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「UV 硬化測定セル」レオメーター用アクセサリ拡充についてのお知らせ




-産業界における「UV硬化」の需要増加に対応-

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(代表取締役社長 デイヴィッド・ジョセフ・マリーナ、横浜市神奈川区守屋町、分析機器・理化学機器・医療器具・ラボ用ソフトウェアの輸入販売およびサービス)は、2011年12月、UV 硬化における業界ニーズに対応するため、レオメーターアクセサリの種類を拡張したことを発表しました。これまでの熱硬化主体のプロセスから生産性向上及び環境保全を目的とした、持続可能な UV-アシスト型熱硬化工程の導入を求める業界ニーズの増加に対応します。

一般的な振動せん断方式では、たとえば歯科材料などのコーティングプロセスのあいだにわずか数秒で発生するUV 誘起反応をモニタリングすることはほとんど困難です。サーモフィッシャーはこの課題に対処するため、当社のハイエンドレオメーター Thermo Scientific HAAKE MARS IIIに「高速オシレーションモード」を搭載しています。この機能を使用することにより、振動周波数とは独立して 500Hz という高速データ取得数を実現し、非常に短時間で硬化するような材料の硬化挙動に追随して測定することが可能になりました。

次の4種類の UV測定セットアップの中から目的に応じて選択していただけるようになりました:
●UV測定セル標準タイプ。温度制御モジュール(電気ヒーター、ペルチェまたはリキッドコントロールプレート) 上に取付けられ、測定下部よりUV照射可能で、おもに室温環境下におけるインクなどの UV 硬化材料の測定に適しています。

●熱アシスト型硬化プロセス用 UV セル。HAAKE MARS CTCチャンバー温度制御モジュールにておもにUV硬化後の高温下での測定に対応。 -150°C 〜 600°C の広範な温度コントロールが可能です。

●カスタマイズ可能な UV セル。付属されたライトガイド、コンデンサ、ガラスプレートなどの光学部品は自由に距離を可変することができ、たとえばコンタクトレンズの製造プロセスといった、生産工程における光学部品の配置などをシミュレートすることも可能です。

●UV 硬化測定のために新しく開発されたHAAKE MARS 専用上部UV測定システム。上部測定ヘッドに取り付けられ、下部温度制御モジュールとの併用による温度コントロールが可能です。また、UV照射下でのレオロジー特性と FT-IR スペクトルの同時測定を可能にする Rheonaut モジュールとの併用も可能になりました。

UV光源は種類を問わず、Thermo Scientific HAAKE RheoWin 測定/解析ソフトウェアから照射トリガーのオンオフが可能です。粉体塗料、接着剤、シール剤、はんだ材料およびインクやコンタクトレンズなど様々なアプリケーションでこれらの測定セルが使用されています。
レオロジーのパイオニアの一員である、サーモフィッシャーサイエンティフィックは、総合的な Thermo Scientific マテリアルキャラクタリゼーション(物性評価)ソリューションで、多岐にわたる業界を確実にサポートしています。マテリアルキャラクタリゼーション(物性評価)ソリューションは、プラスチック、食品、化粧品、製薬、塗料、化成品、石油化学製品などのあらゆる分野において、液体または固体の粘度、弾性、プロセッサビリティー、温度に関連した機械的特性を分析・測定します。
詳細については、こちらをご参照ください。 www.thermoscientific.com/mc米国

Thermo Fisher Scientific Inc.についてThermo Fisher Scientific Inc. (NYSE:TMO) は、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。110 億ドル近くの収益と 37,000 人の従業員を誇り、医薬・バイオ企業、病院、臨床診断ラボ、大学、研究機関、公共機関のほか、環境分野・プロセス管理分野のお客様に貢献します。当社の二つの強力なブランド、Thermo Scientific と Fisher Scientific は、大切なお客様のために価値を生み出し、常に技術開発を行い、お客様に選択の幅と利便性を提供しています。当社の製品とサービスは、科学の側面からイノベーションをもたらし、先端研究からルーチン測定、フィールド測定にわたる分析の問題を解決します。ウェブサイト: www.thermofisher.com

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(日本法人)について米国Thermo Fisher Scientific Incの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウェア、研究用試薬を取り扱っています。本社:神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9 C-2F 代表取締役社長:デイヴィッド・J・マリーナURL: www.thermofisher.co.jp

このリリースに関するお問い合わせ先サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社マーケティングコミュニケーションズグループ 園畑 知栄子(そのはた ちえこ) 〒221-0022 横浜市神奈川区守屋町3-9 C-2F 電話 045-453-9212 http://www.thermoscientific.jp Email: info.mc.jp@thermofisher.com
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