業界初、オンラインで実施する介護デザインスクール「ハミスク」を開校 スキマ時間で活用できる専用アプリをアイデア発信の場として参加者に提供
[20/06/22]
提供元:PRTIMES
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~介護業界の魅力を伝えるため、介護の情報発信の探求を通して介護人材不足の解決へ取り組む〜
医療・介護領域における人材紹介・派遣サービス大手のTSグループ(株式会社TS工建、株式会社ティスメ、メディアメイド株式会社、本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:笹井 英孝)は、この度、「挑む人と、ともに挑む」の経営理念のもと、スキマ時間でも活用できる専用アプリとオンライン講義で実施する介護のデザインスクールを開校します。業界初となるこのスクールは、いまある介護のイメージから半歩だけハミ出すためのデザインスクール「ハミスク」(正式名称:介護のイメージから半歩ハミだす、なんばデザインスクール)として開校します。
本スクールは、半歩ハミ出すために必要な知識や技術を習得するため、全6回(第0回〜第5回)のオンライン講座と当社が運営する介護学校の空き時間や遊休スペースを活用した対面相談会を組み合わせたプログラムで構成され、介護の魅力をもっと広く伝えたいと考える介護業界の次世代リーダーとともに、対話を通じて課題を発見し、人の感性に訴えかける新たな発信の方法を探求・実践し、介護人材の不足という社会課題の解決を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-219115-0.jpg ]
【開校の背景】
これまでTSグループでは、介護士不足の問題解決に向けて介護人材の紹介・派遣サービス以外に、介護未経験人材の育成・教育を目的とした、介護職員初任者研修が取得できる学校であるカイゴWORKERカレッジを開校するなど、新たな事業を展開してきました。その中で、世の中で抱かれている介護のイメージと実際の介護現場で働いている方の声に相違があることを感じ、深刻化する介護人材の不足に対し、介護現場の状況やそこで働く人のリアルな実感を明るいニュースとして世の中に適切に伝えていくことが必要であると考えました。そこで2017年に「注文をまちがえる料理店」で、認知症に対する新しい価値観の発信を世界150カ国に行った小国士朗氏をTSグループのアドバイザーとして迎えいれ、株式会社studioーL代表でコミュニティデザイナーの山崎亮氏がデザインスクールのアドバイザーとして参画して、今回のプロジェクトを発足しました。
TSグループは、長年の経験から老いや介護の現場にこそ、よりよいデザインや明るい情報発信を求める声が多くあることを感じています。世の中の介護のイメージから、まずは半歩だけハミ出し、介護本来の豊かなイメージを伝える仲間を増やすことで、介護人材の不足という社会課題の解決を目的に、「ハミスク」を開始するに至りました。
【ハミスクについて】
「ハミスク」は業界初のちょっとだけハミ出すためのデザインスクールです。既存の業界イメージから半歩はみ出して他業種で働く環境や人々と出会うことにより、既存の介護職像や存在意義、既存の介護職の業務や被介護者との関わり方などを変えるための方法や技術を学び、「半歩はみ出した=今までとはひと味違う」介護職へと自らを育成することをコンセプトとしています。
介護事業所従事者を対象に2020年6月から11月にかけて、全6回(第0回〜第5回)のオンライン講座と当社が運営する介護学校の空き時間や遊休スペースを活用した対面相談会を組み合わせたプログラムを実施します。
各講座では、先行事例の分析やゲスト講師によるワークショップといった研修をアプリとオンライン講座で実施する予定です。新たな介護人材の獲得に向けてデザイン思考や認知獲得のための企画立案について学習し、介護事業所が自ら介護業界や現場情報などを効果的に情報発信できるように支援します。
初年度となる2020年は、TSグループが本社を置く関西圏に限定してデザインスクールに興味がある介護事業所から推薦された15名が参加予定です。なお、介護業界への人材紹介・派遣サービスを行っているTSグループの社員15名が参加し、「ハミスク」参加者とともに学び、ともに介護の明るいニュースの発信に取り組んでいきます。
TSグループ 代表取締役社長:笹井英孝 コメント
TSグループはこれまで15年間人材紹介、派遣事業を通じて介護業界に関わってきました。その中で我々がご紹介する介護の現場は、世の中で伝えられている「つらい」「きつい」だけではなく、大きな「やりがい」や、「夢」、「笑い」があるのに、それが就業希望者に伝わっていないというもどかしさを感じ、この状況を打破したいという想いが募ってまいりました。この想いに小国さん、山崎さんが共感頂き、これまで伝えてこれなかった介護現場がつながって、ともに発信していく「ハミスク」をスタートすることにしました。最初はわずか「半歩」のハミだしですが、これが「伝える」の第一歩につながると信じて、このハミスクを運営していきたいと思っていますし、それにより、より自信をもって介護業界への就業希望者の背中を押せるようになりたいと思っています。
小国士朗事務所 代表取締役:小国 士朗氏 コメント
かつて、NHKのディレクターだった僕はあるグループホームを取材したときに素直に思ったことがあります。それは「介護の仕事って、めちゃくちゃクリエイティブじゃん!」ということです。それまで、一度も介護の現場にふれたことがなかった僕は、介護に対して「大変な仕事」「キツイ仕事」というネガティブなイメージを勝手に持っていました。でも、おじいさんの前に置かれた湯のみひとつをすーっと横に座るおばあさんの前に動かしただけで、その場の空気をがらっと変えてしまうプロの仕事を目の当たりにして、頭をぶん殴られるような衝撃を受けました。介護の現場には、心震える物語がほんとうにたくさんあるんですよね。その物語を一番間近に見ている介護のプロたちが、自分の言葉で思い切り語ってくれれば、かつての僕のような、介護に対して勝手なイメージを抱いている人たちの目をがつんと覚まさせてくれるんじゃないかと思います。そして、目を覚ませられちゃうと、なんだか介護のことが気になるようになって、気が付いたら介護の世界と気持ちのいいお付き合いをするようになっていたりするんです。介護のプロも素人も、みんながワクワクできる発信が「ハミスク」からたくさん生まれたらいいなと思います。
studio-L 代表取締役:山崎 亮氏 コメント
私が携わってきた建築やデザインの分野は、高度経済成長期に領域を拡大してきました。新しいことに取り組む人がどんどん現れ、斬新なアイデアが次々と実現されてきました。その背景には、日本の人口増加がありました。建築やデザインを必要とする人の数がどんどん増えている。だから業界からどんどん新たなデザインが生まれたわけです。その意味では、人口が減少する今後は試練の時代となるでしょう。
しかし介護業界は逆です。今後は介護を必要とする人の数がどんどん増える。この時代に、新たなことに取り組む人や斬新なアイデアを実現させる人が出現することを願っています。なぜなら、私自身がその方々の世話になる時代が目の前まで迫っているからです。
しかしながら、介護業界は正し過ぎるところがあります。正しいことが重視される業界だからこそ、ハミ出したことをすると叩かれやすいという欠点を抱えています。この状態を続けてしまうと業界の発展は絶望的であり、私たちが高齢者になる頃も今と変わらない介護を続けていることになってしまいます。少なくとも私はそれを望んでいないし、多くの人も同意見でしょう。介護に携わる人たちの多くが「もっと良くなるはずだ」「まだ取り組む余地はある」と感じているはずです。そのためには、少しハミ出す勇気とアイデアを実現する力が必要です。どちらもひとりで手に入れるのは難しいかもしれませんね。ぜひ、仲間とともに勇気と力を手に入れてください。みなさんが実現させる未来を目撃したいと思っています。
【ハミスク概要】
内容:オンライン講義全6回(第0回〜第5回)とオフライン相談会を組み合わせたプログラム。講座の進行は専用アプリとWEB会議システムを使って実施。講座の進行にあわせて相談会はTSグループが使っている介護学校(カイゴWORKERカレッジなんば本校)にて実施。関西圏の介護事業所の推薦者15名+TSグループ社員15名、合計30名が参加。
開催期間:2020年6月27日(土)〜2020年11月8日(日)
カリキュラム:
第0回「とにもかくにも、ハミ出しのススメ」(6月27日(土)より配信開始)
なぜ今、介護のイメージからハミ出すことが必要なのか。ハミスクの校風等について解説し、スクール生同士が仲良くなるための自己紹介期間を設けます。
第1回「知っておきたい、ハミ出し術」(7月15日(水)19:00〜)
半歩ハミ出すために必要になるデザイン思考とバックキャスティングについて知り、ハミ出すための基礎を学びます。
第2回「集めてみよう、 ハミ出し事例」(8月5日(水)19:00〜)
すでにハミ出している先進事例を収集し、どうハミ出しているのかなどをみんなで分析し、ハミ出し方の傾向を探ります。
第3回「作ってみよう、ハミ出しネタ」(9月16日(水)19:00〜)
第1と2回で学んだことから、自分の身近な出来事からネタづくりを開始。いかに他人をクスっと笑わせ、楽しい気持ちにさせられるかが勝負です。
第4回「千本ノックで、もっとハミ出せ」(10月14日(水)19:00〜)
第3回でつくったネタをプロの視点から講評。「千本ノック」のように、伸ばすところとダメ出しを繰り返しながら、発信のクオリティを高めていきます。
第5回「ハミ出しニュースで、メディアジャック!」(11月8日(日)時間調整中)
千本ノックされたネタをニュースとして発信するための手法やコツについて学びます。発信の種類に応じた専門家をゲストに招く可能性があります。
主催:TSグループ
【TSグループ会社概要】
TSグループとは、株式会社TS工建、メディアメイド株式会社、株式会社ティスメからなる医療・介護領域における人材紹介・派遣サービスグループです。
代表取締役CEO:笹井英孝
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
東京本部:東京都千代田区有楽町2-7-1 イトシアオフィスタワー16階
社員数: 4,241名(社員1787名(パート、契約社員などを含む)、派遣社員2454名)※2020年4月時点
事業内容:医療・介護業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://www.tskouken.jp/
【代表者プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-687338-1.jpg ]
代表取締役社長 笹井英孝(ささいひでたか)
1991年東京大学法学部卒業。2000年コロンビア大学経営大学院修士課程(MBA)修了。国内大手銀行、外資系コンサルティングファーム等を経て、2005年医療機器メーカーであるオムロンコーリン株式会社の社長に就任。その後、セント・ジュード・メディカルやライフドリンクカンパニー等で経営トップを歴任。2019年11月、TSグループCEO及び同グループ3社(株式会社TS工建、株式会社ティスメ、メディアメイド株式会社)の代表取締役に就任。
【TSグループ各社概要】
株式会社TS工建
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2004年
事業内容:建設・医療業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://www.tskouken.jp/
株式会社ティスメ
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
東京本部:東京都千代田区有楽町2-7-1 イトシアオフィスタワー16階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2014年
事業内容:医療・介護・保育業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://tsme.jp
メディアメイド株式会社
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 13階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2014年
事業内容:Webコンサルティング事業Web、サイト開発事業、Webマーケティング事業
URL:https://mediamade.co.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社TS工建 経営企画本部 経営企画室
広報担当 柴田
TEL:080ー4397ー6209 E-mail:ts-press@tsgroup.jp
協力:株式会社小国士朗事務所、株式会社studio-L
【株式会社小国士朗事務所 代表取締役・プロデューサー 小国士朗 プロフィール】
[画像3: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-125951-2.jpg ]
2003年NHKに入局。ドキュメンタリー番組を制作するかたわら、200万ダウンロードを記録したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」や世界1億再生を突破した動画を含む、SNS向けの動画配信サービス「NHK1.5チャンネル」の編集長の他、個人的プロジェクトとして、世界150か国に配信された、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などをてがける。2018年6月をもってNHKを退局し、現職。Jリーグ社会貢献プロジェクト「シャレン!」(2018年〜)、ラグビーW杯2019日本大会のスポンサー企業アクティベーション「丸の内15丁目プロジェクト」(2018年〜2019年)、みんなの力でがんを治せる病気にするプロジェクト「deleteC」(2018年〜)など、携わるプロジェクトは多岐にわたる。
【株式会社小国士朗事務所 会社概要】
会社名:株式会社小国士朗事務所
所在地:東京都世田谷区
代表者:小国士朗
設立:2018年12月
事業内容:メディア・広告, コンサルティング, ソーシャル
【株式会社studio-L代表取締役 山崎亮 プロフィール】
[画像4: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-977225-3.jpg ]
山崎亮(やまざきりょう)
建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。
【株式会社studio-L会社概要】
会社名:株式会社studio-L
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島4-13-24 花原第三ビル303
代表者:山崎亮
設立:2005年8月
URL:http://www.studio-l.org/
事業内容:コミュニティデザイン
医療・介護領域における人材紹介・派遣サービス大手のTSグループ(株式会社TS工建、株式会社ティスメ、メディアメイド株式会社、本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:笹井 英孝)は、この度、「挑む人と、ともに挑む」の経営理念のもと、スキマ時間でも活用できる専用アプリとオンライン講義で実施する介護のデザインスクールを開校します。業界初となるこのスクールは、いまある介護のイメージから半歩だけハミ出すためのデザインスクール「ハミスク」(正式名称:介護のイメージから半歩ハミだす、なんばデザインスクール)として開校します。
本スクールは、半歩ハミ出すために必要な知識や技術を習得するため、全6回(第0回〜第5回)のオンライン講座と当社が運営する介護学校の空き時間や遊休スペースを活用した対面相談会を組み合わせたプログラムで構成され、介護の魅力をもっと広く伝えたいと考える介護業界の次世代リーダーとともに、対話を通じて課題を発見し、人の感性に訴えかける新たな発信の方法を探求・実践し、介護人材の不足という社会課題の解決を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-219115-0.jpg ]
【開校の背景】
これまでTSグループでは、介護士不足の問題解決に向けて介護人材の紹介・派遣サービス以外に、介護未経験人材の育成・教育を目的とした、介護職員初任者研修が取得できる学校であるカイゴWORKERカレッジを開校するなど、新たな事業を展開してきました。その中で、世の中で抱かれている介護のイメージと実際の介護現場で働いている方の声に相違があることを感じ、深刻化する介護人材の不足に対し、介護現場の状況やそこで働く人のリアルな実感を明るいニュースとして世の中に適切に伝えていくことが必要であると考えました。そこで2017年に「注文をまちがえる料理店」で、認知症に対する新しい価値観の発信を世界150カ国に行った小国士朗氏をTSグループのアドバイザーとして迎えいれ、株式会社studioーL代表でコミュニティデザイナーの山崎亮氏がデザインスクールのアドバイザーとして参画して、今回のプロジェクトを発足しました。
TSグループは、長年の経験から老いや介護の現場にこそ、よりよいデザインや明るい情報発信を求める声が多くあることを感じています。世の中の介護のイメージから、まずは半歩だけハミ出し、介護本来の豊かなイメージを伝える仲間を増やすことで、介護人材の不足という社会課題の解決を目的に、「ハミスク」を開始するに至りました。
【ハミスクについて】
「ハミスク」は業界初のちょっとだけハミ出すためのデザインスクールです。既存の業界イメージから半歩はみ出して他業種で働く環境や人々と出会うことにより、既存の介護職像や存在意義、既存の介護職の業務や被介護者との関わり方などを変えるための方法や技術を学び、「半歩はみ出した=今までとはひと味違う」介護職へと自らを育成することをコンセプトとしています。
介護事業所従事者を対象に2020年6月から11月にかけて、全6回(第0回〜第5回)のオンライン講座と当社が運営する介護学校の空き時間や遊休スペースを活用した対面相談会を組み合わせたプログラムを実施します。
各講座では、先行事例の分析やゲスト講師によるワークショップといった研修をアプリとオンライン講座で実施する予定です。新たな介護人材の獲得に向けてデザイン思考や認知獲得のための企画立案について学習し、介護事業所が自ら介護業界や現場情報などを効果的に情報発信できるように支援します。
初年度となる2020年は、TSグループが本社を置く関西圏に限定してデザインスクールに興味がある介護事業所から推薦された15名が参加予定です。なお、介護業界への人材紹介・派遣サービスを行っているTSグループの社員15名が参加し、「ハミスク」参加者とともに学び、ともに介護の明るいニュースの発信に取り組んでいきます。
TSグループ 代表取締役社長:笹井英孝 コメント
TSグループはこれまで15年間人材紹介、派遣事業を通じて介護業界に関わってきました。その中で我々がご紹介する介護の現場は、世の中で伝えられている「つらい」「きつい」だけではなく、大きな「やりがい」や、「夢」、「笑い」があるのに、それが就業希望者に伝わっていないというもどかしさを感じ、この状況を打破したいという想いが募ってまいりました。この想いに小国さん、山崎さんが共感頂き、これまで伝えてこれなかった介護現場がつながって、ともに発信していく「ハミスク」をスタートすることにしました。最初はわずか「半歩」のハミだしですが、これが「伝える」の第一歩につながると信じて、このハミスクを運営していきたいと思っていますし、それにより、より自信をもって介護業界への就業希望者の背中を押せるようになりたいと思っています。
小国士朗事務所 代表取締役:小国 士朗氏 コメント
かつて、NHKのディレクターだった僕はあるグループホームを取材したときに素直に思ったことがあります。それは「介護の仕事って、めちゃくちゃクリエイティブじゃん!」ということです。それまで、一度も介護の現場にふれたことがなかった僕は、介護に対して「大変な仕事」「キツイ仕事」というネガティブなイメージを勝手に持っていました。でも、おじいさんの前に置かれた湯のみひとつをすーっと横に座るおばあさんの前に動かしただけで、その場の空気をがらっと変えてしまうプロの仕事を目の当たりにして、頭をぶん殴られるような衝撃を受けました。介護の現場には、心震える物語がほんとうにたくさんあるんですよね。その物語を一番間近に見ている介護のプロたちが、自分の言葉で思い切り語ってくれれば、かつての僕のような、介護に対して勝手なイメージを抱いている人たちの目をがつんと覚まさせてくれるんじゃないかと思います。そして、目を覚ませられちゃうと、なんだか介護のことが気になるようになって、気が付いたら介護の世界と気持ちのいいお付き合いをするようになっていたりするんです。介護のプロも素人も、みんながワクワクできる発信が「ハミスク」からたくさん生まれたらいいなと思います。
studio-L 代表取締役:山崎 亮氏 コメント
私が携わってきた建築やデザインの分野は、高度経済成長期に領域を拡大してきました。新しいことに取り組む人がどんどん現れ、斬新なアイデアが次々と実現されてきました。その背景には、日本の人口増加がありました。建築やデザインを必要とする人の数がどんどん増えている。だから業界からどんどん新たなデザインが生まれたわけです。その意味では、人口が減少する今後は試練の時代となるでしょう。
しかし介護業界は逆です。今後は介護を必要とする人の数がどんどん増える。この時代に、新たなことに取り組む人や斬新なアイデアを実現させる人が出現することを願っています。なぜなら、私自身がその方々の世話になる時代が目の前まで迫っているからです。
しかしながら、介護業界は正し過ぎるところがあります。正しいことが重視される業界だからこそ、ハミ出したことをすると叩かれやすいという欠点を抱えています。この状態を続けてしまうと業界の発展は絶望的であり、私たちが高齢者になる頃も今と変わらない介護を続けていることになってしまいます。少なくとも私はそれを望んでいないし、多くの人も同意見でしょう。介護に携わる人たちの多くが「もっと良くなるはずだ」「まだ取り組む余地はある」と感じているはずです。そのためには、少しハミ出す勇気とアイデアを実現する力が必要です。どちらもひとりで手に入れるのは難しいかもしれませんね。ぜひ、仲間とともに勇気と力を手に入れてください。みなさんが実現させる未来を目撃したいと思っています。
【ハミスク概要】
内容:オンライン講義全6回(第0回〜第5回)とオフライン相談会を組み合わせたプログラム。講座の進行は専用アプリとWEB会議システムを使って実施。講座の進行にあわせて相談会はTSグループが使っている介護学校(カイゴWORKERカレッジなんば本校)にて実施。関西圏の介護事業所の推薦者15名+TSグループ社員15名、合計30名が参加。
開催期間:2020年6月27日(土)〜2020年11月8日(日)
カリキュラム:
第0回「とにもかくにも、ハミ出しのススメ」(6月27日(土)より配信開始)
なぜ今、介護のイメージからハミ出すことが必要なのか。ハミスクの校風等について解説し、スクール生同士が仲良くなるための自己紹介期間を設けます。
第1回「知っておきたい、ハミ出し術」(7月15日(水)19:00〜)
半歩ハミ出すために必要になるデザイン思考とバックキャスティングについて知り、ハミ出すための基礎を学びます。
第2回「集めてみよう、 ハミ出し事例」(8月5日(水)19:00〜)
すでにハミ出している先進事例を収集し、どうハミ出しているのかなどをみんなで分析し、ハミ出し方の傾向を探ります。
第3回「作ってみよう、ハミ出しネタ」(9月16日(水)19:00〜)
第1と2回で学んだことから、自分の身近な出来事からネタづくりを開始。いかに他人をクスっと笑わせ、楽しい気持ちにさせられるかが勝負です。
第4回「千本ノックで、もっとハミ出せ」(10月14日(水)19:00〜)
第3回でつくったネタをプロの視点から講評。「千本ノック」のように、伸ばすところとダメ出しを繰り返しながら、発信のクオリティを高めていきます。
第5回「ハミ出しニュースで、メディアジャック!」(11月8日(日)時間調整中)
千本ノックされたネタをニュースとして発信するための手法やコツについて学びます。発信の種類に応じた専門家をゲストに招く可能性があります。
主催:TSグループ
【TSグループ会社概要】
TSグループとは、株式会社TS工建、メディアメイド株式会社、株式会社ティスメからなる医療・介護領域における人材紹介・派遣サービスグループです。
代表取締役CEO:笹井英孝
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
東京本部:東京都千代田区有楽町2-7-1 イトシアオフィスタワー16階
社員数: 4,241名(社員1787名(パート、契約社員などを含む)、派遣社員2454名)※2020年4月時点
事業内容:医療・介護業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://www.tskouken.jp/
【代表者プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-687338-1.jpg ]
代表取締役社長 笹井英孝(ささいひでたか)
1991年東京大学法学部卒業。2000年コロンビア大学経営大学院修士課程(MBA)修了。国内大手銀行、外資系コンサルティングファーム等を経て、2005年医療機器メーカーであるオムロンコーリン株式会社の社長に就任。その後、セント・ジュード・メディカルやライフドリンクカンパニー等で経営トップを歴任。2019年11月、TSグループCEO及び同グループ3社(株式会社TS工建、株式会社ティスメ、メディアメイド株式会社)の代表取締役に就任。
【TSグループ各社概要】
株式会社TS工建
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2004年
事業内容:建設・医療業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://www.tskouken.jp/
株式会社ティスメ
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 18階
東京本部:東京都千代田区有楽町2-7-1 イトシアオフィスタワー16階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2014年
事業内容:医療・介護・保育業界への人材紹介・派遣サービス等
URL:https://tsme.jp
メディアメイド株式会社
本社所在地:大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル 13階
代表取締役CEO:笹井英孝
設立:2014年
事業内容:Webコンサルティング事業Web、サイト開発事業、Webマーケティング事業
URL:https://mediamade.co.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社TS工建 経営企画本部 経営企画室
広報担当 柴田
TEL:080ー4397ー6209 E-mail:ts-press@tsgroup.jp
協力:株式会社小国士朗事務所、株式会社studio-L
【株式会社小国士朗事務所 代表取締役・プロデューサー 小国士朗 プロフィール】
[画像3: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-125951-2.jpg ]
2003年NHKに入局。ドキュメンタリー番組を制作するかたわら、200万ダウンロードを記録したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」や世界1億再生を突破した動画を含む、SNS向けの動画配信サービス「NHK1.5チャンネル」の編集長の他、個人的プロジェクトとして、世界150か国に配信された、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などをてがける。2018年6月をもってNHKを退局し、現職。Jリーグ社会貢献プロジェクト「シャレン!」(2018年〜)、ラグビーW杯2019日本大会のスポンサー企業アクティベーション「丸の内15丁目プロジェクト」(2018年〜2019年)、みんなの力でがんを治せる病気にするプロジェクト「deleteC」(2018年〜)など、携わるプロジェクトは多岐にわたる。
【株式会社小国士朗事務所 会社概要】
会社名:株式会社小国士朗事務所
所在地:東京都世田谷区
代表者:小国士朗
設立:2018年12月
事業内容:メディア・広告, コンサルティング, ソーシャル
【株式会社studio-L代表取締役 山崎亮 プロフィール】
[画像4: https://prtimes.jp/i/8376/8/resize/d8376-8-977225-3.jpg ]
山崎亮(やまざきりょう)
建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。
【株式会社studio-L会社概要】
会社名:株式会社studio-L
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島4-13-24 花原第三ビル303
代表者:山崎亮
設立:2005年8月
URL:http://www.studio-l.org/
事業内容:コミュニティデザイン