露TENEX社、2015年度の輸出額は前年度比で5億ドル上昇
[16/01/18]
提供元:PRTIMES
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ROSATOM
2016年1月18日
この資料は、ロシアの原発関連企業ROSATOMが2015年12月31日付で発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供しています。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈についてはロシア語を優先します詳細は、http://www.rosatom.ru/en/presscentre/nuclear_industry/5770e0804b23b5b5960e9e72ad5c19edをご参照ください。
報道関係各位
露TENEX社、2015年度の輸出額は前年度比で5億ドル上昇
ロシアの国営原発企業ロスアトムの子会社TENEX社(Techsnabexport)は、2015年度の輸出額が前年度実績より5億ドル上回る見込みであることを発表しました。TENEX社の世界市場における2015年度売上高は、約27億ドルになる予想です。
今年度、TENEX社は14カ国の顧客に65回のウラン製品の出荷を行い、9カ国においてあらたに13の顧客と19の新規契約を締結しました。「固定価格」で長期的な受注ポートフォリオの総額は、およそ200億ドルと推定されています。
TENEX社は、今年度から沿海地方ボストーチヌイ港経由で極東へウラン製品の新しい輸送ルートの定期的な使用を開始しました。周辺の顧客にウラン製品の6回の出荷を実施しました。この「西部部門」での輸送・物流の開発の一環として、7月にウスチ・ルガ港を経由してドイツとスウェーデンへの濃縮ウランの出荷テストを行いました。
TENEX社、企業全体の課題に対処するために、今年度、ドイツ銀行やJSCノルディア銀行、ソシエテ・ジェネラルSAからの3年間で3億ドルの輸出前シンジケートローンを調達しました。
今年度、TENEX社は、流通ネットワークを最適化するために実施した系列会社Internexo GmbHの買収しました。
6月にTENEX社は、ロスアトムの子会社の統合性のために、今後15年間、核燃料サイクルのフロントエンド用の製品の世界市場でのシェアを10%に延ばすことを見込んでいることを発表しています。
TENEX社のリュドミラ・ザリムスカヤ社長は、「ウラン濃縮会社が40年の歴史の中で、ウラン鉱山会社ARMZと核燃料メーカーTVELと密接な協力関係を築いてきた。こうした連携により、TENEX社の市場シェアは2030年までに40%に達するだろう」とザリムスカヤ社長は述べています。
さらに、ザリムスカヤ社長は、「2014年の終わりには、TENEX社の長期的な受注のポートフォリオは約230億ドルと推定された」と述べています。アメリカ向けに14回、ヨーロッパ向けに10回、アジア太平洋と中東、アフリカ地域向けに13回、 合わせて17カ国の顧客にウラン製品の51回の出荷を完了しました。
「新しい極東輸送ルートは通過点の数だけでなく、日本と韓国へのウラン製品の配達時間を、従来の米国を通じての伝統的なルートの2〜3カ月に対して3〜4週間に短縮した」とザリムスカヤ社長は述べていました。
2016年1月18日
この資料は、ロシアの原発関連企業ROSATOMが2015年12月31日付で発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供しています。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈についてはロシア語を優先します詳細は、http://www.rosatom.ru/en/presscentre/nuclear_industry/5770e0804b23b5b5960e9e72ad5c19edをご参照ください。
報道関係各位
露TENEX社、2015年度の輸出額は前年度比で5億ドル上昇
ロシアの国営原発企業ロスアトムの子会社TENEX社(Techsnabexport)は、2015年度の輸出額が前年度実績より5億ドル上回る見込みであることを発表しました。TENEX社の世界市場における2015年度売上高は、約27億ドルになる予想です。
今年度、TENEX社は14カ国の顧客に65回のウラン製品の出荷を行い、9カ国においてあらたに13の顧客と19の新規契約を締結しました。「固定価格」で長期的な受注ポートフォリオの総額は、およそ200億ドルと推定されています。
TENEX社は、今年度から沿海地方ボストーチヌイ港経由で極東へウラン製品の新しい輸送ルートの定期的な使用を開始しました。周辺の顧客にウラン製品の6回の出荷を実施しました。この「西部部門」での輸送・物流の開発の一環として、7月にウスチ・ルガ港を経由してドイツとスウェーデンへの濃縮ウランの出荷テストを行いました。
TENEX社、企業全体の課題に対処するために、今年度、ドイツ銀行やJSCノルディア銀行、ソシエテ・ジェネラルSAからの3年間で3億ドルの輸出前シンジケートローンを調達しました。
今年度、TENEX社は、流通ネットワークを最適化するために実施した系列会社Internexo GmbHの買収しました。
6月にTENEX社は、ロスアトムの子会社の統合性のために、今後15年間、核燃料サイクルのフロントエンド用の製品の世界市場でのシェアを10%に延ばすことを見込んでいることを発表しています。
TENEX社のリュドミラ・ザリムスカヤ社長は、「ウラン濃縮会社が40年の歴史の中で、ウラン鉱山会社ARMZと核燃料メーカーTVELと密接な協力関係を築いてきた。こうした連携により、TENEX社の市場シェアは2030年までに40%に達するだろう」とザリムスカヤ社長は述べています。
さらに、ザリムスカヤ社長は、「2014年の終わりには、TENEX社の長期的な受注のポートフォリオは約230億ドルと推定された」と述べています。アメリカ向けに14回、ヨーロッパ向けに10回、アジア太平洋と中東、アフリカ地域向けに13回、 合わせて17カ国の顧客にウラン製品の51回の出荷を完了しました。
「新しい極東輸送ルートは通過点の数だけでなく、日本と韓国へのウラン製品の配達時間を、従来の米国を通じての伝統的なルートの2〜3カ月に対して3〜4週間に短縮した」とザリムスカヤ社長は述べていました。