物流最適化ソリューションシステム『NeLOSS』の実証実験開始
[23/12/01]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2024年問題解決へ、積載率向上や省人化の効果を検証し、システム利便性向上を図る
アサヒグループジャパン株式会社(本社 東京、社長 濱田賢司)とNEXT Logistics Japan株式会社(本社 東京、社長 梅村幸生 以下、NLJ)は物流効率化の実現に向け、世界初の量子コンピューターを用いた物流最適化ソリューションシステム『NeLOSS』を活用した実証実験を12月1日から開始します。
『NeLOSS』は、人の手で2時間以上かかっていた配車と荷物の組み合わせを割り出す業務について、高速計算が可能な量子コンピューターを用いることで、約40秒で算出することができるシステムです。荷姿や重量、温度帯が異なる荷物も、最適に積み込むための組み合わせを短時間で割り出すことができるため、作業時間が大幅に短縮されるとともに、緻密な運行計画の実行と積載率の向上が可能となります。現在はNLJが自社の物流業務に活用しており、積載率が業界平均の38%※に対し63%へと向上したほか、ダブル連結トラックなどの効果と合わせて43%の省人化、26%のCO2排出量削減などの成果が出ています。
今回の実証実験では、アサヒグループジャパン傘下のアサヒロジが関東-中部-関西の拠点間の配送において『NeLOSS』を活用します。外部システムとの適合性・連動性に加えて、荷姿・重量・発着地・運行車両などの情報を掛け合わせたシステムオペレーションの成立性を確認します。
アサヒロジでは積載率向上とCO2排出量削減、省人化などの効果を検証し、NLJでは実証データを基に、『NeLOSS』の外部へのオープン化に向けて“配送経路・運行計画の最適化”や“CO2削減量の可視化”の機能を加えるなど、システムの利便性向上を図っていきます。
アサヒグループとNLJはこれまでにも、日本初となる水素を燃料とした燃料電池大型トラックの走行実証や全長25m級ダブル連結トラックを用いた幹線輸送の協業を通じて、物流におけるCO2排出量削減や省人化に取り組んできました。引き続き連携を図り、トラック運転手の時間外労働の上限規制により生じる2024年問題に向けた対応を強化することで、持続可能な物流の実現を目指します。
※NLJ調べ
参考:NEXT Logistics Japanの取り組み
より少ないドライバーとトラックで多くの荷を運ぶためのオープンな枠組みを様々なステークホルダーと共創し、物流社会課題の解決を目指しております。その実現に向け、情報化、自動化、電動化などのテクノロジーを以下の取組みに活用しております。
1)量子コンピューティングを活用した物流最適化システム『NeLOSS』
2)40社を超える荷主による混載+ダブル連結トラックによる幹線物流
アサヒグループジャパン株式会社(本社 東京、社長 濱田賢司)とNEXT Logistics Japan株式会社(本社 東京、社長 梅村幸生 以下、NLJ)は物流効率化の実現に向け、世界初の量子コンピューターを用いた物流最適化ソリューションシステム『NeLOSS』を活用した実証実験を12月1日から開始します。
『NeLOSS』は、人の手で2時間以上かかっていた配車と荷物の組み合わせを割り出す業務について、高速計算が可能な量子コンピューターを用いることで、約40秒で算出することができるシステムです。荷姿や重量、温度帯が異なる荷物も、最適に積み込むための組み合わせを短時間で割り出すことができるため、作業時間が大幅に短縮されるとともに、緻密な運行計画の実行と積載率の向上が可能となります。現在はNLJが自社の物流業務に活用しており、積載率が業界平均の38%※に対し63%へと向上したほか、ダブル連結トラックなどの効果と合わせて43%の省人化、26%のCO2排出量削減などの成果が出ています。
今回の実証実験では、アサヒグループジャパン傘下のアサヒロジが関東-中部-関西の拠点間の配送において『NeLOSS』を活用します。外部システムとの適合性・連動性に加えて、荷姿・重量・発着地・運行車両などの情報を掛け合わせたシステムオペレーションの成立性を確認します。
アサヒロジでは積載率向上とCO2排出量削減、省人化などの効果を検証し、NLJでは実証データを基に、『NeLOSS』の外部へのオープン化に向けて“配送経路・運行計画の最適化”や“CO2削減量の可視化”の機能を加えるなど、システムの利便性向上を図っていきます。
アサヒグループとNLJはこれまでにも、日本初となる水素を燃料とした燃料電池大型トラックの走行実証や全長25m級ダブル連結トラックを用いた幹線輸送の協業を通じて、物流におけるCO2排出量削減や省人化に取り組んできました。引き続き連携を図り、トラック運転手の時間外労働の上限規制により生じる2024年問題に向けた対応を強化することで、持続可能な物流の実現を目指します。
※NLJ調べ
参考:NEXT Logistics Japanの取り組み
より少ないドライバーとトラックで多くの荷を運ぶためのオープンな枠組みを様々なステークホルダーと共創し、物流社会課題の解決を目指しております。その実現に向け、情報化、自動化、電動化などのテクノロジーを以下の取組みに活用しております。
1)量子コンピューティングを活用した物流最適化システム『NeLOSS』
2)40社を超える荷主による混載+ダブル連結トラックによる幹線物流