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教育訓練給付制度の認知度4割、利用者1割超 利用の理由 1位「スキルアップ」、2位「就職・転職に有利」 プロが解説!最大224万円もの支給が受けられる「教育訓練給付制度」とは?

 もうすぐ4月です。新年度が始まると、資格を取得したり新たな自分を発見したりするために、習い事をする人は多いようです。そこで、YouTubeチャンネル『脱・税理士スガワラくん』を運営する税理士の菅原 由一は、20歳以上60歳未満の会社員の男女全国1,820人を対象に「教育訓練給付制度」についてアンケート調査を実施しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-90935da1de9678f28579-0.jpg ]



調査概要


調査期間:2024年3月12日〜13日
調査手法:インターネット調査
調査対象:会社員(正社員、契約・派遣社員)として1年以上働いている20歳以上60歳未満の男女全国
有効回答者数:1,820人(20代:420人、30代:449人、40代:468人、50代:483人)
調査機関:Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「脱・税理士スガワラくん 調べ」とご明記ください。


調査結果


 「『教育訓練給付制度』を知っているか?」と訊いたところ、4割弱(37.1%)が「まったく知らない」と回答し最多、以下「なんとなく知っている」(27.1%)、「聞いたことがある」(21.7%)となり、「良く知っている」は1割超(14.2%)でした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-f03446180cc5bf0165c1-1.png ]


 続いて、「『教育訓練給付制度』を利用したことはあるか?」と訊いたところ、「利用したことがある」は1割超(13.7%)しかいませんでした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-8bf9393e9e07e29d4f14-2.png ]


 「教育訓練給付制度を利用したことがある」と回答した250人に「どのような経緯で利用したか?」訊きました。「自分で調べた」が6割超(64.8%)と多く、「会社からの紹介」(26.8%)、「家族、友人知人からの紹介」(6.4%)と続き、「ハローワークからの紹介」(2.0%)もわずかにいました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-b2dfccb413729b7c1937-3.png ]


 最後に、「『教育訓練給付制度』を利用したのはなぜか?」と訊いたところ、「スキルアップ」(58.8%)、「就職・転職に有利」(42.2%)、「資格取得」(38.0%)、「社内外での評価」(19.2%)となり、「受講費用の一部がもらえる」は1割程度(11.2%)でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-098ecc21b5950f4ce0c9-4.png ]



税理士・菅原由一が解説 「最大224万円もの支給会受けられる『教育訓練給付制度』とは?」


 新年や新年度のように年や生活の節目になると、新しいことを始めたくなり、習い事や勉強を始める人は多いです。そこで、今回はそのような人のために「教育訓練給付金制度」について解説します。
 教育訓練給付金とは、国が指定した対象講座で学んだ人に負担した費用の一部を国が給付してくれる制度で、最大224万円もの支給が受けられます。
 この制度の対象講座は現在約15,000講座あり、対象講座を受けると受講費用の20%〜最大70%が支給されます。また、対象講座はレベルなどにより大きく次の3つのカテゴリーに分かれており、どのカテゴリーに該当するかによって、国からの給付金の額が変わります。
・一般教育訓練
・特定一般教育訓練
・専門実践教育訓練

どのような講座があるのか?
 対象講座は「教育訓練講座検索システム」で検索するとわかりますが、ここでいくつか紹介します。
・一般教育訓練:簿記検定、中小企業診断士、インテリアコーディネーター、Excel表計算1級・2級、ITパスポートなど
・特定一般教育訓練:税理士、社労士、宅地建物取引士、大型自動車第一種・第二種免許、自動車整備士、FP1級など
・専門実践教育訓練:介護福祉士、社会福祉士、看護師、保育士、美容師、歯科衛生士、柔道整復師など

どのくらい給付金はもらえるのか?
 この制度は、資格のない講座も対象になっているため、資格を取得しなくても、講座を受講するだけで受講費用の一部を負担してもらえます。
・一般教育訓練:受講費用の20%(年間上限10万円)
・特定一般教育訓練:受講費用の40%(年間上限20万円)
・専門実践教育訓練:受講費用の50%(年間上限40万円)
 専門実践教育訓練は、資格取得をし、受講後1年以内に就職すると、受講費用20%(年間上限16万円)が追加で支給されます。更に、離職中で初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、45歳未満であるなどの一定の要件を満たせば、別途、「教育訓練支援給付金」(年間上限56万円、最大4年まで/56万×4年=224万円)と、前職の給与の80%が支給されます。

どのような人がもらるのか?
 「教育訓練給付金」は受講するだけではもらえません。なぜなら、この給付金の財源は雇用保険だからです。
・雇用保険に加入している在職者(会社に勤めている人):「一般教育訓練給付」「特定一般教育訓練給付」は、雇用保険加入期間が1年以上、「専門実践教育訓練給付金」は2年以上
・離職者:退職前の雇用保険加入期間が1年以上で、退職して1年以内に対象講座受講
・2回目以降の給付の場合は、前回の教育訓練給付金受給から今回の受講開始日前までに3年以上経過している

どうすればもらえるのか?
 申請方法は大きく2つあります。
・一般教育訓練給付:受講後1か月以内にハローワークに申請
・特定一般教育訓練給付、専門実践教育訓練給付:受講1カ月前にキャリアコンサルタントのコンサルティングを受け、受講前にハローワークに申請し、受講後1か月以内にハローワークに申請
 受講後の申請から1週間程度で給付金がもらえます。
 また、離職者は、既にもらっている失業手当に追加して給付金ももらえます。

 この春から資格取得を目指しキャリア・キャリアチェンジしたい方、新しい自分を見つけたい方は是非検討してみてください。


菅原 由一プロフィール


[画像6: https://prtimes.jp/i/134198/7/resize/d134198-7-ba36293b2382dfb5d6dd-5.jpg ]

 1975年、三重県生まれ。お客様の85%を黒字に導く節税と資金繰りの専門家。
 2023年1月に開設したYouTubeチャンネル『脱・税理士スガワラくん』はチャンネル登録者数42万人を突破。ブログ 『脱!税理士 菅原のお金を増やす経営術!』は全国税理士ブログランキング第1位を獲得し、アメブロ【公式】トップブロガーに選任。
 講演実績はGoogle、アパホテルなど上場企業、外資系企業も含め1,000回を超え、各メディアからの取材も多数受ける。
 書籍『究極の資金繰り』『激レア資金繰りテクニック50』(共に幻冬舎)は、累計2.7万部のベストセラーとなる。
 2024年2月22日に『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』を発売。
ブログ:https://ameblo.jp/sannet/
YouTube:https://www.youtube.com/@datu-sugawara
Twitter:https://mobile.twitter.com/sugawara11
Instagram:https://www.instagram.com/sugawara.smg
Threads:https://threads.net/@sugawara.smg
TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSexq2jCP/
Facebook:https://www.facebook.com/yuichi.sugawara.5


会社概要


商号:株式会社スガワラくん
本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30 名古屋三井ビル本館7F
代表者:代表取締役 堀江 芳紀
設立年月日:2023年11月8日
資本金:1,000,000円
事業内容:セミナーの運営、YouTube、広告、コンサルティング
URL:https://sugawarakun.com/
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