2015年に訪日外国人が100万人を突破!旅慣れた、街の深い魅力を味わいたい個人旅行層に人気の神戸市インバウンド最新傾向
[16/04/06]
提供元:PRTIMES
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■2015年は約107万9000人の外国人客入込で2014年の1.45倍!(※)
■来訪数トップ5は、台湾・韓国・中国・香港・タイ。近年は東南アジアも増加傾向!
■4月から協力施設が大幅増加する無料公式観光アプリ他、訪日外国人向けサービスも続々強化!
神戸市(神戸市中央区加納町6-5-1/市長:久元喜造)では、インバウンド観光客を呼び込むために、2015年において台湾やタイを始め、10ヵ国20回の現地プロモーションや8ヵ国15回の海外マスコミや海外旅行社の招請を、神戸国際観光コンベンション協会と協力して行い、神戸の魅力の発信と旅行消商品造成への取り組みを進めてきました。民間の営業に加え、こういったプロモーション展開の結果、2015年の神戸市のインバウンド観光客数は年間100万人を突破し、推計で約107万9000人となりました。2014年の約74万5000人から、1.45倍、2012年からは2.81倍となる伸びを記録した神戸市の、最新のインバウンド傾向について、ご紹介いたします。
(※)観光庁のデータを基に神戸市にて算出した推計値
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神戸市に来られる方の国籍 2015年のTOP5と最近の傾向
■TOP5は、台湾・韓国・中国・香港・タイ。最近はムスリムを中心に東南アジアも伸長
2015年の訪日外国人は、国全体では中国人が最多の約499万3000人で全体の25.3%でした。一方、神戸市では、個人旅行者の割合が高い台湾人・韓国人が多く、この上位2カ国で外国人観光客入込客数の約47.6%を占めているのが特徴です。爆買いに象徴される買い物目的の訪問が多くを占める中国人に対して、台湾人・韓国人は、日本酒や自然・温泉、現代文化(ファッションやアニメ)を求める傾向があり、灘の酒や六甲山、有馬温泉、おしゃれな雑貨屋が集まるトアロードや乙仲通など、神戸の観光魅力とそのニーズが一致している結果と考えられます。
また近年では、東南アジアも増加傾向にあります。2012年からの伸びが、国の3.88倍に対して神戸市は7.91倍と大きく伸びています。なかでも2015年度からネットワーク拠点を置き、現地での営業活動に力を入れているタイや、日本最古のムスリムモスクを有する神戸の特色を生かしたムスリムPRを強化しているマレーシアの伸びが顕著となっています。
■各国ごとに異なる人気スポット
インバウンド観光は、もちろん各国ごとにその風土や慣習が異なり特色がありますが、それらと神戸独自の魅力との組み合わせに、国ごとの特徴が見られます。全体としては、より旅慣れて、自分だけの旅や、街の深い魅力を味わいたい個人旅行層に神戸の人気が高い傾向があると判断しています。日本三大夜景に選ばれた神戸が誇る六甲山の夜景のほか、山と海が360度のパノラマで見渡せる、神戸市役所24階の展望ロビーも、早朝から入れるスポットとして、観光施設が開く前から行列ができるほど人気となっています。
<各国の傾向>
●台湾市場:
エキゾチックな異国情緒のある北野の人気が高く、「旧北野小学校」のレトロでモダンな校舎を活用した北野工房のまち⇒北野異人館というコースが定番となっているほか、北野のスターバックスなども人気。モザイクなども訪れています。
●韓国市場:
個人旅行が非常に進んでおり、六甲山の夜景や、乙仲通、トアウェストなど日本人の志向と類似したコースが人気。
●中国市場:
団体客の受け入れも可能である舞子海上プロムナード付近の訪問が多くなっており、明石海峡大橋や、三井アウトレットモールでの買い物というコースが人気。
●タイ市場:
日本のファッションブランドでの買い物に人気があり、神戸に本社を持つ(株)アシックスのブランド『オニツカタイガー』では、現地よりも安く買えることから、自分用だけでなく、保管用、友人用など数足買いが当たり前となっている。また、年齢を問わずセルフィーを撮る人が多いため、新長田駅前の『鉄人28号モニュメント』が、若者の写真スポットとして認知も高く、人気を博しています。
●欧米市場:
『KOBE Beef』は和牛の代名詞である程有名であり、また、灘の酒蔵や竹中大工道具館など、神戸ならではの職人技を学べる場所が好評。日本食・日本酒ブームも手伝って、お土産に日本酒を買って帰るラグジュアリー層も多く、『効き酒体験』が人気。また加熱処理をせず販売するため、賞味期限が短い『生酒』も神戸でしかできない体験として注目を集めています。
●インドネシアやマレーシアのムスリム客:
日本最古のモスクがある神戸はムスリム客が安心して観光できる都市であり、ムスリムモスクのほか、ハラルレストランが多い北野付近の訪問が多くなっています。また、インドネシアでは日本を代表する川崎重工業(株)のバイクが人気ということもあり、『カワサキワールド』も男性を中心に注目されています。公式観光Webサイトでハラルレストラン情報など公開している、ムスリム観光ページも好評です。
神戸市が行う、訪日外国人向けサービス
こういった国ごとに異なる傾向と神戸の特色を生かしたプロモーション展開によって、神戸に来られたインバウンド観光客に、より充実した旅を楽しんでもらうために、旅行の計画を立てる上で便利なウェブサイトや、お得な割引情報の配信、Wi-Fi環境の整備を進めています。
■3月29日にリニューアルオープンした、10言語対応の公式観光サイト 『Feel KOBE +』
神戸市では、2016年3月29日に、公式観光サイトをリニューアルオープンし、これまで5言語であったところ、トップページを10言語展開にしました。
エリア別、テーマ別のほか、PR動画や外国人ライター(市内に住む留学生など)目線で書かれた旅行体験記から、自分だけの観光コースを作成できる「KOBE Planner」も新設。旅行者の目線でのサイトづくりにこだわっています。
Feel KOBE+ URL: http://plus.feel-kobe.jp/
■2016年4月よりクーポン協力施設が大幅増の、無料神戸公式観光アプリ
『KOBE Official Travel Guide』
神戸市では、(株)ナビタイムジャパンと共同で、観光客に便利な情報を発信する無料公式観光アプリ『KOBE Official Travel Guide』を用意し、神戸市内への観光をよりスムーズに行えるよう、ICTを活用したおもてなしの充実を図っています。本アプリは端末上で様々な検索を行うことができ、インターネットに接続できない環境にあることが多い外国人旅行客も、一度アプリをダウンロードしておけば、オフライン状態でも一定のナビゲーションが可能となっています。アプリ上では、市内の観光施設等の協力により、クーポン券を表示する機能を付加していますが(クーポンは国内の観光客も一部利用可能)、2016年4月1日からは、このクーポン協力施設がこれまでの16件から52件へと大幅に増加し、ますます使いやすく、便利なアプリへと進化します。
◆観光アプリ『KOBE Official Travel Guide by NAVITIME』の概要
価格:無料
対応OS :iOS、Android OS
主な機能:KOBE Free Wi-Fi スポット、駅、観光施設 、免税店、案内所などの情報を地図上に表示し、ナビゲーション機能を オフラインで提供します。
言語:日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語
URL iOS :https://itunes.apple.com/us/app/id974374642
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.inbound.kobe
■『神戸-関空ベイシャトル』の訪日外国人向け割引他、便利なアクセス
関西国際空港と神戸空港を約30分でつなぐ高速船『神戸-関空ベイシャトル』により、神戸は陸海空全てのアクセスが可能な拠点となっています。通常、バスでは1時間、電車では1時間40分かかるところが大幅短縮できます。訪日外国人については、関西国際空港内カウンター、または神戸空港カウンターでのパスポートの提示により、大人は1,850円⇒1,000円、こどもは930円⇒500円となる割引があります。
関空から神戸市内へのアクセスに加えて、東は大阪・京都、西は姫路や広島など、新幹線等により陸路で足を伸ばせるほか、神戸空港を活用することで、北海道や東京、九州へも移動可能であるため、日本国内を広く移動する 訪日外国人には、神戸を拠点として旅をしていただくことが出来ます。
■外国人のみ使える 『KOBE Free Wi-Fiカード』と誰でも使えるWi-Fiスポット
KOBE Free Wi-Fiカード:市内インフォメーションセンターで配布している。基本情報(氏名、国籍等)の記入とパスポートの提示で7日間、神戸市内の3,000箇所、全国でも20万箇所のアクセスポイントで有効。
Wi-Fiスポット:外国人観光客の動線分析に基づき、受入拠点となる駅やターミナル、観光案内所やランドマークとなる観光施設などで利用可能なFree-Wi-Fi。同一のKOBE Free Wi-Fiスポットであれば、24時間接続可能。2016年3月31日現在で、88拠点・131箇所で利用可能。
■来訪数トップ5は、台湾・韓国・中国・香港・タイ。近年は東南アジアも増加傾向!
■4月から協力施設が大幅増加する無料公式観光アプリ他、訪日外国人向けサービスも続々強化!
神戸市(神戸市中央区加納町6-5-1/市長:久元喜造)では、インバウンド観光客を呼び込むために、2015年において台湾やタイを始め、10ヵ国20回の現地プロモーションや8ヵ国15回の海外マスコミや海外旅行社の招請を、神戸国際観光コンベンション協会と協力して行い、神戸の魅力の発信と旅行消商品造成への取り組みを進めてきました。民間の営業に加え、こういったプロモーション展開の結果、2015年の神戸市のインバウンド観光客数は年間100万人を突破し、推計で約107万9000人となりました。2014年の約74万5000人から、1.45倍、2012年からは2.81倍となる伸びを記録した神戸市の、最新のインバウンド傾向について、ご紹介いたします。
(※)観光庁のデータを基に神戸市にて算出した推計値
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神戸市に来られる方の国籍 2015年のTOP5と最近の傾向
■TOP5は、台湾・韓国・中国・香港・タイ。最近はムスリムを中心に東南アジアも伸長
2015年の訪日外国人は、国全体では中国人が最多の約499万3000人で全体の25.3%でした。一方、神戸市では、個人旅行者の割合が高い台湾人・韓国人が多く、この上位2カ国で外国人観光客入込客数の約47.6%を占めているのが特徴です。爆買いに象徴される買い物目的の訪問が多くを占める中国人に対して、台湾人・韓国人は、日本酒や自然・温泉、現代文化(ファッションやアニメ)を求める傾向があり、灘の酒や六甲山、有馬温泉、おしゃれな雑貨屋が集まるトアロードや乙仲通など、神戸の観光魅力とそのニーズが一致している結果と考えられます。
また近年では、東南アジアも増加傾向にあります。2012年からの伸びが、国の3.88倍に対して神戸市は7.91倍と大きく伸びています。なかでも2015年度からネットワーク拠点を置き、現地での営業活動に力を入れているタイや、日本最古のムスリムモスクを有する神戸の特色を生かしたムスリムPRを強化しているマレーシアの伸びが顕著となっています。
■各国ごとに異なる人気スポット
インバウンド観光は、もちろん各国ごとにその風土や慣習が異なり特色がありますが、それらと神戸独自の魅力との組み合わせに、国ごとの特徴が見られます。全体としては、より旅慣れて、自分だけの旅や、街の深い魅力を味わいたい個人旅行層に神戸の人気が高い傾向があると判断しています。日本三大夜景に選ばれた神戸が誇る六甲山の夜景のほか、山と海が360度のパノラマで見渡せる、神戸市役所24階の展望ロビーも、早朝から入れるスポットとして、観光施設が開く前から行列ができるほど人気となっています。
<各国の傾向>
●台湾市場:
エキゾチックな異国情緒のある北野の人気が高く、「旧北野小学校」のレトロでモダンな校舎を活用した北野工房のまち⇒北野異人館というコースが定番となっているほか、北野のスターバックスなども人気。モザイクなども訪れています。
●韓国市場:
個人旅行が非常に進んでおり、六甲山の夜景や、乙仲通、トアウェストなど日本人の志向と類似したコースが人気。
●中国市場:
団体客の受け入れも可能である舞子海上プロムナード付近の訪問が多くなっており、明石海峡大橋や、三井アウトレットモールでの買い物というコースが人気。
●タイ市場:
日本のファッションブランドでの買い物に人気があり、神戸に本社を持つ(株)アシックスのブランド『オニツカタイガー』では、現地よりも安く買えることから、自分用だけでなく、保管用、友人用など数足買いが当たり前となっている。また、年齢を問わずセルフィーを撮る人が多いため、新長田駅前の『鉄人28号モニュメント』が、若者の写真スポットとして認知も高く、人気を博しています。
●欧米市場:
『KOBE Beef』は和牛の代名詞である程有名であり、また、灘の酒蔵や竹中大工道具館など、神戸ならではの職人技を学べる場所が好評。日本食・日本酒ブームも手伝って、お土産に日本酒を買って帰るラグジュアリー層も多く、『効き酒体験』が人気。また加熱処理をせず販売するため、賞味期限が短い『生酒』も神戸でしかできない体験として注目を集めています。
●インドネシアやマレーシアのムスリム客:
日本最古のモスクがある神戸はムスリム客が安心して観光できる都市であり、ムスリムモスクのほか、ハラルレストランが多い北野付近の訪問が多くなっています。また、インドネシアでは日本を代表する川崎重工業(株)のバイクが人気ということもあり、『カワサキワールド』も男性を中心に注目されています。公式観光Webサイトでハラルレストラン情報など公開している、ムスリム観光ページも好評です。
神戸市が行う、訪日外国人向けサービス
こういった国ごとに異なる傾向と神戸の特色を生かしたプロモーション展開によって、神戸に来られたインバウンド観光客に、より充実した旅を楽しんでもらうために、旅行の計画を立てる上で便利なウェブサイトや、お得な割引情報の配信、Wi-Fi環境の整備を進めています。
■3月29日にリニューアルオープンした、10言語対応の公式観光サイト 『Feel KOBE +』
神戸市では、2016年3月29日に、公式観光サイトをリニューアルオープンし、これまで5言語であったところ、トップページを10言語展開にしました。
エリア別、テーマ別のほか、PR動画や外国人ライター(市内に住む留学生など)目線で書かれた旅行体験記から、自分だけの観光コースを作成できる「KOBE Planner」も新設。旅行者の目線でのサイトづくりにこだわっています。
Feel KOBE+ URL: http://plus.feel-kobe.jp/
■2016年4月よりクーポン協力施設が大幅増の、無料神戸公式観光アプリ
『KOBE Official Travel Guide』
神戸市では、(株)ナビタイムジャパンと共同で、観光客に便利な情報を発信する無料公式観光アプリ『KOBE Official Travel Guide』を用意し、神戸市内への観光をよりスムーズに行えるよう、ICTを活用したおもてなしの充実を図っています。本アプリは端末上で様々な検索を行うことができ、インターネットに接続できない環境にあることが多い外国人旅行客も、一度アプリをダウンロードしておけば、オフライン状態でも一定のナビゲーションが可能となっています。アプリ上では、市内の観光施設等の協力により、クーポン券を表示する機能を付加していますが(クーポンは国内の観光客も一部利用可能)、2016年4月1日からは、このクーポン協力施設がこれまでの16件から52件へと大幅に増加し、ますます使いやすく、便利なアプリへと進化します。
◆観光アプリ『KOBE Official Travel Guide by NAVITIME』の概要
価格:無料
対応OS :iOS、Android OS
主な機能:KOBE Free Wi-Fi スポット、駅、観光施設 、免税店、案内所などの情報を地図上に表示し、ナビゲーション機能を オフラインで提供します。
言語:日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語
URL iOS :https://itunes.apple.com/us/app/id974374642
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.inbound.kobe
■『神戸-関空ベイシャトル』の訪日外国人向け割引他、便利なアクセス
関西国際空港と神戸空港を約30分でつなぐ高速船『神戸-関空ベイシャトル』により、神戸は陸海空全てのアクセスが可能な拠点となっています。通常、バスでは1時間、電車では1時間40分かかるところが大幅短縮できます。訪日外国人については、関西国際空港内カウンター、または神戸空港カウンターでのパスポートの提示により、大人は1,850円⇒1,000円、こどもは930円⇒500円となる割引があります。
関空から神戸市内へのアクセスに加えて、東は大阪・京都、西は姫路や広島など、新幹線等により陸路で足を伸ばせるほか、神戸空港を活用することで、北海道や東京、九州へも移動可能であるため、日本国内を広く移動する 訪日外国人には、神戸を拠点として旅をしていただくことが出来ます。
■外国人のみ使える 『KOBE Free Wi-Fiカード』と誰でも使えるWi-Fiスポット
KOBE Free Wi-Fiカード:市内インフォメーションセンターで配布している。基本情報(氏名、国籍等)の記入とパスポートの提示で7日間、神戸市内の3,000箇所、全国でも20万箇所のアクセスポイントで有効。
Wi-Fiスポット:外国人観光客の動線分析に基づき、受入拠点となる駅やターミナル、観光案内所やランドマークとなる観光施設などで利用可能なFree-Wi-Fi。同一のKOBE Free Wi-Fiスポットであれば、24時間接続可能。2016年3月31日現在で、88拠点・131箇所で利用可能。