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福島県浪江町の酒蔵haccobaでヘラルボニーのアート暖簾お披露目、同テーマのお酒「Fuuu!do」も発売開始

〜町の記憶と未来をアート暖簾に掲げる「なみえアートプロジェクト」第5弾〜

一般社団法人NoMAラボ(福島県南相馬市、代表理事:高橋大就)は、株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市、代表取締役Co-CEO:松田崇弥、文登)と共に、浪江町の住民が残したい記憶と創りたい町の姿を屋外アートとして町中に掲出していく「なみえアートプロジェクト『なみえの記憶・なみえの未来』」を手掛けており、28日、その第五弾アートとして、株式会社haccoba(福島県南相馬市、代表取締役:佐藤太亮)が2か所目の醸造所として昨年浪江町に設立した「haccoba 浪江醸造所」のアート暖簾のお披露目を行いました。
また、同日、haccobaは、同じアートのハンカチで包んだ新商品のお酒「Fuuu!do」の発売を開始しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-0efe0ab9d556df65f01f-7.jpg ]

福島県浪江町は東日本大震災により全町避難を経験した町です。震災以前に住んでいた住民の数は約2万1000人でしたが、現在は約2100人となっています。その浪江町で、住民が残したい記憶と創りたい町の姿を、福祉を起点に新たな文化の創出を目指す福祉実験カンパニー「ヘラルボニー」による屋外アートにして町中に掲示していく「なみえアートプロジェクト『なみえの記憶・なみえの未来』」が2022年5月に始まりました。
アートのテーマは浪江町の住民のみなさんの話し合いによって決められており、今回の第五弾の残したい「なみえの記憶」のテーマは、かつて町内外から人が集まり長蛇の列ができる春の風物詩だったお祭り「藤橋不動尊の不動市」に、「なみえの未来」のテーマは、「豊かな食文化への誇り」になりました。
これを受けてヘラルボニーのアーティストがアートを制作、それがアート暖簾に仕立てられ、28日に浪江町の「haccoba 浪江醸造所」に掲げられました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-26bab2018aff3f504201-5.jpg ]

また、haccobaは同日、アート「なみえの未来『豊かな食文化への誇り』」のアートをまとった新たなお酒「Fuuu!do」を発表、販売を開始するとともに、アートのお披露目に集まった浪江町の方々に振舞いました。「Fuuu!do」は、この地域一帯を長らく治めてきた相馬藩の「殿」(相馬家第 34 代当主・相馬行胤さん)が営む牧場のホエイをお米と一緒に発酵させた新しいお酒で、ヨーグルトのような爽やかな甘酸っぱさとエルダーフラワーの華やかでフルーティーな香りが特徴的です。

なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」について


なみえの住民の方々が残したい町の記憶と、なみえの住民の方々が実現したい町の姿を、町中の屋外アートによって表現することで、残したい町の記憶を紡ぎ、実現したい町の姿を共有することを目指すプロジェクトです。
アートのテーマについては、残したい町の記憶と、実現したい町の姿、それぞれについて住民のみなさんにヒアリングを行い決定しています。
アートは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、ヘラルボニーのアーティストに制作して頂くことで、浪江町を、誰もが自分らしく、異彩を放てる町にしたいという想いを込めています。これまで第1弾から第4弾まで、計8作品が浪江町の町中に掲出されています。

【第1弾】
<なみえの記憶>
テーマ:「十日市」
アーティスト:日吉雅治(アトリエやっほぅ!!)
<なみえの未来>
テーマ:「水素でつくるなみえ」
アーティスト:青木玲子(unico)
掲出場所:浪江町・新町通り(福島県双葉郡浪江町権現堂新町28―1)

【第2弾】
<なみえの記憶>
テーマ:「コスモスマラソン」
アーティスト:衣笠泰介
<なみえの未来>
テーマ:「モビリティでつくるなみえ」
アーティスト:伊賀敢男留
掲出場所:浪江町・「浜通り地域デザインセンターなみえ」(福島県双葉郡浪江町権現上続町 11-3)

【第3弾】
<なみえの記憶>
テーマ:「國玉神社の夜籠り(盆踊り)」
アーティスト:北村 彰吾(PICFA)
<なみえの未来>
テーマ:「共生するコミュニティ」
アーティスト:本田雅啓(PICFA)
掲出場所:浪江町・「 STUDIO B-6 」(浪江町大字川添字佐野51―4)

【第4弾】
<なみえの記憶>
テーマ:「サンプラザ」
アーティスト:栗田淳一(やまなみ工房)
<なみえの未来>
テーマ:「賑わいと住みやすさが同居するまち」
アーティスト:吉田楓馬(やまなみ工房)
掲出場所:浪江町・ショッピングモール「サンプラザ」(浪江町権現堂字上川原88)

「なみえアートプロジェクト」ウェブサイト:https://noma-lab.jp/1-1

第5弾アートについて


<なみえの記憶>
[画像3: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-26ff46e8b01c2d53a02a-4.jpg ]

テーマ:「藤橋不動尊の不動市」
第5弾アートの「なみえの記憶」のテーマは、住民の間での話し合いの結果「藤橋不動尊の不動市」に決まりました。
「藤橋不動尊」は、この地を治めていた標葉公の守り本尊であり火の守護神として信仰を集めています。旧暦1月28日には「不動市」(藤橋不動尊大祭)が行われ、参道や境内には露店が並び、かつては町内外から人が集まり長蛇の列ができる春の風物詩でした。
その賑やかな町の想い出が、文字が自由に乱れ飛び、光と色彩に溢れるアートで表現されています。

アーティスト:衣笠 泰介
[画像4: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-969d2202503893dcbc4e-5.jpg ]

生きることは描くこと。家族と世界各地を旅するなかで目にした景色を、光と色彩に溢れた独自の世界観で描き出す。マジカルとも評される色彩感覚と感受性を持ち、何百色もの絵の具から瞬時に色を選んで描き上げる。そのアートワークは国内外で高い評価を得ており、京都上御霊神社と京都御所内白雲神社の絵馬所には、大作絵馬が奉納されている。

<なみえの未来>
[画像5: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-655cd21b259e0e275788-8.jpg ]

テーマ:「豊かな食文化に誇りを持つなみえ」
第5弾アートの「なみえの未来」のテーマは、「豊かな食文化への誇り」。
浪江の美しい田園風景の中で様々な作物が作られ、町の人々はその浪江の美味しい食材を食べ、浪江の美味しい水を飲んで暮らしている。町の飲食店も浪江の作物を活かした料理やお酒を提供している。そして人々はその浪江の食文化に誇りを持っている。
そんな町のみなさんの願いが、多彩な色が散りばめられた水玉によって表現されています。

アーティスト:SATO
Boston Special Needs(Boston)在籍
[画像6: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-8a49970cdfd8e2de4a1a-0.jpg ]

10歳のサマーキャンプで水彩画と出会って以来、自宅で「1日1枚」絵を描くのが彼の日課 。具体的なモデルはなく、その日の心の中にあるイメージに応じてパレットから数色の組み合わせを選び、ジェリービーンズや雨粒を彷彿とさせる水々しいタッチで大判画用紙を埋め尽くしていく。 色相が濁らないよう、米国製の透明水彩絵の具を愛用している。完成した絵を見た人が「きれいねー」と伝えると、嬉しそうに「きれいねー」とオウム返しする。余暇にはボストンのアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しんでいる。

<暖簾制作>
株式会社川島織物セルコン

<協賛>
JR東日本スタートアップ株式会社

<協力>
株式会社haccoba
東北工業建設株式会社
福島県庁

haccoba新商品「Fuuu!do」について


[画像7: https://prtimes.jp/i/101185/8/resize/d101185-8-6a27eee3d41d7211b3c2-2.jpg ]

<お酒>
福島県浪江町から “異彩を放つ” お酒をつくりたい。そんな思いから、この地域一帯を長らく治めてきた相馬藩の「殿」(相馬家第 34 代当主・相馬行胤さん)が営む牧場のホエイをお米と一緒に発酵させたお酒をつくりました。
1000 年以上続くお祭り「相馬野馬追」など、馬の文化が根付くこのまちで、まるでモンゴルの「馬乳酒」を思わせる表現に。
ヨーグルトのような爽やかな甘酸っぱさとエルダーフラワーの華やかでフルーティーな香りが特徴的です。これからの暖かい季節にぴったりな味わいに仕上がりました。

<ハンカチ>
へラルボニーとの2度目のコラボレーションとなる今回のお酒には、アーティスト・SATO さんの描く「なみえの未来」をまとわせています。多彩な色が散りばめられた水玉が、“浪江の豊かな食文化への誇り” を表しています。
このお酒を飲みながら、浪江の町に思いをはせ、その豊かな風土を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

<商品概要>
・販売予定価格
 ・お酒とハンカチのセット:4,620円(税込)
 ・お酒のみ:2,860円(税込)
・内容量:500ml/ 本
・発売日:2024年3月28日(木)
・販売期間:2024年3月〜売切次第終了
・販売チャネル
 ・haccoba オンラインストア: https://haccoba.com
 ・haccoba 小高醸造所 店頭:10時〜17時(月曜休み)
 ・haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET(ただいまプレオープン中)
 ・その他お取り扱い店一覧: https://note.com/haccoba/n/n48a9ad45d07f
 ※「お酒とハンカチのセット」は直販(haccobaオンラインストア、店頭)限定で販売予定です。
・商品詳細URL:https://haccoba.com/products/fuuudo

<制作スタッフ>
酒づくり:haccoba
クリエイティブ制作、監修:haccoba、chiyokos by hey design studio
オリジナルアート制作:SATO
ビジネスプロデュース:伊藤琢真(ヘラルボニー)
デザインディレクター:丹野晋太郎:(ヘラルボニー)

<ご協力いただいた皆さま>
原材料提供:株式会社アグリロード、つちや農園、相馬行胤様(馬家第34代当主)

株式会社ヘラルボニーについて


ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。ライフスタイルブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
ブランドサイト:https://store.heralbony.jp/

株式会社haccobaについて


2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつての "どぶろく" 文化やレシピを現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。
自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。
https://haccoba.com/

一般社団法人NoMAラボについて


一般社団法人NoMAラボは、「ゼロになった町から、この国一番のワクワクを。」をモットーに、福島県浜通り地域等において、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組んでいます。
https://noma-lab.jp/
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