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約半数の保育士は生活水準に「満足している」と回答!国や自治体の制度や補助金をうまく活用している方も

約8割の方は補助金や支援制度を活用したことあり!最も多いのは「保育士の子ども預かり・保育所復帰支援」

有料職業紹介事業を展開するSimple株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐藤 裕志)は、 保育士さんの生活水準に関する調査を行いました。




前回の調査では、保育士のキャリアや働き方に関する調査を行い、労働環境や条件の整備が急務だということが明らかになりました。

一方で、子どもの笑顔や成長が働くモチベーションにもなっており、魅力的な仕事ということも伝わってきました。

今回は、具体的な保育士の給与や生活水準についてより深く調査を行っていきたいと思います。

保育士不足解消のために、就職準備金貸付や保育士修学資金貸付といった様々な保育士向けの補助金や制度もありますが、どのくらいの方が認知・活用しているのかも、アンケート調査を通して明らかにしていきましょう。
現在保育士の方や、保育士を志している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

<調査概要>
調査概要:保育士さんの生活水準に関する調査
調査期間:2023年11日15日(水)〜2023年11日16日(木)
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:一都三県の保育士
調査人数:100人


保育士の給与事情と生活満足度はどのくらい??


[画像1: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-a5914810e908a82b4c6e-0.jpg ]

満足いく生活を過ごすためにも、一定の給与をもらうことは必須です。

はじめに、保育士としての給与はどの程度もらっているのか伺ったところ、「年収500万〜599万(23.0%)」と回答した方が最も多いことがわかりました。

以降は、「年収400万〜499万(21.0%)」「年収700万以上(16.0%)」「年収299万以下(16.0%)」という回答が集まりました。

今回は、一都三県の保育士を対象としているため、他県の保育士の方と多少の違いはあるかもしれませんが、民間企業に勤める方の平均給与額が458万円※という事を踏まえても、他業種の方に比べて給与額は多い傾向にあるのかもしれません。

※参考:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2022.htm#a-01)」

給与額が明らかになりましたが、大切なことは現在の生活水準に満足しているかどうかだと思います。

[画像2: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-9ff2cbc8a9f7855c08a0-0.jpg ]

そこで、現在の生活水準について、どの程度満足しているか伺ったところ、「どちらかといえば満足している(31.0%)」「満足している(19.0%)」と、満足している方が50%となり、回答が半分に分かれる結果となりました。

前回の調査では「給与」の改善を求める声が多く出ていましたが、この質問からは半数の方がある程度満足できる生活水準を担保できていることがわかります。

とはいえ、半数の方は不満足と答えている状況から、国や自治体からの支援を必要とする方もいるのかもしれません。


保育士を助ける支援制度とは!?認知度や活用率も明らかに


[画像3: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-47646b01f6dfc9abb819-0.jpg ]

日本には保育士の負担を減らすために様々な支援制度がありますが、実際に利用者対象となる保育士自身はどのように感じているのでしょうか?

国や自治体の保育士に対する支援制度や補助金は充実していると思うか伺ったところ、「そう思わない(55.0%)」「そう思う(45.0%)」という回答が集まりました。

半数以上は国や自治体の制度や補助金に不満を抱いているようです。

制度にも様々な種類がありますが、そもそもどの程度認知されているのでしょうか?

[画像4: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-6594a60ba2cc1910f9bd-0.jpg ]

保育士に向けた補助金や支援制度で知っているものを伺ったところ、上位3つは「未就学児をもつ保育士の子ども預かり・保育所復帰支援(46.0%)」「就職準備金貸付(45.0%)」「保育士修学資金貸付(37.0%)」ということがわかりました。

保育所復帰支援は、育休などから復帰する場合に保育料の一部を貸付けることで、保育士の人員を確保する制度です。
半数近くの方が認知しており、広く知られている制度のようです。

また、就職準備金貸付や保育士修学資金貸付に関しても、保育人材の確保のためにできた制度であり、保育士として働きたい方の支援や、潜在保育士(資格は持っているが保育士として働いていない方)が復帰をする際に活用できる制度となっています。

ただ、いずれの制度も認知している方は半数以下となっていることから、全体を通して制度の認知度は決して高くはない状況です。

[画像5: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-fcc637fd6388b1893288-7.jpg ]

国の制度についてどのくらい認知されているのか判明しましたが、実際に自身が使用したことのある補助金や支援制度について伺ったところ、「未就学児をもつ保育士の子ども預かり・保育所復帰支援(31.0%)」「保育士資格取得支援事業(30.0%)」「保育士修学資金貸付(30.0%)」という回答が集まりました。

最も認知度が高かった保育所復帰支援は、活用している方も多いことがわかりました。
保育士を志す方向けの支援制度も充実しており、活用する方も多いようです。


できることなら支援制度や補助金は使用したい!


保育士のための助成金や支援制度を活用している方も多数いましたが、まだ使ったことがないという方も一定数いることがわかりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-dcbb91f161a21fed95df-7.jpg ]

では、今後のキャリアアップや処遇改善のために積極的に国や自治体の支援制度・補助金を使いたいと思うか伺ったところ、「今後活用したいと思う(50.0%)」と回答した方が最も多いことがわかりました。

生活水準に満足していない方と同じ割合となったことから、国の制度を活用して生活をより良くしたいと考えている方が多いことが読み取れる結果となりました。

一方で2割の方は、活用したくないと回答しましたが、その理由は何なのでしょうか?

[画像7: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-cf850cb1e1c9da003344-7.jpg ]

実際の声
・制度がよくわからないから
・別の業界に転職するから
・今で満足しているから
・年齢的にそろそろ退職しようと思うから

様々な角度からの回答が集まりましたが、そもそも制度を活用することなく転職・退職を身近に控えている方も目立ちました。

また、制度そのものについてあまり知らない・理解していないという方もいたことから、制度について自ら調べて把握することも、生活水準を見直すうえで必要になってくるのかもしれません。

国や自治体、そして保育施設を運営する企業側も、保育士の離職率防止や長期的なキャリア形成を促す上で、活用できる制度や補助金を積極的に提示していく必要がありそうです。


まとめ:生活水準に満足している方は半数!国の制度を活用したいという声は多いが現状の使用者は3割という結果に


今回、一都三県の保育士を対象にアンケート調査を行いました。

保育士の給与は、民間企業の平均年収に比べても比較的多い傾向にあり、生活水準満足度も半数の方が満足と回答していることがわかりました。

しかし、不満を持っている方も多く、そんな時には国の補助金や支援制度を活用することが良いかと思います。
実際に利用している方は3割ほどということが判明しましたが、今後活用したいと考えている方も多いことがわかりました。

制度を活用することで、現在の生活も見直すことができるかもしれません。
まずは、どのような制度があるのか、自身はどの制度が使えるのか、調べてみることをおすすめします。


Simple株式会社の紹介


[画像8: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-f842f83a30f9e7b6333f-0.png ]

当社は「自身の介在がすべての人のより良い未来に繋がっているか」を理念に、関わるすべての人にポジティブな影響を与えながら事業を展開しています。
高い生産性を生み出す仕組みを活かし、社内外問わず、有意義な価値を創ることに注力してまいります。

■運営サービス
[画像9: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-3dd550032daaac22f4ff-0.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/54509/8/resize/d54509-8-9a9eb5eeda7154168217-0.png ]

保育士や幼稚園教諭に特化した転職支援サービス『しんぷる保育』と、栄養士・管理栄養士に特化した転職支援サービス『しんぷる栄養士』を運営しています。

『断りづらい雰囲気で、いつの間にか話が進んでいた』
『信用して転職してみたら、聞いていた話と違った』

このような転職活動における失敗を少しでも減らし、一人でも多くの求職者の方の「Happy」な転職を実現するため、保育士さんや栄養士さんと事業者さんを第一に考える紹介会社として『しんぷる保育』『しんぷる栄養士』は誕生しました。

「顧客満足度の高い人材会社」であることを掲げて社員一同取り組んできた結果、ありがたいことに両サービスあわせてGoogleの口コミ投稿数は400件以上、全体で4.8の評価をいただいています。

今後も、ひとりでも、ひとつでも多くの「Happy」を生み出していけるよう邁進して参ります。

しんぷる保育:https://simples.co.jp/simple-hoiku/
しんぷる栄養士:https://simple-eiyoushi.com/entry/sp_91/

■採用案内
Simple株式会社では新たな仲間の採用も強化している最中です。
シンプルかつユニークなオフィスで一緒に会社を盛り上げてくれる方、ぜひご連絡をお待ちしております。
採用情報:https://simples.co.jp/recruit/

■会社概要
社名:Simple株式会社
本社所在地:東京都品川区東五反田5-23-7 五反田不二越ビル4・5階(受付5階)
代表者:佐藤 裕志
HP:https://simples.co.jp/
事業内容:保育士/幼稚園教諭に特化した転職支援サービス『しんぷる保育』
     栄養士に特化した転職支援サービス『しんぷる栄養士』
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