人間のインサイト研究から生まれた共感スイッチの一覧「共感フラワー」を発表
[19/11/22]
提供元:PRTIMES
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人々に共感を巻き起こすための引き金となるインサイトを、11に体系化し初公開
インサイトリサーチによるアイデア開発支援を手掛ける株式会社デコム(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:大松孝弘)は、この度、人間のインサイト研究から生まれた共感スイッチの一覧「共感フラワー」を発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/25221/9/resize/d25221-9-113437-0.png ]
■SDGs、ESG経営を達成するカギとして注目が高まる“共感(empathy)”
SDGs(持続可能な開発目標)のぞれぞれの問題の解決に企業が貢献することに、多くの人は賛成します。
ESG経営の環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの視点が重要であることに対しても同様です。マーケティングの分野でも、ソーシャルグッドやブランドのパーパス(社会に存在する意義)が重要となっています。
しかし、目的に対して賛成することが、人々の行動を変えることに直結するわけではありません。
「賛成だけど、私はやってない」ということが多々起きます。これでは、SDGsもESGも目的を達成することができません。
1979年に政府主導で行われた省エネルックは普及せず、クールビズは広く人々の生活習慣を変えるに至りました。目的は同じでも、人々の共感を呼ぶか否かによって、このように成果が変わってくるのです。
理屈では動かない人間の行動と習慣を変えるカギとして、“共感(empathy)”に注目が高まっています。
学術分野でも共感性に関する研究が、心理学、認知脳科学、神経科学、社会科学などの分野で近年盛んになっています。
■人間のインサイト研究から生まれた共感スイッチの一覧「共感フラワー」
人々の共感を呼び起こすには、何をすれば良いか。
それを明らかにすべく、TwitterやWebサーベイで膨大なn=1の共感に関する定性情報を収集し(※1)、人は、いつどんなときに(シーン)/どのような要因によって(ドライバー)/どのような感情を伴う共感をして(エモーション)/その背景は何か?(バックグラウンド)といったインサイト4要素(※2)についての分析を行ないました。このようなプロセスを経て、11個の共感スイッチが見い出され、それをビジュアライズしたのが「共感フラワー」です。
■11に体系化された共感スイッチ
全体を通じて分かったことは、社会の変化で生まれた人々の願望が共感を呼び起こす要因となっていることです。
いま自分が求めているが実現できていない願望が、共感を生みだす原動力になってます。共感スイッチは、次の情報で構成されています。
・キーワード
・共感につながる願望
・背景となる社会状況、
・その社会状況におけるネガティブな感情
・共感を生み出すためのヒント
一部内容をご紹介します。
【 純粋 】
<共感につながる願望>
・ありのままの姿を取り戻したい
・飾り気のない自分を表現したい
<背景となる社会状況>
勝ち組or負け組に分けられる資本主義社会
<社会状況におけるネガティブな感情>
社会一般的な妥協を強いられ、リスクを取れない自分に嫌気がさす
<共感を生み出すためのヒント>
初心(初めての体験)/田舎暮らし/子どもの活躍/実家の安心感/学生時代の部活・恋愛
【 連帯 】
<共感につながる願望>
・私は1人ではないと感じたい
・横のつながり/集団的な共有を感じたい
<背景となる社会状況>
共同体の崩壊、核家族化、コミュニティのオンライン化
<社会状況におけるネガティブな感情>
自分は結局一人だと感じてしまう孤独感
<共感を生み出すためのヒント>
仲良しなコンビ/地元愛/推しメン・同担/〇〇属、トライブ(ex.港区おじさん)
■共感の花を咲かせましょう♪「共感フラワー」の活用方法
次のような場面で、共感を生みだす施策を考える際に活用できます。
・SDGs、ESG経営を達成するための具体策を立案するとき
・企業が人々の共感を呼び起こす事業や商品・サービス、プロモーションを立案するとき
・ブランドのパーパスを人々の共感に結び付けたいとき
・政府や自治体が社会的な課題解決に取り組むとき
人々の共感スイッチを理解して施策を立案するのとそうしないのでは、成果が大きく変わってくることが、活用のメリットです。
デコムでは、今後も共感に関するインサイト研究を推進するとともに、共感スイッチを活用したインサイトリサーチや研修・コンサルティングを受注していく計画です。
▽共感スイッチの一覧 “共感フラワー”の資料がコチラ
https://decom.org/download?id=1090
▽人が激しく共感する心のスイッチには11の法則があった“共感を呼ぶインサイト講座”
◆開催概要◆
2019年12月13日(金) 16:00-18:00(受付開始15:30〜)
https://20191213decom.peatix.com/view
2019年12月20日(金) 16:00-18:00(受付開始15:30〜)
https://20191220decom.peatix.com/view
会場 :東京都品川区東五反田5-25-16 HF五反田ビル5F
主催 :株式会社デコム
参加費:無料(事前登録制)
定員 :各30名
※定員になり次第締切らせていただきます
※1.人々の共感体験を大量に収集分析
◎Twitter
抽出キーワード:「共感」
期間:2018年9月17日〜2019年9月15日
件数:約100万件のうち約2000件を分析
◎Webサーベイ(文章完成法)
実査:生活14分類における共感体験を収集
期間:2019年10月18日〜20日
件数:2851サンプルのうち約1000件を分析
※2.インサイトの構成4要素
デコムが定義するインサイトの要件。
シーン(場面)/ドライバー(源泉要因)/エモーション(感情)/バックグラウンド(背景要因)の4つの情報を一連の文脈として捉えてはじめてインサイトと呼べる。
■株式会社デコムについて
インサイトリサーチによるアイデア開発の支援を、企業のマーケティング部門、R&D部門、事業開発部門や公共セクターに対して提供しています。2004年の創業以来、業種を超えた実績は700案件以上。2006年には国内初となるインサイトリサーチの専門書を執筆し、海外でも翻訳されるなど、常に日本のインサイトリサーチをリードし続けてきました。
インサイトリサーチ/アイデア開発プログラム/データサイエンスの3つのコア技術でリサーチプロジェクト事業、メディア事業、教育研修事業の3つのビジネスを展開しています。
■代表者プロフィール
代表取締役 大松孝弘
大手広告会社を経て、2002年デコムを創業。
インサイトやアイデア開発支援に関する著書、講演は、海外も含め多数。2006年に日本初のインサイトリサーチに関する書籍「図解やさしくわかるインサイトマーケティング」(共著、日本能率協会マネジメントセンター) を上梓する。近著に「欲しいの本質〜人を動かす隠れた心理〜」(共著、宣伝会議) 。
■会社概要
商号 :株式会社デコム
代表者 :代表取締役 大松孝弘
所在地 :〒141-0022
東京都品川区東五反田5-25-16
HF五反田ビル5階
設立 : 平成16年3月
資本金 : 5,000万円
事業概要 : インサイトリサーチによるアイデア開発
会社URL :https://decom.org/
インサイトリサーチによるアイデア開発支援を手掛ける株式会社デコム(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:大松孝弘)は、この度、人間のインサイト研究から生まれた共感スイッチの一覧「共感フラワー」を発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/25221/9/resize/d25221-9-113437-0.png ]
■SDGs、ESG経営を達成するカギとして注目が高まる“共感(empathy)”
SDGs(持続可能な開発目標)のぞれぞれの問題の解決に企業が貢献することに、多くの人は賛成します。
ESG経営の環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの視点が重要であることに対しても同様です。マーケティングの分野でも、ソーシャルグッドやブランドのパーパス(社会に存在する意義)が重要となっています。
しかし、目的に対して賛成することが、人々の行動を変えることに直結するわけではありません。
「賛成だけど、私はやってない」ということが多々起きます。これでは、SDGsもESGも目的を達成することができません。
1979年に政府主導で行われた省エネルックは普及せず、クールビズは広く人々の生活習慣を変えるに至りました。目的は同じでも、人々の共感を呼ぶか否かによって、このように成果が変わってくるのです。
理屈では動かない人間の行動と習慣を変えるカギとして、“共感(empathy)”に注目が高まっています。
学術分野でも共感性に関する研究が、心理学、認知脳科学、神経科学、社会科学などの分野で近年盛んになっています。
■人間のインサイト研究から生まれた共感スイッチの一覧「共感フラワー」
人々の共感を呼び起こすには、何をすれば良いか。
それを明らかにすべく、TwitterやWebサーベイで膨大なn=1の共感に関する定性情報を収集し(※1)、人は、いつどんなときに(シーン)/どのような要因によって(ドライバー)/どのような感情を伴う共感をして(エモーション)/その背景は何か?(バックグラウンド)といったインサイト4要素(※2)についての分析を行ないました。このようなプロセスを経て、11個の共感スイッチが見い出され、それをビジュアライズしたのが「共感フラワー」です。
■11に体系化された共感スイッチ
全体を通じて分かったことは、社会の変化で生まれた人々の願望が共感を呼び起こす要因となっていることです。
いま自分が求めているが実現できていない願望が、共感を生みだす原動力になってます。共感スイッチは、次の情報で構成されています。
・キーワード
・共感につながる願望
・背景となる社会状況、
・その社会状況におけるネガティブな感情
・共感を生み出すためのヒント
一部内容をご紹介します。
【 純粋 】
<共感につながる願望>
・ありのままの姿を取り戻したい
・飾り気のない自分を表現したい
<背景となる社会状況>
勝ち組or負け組に分けられる資本主義社会
<社会状況におけるネガティブな感情>
社会一般的な妥協を強いられ、リスクを取れない自分に嫌気がさす
<共感を生み出すためのヒント>
初心(初めての体験)/田舎暮らし/子どもの活躍/実家の安心感/学生時代の部活・恋愛
【 連帯 】
<共感につながる願望>
・私は1人ではないと感じたい
・横のつながり/集団的な共有を感じたい
<背景となる社会状況>
共同体の崩壊、核家族化、コミュニティのオンライン化
<社会状況におけるネガティブな感情>
自分は結局一人だと感じてしまう孤独感
<共感を生み出すためのヒント>
仲良しなコンビ/地元愛/推しメン・同担/〇〇属、トライブ(ex.港区おじさん)
■共感の花を咲かせましょう♪「共感フラワー」の活用方法
次のような場面で、共感を生みだす施策を考える際に活用できます。
・SDGs、ESG経営を達成するための具体策を立案するとき
・企業が人々の共感を呼び起こす事業や商品・サービス、プロモーションを立案するとき
・ブランドのパーパスを人々の共感に結び付けたいとき
・政府や自治体が社会的な課題解決に取り組むとき
人々の共感スイッチを理解して施策を立案するのとそうしないのでは、成果が大きく変わってくることが、活用のメリットです。
デコムでは、今後も共感に関するインサイト研究を推進するとともに、共感スイッチを活用したインサイトリサーチや研修・コンサルティングを受注していく計画です。
▽共感スイッチの一覧 “共感フラワー”の資料がコチラ
https://decom.org/download?id=1090
▽人が激しく共感する心のスイッチには11の法則があった“共感を呼ぶインサイト講座”
◆開催概要◆
2019年12月13日(金) 16:00-18:00(受付開始15:30〜)
https://20191213decom.peatix.com/view
2019年12月20日(金) 16:00-18:00(受付開始15:30〜)
https://20191220decom.peatix.com/view
会場 :東京都品川区東五反田5-25-16 HF五反田ビル5F
主催 :株式会社デコム
参加費:無料(事前登録制)
定員 :各30名
※定員になり次第締切らせていただきます
※1.人々の共感体験を大量に収集分析
抽出キーワード:「共感」
期間:2018年9月17日〜2019年9月15日
件数:約100万件のうち約2000件を分析
◎Webサーベイ(文章完成法)
実査:生活14分類における共感体験を収集
期間:2019年10月18日〜20日
件数:2851サンプルのうち約1000件を分析
※2.インサイトの構成4要素
デコムが定義するインサイトの要件。
シーン(場面)/ドライバー(源泉要因)/エモーション(感情)/バックグラウンド(背景要因)の4つの情報を一連の文脈として捉えてはじめてインサイトと呼べる。
■株式会社デコムについて
インサイトリサーチによるアイデア開発の支援を、企業のマーケティング部門、R&D部門、事業開発部門や公共セクターに対して提供しています。2004年の創業以来、業種を超えた実績は700案件以上。2006年には国内初となるインサイトリサーチの専門書を執筆し、海外でも翻訳されるなど、常に日本のインサイトリサーチをリードし続けてきました。
インサイトリサーチ/アイデア開発プログラム/データサイエンスの3つのコア技術でリサーチプロジェクト事業、メディア事業、教育研修事業の3つのビジネスを展開しています。
■代表者プロフィール
代表取締役 大松孝弘
大手広告会社を経て、2002年デコムを創業。
インサイトやアイデア開発支援に関する著書、講演は、海外も含め多数。2006年に日本初のインサイトリサーチに関する書籍「図解やさしくわかるインサイトマーケティング」(共著、日本能率協会マネジメントセンター) を上梓する。近著に「欲しいの本質〜人を動かす隠れた心理〜」(共著、宣伝会議) 。
■会社概要
商号 :株式会社デコム
代表者 :代表取締役 大松孝弘
所在地 :〒141-0022
東京都品川区東五反田5-25-16
HF五反田ビル5階
設立 : 平成16年3月
資本金 : 5,000万円
事業概要 : インサイトリサーチによるアイデア開発
会社URL :https://decom.org/