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エンターテインメントを通して考えるまちづくりの可能性

一流アーティストを招いた社内イベントを開催しました

株式会社三菱地所設計(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:谷澤 淳一)は、去る5月、未来のまちづくりを考える社内イベント「世界を知る者が考える、エンターテインメントと日本のまち」を開催いたしました。

当イベントは、3Dホログラム界の先駆者として知られるKAZU氏と、世界最高峰の舞台で活躍するダンスアーティスト、KENTO MORI氏を招き、二方のコラボレーションによるARパフォーマンスと、社員からの質問に答える対談形式のトークセッションを行ったものです。




当社は2020年8月に、スマートフォンを用いて手軽にホログラムを体感することのできるツール「SMAHOLODEO(スマホロデオ)」(https://www.mjd.co.jp/rd/works/works15.html)を発表いたしました。
当イベントは、その開発を行った当社R&D推進部に所属するエンジニアが開発過程でKAZU氏と出会ったことを契機とし、最新の技術を取り込んで表現の幅をより一層拡張しているエンターテインメントの世界に触れることを目的に開催したものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/131799/9/resize/d131799-9-02fc7233d665304e9e7c-0.jpg ]

▲動きに合わせて、その場でARエフェクトが生成されるダンスパフォーマンス。

パフォーマンスを体感し、これからの建築・都市デザインへと展開し得る新たな視点を獲得できたと同時に、「スマホロデオ」をはじめとするホログラムやAR/VRといったビジュアライズ手法、日々進化を遂げるエンターテインメントとの融合が、私たちが手がけるプロジェクトや今後のまちづくりをどのように変え得るものか、といった示唆に富んだイベントとなりました。


■ 最新技術を駆使したダイナミックなパフォーマンスを披露
本イベントの前半では、普段は打ち合わせや催事に使用されている、三菱地所設計本店 スタジオを舞台に、 KENTO MORI 氏の全身に取り付けたセンサをもとに、空間の奥行や身体の特定の動作を感知しその場でARエフェクトを生成する「リアルタイムモーションキャプチャー」で、ダイナミックに展開されるAR演出を用いた AR ダンスライブを開催。世界の名だたるトップアーティストから必要とされる一流のダンスパフォーマンスを披露いただきました。
後半では、当社社員から募った質問をもとに、KAZU 氏と KENTO MORI 氏が対談形式でトークセッションを展開。「誰もがわくわくできるまち」づくりの可能性や、多様な人びとの表現を受容し、育てる場となる寛容な建築への展望が語られ、真に豊かな社会の創造に向け、さまざまな視点を持つプレイヤーが領域を超えて協働していくことの重要性を改めて認識するものとなりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/131799/9/resize/d131799-9-0e6488e2f1d53983798d-1.jpg ]

▲上2点・下左:オフィス内に当社社員が設営したステージでパフォーマンスを行う KENTO MORI 氏。その場で瞬時にモーションデータを取り込む「リアルタイムモーションキャプチャー」を用いている。
▲右下:対談形式のトークセッション(ステージに向かって左:KENTO MORI氏、同右:KAZU氏)。


今回、オフィス内に当社社員が仮設した簡易的なステージに、KENTO MORI氏が所属するKM1とMOMENT FACTORY(カナダ発の世界最高峰デジタルアート集団)が共同開発したARキットを持ち込み、高精度のARパフォーマンスを行い、空間の質やその規模の制約を受けずにハイクオリティな演出が可能であることを実証。建築空間と、最新の技術を用いた表現手法、これを用いたエンターテインメントの融合において、既知のあり方を超えた提案への糸口を掴むことができました。
こうしたイベントなどを介して、当社はより幅広い視点から建築・都市のありかたを探求し、豊かな建築設計やまちづくりの可能性を探り続けてまいります。


■ コラボレーションパフォーマンスを披露いただいた登壇者紹介
▼KAZU(カズ)
2016年に当時世界初となる最新3Dホログラム技術を発信して以降、常に最先端の演出力を追求しているホログラマー。完全なメイド・イン・ジャパンブランドで、ホログラム界の先駆者として、同技術の先進国であるイギリスやアメリカに劣らないエンターテインメントを提供しています。「Creator is King」の精神で未来を明るくし、人びとの日常に“わくわく”を届ける最新技術を駆使した演出で、日本から世界へ発信し続けています。

▼KENTO MORI(ケント・モリ)
マイケル・ジャクソンやマドンナをはじめ、世界が認めるダンスアーティスト。21歳で渡米し、プロダンサーとしてマドンナ、クリス・ブラウン、アッシャーなどの専属ダンサーを務め、グラミー賞をはじめとするアワードショーにも出演。アメリカを拠点に、50 カ国 200 都市以上でパフォーマンスを行っています。2016 年以降は、音楽と最先端 AR 技術を融合させた新しい表現を取り入れたパフォーマンスで、世界中の観客を魅了しています。近年では日本各地のさまざまな自治体と連携し、地域に根付く伝統文化と舞の表現を掛け合わせ、さまざまなSHOWコンテンツを創造し魅力を発信する「#日本を世界へ」プロジェクトを展開しています。


■ スマホの情報を宙に浮かせる机上ツール、「SMAHOLODEO(スマホロデオ)」(R)
https://www.mjd.co.jp/rd/works/works15.html
現実とヴァーチャルを融合させるMR(Mixed Reality)技術の可能性は建築設計分野でも広がりを見せています。目の前にヴァーチャルな建築を出現させ、見えない熱や空気を可視化し、インタラクティブに扱うことができます。この技術は、立体的で直感的なイメージ共有を可能にするコミュニケーションツールとしても注目されています。
三菱地所設計では、2020年よりR&D推進部にてMRを身近に扱える簡易ツール開発をスタート。その第1弾が「SMAHOLODEO(スマホロデオ)」です。スマートフォンの表示情報を宙に浮かせる机上ツールで、フィギュアやCGが立体的に浮かび上がり、パフォーマンスやメッセージを伝えます。紙製で簡単に組み立てられ、持ち運びも容易。映像コンテンツに合わせて自由にデザインでき、プレゼンテーションやノベルティとしても活用可能です。
([特許登録]特許第6656460号/[意匠登録]意匠第1664201号)

[画像3: https://prtimes.jp/i/131799/9/resize/d131799-9-b6f638b2549c3e67a1c5-1.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/131799/9/resize/d131799-9-dffef0ff192f3f6fd38b-1.jpg ]

▲スマホロデオ。製品本体は紙製で、ユーザーが折って簡単に組み立てられる仕様。スマホのホールド角度、スクリーンの角度などの最適解を求め、組み立てはシンプルに、材料の無駄が少ない構成を検討した。


■ 三菱地所設計のR&D推進部について
R&D推進部は、エンジニア(技術者)のみならず、アーキテクト(建築設計者)やプランナー(都市計画家)といったさまざまな職能者が所属する、全社にまたがる領域横断型の部署です。
「テクノロジーと生活を結び、豊かな空間づくりを実現する」ことを目指し、各分野の第一線で活躍するプレイヤーとつながり、木造・木質化の推進や、スマートシティの研究提案をはじめとする広範なテーマに取り組んでいます。当部の取り組みについて、詳しくはWebサイト(https://www.mjd.co.jp/rd/)をご覧ください。

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[画像5: https://prtimes.jp/i/131799/9/resize/d131799-9-b8072e765f4f5af691ce-4.jpg ]

三菱地所設計は、1890年の創業以来、東京都千代田区丸の内に拠点を構え、都市計画から建築設計・監理、企画・コンサルティング、リノベーション、コンストラクションマネジメントなど、拡張する活動領域に130年を超える技術の蓄積やネットワークで向き合う、日本で最も歴史ある組織設計事務所です。今日、国内のみならず、中国・上海とシンガポールに海外拠点を設け、東アジア・東南アジア全般に展開し、日々多様な業務に取り組んでいます。
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