新型コロナの影響で個人事業主・フリーランスの57.2%が収入減の危機|会社勤めとの格差に悲痛な声も
[20/03/30]
提供元:PRTIMES
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無人契約機検索サイト:アトムくんでは、個人事業主・フリーランスとして6ヶ月以上働いている320名の方にアンケートを実施。
新型コロナウイルス感染症が、個人事業主・フリーランスの収入に与えている影響を調査しました。
アトムくん編集部(https://mujin-keiyakuki.net/)は、クラウドソーシングサービスのランサーズにて、新型コロナウイルス感染症が個人事業主・フリーランスの収入に与える影響についてのアンケート(以下、当アンケートと表記します)を実施しました。
■調査日 :2020年3月20日(金)〜2020年3月24日(火)
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:320名(男性187名:女性133名)
【仕事量の減りを感じている人は57.9%】
当アンケートの結果、125人の個人事業主・フリーランスが「仕事の量が減っている」と回答。
「仕事の量が今後減りそう」と回答した60人と合わせると、アンケート回答者の57.9%が仕事の減りを感じているという結果になりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-302218-1.png ]
【収入減を感じている人は57.2%】
また、「収入が減っている」と回答した人は117人。
「収入が今後減りそう」と回答した66人と合わせると、回答者の57.2%が、新型コロナウイルス感染症の影響で収入減が減少しているようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-535830-2.png ]
【クライアントが配慮要請を理解していると感じているのは25.6%】
経済産業省と厚生労働省、そして公正取引委員会は、個人事業主・フリーランスと取引を行う事業者(クライアント)に対して『新型コロナウイルス感染症により影響を受ける個人事業主・フリーランスとの取引に関する配慮について』という要請を行っています(以下、配慮要請と表記します)。
当アンケートの回答者の内、クライアントがこの配慮要請を理解していると感じているのは82人で全体の25.6%でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-375100-3.png ]
仕事量や収入の減少に対して、納得のいく説明を得られていない方が多いことがわかります。
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『新型コロナウイルス感染症により影響を受ける個人事業主・フリーランスとの取引に関する配慮について』
(https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2020/mar/200310_yousei.html)
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【日額4,100円の休暇取得支援額が少ないと感じている人は82.8%】
政府が発表した『新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策』において、保護者の休暇取得支援として、個人事業主・フリーランスには日額4,100円(定額)を支給する支援措置が盛り込まれました。
当アンケート調査では、この日額4,100円(定額)の支援措置が「少ない」・「やや少ないと思う」と回答した人が82.8%と大多数を占める結果となっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-339599-4.png ]
なお、非正規を含む会社勤めの方なら、日額8,330円(上限)まで支給されるこの休暇取得支援。
個人事業主・フリーランスと会社勤めの方との間にある格差に、悲痛な叫びをあげるかたもいらっしゃいました。
働き方改革等と庶民の見方的な事をいいつつ、不平等なシステム。(40代・男性・フォトグラファー)
同じように多額の税金を支払い、保険料も支払っている状況で支援が少ないというのは、どうしても納得のいくものではありません。(40代・男性・グラフィックデザイナー)
いつかは回復すると信じていますが、それまでの個人事業主への対策がちょっと酷いような気がします。一日4100円頂いても到底足りません。(50代・女性・小売店経営)
【希望額として最も多かったのは8,000円以上10,000円未満】
個人事業主・フリーランスの方に「もし保護者の休暇取得支援をもらうならいくらを希望しますか」と質問したところ、最も多かった回答は8,000円以上10,000円未満(35.0%)でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-127466-0.png ]
「会社勤めの方と同額程度は支援してほしい」と考えている個人事業主・フリーランスの方が多いようです。
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『新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策 -第2弾- (概要)』
(https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_2nd_emergency_response_summary.html)
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【個人事業主・フリーランスの方がもっとも望む経済支援は現金給付】
個人事業主・フリーランスの方が、経済支援の施策として最も望んでいるのは現金給付(66.3%)でした。
[画像6: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-626384-5.png ]
なおこの結果は、2020年3月19日時点でメディアが報道していた経済支援から、自身が望むものを選択してもらった結果です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/37964/table/8_1.jpg ]
【今後もフリーランスを続けていきたい方は71.6%】
当アンケート調査では、「個人事業主・フリーランスという働き方を今後も続けていきたいと思いますか?」とアンケートの最後に質問。
この質問に対し、「個人事業主・フリーランスを今後も続けていきたい」と回答した人は71.6%(229人)。
[画像7: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-807302-6.png ]
多くの方が、新型コロナウイルス感染症に負けることなく、個人事業主・フリーランスという働き方を続けていきたいと回答してくれました。
ただ、アンケート回答者の中には、新型コロナウイルス感染症の影響で、個人事業主・フリーランスをやめようと考えている人、続けるか迷っている人がいたことも事実です。
今後、働き方改革が進んでいけば、専門的な業務を個人事業主・フリーランスに外注する企業が多くなることでしょう。
ただ多くの方が、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、個人事業主・フリーランスが苦境に立たされていることを知れば、個人事業主・フリーランスの担い手が減っていきかねません。
働き方改革を押し進めていくのなら、まずはその担い手になる個人事業主・フリーランスの保証制度を手厚くしていくことが大切ではないでしょうか。
当アンケート調査の結果は、下記の記事にて詳しく解説しています。
ここでは紹介しきれなかった、アンケート回答者の声も多数掲載しておりますので、ぜひご一読ください。
【320人に緊急アンケート】新型コロナの影響で36.6%のフリーランスが収入減
https://mujin-keiyakuki.net/column/covid-19_freelance.html
■株式会社プラスワン 運営者情報
会社名 :株式会社プラスワン
所在地 :〒604-8175 京都府京都市中京区円福寺町338 樋口・進和ビル6F
代表 :原野 朋弘
設立 :2010年3月
事業内容:インターネットメディア事業、コンサルティング事業
HP :https://www.plus1-one.co.jp/
■他の運営サイト
カードローン情報サイト「カドロン」
https://cadlon.jp/
経営者・個人事業主のための資金調達情報サイト「ビズローン」
https://biz-loan.jp/
ママ応援サイト「ママエル」
https://mamael.jp/
新型コロナウイルス感染症が、個人事業主・フリーランスの収入に与えている影響を調査しました。
アトムくん編集部(https://mujin-keiyakuki.net/)は、クラウドソーシングサービスのランサーズにて、新型コロナウイルス感染症が個人事業主・フリーランスの収入に与える影響についてのアンケート(以下、当アンケートと表記します)を実施しました。
■調査日 :2020年3月20日(金)〜2020年3月24日(火)
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:320名(男性187名:女性133名)
【仕事量の減りを感じている人は57.9%】
当アンケートの結果、125人の個人事業主・フリーランスが「仕事の量が減っている」と回答。
「仕事の量が今後減りそう」と回答した60人と合わせると、アンケート回答者の57.9%が仕事の減りを感じているという結果になりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-302218-1.png ]
【収入減を感じている人は57.2%】
また、「収入が減っている」と回答した人は117人。
「収入が今後減りそう」と回答した66人と合わせると、回答者の57.2%が、新型コロナウイルス感染症の影響で収入減が減少しているようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-535830-2.png ]
【クライアントが配慮要請を理解していると感じているのは25.6%】
経済産業省と厚生労働省、そして公正取引委員会は、個人事業主・フリーランスと取引を行う事業者(クライアント)に対して『新型コロナウイルス感染症により影響を受ける個人事業主・フリーランスとの取引に関する配慮について』という要請を行っています(以下、配慮要請と表記します)。
当アンケートの回答者の内、クライアントがこの配慮要請を理解していると感じているのは82人で全体の25.6%でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-375100-3.png ]
仕事量や収入の減少に対して、納得のいく説明を得られていない方が多いことがわかります。
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『新型コロナウイルス感染症により影響を受ける個人事業主・フリーランスとの取引に関する配慮について』
(https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2020/mar/200310_yousei.html)
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【日額4,100円の休暇取得支援額が少ないと感じている人は82.8%】
政府が発表した『新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策』において、保護者の休暇取得支援として、個人事業主・フリーランスには日額4,100円(定額)を支給する支援措置が盛り込まれました。
当アンケート調査では、この日額4,100円(定額)の支援措置が「少ない」・「やや少ないと思う」と回答した人が82.8%と大多数を占める結果となっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-339599-4.png ]
なお、非正規を含む会社勤めの方なら、日額8,330円(上限)まで支給されるこの休暇取得支援。
個人事業主・フリーランスと会社勤めの方との間にある格差に、悲痛な叫びをあげるかたもいらっしゃいました。
働き方改革等と庶民の見方的な事をいいつつ、不平等なシステム。(40代・男性・フォトグラファー)
同じように多額の税金を支払い、保険料も支払っている状況で支援が少ないというのは、どうしても納得のいくものではありません。(40代・男性・グラフィックデザイナー)
いつかは回復すると信じていますが、それまでの個人事業主への対策がちょっと酷いような気がします。一日4100円頂いても到底足りません。(50代・女性・小売店経営)
【希望額として最も多かったのは8,000円以上10,000円未満】
個人事業主・フリーランスの方に「もし保護者の休暇取得支援をもらうならいくらを希望しますか」と質問したところ、最も多かった回答は8,000円以上10,000円未満(35.0%)でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-127466-0.png ]
「会社勤めの方と同額程度は支援してほしい」と考えている個人事業主・フリーランスの方が多いようです。
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『新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策 -第2弾- (概要)』
(https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_2nd_emergency_response_summary.html)
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【個人事業主・フリーランスの方がもっとも望む経済支援は現金給付】
個人事業主・フリーランスの方が、経済支援の施策として最も望んでいるのは現金給付(66.3%)でした。
[画像6: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-626384-5.png ]
なおこの結果は、2020年3月19日時点でメディアが報道していた経済支援から、自身が望むものを選択してもらった結果です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/37964/table/8_1.jpg ]
【今後もフリーランスを続けていきたい方は71.6%】
当アンケート調査では、「個人事業主・フリーランスという働き方を今後も続けていきたいと思いますか?」とアンケートの最後に質問。
この質問に対し、「個人事業主・フリーランスを今後も続けていきたい」と回答した人は71.6%(229人)。
[画像7: https://prtimes.jp/i/37964/8/resize/d37964-8-807302-6.png ]
多くの方が、新型コロナウイルス感染症に負けることなく、個人事業主・フリーランスという働き方を続けていきたいと回答してくれました。
ただ、アンケート回答者の中には、新型コロナウイルス感染症の影響で、個人事業主・フリーランスをやめようと考えている人、続けるか迷っている人がいたことも事実です。
今後、働き方改革が進んでいけば、専門的な業務を個人事業主・フリーランスに外注する企業が多くなることでしょう。
ただ多くの方が、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、個人事業主・フリーランスが苦境に立たされていることを知れば、個人事業主・フリーランスの担い手が減っていきかねません。
働き方改革を押し進めていくのなら、まずはその担い手になる個人事業主・フリーランスの保証制度を手厚くしていくことが大切ではないでしょうか。
当アンケート調査の結果は、下記の記事にて詳しく解説しています。
ここでは紹介しきれなかった、アンケート回答者の声も多数掲載しておりますので、ぜひご一読ください。
【320人に緊急アンケート】新型コロナの影響で36.6%のフリーランスが収入減
https://mujin-keiyakuki.net/column/covid-19_freelance.html
■株式会社プラスワン 運営者情報
会社名 :株式会社プラスワン
所在地 :〒604-8175 京都府京都市中京区円福寺町338 樋口・進和ビル6F
代表 :原野 朋弘
設立 :2010年3月
事業内容:インターネットメディア事業、コンサルティング事業
HP :https://www.plus1-one.co.jp/
■他の運営サイト
カードローン情報サイト「カドロン」
https://cadlon.jp/
経営者・個人事業主のための資金調達情報サイト「ビズローン」
https://biz-loan.jp/
ママ応援サイト「ママエル」
https://mamael.jp/