アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)、大阪で初のテクニカル・セミナーを開催アイルランドが誇るサステナブルな畜産の明るい展望
[23/05/11]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
ヨーロピアン・ビーフ&ラム「アイルランド、自然との共生」キャンペーン
アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)は、2023年5月9日の「ヨーロッパ・デー」※に、ヨーロッパ連合(EU)協力によるキャンペーン、ヨーロピアン・ビーフ&ラム「アイルランド、自然との共生」の一環として、関西では初となる業界向けテクニカル・セミナーならびに、ネットワーキングをウェスティンホテル大阪で開催いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-ee378eb6ae1fa80b3126-0.jpg ]
アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)は、2023年5月9日の「ヨーロッパ・デー」※に、ヨーロッパ連合(EU)協力によるキャンペーン、ヨーロピアン・ビーフ&ラム「アイルランド、自然との共生」の一環として、関西では初となる業界向けテクニカル・セミナーならびに、ネットワーキングをウェスティンホテル大阪で開催いたしました。
セミナーには、関西全域から多数のインポーター、小売業者、ホールセラーにご参加いただき、アイルランドの自然環境で持続可能な方法で生産された高品質のグラスフェッドのヨーロピアン・ビーフ&ラムの味覚について知り、味わう機会となりました。
このテクニカル・セミナーで、ボード・ビアは、アイルランド特有の温暖な気候が牧草の生産に適しており、高品質で持続可能な農業と生産方法を持ち、サステナブルな生産において世界をリードしていることなどを発表しました。ゲストスピーカー2名からは、日本の肉需要の増加などの課題に対し、輸入肉がどのように活用されるべきかなど、詳細かつ機知に富むインサイトの共有がありました。
セミナーの冒頭、ボード・ビア マーケット・スペシャリストのマルコム・レオイは、ヨーロピアン・ビーフ&ラム from アイルランドの主要な輸出額、世界における位置づけを強調し、次のように述べました。「ボード・ビアの使命は、世界中の食品、飲料、園芸の生産者と国際的なバイヤーを結びつけることです。アイルランドの食品は、長年にわたって大きな成功を収めています。特にビーフは、現在、年間50万トンを輸出しており、その価値は30億ユーロ、日本円で4,300億円以上です。現在、世界80カ国以上に輸出をしており、アイルランドはアジアで最大のヨーロピアン・ビーフの供給国であり、北半球最大の輸出国でもあります。」とし、続いてマーケットエグゼクティブのエミリー・マホンは、サステナビリティのトレンドについて触れ、世界と日本の消費者が、より持続可能な方法で生産された食品と飲料を購入する傾向や趣向があると発表しました。
とりわけ、ボード・ビアが推し進める「オリジン・グリーン」は、世界で唯一の食品と飲料の持続可能性国家プログラムとして、この新しい需要の高まりに応えるように設計されており、政府と民間企業、そして農家から生産者までの全サプライチェーンを統合しているのが特筆すべき点です。一貫して環境に配慮した測定可能な持続可能性目標を設定・達成することを可能にし、独立した監視・検証を行っていると説明しました。
そして調査会社GIRAマーケット・アナリスト、西出香氏をゲストスピーカーとしてお招きし、『日本のビーフ・ラム肉市場の見通し〜豊富な輸入品を嗜む食卓』と題して展望を発表しました。近年日本では魚の消費量が減少し、肉の消費量が増加する傾向にあり、このトレンドは当分の間続くと予測されていると説明しました。「アイルランドは国土の6割が牧草地の緑豊かな国で、目覚ましい経済発展を遂げた今でも、その美しい景観と親しみやすい人柄は変わりません。アイルランド産肉牛の95%以上が牧草肥育(グラスフェッド)で飼育されており、生産者の愛情のこもった、滋味豊かな牛肉や羊肉製品を知って頂ければ幸いです。」とコメントし締めくくりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-bfcce3348cfc26a0dec2-1.jpg ]
最後に、(株)アサヒ・ファーム・フーズ取締役、植田芳樹氏が自身のアイルランド訪問で得た知見や体験談を紹介、その後、会場のウェスティンホテル大阪のシェフによるヨーロピアン・ビーフ&ラム from アイルランドを使用した天然酵母パンに包まれたアンガス牛のフィレや、仔羊(セル・タニョー)の香草パン粉焼きなどがふるまわれ、食卓を囲んだ65人が、積極的にネットワーキングを行いました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-040992d2ca2aa2431fcc-2.jpg ]
※2023年は、アイルランドのEU加盟50年の節目
毎年5月9日は、現在の欧州連合(EU)の前身となる、フランスと西ドイツの石炭・鉄鋼産業を共同管理することをまとめた声明「シューマン宣言」が発令された日で、ヨーロッパ創設の記念日「ヨーロッパ・デー」として祝われています。2023年の「ヨーロッパ・デー」は、アイルランドが1973年に欧州経済共同体(EEC)に加盟して、50周年という節目の特別な日となりました。
この50年でアイルランドは、EU市場全体において、貿易、旅行、留学、労働、生活の自由から多くの経済的、社会的利益を享受することができました。アイルランドで最も古く、最も大きな伝統産業である農業食品部門は、EUの支援により過去50年間繁栄してきました。ボード・ビアは、農業・食品・海洋省の支援を受けて、2015年から2025年にかけ、総額4420万ユーロの14の「EU協力キャンペーン」を実施し、これらの助成金は世界各地で、「園芸、豚肉、鶏肉、牛肉、羊肉、乳製品」などのさまざまな分野におけるアイルランドの持続可能な農業が、EUから強く支持されていることを意味しています。今後もEUの協力のもと、行われる当キャンペーンにご注目ください。
■今回発表となった資料や写真は下記のリンクよりダウンロードいただけます。
https://bit.ly/3M7eRqJ
アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)は、2023年5月9日の「ヨーロッパ・デー」※に、ヨーロッパ連合(EU)協力によるキャンペーン、ヨーロピアン・ビーフ&ラム「アイルランド、自然との共生」の一環として、関西では初となる業界向けテクニカル・セミナーならびに、ネットワーキングをウェスティンホテル大阪で開催いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-ee378eb6ae1fa80b3126-0.jpg ]
アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)は、2023年5月9日の「ヨーロッパ・デー」※に、ヨーロッパ連合(EU)協力によるキャンペーン、ヨーロピアン・ビーフ&ラム「アイルランド、自然との共生」の一環として、関西では初となる業界向けテクニカル・セミナーならびに、ネットワーキングをウェスティンホテル大阪で開催いたしました。
セミナーには、関西全域から多数のインポーター、小売業者、ホールセラーにご参加いただき、アイルランドの自然環境で持続可能な方法で生産された高品質のグラスフェッドのヨーロピアン・ビーフ&ラムの味覚について知り、味わう機会となりました。
このテクニカル・セミナーで、ボード・ビアは、アイルランド特有の温暖な気候が牧草の生産に適しており、高品質で持続可能な農業と生産方法を持ち、サステナブルな生産において世界をリードしていることなどを発表しました。ゲストスピーカー2名からは、日本の肉需要の増加などの課題に対し、輸入肉がどのように活用されるべきかなど、詳細かつ機知に富むインサイトの共有がありました。
セミナーの冒頭、ボード・ビア マーケット・スペシャリストのマルコム・レオイは、ヨーロピアン・ビーフ&ラム from アイルランドの主要な輸出額、世界における位置づけを強調し、次のように述べました。「ボード・ビアの使命は、世界中の食品、飲料、園芸の生産者と国際的なバイヤーを結びつけることです。アイルランドの食品は、長年にわたって大きな成功を収めています。特にビーフは、現在、年間50万トンを輸出しており、その価値は30億ユーロ、日本円で4,300億円以上です。現在、世界80カ国以上に輸出をしており、アイルランドはアジアで最大のヨーロピアン・ビーフの供給国であり、北半球最大の輸出国でもあります。」とし、続いてマーケットエグゼクティブのエミリー・マホンは、サステナビリティのトレンドについて触れ、世界と日本の消費者が、より持続可能な方法で生産された食品と飲料を購入する傾向や趣向があると発表しました。
とりわけ、ボード・ビアが推し進める「オリジン・グリーン」は、世界で唯一の食品と飲料の持続可能性国家プログラムとして、この新しい需要の高まりに応えるように設計されており、政府と民間企業、そして農家から生産者までの全サプライチェーンを統合しているのが特筆すべき点です。一貫して環境に配慮した測定可能な持続可能性目標を設定・達成することを可能にし、独立した監視・検証を行っていると説明しました。
そして調査会社GIRAマーケット・アナリスト、西出香氏をゲストスピーカーとしてお招きし、『日本のビーフ・ラム肉市場の見通し〜豊富な輸入品を嗜む食卓』と題して展望を発表しました。近年日本では魚の消費量が減少し、肉の消費量が増加する傾向にあり、このトレンドは当分の間続くと予測されていると説明しました。「アイルランドは国土の6割が牧草地の緑豊かな国で、目覚ましい経済発展を遂げた今でも、その美しい景観と親しみやすい人柄は変わりません。アイルランド産肉牛の95%以上が牧草肥育(グラスフェッド)で飼育されており、生産者の愛情のこもった、滋味豊かな牛肉や羊肉製品を知って頂ければ幸いです。」とコメントし締めくくりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-bfcce3348cfc26a0dec2-1.jpg ]
最後に、(株)アサヒ・ファーム・フーズ取締役、植田芳樹氏が自身のアイルランド訪問で得た知見や体験談を紹介、その後、会場のウェスティンホテル大阪のシェフによるヨーロピアン・ビーフ&ラム from アイルランドを使用した天然酵母パンに包まれたアンガス牛のフィレや、仔羊(セル・タニョー)の香草パン粉焼きなどがふるまわれ、食卓を囲んだ65人が、積極的にネットワーキングを行いました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92337/8/resize/d92337-8-040992d2ca2aa2431fcc-2.jpg ]
※2023年は、アイルランドのEU加盟50年の節目
毎年5月9日は、現在の欧州連合(EU)の前身となる、フランスと西ドイツの石炭・鉄鋼産業を共同管理することをまとめた声明「シューマン宣言」が発令された日で、ヨーロッパ創設の記念日「ヨーロッパ・デー」として祝われています。2023年の「ヨーロッパ・デー」は、アイルランドが1973年に欧州経済共同体(EEC)に加盟して、50周年という節目の特別な日となりました。
この50年でアイルランドは、EU市場全体において、貿易、旅行、留学、労働、生活の自由から多くの経済的、社会的利益を享受することができました。アイルランドで最も古く、最も大きな伝統産業である農業食品部門は、EUの支援により過去50年間繁栄してきました。ボード・ビアは、農業・食品・海洋省の支援を受けて、2015年から2025年にかけ、総額4420万ユーロの14の「EU協力キャンペーン」を実施し、これらの助成金は世界各地で、「園芸、豚肉、鶏肉、牛肉、羊肉、乳製品」などのさまざまな分野におけるアイルランドの持続可能な農業が、EUから強く支持されていることを意味しています。今後もEUの協力のもと、行われる当キャンペーンにご注目ください。
■今回発表となった資料や写真は下記のリンクよりダウンロードいただけます。
https://bit.ly/3M7eRqJ