サイバー脅威から重要インフラを守る組織づくりを支援する、対サイバー攻撃演習「Kaspersky Industrial Protection Simulation」本格提供開始
[15/03/17]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
〜2時間のゲーム形式で、経営者から現場の担当者まで体験学習が可能に〜
昨今、重要インフラへのサイバー攻撃は増加しており、現場担当者を含むあらゆるレベルの関係者がサイバー脅威への理解を深めることが重要です。KIPSでは、サイバー攻撃による重要インフラへの影響をゲーム形式で体験しながら、システムの運用上のリスクや投資に見合った有効な対策を学習できます。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎、以下カスペルスキー)は、サイバー攻撃による重要インフラへの影響をゲーム形式で体験しながら、システムの運用上のリスクや投資に見合った有効な対策を学習できる対サイバー攻撃演習「Kaspersky Industrial Protection Simulation」(以下KIPS、読み方:キップス)の本格提供を3月20日より開始します。
KIPSは、ボードゲームとオンラインアプリケーションを組み合わせた対サイバー攻撃演習で、製造業や重要インフラ事業者などを対象に、正規トレーニングパートナーである株式会社MHPSコントロールシステムズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:平田大作)から販売されます。所要時間は約2時間で、最小催行人数10名、価格は30万円(税別)からです。
KIPSの参加者は数名ずつのグループに分かれ、条件や指示が書かれた30枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使いながら、サイバー攻撃を受けている水処理施設を守るための効果的な対抗策を実施します。5週間という仮想期間内で最も高い生産高を維持したチームが勝つというゲーム性を持たせつつ、ゲーム終了後には、どのような対応が適切だったのか、また攻撃者のシナリオと各チームの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深めます。
Kaspersky Labは、これまでに米国、ロシア、マレーシア、英国など10か国以上でKIPSを提供しており、2015年2月には欧州原子核研究機構(CERN)においてもゲームを実施しました。日本でも2014年5月より一部で試験提供を開始し、参加者からは「ゲーム形式で楽しく学ぶことができた」などのフィードバックをいただいています。
昨今、電力、金融、政府・行政サービスなどの重要インフラへのサイバー攻撃は増加しており、米国では大統領令により原子力発電施設におけるサイバーインシデントの発生を抑制するための対策が求められるなど、リスク回避の動きが高まっています。日本でも2020年の東京オリンピック開催を控え、高度化する重要インフラへのサイバーテロ対策が急務です。
一方で、製造業や重要インフラ事業者の間では、情報システムに直接関与しない経営幹部や現場担当者のセキュリティやサイバー脅威に対する知識や関心は充分とはいえません。恰好のサイバー攻撃対象として、USBメモリやメール、Webサイトなど、従業員や関係者を経由したマルウェア感染に起因する事案が多く発生しています。サイバー攻撃への耐性を高めるには、セキュリティ製品やソリューションの導入だけでなく、経営者や現場担当者を含む、あらゆるレベルの関係者が、サイバー脅威への理解を深めることが重要です。
カスペルスキーでは、今後、発電施設などへのサイバー攻撃のシナリオを用意し、より専門性の高い重要インフラ事業者に演習の提供を拡大する予定です。
なお、本サービスの提供にあたり、名古屋工業大学および旭化成ケミカルズ株式会社よりエンドースメントをいただいています。
「KIPSは、短時間で制御システムにおけるサイバーインシデント対応能力を測ることができる、大変優れたサイバー演習ツールです。特に、限られた時間とコストの中で、チームとして対応策を意思決定するゲーミングシミュレーションである点を高く評価します。今後、重要インフラへのサイバー攻撃に対する組織対応力向上のために、KIPSが普及することを期待しています」
名古屋工業大学大学院工学研究科 教授、博士(工学)
越島 一郎
「工場のサイバーセキュリティ意識を向上するために受講し、短時間で効果の分かりやすいトレーニングとして楽しみながらサイバーインシデント対応を体験することができました。より多くの現場で体験していただくことで、製造業全体の対応力が向上することを期待しています」
旭化成ケミカルズ株式会社 水島製造所
設備管理部 計装設備管理課 主査
石井 彰
###
<株式会社MHPSコントロールシステムズ>
本社:〒231-8715 横浜市中区錦町12番地 電話045-285-0114 FAX 045-623-5389
代表者:代表取締役社長 平田大作
事業内容:MHPSコントロールシステムズは、三菱日立パワーシステムズグループの一員として、世界中の火力発電所、発電用エンジン、船舶機器等に多数の制御システムを納めています。先端技術と高い信頼性で幅広くお客様のニーズにお応えする制御システムメーカです。2014年2月に三菱重工業株式会社と株式会社日立製作所の火力事業統合に伴い、株式会社MHIコントロールシステムズから現社名に変更しました。
http://www.cs.mhps.com/index.html
###
■ 参考情報
Kaspersky Industrial Protection Simulationの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kaspersky.co.jp/industrial-security-cip
■ プレスリリースページ
http://www.kaspersky.co.jp/about/news/product/2015/pro17032015
■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとして、17年以上にわたり大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なITセキュリティソリューションを提供しています。現在、世界中のおよそ 200の国と地域で事業を展開し、全世界で4億人を超えるユーザーをIT上の脅威から保護しています。
昨今、重要インフラへのサイバー攻撃は増加しており、現場担当者を含むあらゆるレベルの関係者がサイバー脅威への理解を深めることが重要です。KIPSでは、サイバー攻撃による重要インフラへの影響をゲーム形式で体験しながら、システムの運用上のリスクや投資に見合った有効な対策を学習できます。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎、以下カスペルスキー)は、サイバー攻撃による重要インフラへの影響をゲーム形式で体験しながら、システムの運用上のリスクや投資に見合った有効な対策を学習できる対サイバー攻撃演習「Kaspersky Industrial Protection Simulation」(以下KIPS、読み方:キップス)の本格提供を3月20日より開始します。
KIPSは、ボードゲームとオンラインアプリケーションを組み合わせた対サイバー攻撃演習で、製造業や重要インフラ事業者などを対象に、正規トレーニングパートナーである株式会社MHPSコントロールシステムズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:平田大作)から販売されます。所要時間は約2時間で、最小催行人数10名、価格は30万円(税別)からです。
KIPSの参加者は数名ずつのグループに分かれ、条件や指示が書かれた30枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使いながら、サイバー攻撃を受けている水処理施設を守るための効果的な対抗策を実施します。5週間という仮想期間内で最も高い生産高を維持したチームが勝つというゲーム性を持たせつつ、ゲーム終了後には、どのような対応が適切だったのか、また攻撃者のシナリオと各チームの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深めます。
Kaspersky Labは、これまでに米国、ロシア、マレーシア、英国など10か国以上でKIPSを提供しており、2015年2月には欧州原子核研究機構(CERN)においてもゲームを実施しました。日本でも2014年5月より一部で試験提供を開始し、参加者からは「ゲーム形式で楽しく学ぶことができた」などのフィードバックをいただいています。
昨今、電力、金融、政府・行政サービスなどの重要インフラへのサイバー攻撃は増加しており、米国では大統領令により原子力発電施設におけるサイバーインシデントの発生を抑制するための対策が求められるなど、リスク回避の動きが高まっています。日本でも2020年の東京オリンピック開催を控え、高度化する重要インフラへのサイバーテロ対策が急務です。
一方で、製造業や重要インフラ事業者の間では、情報システムに直接関与しない経営幹部や現場担当者のセキュリティやサイバー脅威に対する知識や関心は充分とはいえません。恰好のサイバー攻撃対象として、USBメモリやメール、Webサイトなど、従業員や関係者を経由したマルウェア感染に起因する事案が多く発生しています。サイバー攻撃への耐性を高めるには、セキュリティ製品やソリューションの導入だけでなく、経営者や現場担当者を含む、あらゆるレベルの関係者が、サイバー脅威への理解を深めることが重要です。
カスペルスキーでは、今後、発電施設などへのサイバー攻撃のシナリオを用意し、より専門性の高い重要インフラ事業者に演習の提供を拡大する予定です。
なお、本サービスの提供にあたり、名古屋工業大学および旭化成ケミカルズ株式会社よりエンドースメントをいただいています。
「KIPSは、短時間で制御システムにおけるサイバーインシデント対応能力を測ることができる、大変優れたサイバー演習ツールです。特に、限られた時間とコストの中で、チームとして対応策を意思決定するゲーミングシミュレーションである点を高く評価します。今後、重要インフラへのサイバー攻撃に対する組織対応力向上のために、KIPSが普及することを期待しています」
名古屋工業大学大学院工学研究科 教授、博士(工学)
越島 一郎
「工場のサイバーセキュリティ意識を向上するために受講し、短時間で効果の分かりやすいトレーニングとして楽しみながらサイバーインシデント対応を体験することができました。より多くの現場で体験していただくことで、製造業全体の対応力が向上することを期待しています」
旭化成ケミカルズ株式会社 水島製造所
設備管理部 計装設備管理課 主査
石井 彰
###
<株式会社MHPSコントロールシステムズ>
本社:〒231-8715 横浜市中区錦町12番地 電話045-285-0114 FAX 045-623-5389
代表者:代表取締役社長 平田大作
事業内容:MHPSコントロールシステムズは、三菱日立パワーシステムズグループの一員として、世界中の火力発電所、発電用エンジン、船舶機器等に多数の制御システムを納めています。先端技術と高い信頼性で幅広くお客様のニーズにお応えする制御システムメーカです。2014年2月に三菱重工業株式会社と株式会社日立製作所の火力事業統合に伴い、株式会社MHIコントロールシステムズから現社名に変更しました。
http://www.cs.mhps.com/index.html
###
■ 参考情報
Kaspersky Industrial Protection Simulationの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kaspersky.co.jp/industrial-security-cip
■ プレスリリースページ
http://www.kaspersky.co.jp/about/news/product/2015/pro17032015
■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとして、17年以上にわたり大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なITセキュリティソリューションを提供しています。現在、世界中のおよそ 200の国と地域で事業を展開し、全世界で4億人を超えるユーザーをIT上の脅威から保護しています。