受験要項(第1回試験)
試験の詳細についてはこちらをご覧ください。
▼申込期間
2024年12月6日〜2025年5月15日(木)
▼試験日程
2025年6月25日〜7月15日
【家族ケア専門士 受験要項|日本終末期ケア協会】
https://jtca2020.or.jp/family/
協会概要
協会名:一般社団法人 日本終末期ケア協会
所在地:兵庫県神戸市北区鳴子2丁目17-2 サクセス星和台1F
代表者:岩谷 真意
URL:https://jtca2020.or.jp/
お問い合わせ先
日本終末期ケア協会 事務局
▼受験について
https://app.chatplus.jp/chat/visitor/1eae23a2_3?t=btn
日本終末期ケア協会は、終末期ケア専門士認定試験を運営する団体です。
終末期ケア専門士の資格取得者は現在全国に約10000人以上存在し、終末期医療の現場においてなくてはならない存在となっています。そんな日本終末期ケア協会が新たな資格として【家族ケア専門士】を新設します。
「家族ケア専門士」とは、現代の家族観を理解し、患者と等しく家族を尊重する資格です。患者の看取りにおいて、ケアする側が患者家族に対し、どのような姿勢で接すれば良いのか、声掛けをしたらよいのか……家族へのケアの手法や事例を学びます。
キャッチコピーは「患者と家族のこころを照らす」。資格取得後は、資格取得者限定の学習コンテンツを学べるほか、専門士同士のコミュニティで仲間との意見交換できる場が利用でき、これにより家族ケアの体系的学習ができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-70aacada261374bc596a-1.jpg ]
一般社団法人日本終末期ケア協会は、【家族ケア専門士】を新設いたします。受験申し込みは、2024年12月6日から開始されます。
■資格の概要
「家族ケア専門士」とは現代の家族観を理解し、患者と等しく家族を尊重する支援者です。
家族ケア専門士は、患者だけでなくその家族もケアの対象であることを認識し、家族へのケアの手法や事例を学びます。また、第三者として、家族とのより良い関わり方を考える場を生み出していきます。
【家族ケア専門士とは|日本終末期ケア協会】
https://jtca2020.or.jp/family/
■なぜ今、家族ケアなのか(社会的背景)
昨今、社会全体で見ると、個人の生き方や在り方に対して寛容になってきました。また、個人だけでなく家族についても同様に捉え方が変わりました。では、医療やケアの世界ではどうでしょうか。
終末期の患者の看取りにおいて、患者の周囲である家族の状況は大きく変化し、その機能は揺らぎます。この時、ケアする側が「家族とはこうあるべき」という自分の価値観で接すると、患者と家族が介入し過ぎてしまう恐れもあります。家族の課題を乗り越えさせることが必ずしも’良いケア’であるとは限りません。
実際に、私たちが開催している「終末期ケア専門士」のセミナーでも参加者の方から声を聞くことがあります。
・誰のためのケアなのか、本人と家族の思いを聞きながらよりよい方法を一緒に考えていきたい
・取り残される家族の気持ちは誰が拾ってくれるのか。私はやはり、看護師のケアではないかと思う
など、もっと家族について考えたい、支援者として前進していきたいという想いが多く集まりました。皆さんと一緒に作ってきたこの疑問や知りたい意欲が糧となり、今回の「家族ケア専門士」の骨子に繋がっていきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-a5dc0552c10652c70008-2.jpg ]
社会でも個人・家族の多様性を捉える重要性が注目されてきている今だからこそ、医療の中で「家族の在り方」を模索し、患者家族に寄り添うことができる「家族ケア専門士」の必要性を感じています。
■キャッチコピーは「患者と家族のこころを照らす」
患者と家族のつながりは、長い時間をかけてずっと線で続いています。
そんな患者と家族の関係に、医療支援者はあくまで点として、一時的に関わる存在です。病気や入院をきっかけに、患者と家族の間に新たな問題が生じることはよくありますが、長く、近い関係性であるが故に、当事者だけで解決することが難しくなる場合があります。だからこそ、第三者として患者と家族に寄り添い、お互いのこころを照らすことのできる支援者になることが大切ではないでしょうか。
そんな意味を込めて、家族ケア専門士では「患者と家族のこころを照らす」というキャッチコピーを掲げています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/56869/7/resize/d56869-7-689091-pixta_101211453-0.jpg ]
■家族ケア専門士 公式テキストの目次
第1章 変わりゆく家族の「在り方」
叫ばれる”家族の多様性”
家族体験がもたらすもの
家族とは何か
社会機能の中での家族
家族文化の変化
ジェンダーと家族
法律と家族
家族支援に役立つ社会資源
家族支援と倫理
第2章 プロとしての「家族支援を学び直す」
家族看護学
家族療法とカウンセリング
病期における家族支援の実際
疾患の特徴から見る家族支援
■代表理事からのメッセージ
「家族」とは知れば知るほど、つかみどころのない、不確かな存在ではありますがーーそんな不確かさが増えていくからこそ私たちは変化できるプロでいなければいけません。
特に、これからの時代は、支援する人がいかに自分のアンテナを領域の外に出し、「キャッチする力」と「問う力」を育んでいけるかがその人の強みとなるでしょう。
家族ケア専門士の公式テキストでは、社会学や心理学、看護学など臨床現場だけではたどり着けない幅広い専門家の皆さまに執筆いただきました。異なる分野で、私たちと同じように「家族」に関心を寄せ、「家族」を通して社会に働きかけることを仕事としている方々です。皆さんの学びや悩みに寄り添うことができる、そんな一冊になれば嬉しいです。
ケアを通して、患者も家族も自分自身も立ち位置を認識しながら歩いていける。そんな家族ケア専門士を共に目指していきましょう。
■受験要項(第1回試験)
試験の詳細についてはこちらをご覧ください。
▼申込期間
2024年12月6日〜2025年5月15日(木)
▼試験日程
2025年6月25日〜7月15日
【家族ケア専門士 受験要項|日本終末期ケア協会】
https://jtca2020.or.jp/family/
協会概要
協会名:一般社団法人 日本終末期ケア協会
所在地:兵庫県神戸市北区鳴子2丁目17-2 サクセス星和台1F
代表者:岩谷 真意
URL:https://jtca2020.or.jp/
お問い合わせ先
日本終末期ケア協会 事務局
▼受験について
https://app.chatplus.jp/chat/visitor/1eae23a2_3?t=btn