日本初「自動で5つ星のオープンデータポータルサイトを構築する仕組み」を実装
[17/02/28]
提供元:PRTIMES
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京都市オープンデータポータルサイト
Drupalによる開発、及びコンサルティングを専門とするANNAI株式会社(本社:京都府下京区、代表取締役:紀野 惠、以下ANNAI)は、京都市の運用する「京都市オープンデータポータルサイト」にて、日本で初めて「自動で5つ星のオープンデータポータルサイトを構築する仕組み」を提供しました。このような仕組みを使って、自治体のオープンデータサイトを運用するのは日本で初めてであり、他では類を見ない事例となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17445/10/resize/d17445-10-587489-0.jpg ]
オープンデータとは?
自治体が持っている公共データのことで、社会の課題を解決したり、経済の活性化を目的として、活用が進んでいます。2016年12月「官民データ活用基本法」成立後、自治体のオープンデータの民間活用が本格化しつつあります。その流れを受け、2016年11月末、京都市でもオープンデータポータルサイトが公開されました。
自治体が持つオープンデータの質(形式)について
オープンデータの品質は5段階評価されています(1〜5星、下図参照)。5つ星はLOD(Linked Open Data)という仕様です。自治体の保有データの多くは「紙データをスキャンしたPDF」「加工しにくいExcel」がほとんど
言われており、そのままではオープンデータの利用が進まない恐れがある、とも言われています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17445/10/resize/d17445-10-575994-1.jpg ]
課題の解決方法について
この課題を解決するには自治体内で多くの労力が要求されますので、ほとんどの自治体ではLODの採用が進んでいません。サイト運用の手間を削減するには、データを自動でLOD化することが、もっとも良い方法です。しかし、これまでわかりにくいデータ形式を、自動で(5つ星評価の)LOD形式に変換する仕組みを提供した事例はありませんでした。これまでの事例では、カタログサイトのデータとLOD化されたデータを保存するSPARQLエンドポイントは関連性のないものになっています。今回、ANNAIは「自動で5つ星のデータを提供する環境」を実現しました。この仕組みを搭載するのは日本で初めての取り組みとなり、弊社としては、今後他の自治体でも導入が進むことを期待しています。
仕組みの概要
京都市オープンデータポータルサイトはExcelやPDFなどのファイルを添付するだけでページ毎のRDFを自動生成し、サイトのページURI自体が五つ星オープンデータ(LOD)の条件を満たしています。さらに、そのデータを自動的にすべてSPARQLエンドポイントへ投入する仕組みもそなえています。一般の方々は、ポータルサイトのナビゲーションに従うことによって目的のデータを探すことができ、エキスパートの方はRestAPIと共に、このSPARQLエンドポイントを利用することによって、プログラムからデータの検索や表示が可能になります。
今後の展開
ANNAIは、DKANという仕組みを使って、自治体の方々が運用しやすいオープンデータの公開支援ソリューションを提供しています。京都市データポータルサイト構築にあたり、様々なファイル形式のプレビュー対応、ExcelからCSVへの自動変換機能、共通語彙基盤によるCSVヘッダー語彙変換機能、API提供機能の充実、データの一括登録機能、データのRDF化とSPARQLエンドポイントへの対応など、データ公開・利活用を促進する機能を開発して参りました。このノウハウを活かし、国・地方自治体、インフラ系の企業様における公的データのオープンデータ公開を引き続き支援して参ります。DKANの信頼性・柔軟な権限設定・サイト内全検索・柔軟なデザイン・機能拡張性の高さなどの特性を活かしながら、管理側・利用者側ともに使いやすいオープンデータの公開をサポートいたします。
Drupalによる開発、及びコンサルティングを専門とするANNAI株式会社(本社:京都府下京区、代表取締役:紀野 惠、以下ANNAI)は、京都市の運用する「京都市オープンデータポータルサイト」にて、日本で初めて「自動で5つ星のオープンデータポータルサイトを構築する仕組み」を提供しました。このような仕組みを使って、自治体のオープンデータサイトを運用するのは日本で初めてであり、他では類を見ない事例となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17445/10/resize/d17445-10-587489-0.jpg ]
オープンデータとは?
自治体が持っている公共データのことで、社会の課題を解決したり、経済の活性化を目的として、活用が進んでいます。2016年12月「官民データ活用基本法」成立後、自治体のオープンデータの民間活用が本格化しつつあります。その流れを受け、2016年11月末、京都市でもオープンデータポータルサイトが公開されました。
自治体が持つオープンデータの質(形式)について
オープンデータの品質は5段階評価されています(1〜5星、下図参照)。5つ星はLOD(Linked Open Data)という仕様です。自治体の保有データの多くは「紙データをスキャンしたPDF」「加工しにくいExcel」がほとんど
言われており、そのままではオープンデータの利用が進まない恐れがある、とも言われています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17445/10/resize/d17445-10-575994-1.jpg ]
課題の解決方法について
この課題を解決するには自治体内で多くの労力が要求されますので、ほとんどの自治体ではLODの採用が進んでいません。サイト運用の手間を削減するには、データを自動でLOD化することが、もっとも良い方法です。しかし、これまでわかりにくいデータ形式を、自動で(5つ星評価の)LOD形式に変換する仕組みを提供した事例はありませんでした。これまでの事例では、カタログサイトのデータとLOD化されたデータを保存するSPARQLエンドポイントは関連性のないものになっています。今回、ANNAIは「自動で5つ星のデータを提供する環境」を実現しました。この仕組みを搭載するのは日本で初めての取り組みとなり、弊社としては、今後他の自治体でも導入が進むことを期待しています。
仕組みの概要
京都市オープンデータポータルサイトはExcelやPDFなどのファイルを添付するだけでページ毎のRDFを自動生成し、サイトのページURI自体が五つ星オープンデータ(LOD)の条件を満たしています。さらに、そのデータを自動的にすべてSPARQLエンドポイントへ投入する仕組みもそなえています。一般の方々は、ポータルサイトのナビゲーションに従うことによって目的のデータを探すことができ、エキスパートの方はRestAPIと共に、このSPARQLエンドポイントを利用することによって、プログラムからデータの検索や表示が可能になります。
今後の展開
ANNAIは、DKANという仕組みを使って、自治体の方々が運用しやすいオープンデータの公開支援ソリューションを提供しています。京都市データポータルサイト構築にあたり、様々なファイル形式のプレビュー対応、ExcelからCSVへの自動変換機能、共通語彙基盤によるCSVヘッダー語彙変換機能、API提供機能の充実、データの一括登録機能、データのRDF化とSPARQLエンドポイントへの対応など、データ公開・利活用を促進する機能を開発して参りました。このノウハウを活かし、国・地方自治体、インフラ系の企業様における公的データのオープンデータ公開を引き続き支援して参ります。DKANの信頼性・柔軟な権限設定・サイト内全検索・柔軟なデザイン・機能拡張性の高さなどの特性を活かしながら、管理側・利用者側ともに使いやすいオープンデータの公開をサポートいたします。