加工先連携支援ツール「GENBA CONNECT」の開発について
[23/02/27]
提供元:PRTIMES
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バックオフィス業務のDX化による、外注加工先との連携強化を支援するシステムツールを開発。実際に導入・運用いただくモニター企業を募ります。
株式会社ピーエムティーは、OCR解析などのデジタル技術による見積もり業務のDX化を通じて、精密加工業におけるバックオフィス業務の標準化と、外注加工先との連携強化を支援するシステムツール「GENBA CONNECT」(現場コネクト)を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-4a98c7ba6d4a6be8fa51-0.png ]
株式会社ピーエムティー(本社:福岡県須恵町、以下「弊社」)は、見積もり業務の支援を通じて外注加工先との連携強化を図るシステム「GENBA CONNECT」を開発しました。
実績の有無から取引のある加工先リストまで、見積もり業務における属人的な暗黙知を集約し、データベースとして形式知化。画像解析とOCRで解析した図面を形状や材質、サイズなどに基づいて類型化し、データベースと照合することで、実績の確認や外注加工先のリストアップといった作業を標準化します。
開発の背景
精密加工業における見積もり業務では、リピート品は紙ファイリングされた過去実績から、新規品の場合は保有設備やQCD(品質・価格・納期)といった条件から加工先を選定することが多く、特に後者は最終的に経験に基づく属人的な判断が必要とされるため、ベテラン社員への業務一極集中を如何に緩和すべきか、という課題がありました。
そこで、バックオフィス業務、中でも見積もり業務における作業のDX化を目指し、弊社で精密加工事業の営業・バックオフィス業務に従事するメンバーに加え、由紀精密株式会社(本社:神奈川県茅ケ崎市、以下「由紀精密」)、株式会社ケイ・エス・ケイ(本社:大分県日出町、以下「KSK」)が構想し、開発業務を株式会社スクラムソフトウェア(本社:福岡県福岡市、以下「SSW社」)に委託する形で開発に着手しました。
※ 本事業は、令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域デジタルイノベーション促進事業)」を活用しています。
システムの概要
本システムではまず図面データを読み込み、OCR解析と画像解析によって形状や寸法などの情報を抽出します。
CAD等のソフトウェアから直接出図した図面はもちろん、FAX等の紙図面をスキャンした図面も読み込むことができます。図面データの拡張子はPDF,JPEG,PNGなどに対応となります(CADデータファイルには非対応)。
次に受発注管理システムとの連携により、図番と品名から実績の有無や過去の発注先、発注金額などを調査します。実績のない新規品の場合は、材質や形状、寸法などの情報をデータベースと照合し、加工先リストを抽出します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-e091d4ea59eb4cdbe1ff-1.png ]
加工先の選定が難しい図面や短納期品は『公募』の機能を使用することで、協力関係にある精密加工メーカーと案件を共有。『公募』登録された案件は精密加工メーカー側からも検索できるようになるため、自発的に案件を獲得できるようになり、受注機会の増加に繋がります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-c84d0604638919830cf9-3.png ]
情報セキュリティ
[画像4: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-9b9abe13acb5e1a3c5a4-2.png ]
図面には重大な機密情報が含まれている場合があり、精密加工業を事業の大きな柱としてきた私たちは、情報の取扱いに関する重要性を十分に理解しています。
本システム内の遣り取りはSSLによって暗号化処理され、また、ヒューマンエラーを防止するため、公募前に図面を編集する機能や、ユーザーへの注意喚起メッセージなどの施策を行い、情報の取扱に細心の注意を払っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-595f9118f8e8c43bfc64-4.png ]
今後の展開
PR媒体への掲載や、九州半導体エレクトロニクスイノベーション協議会(通称=SIIQ)、ファクトリーサイエンティスト協会などに所属する会員企業様へのPRを通じて本システムの認知向上を図り、実際に導入・運用いただくモニター企業を募ります。
その後、開発メンバーおよびモニター企業によるフィードバックを踏まえ、有用性と操作性を兼ね備えたシステムとすべくブラッシュアップ開発を行います。
本ニュースリリースに対するお問い合わせ先
株式会社ピーエムティー
オープンイノベーション室 竹内 拓也
E-mail:takuya.takeuchi@pm-t.com
TEL :092-933-3110
URL :https://www.pm-t.com/
株式会社ピーエムティーは、OCR解析などのデジタル技術による見積もり業務のDX化を通じて、精密加工業におけるバックオフィス業務の標準化と、外注加工先との連携強化を支援するシステムツール「GENBA CONNECT」(現場コネクト)を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-4a98c7ba6d4a6be8fa51-0.png ]
株式会社ピーエムティー(本社:福岡県須恵町、以下「弊社」)は、見積もり業務の支援を通じて外注加工先との連携強化を図るシステム「GENBA CONNECT」を開発しました。
実績の有無から取引のある加工先リストまで、見積もり業務における属人的な暗黙知を集約し、データベースとして形式知化。画像解析とOCRで解析した図面を形状や材質、サイズなどに基づいて類型化し、データベースと照合することで、実績の確認や外注加工先のリストアップといった作業を標準化します。
開発の背景
精密加工業における見積もり業務では、リピート品は紙ファイリングされた過去実績から、新規品の場合は保有設備やQCD(品質・価格・納期)といった条件から加工先を選定することが多く、特に後者は最終的に経験に基づく属人的な判断が必要とされるため、ベテラン社員への業務一極集中を如何に緩和すべきか、という課題がありました。
そこで、バックオフィス業務、中でも見積もり業務における作業のDX化を目指し、弊社で精密加工事業の営業・バックオフィス業務に従事するメンバーに加え、由紀精密株式会社(本社:神奈川県茅ケ崎市、以下「由紀精密」)、株式会社ケイ・エス・ケイ(本社:大分県日出町、以下「KSK」)が構想し、開発業務を株式会社スクラムソフトウェア(本社:福岡県福岡市、以下「SSW社」)に委託する形で開発に着手しました。
※ 本事業は、令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域デジタルイノベーション促進事業)」を活用しています。
システムの概要
本システムではまず図面データを読み込み、OCR解析と画像解析によって形状や寸法などの情報を抽出します。
CAD等のソフトウェアから直接出図した図面はもちろん、FAX等の紙図面をスキャンした図面も読み込むことができます。図面データの拡張子はPDF,JPEG,PNGなどに対応となります(CADデータファイルには非対応)。
次に受発注管理システムとの連携により、図番と品名から実績の有無や過去の発注先、発注金額などを調査します。実績のない新規品の場合は、材質や形状、寸法などの情報をデータベースと照合し、加工先リストを抽出します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-e091d4ea59eb4cdbe1ff-1.png ]
加工先の選定が難しい図面や短納期品は『公募』の機能を使用することで、協力関係にある精密加工メーカーと案件を共有。『公募』登録された案件は精密加工メーカー側からも検索できるようになるため、自発的に案件を獲得できるようになり、受注機会の増加に繋がります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-c84d0604638919830cf9-3.png ]
情報セキュリティ
[画像4: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-9b9abe13acb5e1a3c5a4-2.png ]
図面には重大な機密情報が含まれている場合があり、精密加工業を事業の大きな柱としてきた私たちは、情報の取扱いに関する重要性を十分に理解しています。
本システム内の遣り取りはSSLによって暗号化処理され、また、ヒューマンエラーを防止するため、公募前に図面を編集する機能や、ユーザーへの注意喚起メッセージなどの施策を行い、情報の取扱に細心の注意を払っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/97174/7/resize/d97174-7-595f9118f8e8c43bfc64-4.png ]
今後の展開
PR媒体への掲載や、九州半導体エレクトロニクスイノベーション協議会(通称=SIIQ)、ファクトリーサイエンティスト協会などに所属する会員企業様へのPRを通じて本システムの認知向上を図り、実際に導入・運用いただくモニター企業を募ります。
その後、開発メンバーおよびモニター企業によるフィードバックを踏まえ、有用性と操作性を兼ね備えたシステムとすべくブラッシュアップ開発を行います。
本ニュースリリースに対するお問い合わせ先
株式会社ピーエムティー
オープンイノベーション室 竹内 拓也
E-mail:takuya.takeuchi@pm-t.com
TEL :092-933-3110
URL :https://www.pm-t.com/