【新NISAを活用する投資家対象 ETF投資に関する調査】 新NISA開始から半年。 ETF投資家は「短・中期で値上がりを狙う投資中級・上級者」
[24/08/01]
提供元:PRTIMES
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「外国株ETF」の人気が高く、上級者は 「国内債券ETF」にも投資 ETF投資理由は「リアルタイムで売買」 「分散投資」〜 ETFを知らない投資家も、特徴を聞いた後に7割が今後のETF投資を検討 〜
日本で唯一のETF専門資産運用会社であるGlobal X Japan 株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 姜 昇浩)は、新NISAを現在利用している全国10代~60代の投資家を対象に、ETF投資に関する調査を行いました。
■調査背景
新NISA開始から半年。新NISAでETFへ投資している人の投資戦略を調査
2024年1月の新NISA開始から半年が経過しました。ETF市場においても東京証券取引所のアクティブETF基準の緩和など、更なる活性化の動きが見られました。一方、金融庁が発表した2024年3月末時点のNISA利用状況の調査結果によると、ETFの買い付け額は全体の2.4%に留まっており、ETFの魅力が投資家に十分に伝わっているとは言い難い状況です。
そこで今回の調査では、新NISAで投資に取り組んでいる人の中で、新NISAでETFに投資をしている328人(以下、ETF投資グループ)と新NISAでETFに投資をしていない328人(以下、ETF非投資グループ)の各グループに調査を行い、それぞれの違いを浮き彫りにしました。
新NISAに関連する共通の質問の他、ETFに関連するそれぞれの質問を行い、その結果、投資傾向やETF投資に関する意識・考え方の違いが明らかになりました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/137367/table/8_1_2974feee9079800fe955c475840383e5.jpg ]
■調査結果詳細
【新NISAでETFへ投資している投資家としていない投資家での投資傾向の違い】
ETF 投資グループと ETF 非投資グループの投資経験の内訳を見ると、ETF 投資グループが投資中級・上級者で約7割を占める一方、ETF非投資グループは投資初心者が約7割を占める結果となりました。(図1)
新NISAに関する投資状況については、ETF投資グループはETF以外にも複数の商品に投資しているのに対し、ETF非投資グループの7割以上が「投資信託(つみたて投資)」に投資が集まるという傾向の違いが見られました。(図2)
[画像1: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-8c2d77ba94abcde97d04-0.jpg ]
【新NISA投資枠の活用見込み】
今年の年間トータルの投資額は、ETF投資グループの方が「増加する/しそう」と回答した人が多くなりました。(図3)また「成長投資枠」(年間上限240万円)に加え、ETF非投資グループの活用割合が特に高かった「つみたて投資枠」(年間上限120万円)においても、ETF投資グループの方が投資金額の想定額が高い結果となりました。(図4/図5)
[画像2: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-033de1b71eb7e719a984-1.jpg ]
【新NISAにおける投資の考え方】
新NISA における投資の考え方としては、ETF非投資グループでは「長期目標」が最も多くなった一方で、ETF投資グループでは「値上がり重視」が最も多くなりました。(図6)
なおETF投資グループに、ETF商品をどの程度保有する予定でいるかを聞いたところ、「1年未満」「1年〜3年未満」「3年〜5年未満」が全体の約6割を占めており、短期〜中期での値上がり期待で、ETFを含む新NISAの商品に投資している傾向が分かります。(図7)
[画像3: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-8ed2ba211b662abe3c98-2.jpg ]
【現時点の新NISAの成果】
現時点での新NISAでの利益状況は、ETF投資グループもETF非投資グループも共に、利益は出ていないと答えた人は1割程度に留まり、多くの人が新NISAで資産を増やしているようです。
また、「〜50%程度」「50%超」の利益が出ていると回答した人については、ETF投資グループの方が6.1ポイント上回っており、「短期〜中期の値上がり」重視の傾向のある、ETF投資グループだからこその結果も見られました。(図8)
[画像4: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-795b05a6d0c8c60d91fb-3.jpg ]
【ETF投資グループの傾向】
ETF投資グループにおいては、新NISAにて保有中のETF銘柄数は「2銘柄」「3銘柄」と複数銘柄を持っている人の割合が高い結果となりました。
また、ある程度銘柄数を絞って投資している中・上級者と比較し、投資初心者は、「1銘柄」と「5銘柄以上」の割合が高くなっており、どの銘柄に追加投資するかを見極めている可能性が見受けられます。(図9)
また投資しているETFについては全体的に「外国株ETF」が特に人気がありましたが、投資初心者では「日本株ETF」の割合が最も高く、上級者では「国内債券ETF」が高くなるなど、投資経験による傾向の違いも見られました。(図10)
[画像5: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-c1e8bccd41d2198f8068-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-3aa23d1372f7b7b8f992-5.jpg ]
【ETFに投資をする理由】
ETF投資グループのETF投資理由は「リアルタイムで売買できる」が最も多い結果となり、投資上級者の約6割が選択しました。次いで「分散投資できる」「購入手続きが簡単」「指数に連動してわかりやすい」といった理由が多く挙がりました。(図11)
[画像7: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-ab034de9816fd3b420ac-6.jpg ]
【ETF非投資グループの傾向】
ETF非投資グループにおいては、8割超がETFを理解していない状態であり、ETFを理解した上で投資をしていない人の割合は2割未満に留まるという結果となりました。(図12)
ETF を知らなかった/理解していなかった人に対して、ETF の特徴を説明した文章を読んでもらった後は、約8割の人が1つ以上の魅力のある特徴があると回答しました。(図13)さらに約7割の人が今後ETF投資をしてみたいと回答しました。(図14)
このことから、ETF非投資グループの多くはETFのことを知らない、理解していない状況で、知るきっかけさえあればETF投資に多くの人が取り組む可能性を読み取ることができました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-6c0c16d8cc02a3e9b6d7-7.jpg ]
■当社コメント
・今回の調査では新NISAの活用方法を調査しましたが、上級者ほど上手くETFを活用している現状が分かりました。「リアルタイムで売買ができる」ことは、同じ分散投資でも投資信託にはないETFの強みですので、本調査を機会により多くの方に知って欲しい特徴となります。
・新NISAは恒久的な制度ですが、新NISAでETFへ投資している人の約6割が5年未満での運用を予定しているという結果でした。これは漠然と長期投資をするのではなく、資産を増やす具体的な目的を持ってETF投資に取り組んでいるという結果であると理解できます。
・現状ではETFを知らない投資家も多いですが、ETFを知っていただき資産運用の選択肢に加えていたければ、資の可能性はもっと広がると考えています。当社は引き続きETFの認知の向上に向けた活動を行ってまいります。
■調査概要
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2024年7月18日〜7月20日
調査対象: 新NISAを現在利用していると答えた全国の10代〜60代男女
有効回答: 656名
うち、新NISA でETFへ投資している人(ETF投資グループ) 328名
新NISA でETFへ投資していない人(ETF非投資グループ) 328名
【Global X Japan 株式会社 企業紹介】
当社はGlobal X Management Company, Inc.、株式会社大和証券グループ本社、および大和アセットマネジメント株式会社の合弁会社です。成長テーマ型、インカム型、コア型といった革新的なETFラインナップを揃える、日本で唯一のETF専門資産運用会社です。
Global X Japan 株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 3174 号
一般社団法人日本投資顧問業協会会員
一般社団法人投資信託協会会員
当社Webサイト: https://globalxetfs.co.jp/
日本で唯一のETF専門資産運用会社であるGlobal X Japan 株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 姜 昇浩)は、新NISAを現在利用している全国10代~60代の投資家を対象に、ETF投資に関する調査を行いました。
■調査背景
新NISA開始から半年。新NISAでETFへ投資している人の投資戦略を調査
2024年1月の新NISA開始から半年が経過しました。ETF市場においても東京証券取引所のアクティブETF基準の緩和など、更なる活性化の動きが見られました。一方、金融庁が発表した2024年3月末時点のNISA利用状況の調査結果によると、ETFの買い付け額は全体の2.4%に留まっており、ETFの魅力が投資家に十分に伝わっているとは言い難い状況です。
そこで今回の調査では、新NISAで投資に取り組んでいる人の中で、新NISAでETFに投資をしている328人(以下、ETF投資グループ)と新NISAでETFに投資をしていない328人(以下、ETF非投資グループ)の各グループに調査を行い、それぞれの違いを浮き彫りにしました。
新NISAに関連する共通の質問の他、ETFに関連するそれぞれの質問を行い、その結果、投資傾向やETF投資に関する意識・考え方の違いが明らかになりました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/137367/table/8_1_2974feee9079800fe955c475840383e5.jpg ]
■調査結果詳細
【新NISAでETFへ投資している投資家としていない投資家での投資傾向の違い】
ETF 投資グループと ETF 非投資グループの投資経験の内訳を見ると、ETF 投資グループが投資中級・上級者で約7割を占める一方、ETF非投資グループは投資初心者が約7割を占める結果となりました。(図1)
新NISAに関する投資状況については、ETF投資グループはETF以外にも複数の商品に投資しているのに対し、ETF非投資グループの7割以上が「投資信託(つみたて投資)」に投資が集まるという傾向の違いが見られました。(図2)
[画像1: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-8c2d77ba94abcde97d04-0.jpg ]
【新NISA投資枠の活用見込み】
今年の年間トータルの投資額は、ETF投資グループの方が「増加する/しそう」と回答した人が多くなりました。(図3)また「成長投資枠」(年間上限240万円)に加え、ETF非投資グループの活用割合が特に高かった「つみたて投資枠」(年間上限120万円)においても、ETF投資グループの方が投資金額の想定額が高い結果となりました。(図4/図5)
[画像2: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-033de1b71eb7e719a984-1.jpg ]
【新NISAにおける投資の考え方】
新NISA における投資の考え方としては、ETF非投資グループでは「長期目標」が最も多くなった一方で、ETF投資グループでは「値上がり重視」が最も多くなりました。(図6)
なおETF投資グループに、ETF商品をどの程度保有する予定でいるかを聞いたところ、「1年未満」「1年〜3年未満」「3年〜5年未満」が全体の約6割を占めており、短期〜中期での値上がり期待で、ETFを含む新NISAの商品に投資している傾向が分かります。(図7)
[画像3: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-8ed2ba211b662abe3c98-2.jpg ]
【現時点の新NISAの成果】
現時点での新NISAでの利益状況は、ETF投資グループもETF非投資グループも共に、利益は出ていないと答えた人は1割程度に留まり、多くの人が新NISAで資産を増やしているようです。
また、「〜50%程度」「50%超」の利益が出ていると回答した人については、ETF投資グループの方が6.1ポイント上回っており、「短期〜中期の値上がり」重視の傾向のある、ETF投資グループだからこその結果も見られました。(図8)
[画像4: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-795b05a6d0c8c60d91fb-3.jpg ]
【ETF投資グループの傾向】
ETF投資グループにおいては、新NISAにて保有中のETF銘柄数は「2銘柄」「3銘柄」と複数銘柄を持っている人の割合が高い結果となりました。
また、ある程度銘柄数を絞って投資している中・上級者と比較し、投資初心者は、「1銘柄」と「5銘柄以上」の割合が高くなっており、どの銘柄に追加投資するかを見極めている可能性が見受けられます。(図9)
また投資しているETFについては全体的に「外国株ETF」が特に人気がありましたが、投資初心者では「日本株ETF」の割合が最も高く、上級者では「国内債券ETF」が高くなるなど、投資経験による傾向の違いも見られました。(図10)
[画像5: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-c1e8bccd41d2198f8068-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-3aa23d1372f7b7b8f992-5.jpg ]
【ETFに投資をする理由】
ETF投資グループのETF投資理由は「リアルタイムで売買できる」が最も多い結果となり、投資上級者の約6割が選択しました。次いで「分散投資できる」「購入手続きが簡単」「指数に連動してわかりやすい」といった理由が多く挙がりました。(図11)
[画像7: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-ab034de9816fd3b420ac-6.jpg ]
【ETF非投資グループの傾向】
ETF非投資グループにおいては、8割超がETFを理解していない状態であり、ETFを理解した上で投資をしていない人の割合は2割未満に留まるという結果となりました。(図12)
ETF を知らなかった/理解していなかった人に対して、ETF の特徴を説明した文章を読んでもらった後は、約8割の人が1つ以上の魅力のある特徴があると回答しました。(図13)さらに約7割の人が今後ETF投資をしてみたいと回答しました。(図14)
このことから、ETF非投資グループの多くはETFのことを知らない、理解していない状況で、知るきっかけさえあればETF投資に多くの人が取り組む可能性を読み取ることができました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/137367/8/resize/d137367-8-6c0c16d8cc02a3e9b6d7-7.jpg ]
■当社コメント
・今回の調査では新NISAの活用方法を調査しましたが、上級者ほど上手くETFを活用している現状が分かりました。「リアルタイムで売買ができる」ことは、同じ分散投資でも投資信託にはないETFの強みですので、本調査を機会により多くの方に知って欲しい特徴となります。
・新NISAは恒久的な制度ですが、新NISAでETFへ投資している人の約6割が5年未満での運用を予定しているという結果でした。これは漠然と長期投資をするのではなく、資産を増やす具体的な目的を持ってETF投資に取り組んでいるという結果であると理解できます。
・現状ではETFを知らない投資家も多いですが、ETFを知っていただき資産運用の選択肢に加えていたければ、資の可能性はもっと広がると考えています。当社は引き続きETFの認知の向上に向けた活動を行ってまいります。
■調査概要
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2024年7月18日〜7月20日
調査対象: 新NISAを現在利用していると答えた全国の10代〜60代男女
有効回答: 656名
うち、新NISA でETFへ投資している人(ETF投資グループ) 328名
新NISA でETFへ投資していない人(ETF非投資グループ) 328名
【Global X Japan 株式会社 企業紹介】
当社はGlobal X Management Company, Inc.、株式会社大和証券グループ本社、および大和アセットマネジメント株式会社の合弁会社です。成長テーマ型、インカム型、コア型といった革新的なETFラインナップを揃える、日本で唯一のETF専門資産運用会社です。
Global X Japan 株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 3174 号
一般社団法人日本投資顧問業協会会員
一般社団法人投資信託協会会員
当社Webサイト: https://globalxetfs.co.jp/