長期滞在型のカラフルなアパートメントホテル、SECTION L Hamamatsuchoが東京都港区に、2023年3月オープン
[23/02/28]
提供元:PRTIMES
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築20年のホテルをリノベーションし、デンマークの高級家具と東京のアート・ムーブメントを取り入れた、アップスケール・アパートメントホテルに再生
長期滞在型ホテルオペレーター、株式会社セクションL(本社:東京都千代田区、代表取締役:Howard Ho 以下、SECTION L)は東京都港区浜松町1丁目16−11に、自社ホテルブランド4施設目となるSECTION L Hamamatsuchoを、2023年3月に開業することをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-da83374aa661cdf13715-1.jpg ]
上昇傾向の長期滞在カテゴリーと業界の課題
インバウンド解禁となり、回復傾向とされている宿泊業界ですが、稼働率や人材などの観点から現状はコロナ前の水準にはまだ達していないとされています。観光庁のデータによると、東京23区のホテルの平均稼働率は2019年は79%に対し、2022年は51%でした。
その中でも稼働率が低迷しなかった長期滞在型の宿泊施設への投資・開発に国内外の投資家は関心を寄せています。2022年に大手不動産サービス業者Jones Lang LaSalle (JLL)がグローバル・ホテル機関投資家を対象に行ったアンケートによると、37%の回答者が長期滞在型の宿泊施設を「最も良い投資対象」に選びました。(対して従来のフルサービスホテルを選んだ回答者は33%でした)
[画像2: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-cc5cb3b8661940e04cf7-0.png ]
長期滞在の需要も国内外において上昇傾向にあります。2021年の欧州連合統計局(EuroStat)のデータによると、全ての欧州の旅行客のうち、41%が旅行で4泊以上の滞在をしました。
日本でも、2021年の日本政策投資銀行のリサーチによるとインバウンド客の希望滞在日数の平均は7泊とされています。
尚、長期滞在需要の受け皿となる宿泊施設は日本では主に4種類あり、宿泊者にとっての課題も様々です。
1)従来のホテル・旅館
基本的にはキッチンやランドリー設備がなく、空間も狭いため(日本最大手のホテルチェーン、アパホテルの平均的な客室面積が12平米とされている)宿泊者にとっては快適な長期滞在ができない施設が多いです。
2)サービスアパート(Co-livingを含む)
長期滞在に適した「住宅型」の宿泊施設が多い反面、「ホテル・旅館業」の営業許可を受けていない宿泊施設は、旅館業法上30泊未満の予約を受け入れることは禁止されています。よって、1泊〜29泊の滞在を希望する宿泊者は予約ができません。
3)民泊
住宅宿泊事業法(民泊新法)が2018年に施工される前からAirbnbなどの予約プラットフォーム等で、特に訪日客に人気のあるオプションでした。宿泊者とにっては、個人と法人が運営する施設の判別が難しく、サービス水準の不透明性が残ります。
4)アパートメントスタイルホテル
上記の課題(顧客のペインポイント)を解決するために近年生まれた新しいカテゴリーです。新しい市場である事からエキスパートが少なく、「ホテル・旅館業」営業許可の取得難易度や参入障壁の高さから、供給過小になりがちなカテゴリーでもあります。宿泊者にとっては、予算やライフスタイルに合った選択肢が少ない事が課題です。
SECTION L Hamamatsuchoの特徴
SECTION Lブランドは「ボーダーレスなコミュニティ」を理念としています。今回Hamamatsuchoでも「旅行者が現地に溶け込むホテル滞在」を提供するため、下記のコンセプトを実現しました。
デザインテーマ:カラーのブレンド
家具にはデンマークの高級家具メーカー、BoConceptやHAYを取り入れ、ルームアートにはローカルアート・ムーブメントであるThe Tokyoiter(後述)と、ロビーアートは東京在住のタイ人のイラストレーターFern Choonetとオリジナルのアートを作成しました。西洋・東洋のデザインと、10パターンのパステルカラーウォールが折り混ざる、斬新なお部屋をお楽しみいただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-89278d35c462f42de619-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-c123c1fa09bd7c0e8270-3.jpg ]
空間設計:住宅とホテルのブレンド
SECTION Lブランドのホテルは、平均滞在日数5泊以上の顧客をターゲットとし、長期滞在に快適な空間設計を行っています。SECTION L Hamamatsuchoは築20年のマンションとして建てられた当時の物件の居住空間を再生・リノベーションして、生まれたアパートメントスタイルのホテルです。全室に「調理器具完備のキッチン、洗濯乾燥機、リビングorダイニングエリア機能」を備え、ホテルスタンダードのサービスを提供します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-5ca099e5a24f4e6d226a-5.jpg ]
ソーシャル:カルチャーのブレンド
宿泊者はSECTION LのアプリInterSectionへ登録すると、SECTION Lに泊まっている他の宿泊者と繋がる事ができます。(プロフィールの公開は任意)又Hamamatsuchoも他のSECTION L拠点と同様に、毎週ロビーで宿泊者限定のカクテル・アワーを開催し、多国籍な旅行客のソーシャライジングをサポートします。
ホテル周辺の飲食店、文化施設、銭湯などにもSECTION Lのスタッフが足を運び、ローカルコミュニティとの関係構築を行っています。旅行客が気軽に現地の文化を覗き込み、安心して現地に溶け込めるよう、寝泊まりする空間以上のホスピタリティを提供しております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-74811abbcee73ad031fc-6.jpg ]
The Tokyoiter について
The Tokyoiter は架空の雑誌の表紙を集めたアート・ムーブメントです。雑誌「The New Yorker」や「The Parisianer」からインスパイアされ、イラストレーター独自の視点からとらえた東京を表現しています。
スカイツリーの影にある小さな通りから、鯉のぼりのゆらめき、代々木公園のカラフルなロッカーまで、東京がいかに魅力的な場所であるか、イラストレーターたちの思いがそれぞれの表紙に込められています。2015年以降、100名以上のイラストレーター(主に東京にゆかりがある外国人のクリエイター)がThe Tokyoiterに参加しました。SECTION Lでは、その中から選りすぐりの作品を展示させていただきます。
株式会社セクションLについて
2020年に設立されたホテルマネジメントカンパニーです。創業チームの過半数が米コーネル大学のホテルスクールを卒業し、シャングリ・ラやフォーシーズンズ等の一流ホテルチェーンや、ホテル不動産ファンド等での経験を持ち合わせた、ホテル経営のエキスパート集団です。
コロナ禍の開業当初より、SECTION LブランドのRevPARは、東京都内のマーケット比の2倍以上を達成し続けています。当ホテルの開業に加え、同月にSECTION L Residence Ginza、2023年夏に東京都内で更に3施設の開業を控えています。
主な事業として自社ブランドの長期滞在型ホテル「SECTION L」の運営と、省人化ソリューション・ソフト及びコミュニティ・プラットフォーム「InterSection」の開発を行っております。
ホームページ: https://www.section-l.co
Section L Hamamatsucho: https://section-l.co/hamamatsucho
[画像7: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-dc54c88b9fd86d8933e9-8.jpg ]
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
担当者:北川旭洋(Co-Founder / 取締役)
連絡先: development@section-l.co
【出所】
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html
JLL https://www.us.jll.com/en/trends-and-insights/research/global-hotel-investment-outlook
Eurostat https://ec.europa.eu/eurostat/statistics-explained/index.php?title=Tourism_statistics
日本政策投資銀行 https://www.dbj.jp/upload/investigate/docs/2a5c75afe31a119370edd1022e67ee43.pdf
長期滞在型ホテルオペレーター、株式会社セクションL(本社:東京都千代田区、代表取締役:Howard Ho 以下、SECTION L)は東京都港区浜松町1丁目16−11に、自社ホテルブランド4施設目となるSECTION L Hamamatsuchoを、2023年3月に開業することをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-da83374aa661cdf13715-1.jpg ]
上昇傾向の長期滞在カテゴリーと業界の課題
インバウンド解禁となり、回復傾向とされている宿泊業界ですが、稼働率や人材などの観点から現状はコロナ前の水準にはまだ達していないとされています。観光庁のデータによると、東京23区のホテルの平均稼働率は2019年は79%に対し、2022年は51%でした。
その中でも稼働率が低迷しなかった長期滞在型の宿泊施設への投資・開発に国内外の投資家は関心を寄せています。2022年に大手不動産サービス業者Jones Lang LaSalle (JLL)がグローバル・ホテル機関投資家を対象に行ったアンケートによると、37%の回答者が長期滞在型の宿泊施設を「最も良い投資対象」に選びました。(対して従来のフルサービスホテルを選んだ回答者は33%でした)
[画像2: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-cc5cb3b8661940e04cf7-0.png ]
長期滞在の需要も国内外において上昇傾向にあります。2021年の欧州連合統計局(EuroStat)のデータによると、全ての欧州の旅行客のうち、41%が旅行で4泊以上の滞在をしました。
日本でも、2021年の日本政策投資銀行のリサーチによるとインバウンド客の希望滞在日数の平均は7泊とされています。
尚、長期滞在需要の受け皿となる宿泊施設は日本では主に4種類あり、宿泊者にとっての課題も様々です。
1)従来のホテル・旅館
基本的にはキッチンやランドリー設備がなく、空間も狭いため(日本最大手のホテルチェーン、アパホテルの平均的な客室面積が12平米とされている)宿泊者にとっては快適な長期滞在ができない施設が多いです。
2)サービスアパート(Co-livingを含む)
長期滞在に適した「住宅型」の宿泊施設が多い反面、「ホテル・旅館業」の営業許可を受けていない宿泊施設は、旅館業法上30泊未満の予約を受け入れることは禁止されています。よって、1泊〜29泊の滞在を希望する宿泊者は予約ができません。
3)民泊
住宅宿泊事業法(民泊新法)が2018年に施工される前からAirbnbなどの予約プラットフォーム等で、特に訪日客に人気のあるオプションでした。宿泊者とにっては、個人と法人が運営する施設の判別が難しく、サービス水準の不透明性が残ります。
4)アパートメントスタイルホテル
上記の課題(顧客のペインポイント)を解決するために近年生まれた新しいカテゴリーです。新しい市場である事からエキスパートが少なく、「ホテル・旅館業」営業許可の取得難易度や参入障壁の高さから、供給過小になりがちなカテゴリーでもあります。宿泊者にとっては、予算やライフスタイルに合った選択肢が少ない事が課題です。
SECTION L Hamamatsuchoの特徴
SECTION Lブランドは「ボーダーレスなコミュニティ」を理念としています。今回Hamamatsuchoでも「旅行者が現地に溶け込むホテル滞在」を提供するため、下記のコンセプトを実現しました。
デザインテーマ:カラーのブレンド
家具にはデンマークの高級家具メーカー、BoConceptやHAYを取り入れ、ルームアートにはローカルアート・ムーブメントであるThe Tokyoiter(後述)と、ロビーアートは東京在住のタイ人のイラストレーターFern Choonetとオリジナルのアートを作成しました。西洋・東洋のデザインと、10パターンのパステルカラーウォールが折り混ざる、斬新なお部屋をお楽しみいただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-89278d35c462f42de619-2.jpg ]
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空間設計:住宅とホテルのブレンド
SECTION Lブランドのホテルは、平均滞在日数5泊以上の顧客をターゲットとし、長期滞在に快適な空間設計を行っています。SECTION L Hamamatsuchoは築20年のマンションとして建てられた当時の物件の居住空間を再生・リノベーションして、生まれたアパートメントスタイルのホテルです。全室に「調理器具完備のキッチン、洗濯乾燥機、リビングorダイニングエリア機能」を備え、ホテルスタンダードのサービスを提供します。
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ソーシャル:カルチャーのブレンド
宿泊者はSECTION LのアプリInterSectionへ登録すると、SECTION Lに泊まっている他の宿泊者と繋がる事ができます。(プロフィールの公開は任意)又Hamamatsuchoも他のSECTION L拠点と同様に、毎週ロビーで宿泊者限定のカクテル・アワーを開催し、多国籍な旅行客のソーシャライジングをサポートします。
ホテル周辺の飲食店、文化施設、銭湯などにもSECTION Lのスタッフが足を運び、ローカルコミュニティとの関係構築を行っています。旅行客が気軽に現地の文化を覗き込み、安心して現地に溶け込めるよう、寝泊まりする空間以上のホスピタリティを提供しております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-74811abbcee73ad031fc-6.jpg ]
The Tokyoiter について
The Tokyoiter は架空の雑誌の表紙を集めたアート・ムーブメントです。雑誌「The New Yorker」や「The Parisianer」からインスパイアされ、イラストレーター独自の視点からとらえた東京を表現しています。
スカイツリーの影にある小さな通りから、鯉のぼりのゆらめき、代々木公園のカラフルなロッカーまで、東京がいかに魅力的な場所であるか、イラストレーターたちの思いがそれぞれの表紙に込められています。2015年以降、100名以上のイラストレーター(主に東京にゆかりがある外国人のクリエイター)がThe Tokyoiterに参加しました。SECTION Lでは、その中から選りすぐりの作品を展示させていただきます。
株式会社セクションLについて
2020年に設立されたホテルマネジメントカンパニーです。創業チームの過半数が米コーネル大学のホテルスクールを卒業し、シャングリ・ラやフォーシーズンズ等の一流ホテルチェーンや、ホテル不動産ファンド等での経験を持ち合わせた、ホテル経営のエキスパート集団です。
コロナ禍の開業当初より、SECTION LブランドのRevPARは、東京都内のマーケット比の2倍以上を達成し続けています。当ホテルの開業に加え、同月にSECTION L Residence Ginza、2023年夏に東京都内で更に3施設の開業を控えています。
主な事業として自社ブランドの長期滞在型ホテル「SECTION L」の運営と、省人化ソリューション・ソフト及びコミュニティ・プラットフォーム「InterSection」の開発を行っております。
ホームページ: https://www.section-l.co
Section L Hamamatsucho: https://section-l.co/hamamatsucho
[画像7: https://prtimes.jp/i/85022/7/resize/d85022-7-dc54c88b9fd86d8933e9-8.jpg ]
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
担当者:北川旭洋(Co-Founder / 取締役)
連絡先: development@section-l.co
【出所】
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html
JLL https://www.us.jll.com/en/trends-and-insights/research/global-hotel-investment-outlook
Eurostat https://ec.europa.eu/eurostat/statistics-explained/index.php?title=Tourism_statistics
日本政策投資銀行 https://www.dbj.jp/upload/investigate/docs/2a5c75afe31a119370edd1022e67ee43.pdf