「Hour of Code」夏休み全国100校1万人のプログラミング体験プロジェクトオープニングイベントを小金井市前原小学校で開催児童116名、教員等の教育関係者24名がプログラミングを体験
[16/07/26]
提供元:PRTIMES
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〜2020年からの必修化に向けて、教え方や楽しさを啓蒙〜
一般社団法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事: 利根川裕太 以下、みんなのコード)は、夏休みの期間中全国100校1万人を対象に、小学生から始められるプログラミング入門教育のプロジェクト「Hour of Code」(読み:アワー・オブ・コード)を広める全国無料キャラバンを行うプロジェクト『Hour of Code夏休み全国100校1万人プログラミング』のオープニングイベントとして2016年7月23日(土)に東京都小金井市立前原小学校にてオープニングイベントを実施いたしました。
文部科学省は2016年4月に小学校でのプログラミング教育の必修化をするとの発表を行い、2020年度からの次期学習指導要領の施行開始と同時に全国の小学校にてプログラミングを指導する必要があり、みんなのコードとしては、子ども向けプログラミング教育について学校の先生にまずは体験してもらうきっかけになるようにと今回のプロジェクトの実施を決定。全国の小学校からイベント実施の募集を行うため、そのPRの一環としてオープニングイベントを行いました。
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■5歳から12歳までの児童116人が集結、最新テクノロジーやプログラミングを体験
夏休みに入ったばかりの小学校。今回のイベントでは小金井市内の児童、および全国の小学生へのインターネットからの一般申込みにて参加者を募集。当日は朝から児童と保護者が続々と集まり、5歳から12歳までの児童が116名来場しました。午前は体育館と運動場にて、IT企業による人工知能やVRによる最新テクノロジーの体験会を実施し、企業からのプレゼンテーションに聞き入ったり、プログラミングにより生まれた技術を実際に触れたりする機会となりました。
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午後からは3種のプログラミング教材を用い、タブレット端末などを使ってプログラミングの授業を体験。ゲーム性のあるものや、自分のプログラミングによって実際にロボットが目の前で動く様子に子どもたちは真剣に取り組みました。一般的な学校の授業時間よりもはるかに長い2時間の体験会を休憩なしに続けて行いましたが、子どもたちの集中が切れることなくタブレットにかじりついて取り組み、「もっとやりたい!」という声が挙がるほど夢中になる子ども達が多く見受けられました。
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前にすすむ、右に曲がる、などコードの組み合わせを呟きながら頭を働かせなんどもトライする姿、ロボットを後ろに進ませるためには「マイナスの数値」を入れるといった小学生には一見難しいことも、やっていくうちに自然と理解していく姿に、見学している保護者からも拍手が挙がるなどしました。子どもたちからは 「楽しかった!」「家でもやりたい」「他のやつ(教材)もやってみたかった!」という声が聞かれました。
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■市長や教育長も視察に来場。小金井市から全国へ、プログラミング教育の魅力や必要性をPR。
開会式でご挨拶いただいた小金井市西岡真一郎市長と小金井市 教育委員会山本修司教育長は、テクノロジー体験で子ども達がプログラミングに触れる様子などを視察。「小金井市でこういったイベントが出来て嬉しい」「プログラミング教育必修化に向けて、日本国内で小金井市からどんどん発信していきたい」などプログラミング教育推進について非常に前向きなお言葉をいただきました。
[画像12: http://prtimes.jp/i/15742/8/resize/d15742-8-934366-11.jpg ]
今回会場となった前原小学校は、松田孝校長自らが作成する年間指導計画をもとに、プログラミング教育に非常に積極的な学校として注目を浴びています。総合的な学習の時間にプログラミング教育を盛り込み、校内にタブレット端末や電子黒板などのIT機器設備も豊富。「プログラミングで遊ぼう」と題した公開授業が行われ、他校の教員なども見学に訪れるなどしています。総務省が2016年7月18日に発表した、クラウド・地域人材利用型プログラミング教育実証校のひとつにも選ばれています。(公募制、46件の応募のうち11件が選出)
■「ほかの授業より楽しい」目を輝かせる子どもを前に、保護者もプログラミング教育に前向き
前原小学校の児童は日頃からプログラミング教育に触れているものの、他の地域から参加した児童はこういたイベントへ参加するのは初めてという人も多く見られました。参加した保護者からは、「本人はPCだけでなく、iPadすら触ったことがなかった。こういう、さわりを体験できるイベントがあるとよいですね。プログラミング教育は、他の教科と違い、世の中のこと、実ビジネスに直結するので、ぜひやるとよいと思う。」(武蔵野市1年生の保護者)、「お父さんが元々プログラミング教育に興味があった。あまり難しいコードを使わないでクリアできたから、楽しそうでよかった」(小金井市5年生児童の保護者)、「お姉ちゃんはすでにプログラミングの 授業を受けているが、妹はまだ授業がない学年なので一緒に参加させてみた。学校での授業が楽しいと家でも話してくれるので子どもは喜んでいて、家でもできるようにしてあげても良いかなと思っている」(小金井市4年生児童の保護者)などの声が聞かれました。
[画像13: http://prtimes.jp/i/15742/8/resize/d15742-8-605901-13.jpg ]
また、「教育のため、ScratchJr(スクラッチジュニア)を4月頃から習っている。前原小学校のようにプログラミング教育に力を入れている学校への入学等検討したい。」(品川区幼稚園年中児童の保護者)という熱心で積極的な方や、「プログラミング教育をやることは、大賛成で、積極的にやらせたい。しかし、子供の目の健康(ブルーライト)に注意・対策が必要だと思う。」(小金井市5年生児童の保護者)、「年齢によってはまだ難しいものもあるので、低学年にもよりわかりやすい教材もあったらいい」(小金井市1年生児童の保護者)などの声も挙がりました。
■身構える現場、設備投資の問題も
他校からは24人の教員等の教育関係者が見学と教員向け研修(体験会と教え方について)に参加。算数でプログラミング教育が始まるので、その模索として福島県から来たという先生は、「初めてプログラミングに触れる子と一緒にいたが、その子の進化が見えて面白い。試行錯誤を学んでいるのが素晴らしい。失敗が嫌なのでトライしないことが多く、試行錯誤を学ぶのは普通の教育でも難しいこと。」とプログラミング教育を評価する一方で、プログラミング教育必修化に向けて心配なこととして「資金面。お金がなくて設備投資ができない。校長が動いてはいるが、市長等が動かないと国が動かない。」と課題もあることが判りました。
[画像14: http://prtimes.jp/i/15742/8/resize/d15742-8-523283-14.jpg ]
また、先生向けの研修内容をどうするかのヒントをもらいに来たという千葉県の教育関係者は、「タブレットを使って一人で体験するものや、レゴを使ってペアで体験するなど様々な学習の形があることが分かった。また、子供たちがアクティブに取り組む姿はとても力があるなと感じた。」と教材を見て触れて感じたそうで、課題については「プログラミング教育必修化にむけて気になっていること。先生方がすごく身構えており、プログラミングがとても難しいものだと思っている。情報提供して、やれば意外と簡単にできるということを伝え、ほぐしていきたいと思う。」と語りました。
■小金井市立前原小学校 松田孝校長コメント
大盛況のうちに、あっと言う間に時間が過ぎ去ってしまいました。もっとプログラミングに取り組みたい! と言う子どもたちの声が、その証です。
[画像15: http://prtimes.jp/i/15742/8/resize/d15742-8-720849-15.jpg ]
プログラミングに取り組んだのはわずか2時間ほどでしたが、この経験を生かして各自がそれぞれの家庭でさらに意欲的に取り組むとともに地域、学校へもプログラミングの楽しさを広めていって欲しいと願っています。小金井市が新しい教育課題であるプログラミング教育に真摯に取り組み、21世紀を創る新しい学びを創り出していく、という決意表明&スタートの日になったことは何よりの喜びです。今後もみんなのコードと協働しながら本校もプログラミング教育・実践の普及と啓発に積極的に取り組んでいきたいと思います。この夏休み、全国各地でプログラミングに取り組む子どもたちの素敵な姿がたくさんたくさん作り出されることを楽しみにしています!
■みんなのコード代表理事 利根川 裕太コメント
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多くの個人ボランティア、スポンサー企業、松田校長のご協力により116人の子ども達が初めてのプログラミング体験を楽しめたと思います。子ども達は2時間のワークショップの間、トイレ休憩もほどほどに、集中し続けて取り組んでいました。2020年の小学校プログラミング必修化に向けて、子どもたちが本日のようにコンピューターと熱心に向き合う姿を、全国100校の先生にも見ていただくよう今夏のキャラバンを成功させたいと思います。
■7月23日のオープニングイベントを皮切りに全国の学校へ無料でイベントを行うキャラバン実施
『Hour of Code Japan夏休み全国100校1万人プログラミング』では、7月23日(土)に東京都小金井市立前原小学校(校長 松田 孝)でのオープニングイベントを皮切りに、2016年8月末までの約1ヵ月間、全国の学校100校で、【小学生から始められるプログラミング入門教育のプロジェクト「Hour of Code」(読み:アワー・オブ・コード)】を体験することのできるイベントを実施いたします。イベントでは、先生方がまずはエンジニアや学生等のボランティアからプログラミング教材について教え方を学習した後に、ボランティア・子ども達と共にプログラミング体験会を行います。また、このイベントは全国の学校へ無料で行うもので、開催を希望する学校を全国にて募集しております。
<『Hour of Code Japan夏休み全国100校1万人プログラミング』開催概要>
期間:2016年7月23日(土)〜2016年8月31日(水)
対象:全国100校1万人のこどもたち、教員
参加費:無料
応募形式:http://hourofcode.jp/
内容:各校の教員・生徒を対象にHour of Codeのチューターと共にプログラミングを学びます。チューターには、協賛企業の現役エンジニア、大学生やプログラミング教育最前線に立つメンバーが参加いたします。
使用教材:PCやタブレットを使って、ゲーム感覚でプログラミングを体験できる子ども向けオンライン教材「Code studioアングリーバードコース」を主に使用
■Hour of Code とは
「Hour of Code」を主唱するアメリカの非営利活動法人「Code.org」は「全ての児童・生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を得る」ことをミッションに掲げて世界的にプログラミング教育の推進活動を行っており、アメリカのオバマ大統領やFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏など、多数の著名人がこの活動に賛同しています。これまでに180カ国以上でプログラミング教育のイベントが開催され、2015年までに全世界で2億人の児童・生徒が参加しています。
■一般社団法人みんなのコード とは
一般社団法人みんなのコードは、「公教育でのプログラミング必修化を推進する」とのミッションの下2015年に発足し、「政策提言」、「教育機関に対する支援」、「プログラミング教育の普及啓蒙活動」の3つの活動を実施しております。「政策提言」については代表の利根川が文部科学省の小学校段階におけるプログラミング教育の有識者会議の委員を拝命しています。「教育機関に対する支援」はプログラミング教育指導者研修会を実施し、累計100名以上の教員等への指導をしてきました「プログラミング教育の普及啓蒙活動」については2016年5月には「Hour of Code Japan こどもの日1万人プログラミング」を実施し、110会場、12,63
一般社団法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事: 利根川裕太 以下、みんなのコード)は、夏休みの期間中全国100校1万人を対象に、小学生から始められるプログラミング入門教育のプロジェクト「Hour of Code」(読み:アワー・オブ・コード)を広める全国無料キャラバンを行うプロジェクト『Hour of Code夏休み全国100校1万人プログラミング』のオープニングイベントとして2016年7月23日(土)に東京都小金井市立前原小学校にてオープニングイベントを実施いたしました。
文部科学省は2016年4月に小学校でのプログラミング教育の必修化をするとの発表を行い、2020年度からの次期学習指導要領の施行開始と同時に全国の小学校にてプログラミングを指導する必要があり、みんなのコードとしては、子ども向けプログラミング教育について学校の先生にまずは体験してもらうきっかけになるようにと今回のプロジェクトの実施を決定。全国の小学校からイベント実施の募集を行うため、そのPRの一環としてオープニングイベントを行いました。
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■5歳から12歳までの児童116人が集結、最新テクノロジーやプログラミングを体験
夏休みに入ったばかりの小学校。今回のイベントでは小金井市内の児童、および全国の小学生へのインターネットからの一般申込みにて参加者を募集。当日は朝から児童と保護者が続々と集まり、5歳から12歳までの児童が116名来場しました。午前は体育館と運動場にて、IT企業による人工知能やVRによる最新テクノロジーの体験会を実施し、企業からのプレゼンテーションに聞き入ったり、プログラミングにより生まれた技術を実際に触れたりする機会となりました。
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午後からは3種のプログラミング教材を用い、タブレット端末などを使ってプログラミングの授業を体験。ゲーム性のあるものや、自分のプログラミングによって実際にロボットが目の前で動く様子に子どもたちは真剣に取り組みました。一般的な学校の授業時間よりもはるかに長い2時間の体験会を休憩なしに続けて行いましたが、子どもたちの集中が切れることなくタブレットにかじりついて取り組み、「もっとやりたい!」という声が挙がるほど夢中になる子ども達が多く見受けられました。
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前にすすむ、右に曲がる、などコードの組み合わせを呟きながら頭を働かせなんどもトライする姿、ロボットを後ろに進ませるためには「マイナスの数値」を入れるといった小学生には一見難しいことも、やっていくうちに自然と理解していく姿に、見学している保護者からも拍手が挙がるなどしました。子どもたちからは 「楽しかった!」「家でもやりたい」「他のやつ(教材)もやってみたかった!」という声が聞かれました。
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■市長や教育長も視察に来場。小金井市から全国へ、プログラミング教育の魅力や必要性をPR。
開会式でご挨拶いただいた小金井市西岡真一郎市長と小金井市 教育委員会山本修司教育長は、テクノロジー体験で子ども達がプログラミングに触れる様子などを視察。「小金井市でこういったイベントが出来て嬉しい」「プログラミング教育必修化に向けて、日本国内で小金井市からどんどん発信していきたい」などプログラミング教育推進について非常に前向きなお言葉をいただきました。
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今回会場となった前原小学校は、松田孝校長自らが作成する年間指導計画をもとに、プログラミング教育に非常に積極的な学校として注目を浴びています。総合的な学習の時間にプログラミング教育を盛り込み、校内にタブレット端末や電子黒板などのIT機器設備も豊富。「プログラミングで遊ぼう」と題した公開授業が行われ、他校の教員なども見学に訪れるなどしています。総務省が2016年7月18日に発表した、クラウド・地域人材利用型プログラミング教育実証校のひとつにも選ばれています。(公募制、46件の応募のうち11件が選出)
■「ほかの授業より楽しい」目を輝かせる子どもを前に、保護者もプログラミング教育に前向き
前原小学校の児童は日頃からプログラミング教育に触れているものの、他の地域から参加した児童はこういたイベントへ参加するのは初めてという人も多く見られました。参加した保護者からは、「本人はPCだけでなく、iPadすら触ったことがなかった。こういう、さわりを体験できるイベントがあるとよいですね。プログラミング教育は、他の教科と違い、世の中のこと、実ビジネスに直結するので、ぜひやるとよいと思う。」(武蔵野市1年生の保護者)、「お父さんが元々プログラミング教育に興味があった。あまり難しいコードを使わないでクリアできたから、楽しそうでよかった」(小金井市5年生児童の保護者)、「お姉ちゃんはすでにプログラミングの 授業を受けているが、妹はまだ授業がない学年なので一緒に参加させてみた。学校での授業が楽しいと家でも話してくれるので子どもは喜んでいて、家でもできるようにしてあげても良いかなと思っている」(小金井市4年生児童の保護者)などの声が聞かれました。
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また、「教育のため、ScratchJr(スクラッチジュニア)を4月頃から習っている。前原小学校のようにプログラミング教育に力を入れている学校への入学等検討したい。」(品川区幼稚園年中児童の保護者)という熱心で積極的な方や、「プログラミング教育をやることは、大賛成で、積極的にやらせたい。しかし、子供の目の健康(ブルーライト)に注意・対策が必要だと思う。」(小金井市5年生児童の保護者)、「年齢によってはまだ難しいものもあるので、低学年にもよりわかりやすい教材もあったらいい」(小金井市1年生児童の保護者)などの声も挙がりました。
■身構える現場、設備投資の問題も
他校からは24人の教員等の教育関係者が見学と教員向け研修(体験会と教え方について)に参加。算数でプログラミング教育が始まるので、その模索として福島県から来たという先生は、「初めてプログラミングに触れる子と一緒にいたが、その子の進化が見えて面白い。試行錯誤を学んでいるのが素晴らしい。失敗が嫌なのでトライしないことが多く、試行錯誤を学ぶのは普通の教育でも難しいこと。」とプログラミング教育を評価する一方で、プログラミング教育必修化に向けて心配なこととして「資金面。お金がなくて設備投資ができない。校長が動いてはいるが、市長等が動かないと国が動かない。」と課題もあることが判りました。
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また、先生向けの研修内容をどうするかのヒントをもらいに来たという千葉県の教育関係者は、「タブレットを使って一人で体験するものや、レゴを使ってペアで体験するなど様々な学習の形があることが分かった。また、子供たちがアクティブに取り組む姿はとても力があるなと感じた。」と教材を見て触れて感じたそうで、課題については「プログラミング教育必修化にむけて気になっていること。先生方がすごく身構えており、プログラミングがとても難しいものだと思っている。情報提供して、やれば意外と簡単にできるということを伝え、ほぐしていきたいと思う。」と語りました。
■小金井市立前原小学校 松田孝校長コメント
大盛況のうちに、あっと言う間に時間が過ぎ去ってしまいました。もっとプログラミングに取り組みたい! と言う子どもたちの声が、その証です。
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プログラミングに取り組んだのはわずか2時間ほどでしたが、この経験を生かして各自がそれぞれの家庭でさらに意欲的に取り組むとともに地域、学校へもプログラミングの楽しさを広めていって欲しいと願っています。小金井市が新しい教育課題であるプログラミング教育に真摯に取り組み、21世紀を創る新しい学びを創り出していく、という決意表明&スタートの日になったことは何よりの喜びです。今後もみんなのコードと協働しながら本校もプログラミング教育・実践の普及と啓発に積極的に取り組んでいきたいと思います。この夏休み、全国各地でプログラミングに取り組む子どもたちの素敵な姿がたくさんたくさん作り出されることを楽しみにしています!
■みんなのコード代表理事 利根川 裕太コメント
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多くの個人ボランティア、スポンサー企業、松田校長のご協力により116人の子ども達が初めてのプログラミング体験を楽しめたと思います。子ども達は2時間のワークショップの間、トイレ休憩もほどほどに、集中し続けて取り組んでいました。2020年の小学校プログラミング必修化に向けて、子どもたちが本日のようにコンピューターと熱心に向き合う姿を、全国100校の先生にも見ていただくよう今夏のキャラバンを成功させたいと思います。
■7月23日のオープニングイベントを皮切りに全国の学校へ無料でイベントを行うキャラバン実施
『Hour of Code Japan夏休み全国100校1万人プログラミング』では、7月23日(土)に東京都小金井市立前原小学校(校長 松田 孝)でのオープニングイベントを皮切りに、2016年8月末までの約1ヵ月間、全国の学校100校で、【小学生から始められるプログラミング入門教育のプロジェクト「Hour of Code」(読み:アワー・オブ・コード)】を体験することのできるイベントを実施いたします。イベントでは、先生方がまずはエンジニアや学生等のボランティアからプログラミング教材について教え方を学習した後に、ボランティア・子ども達と共にプログラミング体験会を行います。また、このイベントは全国の学校へ無料で行うもので、開催を希望する学校を全国にて募集しております。
<『Hour of Code Japan夏休み全国100校1万人プログラミング』開催概要>
期間:2016年7月23日(土)〜2016年8月31日(水)
対象:全国100校1万人のこどもたち、教員
参加費:無料
応募形式:http://hourofcode.jp/
内容:各校の教員・生徒を対象にHour of Codeのチューターと共にプログラミングを学びます。チューターには、協賛企業の現役エンジニア、大学生やプログラミング教育最前線に立つメンバーが参加いたします。
使用教材:PCやタブレットを使って、ゲーム感覚でプログラミングを体験できる子ども向けオンライン教材「Code studioアングリーバードコース」を主に使用
■Hour of Code とは
「Hour of Code」を主唱するアメリカの非営利活動法人「Code.org」は「全ての児童・生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を得る」ことをミッションに掲げて世界的にプログラミング教育の推進活動を行っており、アメリカのオバマ大統領やFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏など、多数の著名人がこの活動に賛同しています。これまでに180カ国以上でプログラミング教育のイベントが開催され、2015年までに全世界で2億人の児童・生徒が参加しています。
■一般社団法人みんなのコード とは
一般社団法人みんなのコードは、「公教育でのプログラミング必修化を推進する」とのミッションの下2015年に発足し、「政策提言」、「教育機関に対する支援」、「プログラミング教育の普及啓蒙活動」の3つの活動を実施しております。「政策提言」については代表の利根川が文部科学省の小学校段階におけるプログラミング教育の有識者会議の委員を拝命しています。「教育機関に対する支援」はプログラミング教育指導者研修会を実施し、累計100名以上の教員等への指導をしてきました「プログラミング教育の普及啓蒙活動」については2016年5月には「Hour of Code Japan こどもの日1万人プログラミング」を実施し、110会場、12,63