埼玉工業大学、損害保険ジャパン日本興亜の自動運転デモに参加
[18/10/05]
提供元:PRTIMES
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全国初、複数台の自動運転走行車両が同時遠隔監視で都内の公道を走行
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、略称:埼工大)発の自動運転ベンチャー「株式会社フィールドオート」(本社:埼玉県深谷市、社長:渡部大志)は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン日本興亜」)が、コネクテッドサポートセンターの開所記念として去る9月27日に東京都内で実施した、自動運転対応車両の公道走行の実証実験に参加しました
今回の実証実験は、損保ジャパン日本興亜が自動運転社会における損保会社が果たすべき役割の研究を加速させる目的で、遠隔型自動運転運行サポート施設(以下「コネクテッドサポートセンター」)をプライムアシスタンス株式会社(社長:徳岡 宏行、以下「プライムアシスタンス」)に開所した記念に実施されました。
この実証実験では、株式会社ティアフォー(社長:武田 一哉、以下「ティアフォー」)をはじめ、関係各社(プライムアシスタンス、アイサンテクノロジー、KDDI、マクニカ)の協力によって、以下2つの内容の実証実験が共同でおこなわれました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21794/10/resize/d21794-10-959433-0.jpg ]
1. 運転席が無人の自動運転車両(レベル4)を、遠隔地の運転手が監視、緊急時に介入。
2. 4台の自動運転対応車両(うち2台は、運転席の運転手が緊急時に介入する自動運転走行)が公道走行し、遠隔地で監視。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21794/10/resize/d21794-10-113252-1.jpg ]
フィールドオートは、ティアフォーからの受託により、損保ジャパン日本興亜の本社ビル(東京都新宿区・西新宿)から、プライムアシスタンスの本社(東京都中野区・中野坂上)までの約1.5kmに及ぶ交通量の多い青梅街道で、レベル3の自動走行を実施しました。
今回は操舵・制動のPIDパラメータや障害物(前方車両や駐車場ゲート)との距離などを、勾配、カーブ曲率、速度等に応じて適応させる工夫を加え、本番の自動走行デモ実験に備えました。
デモ走行の動画は、次のとおり公開しています。
https://youtu.be/YXGozw7Kml4
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=YXGozw7Kml4 ]
今回のデモ準備の一部として、ティアフォーのご協力のもと、プライムアシスタンスの本社からの遠隔操縦実験も行いました。下記がその映像となります。
https://youtu.be/Lq4gILJHtQc
またフィールドオートは、このたび全国初となる複数台の自動運転車両を同時に遠隔監視する実証実験に参加し、新たな経験と知見を得ました。
今後も、ティアフォーと共に自動運転社会の早期実現に積極的に貢献したいと考えています。
フィールドオートは、ティアフォーの出資により本年6月26日に設立された、国内私立大学初の自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進する、埼玉工業大学発の自動運転ベンチャーです。
フィールドオートは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)*自動走行システム/大規模実証実験(以下、SIP-adus大規模実証実験)における埼工大の自動運転実証実験の経験・ノウハウを生かし、オープンソースの自動運転ソフトウェアを開発・提供するティアフォーのサポートを中心に事業展開しています。
また同社は、高齢者等の交通弱者に優しく交通事故のない社会を実現するために、埼工大で研究・開発してきた自動運転の実用化に関する技術・ノウハウを活かして同社事業を推進し、これらの研究・ノウハウを学外移転していきます。
*SIP : Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、科学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術イノベーション会議が実施している国家プロジェクト。
●埼玉工業大学のAI&自動運転の取り組み
近年、AI時代に対応し、産学官が共に自動運転技術に関する研究・開発に取り組む中、埼工大は、2017年10月よりSIP-adus大規模実証実験参加機関として、お台場周辺地域にて公道における実証実験を開始し、私立大学として唯一、世界的な大手自動車メーカーと共に本実証実験を実施しています。
さらに同年12月には、本学キャンパスの地元、埼玉県深谷市において、埼玉県初の公道における自動運転の実証実験を開始して一定の成果を達成し、本年9月からは走行範囲をこれまで以上に拡大して公道による実証実験を強化しています。
また埼工大は、AIの時代の人材育成に向けて、工学部情報システム学科にAI専攻を2019年春に新設する予定です。
●会社概要
・社名:株式会社フィールドオート
・本社:埼玉県深谷市普済寺1690(埼工大キャンパス内)
・社長:渡部大志(本学工学部情報システム学科教授)
・出資:株式会社ティアフォー 100%
・創業:2018年6月26日設立
・主要事業:自動運転実証実験のサポートおよび関連する教育、出版 等
・連絡先:TEL 048-585-2940
<参考情報>
〇損保ジャパン日本興亜のプレスリリース(2018/09/28)
自動運転車の事故トラブル対応サービス研究拠点「コネクテッドサポートセンター」の開設と自動運転車による実証実験の実施
https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2018/20180928_1.pdf
*公道走行デモの概要:参考資料 添付参照(PDF)
(青梅街道 1.5km、4台の自動運転対応車両のうち、2台によるレベル3走行)
〇戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは: http://www.sip-adus.go.jp/
〇プレスリリース:「自動走行システム」の大規模実証実験の実施について(2017/10/3)
http://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20171003daikibojishou.pdf
〇プレスリリース:深谷市の公道で自動運転の実証実験を開始(2017/10/26)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2017/press/171027_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、AI 専攻を新設(2018/5/29)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180531_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、自動運転大学発ベンチャー設立(2018/7/9)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180709_01.pdf
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、略称:埼工大)発の自動運転ベンチャー「株式会社フィールドオート」(本社:埼玉県深谷市、社長:渡部大志)は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン日本興亜」)が、コネクテッドサポートセンターの開所記念として去る9月27日に東京都内で実施した、自動運転対応車両の公道走行の実証実験に参加しました
今回の実証実験は、損保ジャパン日本興亜が自動運転社会における損保会社が果たすべき役割の研究を加速させる目的で、遠隔型自動運転運行サポート施設(以下「コネクテッドサポートセンター」)をプライムアシスタンス株式会社(社長:徳岡 宏行、以下「プライムアシスタンス」)に開所した記念に実施されました。
この実証実験では、株式会社ティアフォー(社長:武田 一哉、以下「ティアフォー」)をはじめ、関係各社(プライムアシスタンス、アイサンテクノロジー、KDDI、マクニカ)の協力によって、以下2つの内容の実証実験が共同でおこなわれました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21794/10/resize/d21794-10-959433-0.jpg ]
1. 運転席が無人の自動運転車両(レベル4)を、遠隔地の運転手が監視、緊急時に介入。
2. 4台の自動運転対応車両(うち2台は、運転席の運転手が緊急時に介入する自動運転走行)が公道走行し、遠隔地で監視。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21794/10/resize/d21794-10-113252-1.jpg ]
フィールドオートは、ティアフォーからの受託により、損保ジャパン日本興亜の本社ビル(東京都新宿区・西新宿)から、プライムアシスタンスの本社(東京都中野区・中野坂上)までの約1.5kmに及ぶ交通量の多い青梅街道で、レベル3の自動走行を実施しました。
今回は操舵・制動のPIDパラメータや障害物(前方車両や駐車場ゲート)との距離などを、勾配、カーブ曲率、速度等に応じて適応させる工夫を加え、本番の自動走行デモ実験に備えました。
デモ走行の動画は、次のとおり公開しています。
https://youtu.be/YXGozw7Kml4
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=YXGozw7Kml4 ]
今回のデモ準備の一部として、ティアフォーのご協力のもと、プライムアシスタンスの本社からの遠隔操縦実験も行いました。下記がその映像となります。
https://youtu.be/Lq4gILJHtQc
またフィールドオートは、このたび全国初となる複数台の自動運転車両を同時に遠隔監視する実証実験に参加し、新たな経験と知見を得ました。
今後も、ティアフォーと共に自動運転社会の早期実現に積極的に貢献したいと考えています。
フィールドオートは、ティアフォーの出資により本年6月26日に設立された、国内私立大学初の自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進する、埼玉工業大学発の自動運転ベンチャーです。
フィールドオートは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)*自動走行システム/大規模実証実験(以下、SIP-adus大規模実証実験)における埼工大の自動運転実証実験の経験・ノウハウを生かし、オープンソースの自動運転ソフトウェアを開発・提供するティアフォーのサポートを中心に事業展開しています。
また同社は、高齢者等の交通弱者に優しく交通事故のない社会を実現するために、埼工大で研究・開発してきた自動運転の実用化に関する技術・ノウハウを活かして同社事業を推進し、これらの研究・ノウハウを学外移転していきます。
*SIP : Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、科学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術イノベーション会議が実施している国家プロジェクト。
●埼玉工業大学のAI&自動運転の取り組み
近年、AI時代に対応し、産学官が共に自動運転技術に関する研究・開発に取り組む中、埼工大は、2017年10月よりSIP-adus大規模実証実験参加機関として、お台場周辺地域にて公道における実証実験を開始し、私立大学として唯一、世界的な大手自動車メーカーと共に本実証実験を実施しています。
さらに同年12月には、本学キャンパスの地元、埼玉県深谷市において、埼玉県初の公道における自動運転の実証実験を開始して一定の成果を達成し、本年9月からは走行範囲をこれまで以上に拡大して公道による実証実験を強化しています。
また埼工大は、AIの時代の人材育成に向けて、工学部情報システム学科にAI専攻を2019年春に新設する予定です。
●会社概要
・社名:株式会社フィールドオート
・本社:埼玉県深谷市普済寺1690(埼工大キャンパス内)
・社長:渡部大志(本学工学部情報システム学科教授)
・出資:株式会社ティアフォー 100%
・創業:2018年6月26日設立
・主要事業:自動運転実証実験のサポートおよび関連する教育、出版 等
・連絡先:TEL 048-585-2940
<参考情報>
〇損保ジャパン日本興亜のプレスリリース(2018/09/28)
自動運転車の事故トラブル対応サービス研究拠点「コネクテッドサポートセンター」の開設と自動運転車による実証実験の実施
https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2018/20180928_1.pdf
*公道走行デモの概要:参考資料 添付参照(PDF)
(青梅街道 1.5km、4台の自動運転対応車両のうち、2台によるレベル3走行)
〇戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは: http://www.sip-adus.go.jp/
〇プレスリリース:「自動走行システム」の大規模実証実験の実施について(2017/10/3)
http://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20171003daikibojishou.pdf
〇プレスリリース:深谷市の公道で自動運転の実証実験を開始(2017/10/26)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2017/press/171027_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、AI 専攻を新設(2018/5/29)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180531_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、自動運転大学発ベンチャー設立(2018/7/9)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180709_01.pdf