「49%の組織では人材のレジリエンスに課題を感じている」ことが調査結果から明らかに。
[24/08/28]
提供元:PRTIMES
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研修のスタイルにとらわれない企業向け人材育成サービスを提供する株式会社LDcube(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新井澄人)はアンケート調査結果レポートを公開しました。
環境変化の激しい現代において、企業で働く人材には突如襲ってくるストレスや逆境に適切に対処していく力が求められます。変化の中で、心が折れそうになってしまう従業員もいるかもしれません。しかし、そんな時に彼らを支えてくれるのが「レジリエンス」(※)です。
今や、「レジリエンス」という言葉は人材開発の領域で当たり前に聞かれるようになりました。それくらい、“人材のレジリエンス向上”が今後のビジネス展開において重要になってきているのでしょう。
そこで今回は、人事ご担当者さま、経営者さまへ「人材のレジリエンス向上の取り組み」について広く調査いたしました。
(※)レジリエンスとは、ストレスフルな状況や逆境に直面した際にそれを乗り越えて適応していく心理的な回復力・復元力のことを指します。
結果として、「49%の組織では人材のレジリエンスに課題を感じている」ということが分かりました。また「53%の人がレジリエンスは後天的に育むことができることを知らなかった」という事実も明らかになりました。
レジリエンスは後天的にトレーニングで育むことが可能です。効果的なトレーニングを展開してレジリエンスの課題を解決していきましょう。
◆アンケート名称「人材のレジリエンス向上の取り組み」に関する調査
- 調査主体:株式会社LDcube(調査委託:ProFuture株式会社)
- 調査期間:2024/7/19〜8/1
- 調査方法:WEBアンケート
- 調査対象:上場および非上場企業の人事責任者・担当者さま
- 有効回答:238件
◆結果
1.「49%の組織では人材のレジリエンスに課題を感じている」
(貴社では人材のレジリエンスに課題を感じていますか?。)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131307/7/131307-7-b5d54917c5b8fc3d4cb55a6e690ee9fe-830x612.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
49%の組織が人材のレジリエンスに課題を感じていると回答しています。感じていないという回答は20%です。約半数の組織で人材のレジリエンスに課題があることが明らかになりました。
2.「53%の人がレジリエンスは後天的に育むことができることを知らなかった」
(「レジリエンス」は先天的な資質ではなく、後天的にトレーニングで育むことができることを知っていますか?)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131307/7/131307-7-8c4e2cde54101ed409c370ab78d805ca-780x605.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
レジリエンスは後天的にトレーニングで育むことができることを知っているという回答が47%、知らなかったという回答が53%でした。
3.「レジリエンスの課題を感じている職種は営業職が50%で最多」
(人材のレジリエンスに課題を感じている“職種”として、当てはまるものをすべてお選びください。)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131307/7/131307-7-330b2a862cc46f8591952228699cdf44-994x605.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最も回答が多かった職種が「営業職」で50%でした。次いで、「スタッフ系(総務・人事・経理など)」が38%、「技術職」が37%でした。営業パーソンのレジリエンス強化が課題であることが分かりました。
4.「レジリエンス向上の施策として取り組んでいる施策は心理的安全性の高い職場づくりが最多で38%」
(人材のレジリエンス向上に向けて、貴社で行っている施策はありますか? 当てはまるものをすべてお選びください。)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131307/7/131307-7-769d519355929452a0030c739d6ae4f2-908x605.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
行っている施策として最も多いのが、「心理的安全性の高い職場づくり」で38%でした。次いで、「健康経営の推進」で35%でした。「レジリエンス研修の実施」は11%にとどまりました。
◆株式会社LDcubeからのメッセージ
レジリエンスはさまざまな方法で高めることが可能ですが、最も効果的な方法はレジリエンス研修を受講することです。レジリエンス研修は、困難な状況を乗り越え成長できる人材を育成するためのプログラムであり、精神的な免疫力を強化します。これはビジネスの世界における「ワクチン接種」のような役割を果たし、困難な状況に遭遇してもマイナスの影響を最小限に抑え、迅速に立ち直る力を身につけることができます。特に、新入社員や若手社員には早期の受講が推奨され、その後のキャリア構築や生活の備えとなります。
今回の調査では、レジリエンスが先天的な資質ではなく、後天的に身につけられるものであることを53%の方が認識していませんでした。まずは、レジリエンスは身につけることができるという認識を広め、約半数の組織が抱えている人材のレジリエンスに関する課題の解決につなげていきましょう。
本件に関する問い合わせ先 株式会社LDcube WEBサイト関連担当
電話:03-3525-7002
電子メール:info@ldcube.co.jp
本件に関するお知らせ:https://ldcube.jp/news/11
本件についての記事:https://ldcube.jp/blog/resilience251
本件についてのレポートダウンロード:https://ldcube.jp/downloadlist/resilience_report