アル・ジャヌーブ・スタジアム 持続可能な運営が評価されGSASゴールド認証を取得
[22/05/02]
提供元:PRTIMES
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(本プレスリリースは2022年4月13日発表された英語版の抄訳です)
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FIFAワールドカップカタール2022™グループステージおよびベスト16決定戦を開催予定のアル・ジャヌーブ・スタジアムが、カタールの湾岸研究開発機構(GORD)より、運営実績に関するゴールドスタンダードのグローバル・サステナビリティ・アセスメント・システム(GSAS)認証を受けました。その持続可能な運用が評価された同会場は、W杯開催会場の中で、設計と建設に関する4つ星認証、建設管理に関するA*認証そして今回のゴールド認証の、3つのGSAS認証すべてを取得した初のスタジアムとなりました。
これを記念して表彰式が開催され、伝送と遺産の最高委員会(SC)、FIFA、GORD、モサナダ施設管理サービス社からの代表者が招待されました。
式典では、SCのゼネラル・テクニカル・サービス担当副ディレクターのガニム・アル・クワリ(Ghanim Al Kuwari)が、次のように述べました。「私たちは、スタジアムの設計と建設において新たな持続可能なベンチマークを達成する一方で、カタールの施設管理およびビル運営業界におけるスキル、能力、プロセス、リソースを開発し、会場を可能な限り持続可能なものにしています。私たちは、認証プロセスを通じて詳細なトレーニングを実施し、建物と会場を継続的に運営するチームが最良の成果を達成できるよう務めました」
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SCサステナビリティ担当ディレクター、ボドゥール・アル・メーア(Bodour Al Meer)は、次のように述べています。「この認証は、FIFAワールドカップ2022のサステナビリティ戦略のコミットメントを実現するための私たちの努力の証しです。スタジアムの運営について、このような詳細なアセスメントを実施している最初のFIFAワールドカップ開催国であることを誇りに思います」
運営認証スキームは、設計および建設段階での評価に対する追跡調査となり、スタジアムでの実際のエネルギーおよび水消費、廃棄物管理の慣行、室内の空気品質、建物利用者の満足度、施設管理の実施状況などを評価します。
GORDの創立会長であるユセフ・アルホール(Dr. Yousef Alhorr)博士は、次のように述べています。「アル・ジャヌーブ・スタジアムは、設計と建設に関する4つ星認証、建設管理に関するA*認証、そして今回の運営に関するゴールド認証と、3つの認証すべてを高い評価で取得した初めてのプロジェクトです。このプロジェクトは、準備、設計から建設、稼働後の段階まで、すべてデューデリジェンス(要求される当然実施すべき注意義務および努力)を経ています。これは、SCとFIFAの強い関心とコミットメントがあったからこそ実現できたことです。持続可能性とスポーツを融合させることで、彼らは草の根レベルで意識を高めました。GORDはこの象徴的なプロジェクトの一翼を担ったことを誇りに思っています。私たちは、共に建物の運営と施設管理における持続可能な実践を支持するコミュニティーの構築を目指します」
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FIFAの持続可能性および環境部門の責任者であるフェデリコ・アディエキ(Federico Addiechi)氏は、次のように述べています。「スタジアムの運営についてグリーンビルディング認証を取得することはカタールの自発的な動きであり、当初からこれを受け入れていました。これは、カタール2022大会の全スタジアムに適用されるだけでなく、今後のFIFAワールドカップの他のスタジアムにも適用されていくべき素晴らしい基準であると信じています」
SCは、すでに本部のアルビッダ・タワーでGSASの運営認証を取得しており、FIFAワールドカップカタール2022™の大半のスタジアムでも同様のアセスメントが進行中です。