藤田田が悩める孫正義のその後を決定づけた言葉が、復刊『勝てば官軍』の中で明らかに!
[19/04/26]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「コンピュータだけ勉強してらっしゃい」17歳の孫正義少年が藤田田と面会してかけられた言葉
日本マクドナルド創業者・藤田田の著作6冊が4月12日、KKベストセラーズより待望の復刊!『勝てば官軍』の中には、ソフトバンクを創業した孫正義氏に大きな影響を与えた、藤田田の言葉が明らかにされている。
ソフトバンクを創業し巨万の富を築いた、孫正義氏。
その資産は2兆円を超すと言われる、誰もがうらやむ日本を代表する経営者だ。
その孫氏に大きな影響を与えたとされるのが日本マクドナルド創業者・藤田田(デン)だ。
孫氏は高校時代、藤田田の著書『ユダヤの商法』を読んで感動。著者に会いたいという気持ちがわく。
高校生だった孫少年は、なんども断られながらも、執念深く連絡を続け、強引に面会の機会をとりつけた。
今回KKベストセラーズが復刊する『勝てば官軍』の中で、当時のやりとりが藤田田の言葉で語られている。
[画像: https://prtimes.jp/i/21693/9/resize/d21693-9-704335-1.jpg ]
>>>>>>>>>>>>>>>>
九州から16歳の少年がわたしに会いたいと上京してきた。わたしは、忙しくて時間がないと断ったのだが、彼は一週間、毎日会社を訪ねてきた。その熱意にほだされてわたしは彼に会った。
彼は、「わたしは九州鳥栖の出身で、これからアメリカに行って勉強したいのですが、なにを勉強したらいいでしょうか。自動車とか飛行機とか石油とか、学びたいことはいろいろあるのですが」といった。
わたしは「今はこの部屋くらい大きなコンピュータを使っているが、遠からずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するならコンピュータしかない。コンピュータだけ勉強してらっしゃい」とアドバイスした。
「わかりました」といって少年は、アメリカでコンピュータを勉強して帰国、日本ソフトバンクという会社を創った。ソフトバンクは94年に上場して50円の株が一挙に1万9000〜2万円になるほど急成長した。少年の名は孫正義――といえば、「ああ、あのひとか」と思い当たることだろう。(『新装版 勝てば官軍』より)
>>>>>>>>>>>>>>>>
「コンピュータだけ勉強してらっしゃい」
決定的な言葉が高校生だった孫少年に突き刺さった。
孫氏はその後カリフォルニア大学でネットワークコンピューティングに触れる。それが”原体験”であると、直近のYAHOO JAPANでのインタビュー〈https://heisei.yahoo.co.jp/interview/4.html〉でも語っているが、藤田田の言葉こそが”原体験”を生んだのだ。
帰国するや、1981年コンピュータ卸売事業の「ユニソン・ワールド」を設立、日本ソフトバンク創業につなげていく。
その後の活躍は誰もが知る所だが、孫氏は一貫して”コンピュータ”、そして”テクノロジー”の未来を信じて事業をすすめた。
ヤフー株式会社を設立し、日本人にコンピュータでのネットサーフィンの習慣を植え付けた。
ボーダフォンを買収して、携帯電話事業に乗り出してからは「iPhone」を初めて日本に持ち込み、”小さなコンピュータ”を爆発的に普及させた。
数々の事業での成功。日本人の行動習慣を変えたインパクトはすさまじい。
そのすべてのきっかけとなったのは、1974年に藤田田がかけた言葉なのではないだろうか。
今回の藤田田書籍復刊のタイミングで、KKベストセラーズは孫氏への接触を試みている。
多忙を極める孫であるが、かつて自身が藤田田にそうしたように、粘り強く取材依頼を続けていきたい。
日本マクドナルド創業者・藤田田の著作6冊が4月12日、KKベストセラーズより待望の復刊!『勝てば官軍』の中には、ソフトバンクを創業した孫正義氏に大きな影響を与えた、藤田田の言葉が明らかにされている。
ソフトバンクを創業し巨万の富を築いた、孫正義氏。
その資産は2兆円を超すと言われる、誰もがうらやむ日本を代表する経営者だ。
その孫氏に大きな影響を与えたとされるのが日本マクドナルド創業者・藤田田(デン)だ。
孫氏は高校時代、藤田田の著書『ユダヤの商法』を読んで感動。著者に会いたいという気持ちがわく。
高校生だった孫少年は、なんども断られながらも、執念深く連絡を続け、強引に面会の機会をとりつけた。
今回KKベストセラーズが復刊する『勝てば官軍』の中で、当時のやりとりが藤田田の言葉で語られている。
[画像: https://prtimes.jp/i/21693/9/resize/d21693-9-704335-1.jpg ]
>>>>>>>>>>>>>>>>
九州から16歳の少年がわたしに会いたいと上京してきた。わたしは、忙しくて時間がないと断ったのだが、彼は一週間、毎日会社を訪ねてきた。その熱意にほだされてわたしは彼に会った。
彼は、「わたしは九州鳥栖の出身で、これからアメリカに行って勉強したいのですが、なにを勉強したらいいでしょうか。自動車とか飛行機とか石油とか、学びたいことはいろいろあるのですが」といった。
わたしは「今はこの部屋くらい大きなコンピュータを使っているが、遠からずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するならコンピュータしかない。コンピュータだけ勉強してらっしゃい」とアドバイスした。
「わかりました」といって少年は、アメリカでコンピュータを勉強して帰国、日本ソフトバンクという会社を創った。ソフトバンクは94年に上場して50円の株が一挙に1万9000〜2万円になるほど急成長した。少年の名は孫正義――といえば、「ああ、あのひとか」と思い当たることだろう。(『新装版 勝てば官軍』より)
>>>>>>>>>>>>>>>>
「コンピュータだけ勉強してらっしゃい」
決定的な言葉が高校生だった孫少年に突き刺さった。
孫氏はその後カリフォルニア大学でネットワークコンピューティングに触れる。それが”原体験”であると、直近のYAHOO JAPANでのインタビュー〈https://heisei.yahoo.co.jp/interview/4.html〉でも語っているが、藤田田の言葉こそが”原体験”を生んだのだ。
帰国するや、1981年コンピュータ卸売事業の「ユニソン・ワールド」を設立、日本ソフトバンク創業につなげていく。
その後の活躍は誰もが知る所だが、孫氏は一貫して”コンピュータ”、そして”テクノロジー”の未来を信じて事業をすすめた。
ヤフー株式会社を設立し、日本人にコンピュータでのネットサーフィンの習慣を植え付けた。
ボーダフォンを買収して、携帯電話事業に乗り出してからは「iPhone」を初めて日本に持ち込み、”小さなコンピュータ”を爆発的に普及させた。
数々の事業での成功。日本人の行動習慣を変えたインパクトはすさまじい。
そのすべてのきっかけとなったのは、1974年に藤田田がかけた言葉なのではないだろうか。
今回の藤田田書籍復刊のタイミングで、KKベストセラーズは孫氏への接触を試みている。
多忙を極める孫であるが、かつて自身が藤田田にそうしたように、粘り強く取材依頼を続けていきたい。