アクアビットスパイラルズ、KDDI、地域公共交通の維持・活性化をキャッシュレスシステムで支援
[23/02/28]
提供元:PRTIMES
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〜バス・鉄道連携運賃も低コストでデジタル化〜
株式会社アクアビットスパイラルズ(東京都港区、代表取締役CEO:萩原智啓、以下「アクアビットスパイラルズ」)とKDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高橋誠、以下「KDDI」)は、地域公共交通の維持・活性化の支援を目的に、キャッシュレス乗降を可能にする「スマホタッチ支払い」の開発・提供で協働します。
取り組みの一環として、両社は交通系ICカードよりも低コストで、地域公共交通でニーズが高まっているバス・鉄道の乗り換えにも対応したキャッシュレスシステムを開発し、徳島バス株式会社が実施主体となった2022年11月16日から2023年2月15日までの実証実験に提供しました(注1)。
今後も利用者にとって使いやすく、地域の交通事業者や自治体にとって導入・維持しやすい、地域に合ったキャッシュレスシステムの開発を通じて、地域公共交通の維持・活性化を共に支援していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-f8677a2c181136d30ebe-12.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-90a5f50aaef2c801a4fe-13.png ]
なお、本取り組みで支援した徳島県での「スマホタッチ支払い」実証実験は、内閣官房が主催する「冬のDigi田甲子園(注2)」において、応募総数172件の中からインターネット投票対象事例に選出された46件のうちの1件としてエントリーされています。
■背景
地域公共交通は人口減少や高齢化に伴う利用者減少に直面し、地域住民の暮らしを守る足としてその維持・活性化は多くの地域で喫緊の課題となっています。
地域住民のほか海外を含む観光客等の利用促進が不可欠ですが、導入・維持コストを主な理由にキャッシュレス未対応の地域も多く残されており、整理券方式による現金での運賃支払いは、特に公共交通に馴染みのない利用者にとってわかりにくく利用しにくい実情があります。
交通事業者にとっても、データ活用や業務効率化、正確で確実な運賃収受の観点からも、キャッシュレス化推進が求められています。
両社は、2021年からスマホタッチ支払いの実証実験で協働し、地域に求められる低コストで持続可能なキャッシュレスシステムの開発を共に進めてきました。
■スマホタッチ支払いについて
1. 特長
位置情報取得とNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグ、利用者のスマートフォンを用いた仕組みで、運賃計算や決済をクラウド上でデジタル処理し、キャッシュレス乗降を実現します。
<利用者メリット>
アプリダウンロードや専用端末は不要で、普段お使いのスマートフォン1つでバスや鉄道にキャッシュレスで乗車できます。
NFCタグにスマートフォンをかざすだけの簡単なアクションで乗降が完結し、行き先に応じた乗車券を事前購入する必要がなく、整理券取得や小銭の両替、現金払いの煩わしさもありません。
既にお持ちのApple ID又はGoogleアカウントによるサインインと、決済方法(クレジットカード)を登録するだけでご利用いただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-f7d5949835fd3fc73636-14.png ]
<交通事業者メリット>
車両ごとのICカードリーダーの導入が不要な機器構成で、キャッシュレスシステムの導入・維持コストを軽減します。
バスと鉄道など異なるモーダルの乗り換えにも対応しています。ODデータも取得でき、地域交通がどのように利用されているか、利用実績を可視化できます。
「スマホタッチ支払い乗車」を通知するシステムにより、乗務員はタブレットから「スマホタッチ支払い」での乗車状況をリアルタイムに検知・確認できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-950b8e49680b4501fb6f-15.png ]
2. バス・鉄道での利用イメージ
(1)バス
位置測位サービス対応機器をバスに搭載し、リアルタイムにバスの正確な位置情報を把握します。
バスの乗降時に、車内設置のNFCタグにスマートフォンをかざすと、バスの位置情報とスマートフォンの情報がクラウドシステム上で連携し、乗車バス停、降車バス停を推定します。
乗降バス停情報から区間運賃を計算し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされます。
(2)鉄道
乗車時、降車時に改札に設置されている乗車用・降車用NFCタグにスマートフォンをかざすと、乗降した駅を自動で記録し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされます。
■スマホタッチ支払いについて
「スマホタッチ支払い」では、スマートフォンをNFCタグにかざすだけの簡単なアクションで交通機関の乗降を可能にする、アクアビットスパイラルズが提供するNFC決済認証システムを用いています。NFCタグの設置には電源や通信環境を必要としないため、交通機関だけでなく観光施設や飲食店、アクティビティ施設などに柔軟に設置することができます。
交通利用のキャッシュレス化だけに留まらず、観光施設の周遊やスタンプラリーなど、交通と体験・施設利用等を組み合わせた活用にも応用が見込めます。地域の観光資源も取り込むことで、「スマホをかざすだけ」の統一された仕組みで、利用シーンに基づいた体験価値をアップデートし、地域経済圏全体の活性化に貢献します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-37e18a2b56db167b3cd1-16.png ]
■各社の役割
株式会社アクアビットスパイラルズ:NFCタグ(スマートプレート™)決済システムや乗車券システムなどの提供
KDDI株式会社:地域の公共交通をはじめとするさまざまな課題解決策の企画、提案および位置情報を活用した運賃計算システムの設計
以上
(注1) スマホ1つでバス・鉄道の利用を可能にする実証実験を開始〜共同経営区間の利便性向上、路線バスの定期もデジタル化〜
https://www.kddi.com/corporate/sustainability/regional-initiative/pressrelease/20221109/
(注2) デジタル田園都市国家構想を全国津々浦々で力強く進めていくため、構想実現に向けた機運醸成を図る観点から、幅広く民間企業や団体などさまざまな主体の取組を募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取り組みです。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/
■スマートプレートについて
スマートプレートはスマートフォンをかざすだけで様々なデジタルコンテンツをダイレクトに配信してモノや場所をオンラインサービスと直結する「Hyperlink of Things(R)(HoT)」です。特許取得済みの技術によってクラウドから動的にコントロールできるNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグを内蔵し、SaaS型のプラットフォームと組み合わせて提供されます。利用にあたって特別なアプリが必要なく動作用のバッテリーも不要、Web型コンテンツだけでなくアプリ型サービスの起動トリガーとしても活用でき、Apple PayやGoogle Pay、au PAY、PayPay等によるNFCタグ決済(対面Web決済(R))にも対応していることから、非接触型スマートシティにおけるOMO(Online Merges with Offline=オンラインとオフラインの融合)インフラとしての役割が期待されています。アクアビットスパイラルズではこれまでに、スマートプレートを活用してモノや場所とオンラインサービスを直結することで、ホテル滞在、商業施設、交通乗車、飲食・宿泊クーポン、スタンプラリー、インスタントウィンといった様々な領域でアプリインストール不要の「かざすだけ体験」を提供、2023年2月時点で84万個を超えるID(スマートプレート)を出荷しています。
■株式会社アクアビットスパイラルズについて
所在地:〒108-0074 東京都港区高輪2-16-5 東武高輪第2ビル2階
設立 :2009年 3月 31日
代表者:代表取締役CEO 萩原智啓
事業内容:近距離無線通信を活用した情報配信プラットフォームの提供ならびにコミュニケーションシステムの研究開発
URL :https://spirals.co.jp/
※スマートプレート、Hyperlink of Things、および対面Web決済は、株式会社アクアビットスパイラルズの商標または登録商標です。
※その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
株式会社アクアビットスパイラルズ(東京都港区、代表取締役CEO:萩原智啓、以下「アクアビットスパイラルズ」)とKDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高橋誠、以下「KDDI」)は、地域公共交通の維持・活性化の支援を目的に、キャッシュレス乗降を可能にする「スマホタッチ支払い」の開発・提供で協働します。
取り組みの一環として、両社は交通系ICカードよりも低コストで、地域公共交通でニーズが高まっているバス・鉄道の乗り換えにも対応したキャッシュレスシステムを開発し、徳島バス株式会社が実施主体となった2022年11月16日から2023年2月15日までの実証実験に提供しました(注1)。
今後も利用者にとって使いやすく、地域の交通事業者や自治体にとって導入・維持しやすい、地域に合ったキャッシュレスシステムの開発を通じて、地域公共交通の維持・活性化を共に支援していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-f8677a2c181136d30ebe-12.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-90a5f50aaef2c801a4fe-13.png ]
なお、本取り組みで支援した徳島県での「スマホタッチ支払い」実証実験は、内閣官房が主催する「冬のDigi田甲子園(注2)」において、応募総数172件の中からインターネット投票対象事例に選出された46件のうちの1件としてエントリーされています。
■背景
地域公共交通は人口減少や高齢化に伴う利用者減少に直面し、地域住民の暮らしを守る足としてその維持・活性化は多くの地域で喫緊の課題となっています。
地域住民のほか海外を含む観光客等の利用促進が不可欠ですが、導入・維持コストを主な理由にキャッシュレス未対応の地域も多く残されており、整理券方式による現金での運賃支払いは、特に公共交通に馴染みのない利用者にとってわかりにくく利用しにくい実情があります。
交通事業者にとっても、データ活用や業務効率化、正確で確実な運賃収受の観点からも、キャッシュレス化推進が求められています。
両社は、2021年からスマホタッチ支払いの実証実験で協働し、地域に求められる低コストで持続可能なキャッシュレスシステムの開発を共に進めてきました。
■スマホタッチ支払いについて
1. 特長
位置情報取得とNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグ、利用者のスマートフォンを用いた仕組みで、運賃計算や決済をクラウド上でデジタル処理し、キャッシュレス乗降を実現します。
<利用者メリット>
アプリダウンロードや専用端末は不要で、普段お使いのスマートフォン1つでバスや鉄道にキャッシュレスで乗車できます。
NFCタグにスマートフォンをかざすだけの簡単なアクションで乗降が完結し、行き先に応じた乗車券を事前購入する必要がなく、整理券取得や小銭の両替、現金払いの煩わしさもありません。
既にお持ちのApple ID又はGoogleアカウントによるサインインと、決済方法(クレジットカード)を登録するだけでご利用いただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-f7d5949835fd3fc73636-14.png ]
<交通事業者メリット>
車両ごとのICカードリーダーの導入が不要な機器構成で、キャッシュレスシステムの導入・維持コストを軽減します。
バスと鉄道など異なるモーダルの乗り換えにも対応しています。ODデータも取得でき、地域交通がどのように利用されているか、利用実績を可視化できます。
「スマホタッチ支払い乗車」を通知するシステムにより、乗務員はタブレットから「スマホタッチ支払い」での乗車状況をリアルタイムに検知・確認できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-950b8e49680b4501fb6f-15.png ]
2. バス・鉄道での利用イメージ
(1)バス
位置測位サービス対応機器をバスに搭載し、リアルタイムにバスの正確な位置情報を把握します。
バスの乗降時に、車内設置のNFCタグにスマートフォンをかざすと、バスの位置情報とスマートフォンの情報がクラウドシステム上で連携し、乗車バス停、降車バス停を推定します。
乗降バス停情報から区間運賃を計算し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされます。
(2)鉄道
乗車時、降車時に改札に設置されている乗車用・降車用NFCタグにスマートフォンをかざすと、乗降した駅を自動で記録し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされます。
■スマホタッチ支払いについて
「スマホタッチ支払い」では、スマートフォンをNFCタグにかざすだけの簡単なアクションで交通機関の乗降を可能にする、アクアビットスパイラルズが提供するNFC決済認証システムを用いています。NFCタグの設置には電源や通信環境を必要としないため、交通機関だけでなく観光施設や飲食店、アクティビティ施設などに柔軟に設置することができます。
交通利用のキャッシュレス化だけに留まらず、観光施設の周遊やスタンプラリーなど、交通と体験・施設利用等を組み合わせた活用にも応用が見込めます。地域の観光資源も取り込むことで、「スマホをかざすだけ」の統一された仕組みで、利用シーンに基づいた体験価値をアップデートし、地域経済圏全体の活性化に貢献します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12842/9/resize/d12842-9-37e18a2b56db167b3cd1-16.png ]
■各社の役割
株式会社アクアビットスパイラルズ:NFCタグ(スマートプレート™)決済システムや乗車券システムなどの提供
KDDI株式会社:地域の公共交通をはじめとするさまざまな課題解決策の企画、提案および位置情報を活用した運賃計算システムの設計
以上
(注1) スマホ1つでバス・鉄道の利用を可能にする実証実験を開始〜共同経営区間の利便性向上、路線バスの定期もデジタル化〜
https://www.kddi.com/corporate/sustainability/regional-initiative/pressrelease/20221109/
(注2) デジタル田園都市国家構想を全国津々浦々で力強く進めていくため、構想実現に向けた機運醸成を図る観点から、幅広く民間企業や団体などさまざまな主体の取組を募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取り組みです。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/
■スマートプレートについて
スマートプレートはスマートフォンをかざすだけで様々なデジタルコンテンツをダイレクトに配信してモノや場所をオンラインサービスと直結する「Hyperlink of Things(R)(HoT)」です。特許取得済みの技術によってクラウドから動的にコントロールできるNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグを内蔵し、SaaS型のプラットフォームと組み合わせて提供されます。利用にあたって特別なアプリが必要なく動作用のバッテリーも不要、Web型コンテンツだけでなくアプリ型サービスの起動トリガーとしても活用でき、Apple PayやGoogle Pay、au PAY、PayPay等によるNFCタグ決済(対面Web決済(R))にも対応していることから、非接触型スマートシティにおけるOMO(Online Merges with Offline=オンラインとオフラインの融合)インフラとしての役割が期待されています。アクアビットスパイラルズではこれまでに、スマートプレートを活用してモノや場所とオンラインサービスを直結することで、ホテル滞在、商業施設、交通乗車、飲食・宿泊クーポン、スタンプラリー、インスタントウィンといった様々な領域でアプリインストール不要の「かざすだけ体験」を提供、2023年2月時点で84万個を超えるID(スマートプレート)を出荷しています。
■株式会社アクアビットスパイラルズについて
所在地:〒108-0074 東京都港区高輪2-16-5 東武高輪第2ビル2階
設立 :2009年 3月 31日
代表者:代表取締役CEO 萩原智啓
事業内容:近距離無線通信を活用した情報配信プラットフォームの提供ならびにコミュニケーションシステムの研究開発
URL :https://spirals.co.jp/
※スマートプレート、Hyperlink of Things、および対面Web決済は、株式会社アクアビットスパイラルズの商標または登録商標です。
※その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。