第5回がん撲滅サミット提唱者に聞く〜日本のがん医療にイノベーションを起こそう!
[19/08/30]
提供元:PRTIMES
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創立5周年祈念〜第5回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)が2019年11月17日(日)午後1時〜東京ビッグサイト国際会議場で開催される。
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このたび厚生労働省、文部科学省、経済産業省、農林水産省に続いて総務省が後援を決定するなど、オールジャパンに向けて着々と準備が進む第5回がん撲滅サミット。
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さらに一般社団法人情報サービス産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会といった情報産業の団体も新たに後援として名を連ねることになった。これはがん医療にもっとIOT、ICTネットワークを構築、導入しようという『がん撲滅イニシアチヴ2018』構想に基づいたものだ。どうやら提言実現に向けて着実に動き始めているようだ。
本日は、そのがん撲滅サミット提唱者で代表顧問の中見利男氏との一問一答をご紹介したい。
――今年は創立5周年を迎えますね。とは言え、北島政樹氏が急逝されたあとの混乱の中で開催を決めた経緯をご説明ください。
中見 北島政樹先生がお亡くなりになったことは誠に残念です。先生の墓前にもご報告を致しましたが、がん患者の皆さんから第5回がん撲滅サミット頑張れ! というエールをお送りいただいたことが一番の動機ですね。最初に声をあげられたのは、すい臓がんサバイバーの高村僚さんでしたから胸に響きすぎるほど響きました。もちろん第5回がん撲滅サミット開催前にも様々な妨害がありましたが、もっとも衝撃だったのが北島先生の突然のご逝去でした。
――開催前にいったい何があったのですか?
中見 今は乗り越えることができたので詳細は語りません。私も作家ですから、いずれ書籍を刊行します。その中で詳細を述べることにします。しかも、すべてをここで明らかにすると、仕掛けたグループの方々が可哀そうですからね。ただし、そのグループの黒幕と思われる人物に、この3年間の調査でようやくたどり着くことができました。
――3年間というのは、がん撲滅サミット2016からということですか?
中見 その通りです。もちろん今も反省すべき点があったのは事実です。しかし、あのとき、なぜ一つの患者会の抗議に従うように大手新聞社が同時に動き、標的となった二人の医師に直接取材も入れずに同じような論調で記事を掲載したのか、また何故、一部の医師のグループが同時多発的にSNSで炎上させたのか? さらに脅迫電話を入れてきた医師まで出てくる始末です。しかも集会の自由を脅かしてまで、なぜ後援団体に後援中止を呼びかけたのか。そもそもすい臓がんや小児がん、重いステージの方々は標準治療だけでは難しいのです。ところが、そういう方々に対しても、ましてや標的となった二人の医師に直接取材もせずにマスコミが動いた。その記事の内容には事実誤認や取材を受けた方が答えていないこと、つまりフェイクニュースもあったのです。こうしたことすべてに私は疑問を持ったのです。逆に言えば、がん撲滅サミット2016の騒動のお陰でがん医療界が抱えている闇に斬り込むきっかけができたんです。
――なるほど。そうすると、妨害は2016以降、まだ続いていたんですか?
中見 そうです。その後もがん撲滅サミットに対する妨害活動は続きました。先ほど申しましたように、今大会の準備中もありました。
――しかし、それにしても当初は二人の医師が登壇するのはケシカランという内容だったはずですね。
中見 ええ。しかし当初標的にされた二人の医師の方は立派な先生で患者の皆さんの圧倒的支持を得るほど実績のある方々です。その二人の医師さえ、すでに関与していないというのに、です。つまり本当のターゲットは2016年の二人の医師ではなく私とがん撲滅サミットそのものだったのです。そこでこれは別に有力な黒幕がいるのではないかと考えたのです。だとすれば、がん医療には相当深い闇があると思いましたね。だからプロフェッショナルだけを集めたチームを組んだうえで戦略的忍耐で、じっとそのグループの動きを調査していたのです。さすがに優秀な人材です。彼らは詳細な人物相関図を作成してくれました。登場するあらゆる人物が直接あるいは間接的に黒幕とつながっているのです。つまりこのグループが様々に標準治療絶対主義を押しつける工作を方々で重ねていたのです。考えてみてください。この国から治療選択の自由や患者の皆さんの知る権利を奪おうなんて尋常じゃないでしょう。念のため、何ががん撲滅サミット2016であったのかご存じない方はご自身の目で確かめてください。『がん撲滅サミット批判』や『がん撲滅サミット』をツイート検索すれば、その一端を知ることができます。
――その結果、黒幕が判明したのですか? まるでドラマですね。
中見 事実は小説より奇なりです。エビデンスのみ叫ぶ医療者によって、患者の皆さんがなぜ虐待されなければならないのか。なぜ代替医療について心ある発言をした人物やブログをアップした患者の方々が攻撃されなければならないのか。異常です。そのグループの人物たちのインチキの連呼も尋常ではない。代替医療の実態に本格的な調査を独自に仕掛けたというのなら話は別ですが、厚労省からも存在が認められている以上、その是非の最終的な判断と、その権限は、ある特定のグループではなく厚労省にあるのです。
――今後、どう対応されるのですか?
中見 先ほど申し上げたように、これまでは調査のために戦略的忍耐の3年でした。しかし、黒幕が判明した以上、これから私はがん医療界にイノベーションを起こします。イノベーションという言葉はご存知のように、本来、ラテン語の「innovate」の動詞の「innovare」から来ています。意味は『刷新する、リニューアルする』です。つまり物事を刷新していこうという改革的かつ能動的な言葉であって決して現状に満足したり、人マネやすべてを標準化させようという集団からはイノベーションなど生まれようもありません。
――イノベーションを起こす、というのは具体的にどういう意味ですか?
中見 そのまま受け取っていただいて構いません。たとえばウイルス療法です。藤堂具紀教授のウイルス療法は脳腫瘍に対して、1年生存率92.3%です。これに対して分子標的薬は15%です。圧倒的に藤堂教授のウイルス療法は奏効率が上です。
――それは凄まじいですね。
中見 そうなんです。しかし申請がなかなか進まない。調べてみますと生産担当の会社が慎重になり過ぎていて後手後手に回っているのです。しかし、その直接的、間接的要因として聞こえてきたのはPMDAの幹部の方が「ウイルス療法も抗がん剤同様、二重盲検をやるべきだ」「ウイルス療法だけ特別扱いしない」と繰り返し主張していたようなのです。だから私は断固として実用化を支援します。
――脳腫瘍の患者さんに対して二重盲検とは……。それは少しばかり、いえまったく倫理的に疑問ですね。
中見 異常ですね。調べてみますと、ほかにも新薬承認の現場の中枢または周辺に22年間居続けた医師もいます。その人物は今度、5年の任期を与えられたので計27年、約30年もの長きにわたり新薬や医療機器の承認現場にいるのです。もはや権力者です。
――本当ですか? 30年も。お恥ずかしいですが、それは知りませんでした。
中見 日本の医療を前進させていただけるのなら話は別ですが、意図的に日本の先端医療を世界の中で周回遅れにするのであれば、私は改革を求めます。日本の医療費だけが青天井に膨れ上がり、頭脳流出を繰り返した、この30年近くもの間、一人の人物が責任も取らず、責任を迫られることもなく、居座り続けること事態が異常です。もし、それを異常な事実だと国民が思わなければ、日本や日本のがん医療界自体がもはや異常事態なのです。こうしたことも含めてイノベーションを起こしたいのです。
――なるほど、がん医療維新ですか?(笑)
中見 私のエネルギーはサムライ精神です。サムライは公に生き、公に死す。この精神です。しかし私はがん医療界をぶっ潰すのではありません(笑) がん撲滅に向けた公益に資する産業構造を新たに確立して、がんを治る病気に変える新産業を興し、そこに既得権益の方々もスムースに移行すべきだと考えています。
――小泉政権のときのように反対グループを抵抗勢力だと断定しない?
中見 私はオールジャパンと言っています。ワンジャパンでなんでも一色にしてしまうと全体的な競争力が失われて組織は衰退するからです。ローマ帝国しかり、江戸幕府しかりです。もちろん標準治療は重要です。しかし『標準治療オンリーワンジャパン』では多様化した「がん」や国際的な競争力では圧倒的に不利になります。先ほども申し上げましたが、日本の医療費は青天井です。これに対しても、まずPMDAが率先して有効な手立てを講じなければ日本の財政は破綻するでしょう。そのためにもがん撲滅をやるのです。がん患者の皆さんが生き生きと社会復帰して人生を謳歌できる社会を作るのです。
それこそが北島政樹永世大会長の名言「医師は時として天に逆らってでも患者を治療することが大事です」の実現です。何もこれは患者の死ぬ権利の議論を封じ込めるという意味ではないことは少し考えていただければおわかりでしょう。
――そうですね。抗がん剤の副作用も大変ですからね。
中見 その通りです。我々も理念から具体的アクションに変えていかなければならないと思います。3年間の戦略的忍耐の時代はもう終わったのです。これからは戦略的アクションです。行動を開始します。
――わかりました。ぜひ第5回がん撲滅サミットの成功に向かって頑張ってください。
中見 今年の10月29日、30日にサンフランシスコで開催される『2019 World Alliance Forum in San Francisco』でがん撲滅に向けて日米及び人類一丸となって前進しよう、と呼びかけて参ります。アメリカでもがん撲滅へのチャレンジ精神を伝えてきます。敵1000万人あっても我1人ゆかんの精神です(笑)
――素晴らしいご活躍です。ぜひ、お気をつけてご無事にご帰国ください! 貴重なお話ありがとうございます。
こうして中見氏との対談は終わったが、日本から始まったがん撲滅への挑戦がアメリカでも評価されつつあるというのは同じ日本人としても誇りに思えることだ。もしかすると提唱者の中見利男氏はがん患者の皆さんやご家族、そして日本人全体に様々な事態にぶつかってもそれを乗り越えていく不屈の精神を伝えようとしているのかもしれない。
なぜなら、中見氏は去り際にこう言ったからである。
「がん撲滅サミットを作家としての私の最高傑作にするつもりです。ここにすべてのサスペンスとミステリー、カタストロフィ、そしてカタルシスがあるんです。そして最終章ががん撲滅です。最後に主役である患者の皆さんやご家族がハッピーになれる、生きる気力が湧いてくる。国が元気になり、やがて人類ががんから解放される。そういう作品にしたいと思います」
カタストロフィとは悲劇であり、カタルシスとは浄化を意味している。がん医療界のカタストロフィを解決し、カタルシスを覚え、そして心ある医療者や患者の皆さんやご家族が大団円を迎えるというのであれば『第5回がん撲滅サミット』という作品は大歓迎である。
皆さんも、ぜひ会場に足を運ばれてはいかがだろうか。
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入場は無料。ただし入場チケットが必要で事前エントリーは大会HP(https://cancer-zero.com)の入場エントリーバナーより申し込むことができる。一度に4名まで可能。
なお、第5回がん撲滅サミットにおいては製薬会社の皆様のご協賛、ご後援をいただいているが、各先生方の講演内容については患者の皆さんの知る権利を守るためにも主催者が規制をかけたり、他の公的・商業機関の不当な介入を許すことは一切ないとの話だ。
ただし、最後はすべては自己判断であることもご留意いただきたいとのことである。
第5回がん撲滅サミットのお問い合わせは以下の通り。
【大会事務局】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階
なお、お問い合わせは大会公式HP(https://cancer-zero.com)の『お問い合わせコーナー』より、すべてメールにて受け付けている。