三井物産と住友商事が海外肥料原料輸入で提携〜肥料ビジネスにおける競争力強化へ〜
[10/03/30]
提供元:PRTIMES
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三井物産株式会社(社長:飯島彰己、本社:東京都千代田区)および、住友商事株式会社(社長:加藤 進、本社:東京都中央区)は、海外からの肥料原料輸入ビジネスにおいて業務提携することで合意し、昨日契約書を締結しました。今回の業務提携により、両社は海外肥料原料の輸入に際しての共同配船、国内物流などで協業し、オペレーションの効率化を図ります。
今後は、より競争力のある肥料原料の確保と並行して、それぞれが国内肥料メーカーや問屋への販売を強化してまいります。
肥料は窒素、リン酸、カリの三要素を主原料としており、これらの大半は天然資源由来で主産地が偏在しています。
中長期的には人口の増加に伴い、世界の肥料需要は増加していくと見込まれ、肥料原料の国際価格も徐々に上昇していくと考えられています。
一方、日本国内では、農産物価格の低迷や、後継者難に伴う田畑などの作付面積減少により肥料需要が低下傾向にあり、
予想される肥料原料価格の上昇を吸収していく余地は限られているといわざるを得ない状況です。
そのため、今後は「より競争力のある肥料原料の安定確保と供給」という、総合商社にとってのコア・コンピタンスの
さらなる強化が国内肥料業界の顧客から求められるものと考えます。
このような観点から両社は、それぞれが持つ購買力、ノウハウを融合して、市場のニーズに迅速に応えていける協業関係を構築することで合意したものです。
また今回の業務提携は、国内肥料業界の安定にも貢献できるとの認識で一致しております。
両社は今回の業務提携を契機として、国内外での肥料ビジネスに関する投融資案件についても協業の可能性を模索していきます。
このため両社は、新たに提携協議会を設置して今後の話し合いを行なっていく予定です。
今後は、より競争力のある肥料原料の確保と並行して、それぞれが国内肥料メーカーや問屋への販売を強化してまいります。
肥料は窒素、リン酸、カリの三要素を主原料としており、これらの大半は天然資源由来で主産地が偏在しています。
中長期的には人口の増加に伴い、世界の肥料需要は増加していくと見込まれ、肥料原料の国際価格も徐々に上昇していくと考えられています。
一方、日本国内では、農産物価格の低迷や、後継者難に伴う田畑などの作付面積減少により肥料需要が低下傾向にあり、
予想される肥料原料価格の上昇を吸収していく余地は限られているといわざるを得ない状況です。
そのため、今後は「より競争力のある肥料原料の安定確保と供給」という、総合商社にとってのコア・コンピタンスの
さらなる強化が国内肥料業界の顧客から求められるものと考えます。
このような観点から両社は、それぞれが持つ購買力、ノウハウを融合して、市場のニーズに迅速に応えていける協業関係を構築することで合意したものです。
また今回の業務提携は、国内肥料業界の安定にも貢献できるとの認識で一致しております。
両社は今回の業務提携を契機として、国内外での肥料ビジネスに関する投融資案件についても協業の可能性を模索していきます。
このため両社は、新たに提携協議会を設置して今後の話し合いを行なっていく予定です。