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無印良品の家と東北芸術工科大学の共同研究「未来の家プロジェクト」発足




この度、ムジ・ネット株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:松井忠三)と東北芸術工科大学(所在地:山形県山形市 学長:松本哲男)は、日本の住宅のあり方を研究し、木造住宅の新しい温熱性能基準をつくる「未来の家プロジェクト」を発足いたします。
このプロジェクトでは、建物そのものの断熱性能の向上や、自然エネルギーの活用により、どこまで「賢く豊かな暮らし」を実現していけるかについて研究をいたします。

ムジ・ネット株式会社は、無印良品事業を行っている株式会社良品計画の子会社として、「木の家」「窓の家」「朝の家」の3商品をラインナップした長期優良住宅認定仕様の「無印良品の家」注文住宅の事業を推進しております。
一方、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科教員と学生が参画する建築・環境デザイン学科チームは、「未来の住宅/カーボンニュートラルハウスの教科書」の著書や、「山形エコハウス」(http://www.tuad.ac.jp/ecohouse/)の設計・建設で実績を積んでおります。
こうした2者での協同研究により、「未来の家プロジェクト」はこれからの日本の住宅のあり方、木造住宅と温熱性能基準のあり方を考察していきます。

つきましては、報道各位向けプロジェクト説明会を兼ねました第1回シンポジウムを2011年1月21日(金)に開催させて頂きます。ご多忙とは存じ上げますが、ご出席賜りますようご案内申し上げます。(開催要項は、本リリースにて後述しております)。

また、無印良品の家WEBサイト上でもプロジェクトページを公開いたしましたのでご案内いたします。

   無印良品の家 みんなで考える住まいのかたち 「未来の家プロジェクト」
   http://www.muji.net/ie/lifestyle/project_mirainoie/


■無印良品の家×東北芸術工科大学 取り組みの経緯 

○無印良品の家の取り組み
無印良品は、国内は勿論、世界19の国と地域で、日常生活全般にかかわる7,000品目を超える商品を展開しております。それらは全て、使い方、作り方、売り方などについて、既成概念に捉われず、一から見直すことによって、その商品が暮らしに寄り添うべき本質を追究してきました。
これらの集大成として、2004年から「暮らしのための器」すなわち「無印良品の家」の販売を開始いたしました。当初からの基本コンセプト「永く使える、変えられる」のもと、耐震・耐久性の高いSE構法を採用することによって「永く使える」ことを可能にし、将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる、「変えられる」家づくりを行ってまいりました。

日本の住宅は欧米に比べて、耐用年数が短く、資産価値が低いと言われる中、高耐震金物木造工法(SE構法)と外断熱工法による、長寿命でずっと快適な家づくりを実践し、全棟長期優良住宅認定仕様として参りました。特に耐震性については、全棟構造計算を行うことで、その性能を確保しております。
今後さらに賢く豊かな暮らしを実現していくにあたり、温熱性能についても客観的な評価基準が必要であり、さらに世界的にCO2排出量を削減しなければならない社会背景の中、近い将来必要とされる「住まいのかたち」を研究開発するために、当プロジェクトを企画いたしました。

また、無印良品のWEBサイト上でユーザーの方々と双方向のコミュニケーションを取りながら、戸建住宅に限らず、賢く豊かな「住まいのかたち」について、現在も考察を続けております。

○東北芸術工科大学のエコハウスへの取り組み
東北芸術工科大学の建築・環境デザインチームは、全世界や日本のCO2排出量削減目標達成のためには、建ててからの消費エネルギーを抑えることはもちろん、建てるまでのCO2排出量などまで考えると、日本の在来木造住宅でこそ、理想に近い住宅ができる、との考えのもと「未来の住宅/カーボンニュートラルハウスの教科書」を執筆。山形県山形市に「山形エコハウス」(http://www.tuad.ac.jp/ecohouse/)というカーボンニュートラルハウス(CO2排出量ゼロの家)の設計、建設を成功させた実績を持ちます。
さらにコストを徹底的に抑えた、宮城蔵王地域振興推進協議会のオルタナハウス
http://www.glohas-studio.net/)への技術協力など、木造住宅でのカーボンニュートラルハウス普及促進のための研究と実施を進めてきました。

今回、無印良品の家と東北芸術工科大学は、大きな転換期にある日本の住宅について、無印良品の家のWEBサイト上でユーザーの方々と意見交換を行いながら、これまでの木造住宅とは次元の違う物理的性能、デザイン、暮らし方の考察、研究開発を進め、「エコハウス」への普及促進へ取り組むことで合意いたしました。


■「未来の家プロジェクト」概要

今、日本の住宅を取り巻く状況は、急速に進む人口減少や、CO2排出量などの環境問題、国内産業の構造変革、などこれまで経験したことのない、激変下にあります。その様な中で、これからの日本の「住まいのかたち」は、これまで以上に環境配慮(CO2排出量削減、省エネ)に貢献しながら、持続的で、快適かつ健康的な住まいであることが必要となります。そのために「これからあるべき住まいのかたち」=「未来の家」について、以下のような視点で産学協同での研究を行ってまいります。

1. 「木造住宅」であること
2. 現行次世代省エネルギー基準以上の温熱性能を持っていること
3. 温熱性能を評価するための新しい「ものさし」をつくり、活用すること
4. 古くからの日本人の自然共生の知恵・文化を生かすこと
5. 上記を普及促進するためのデザイン・アイテム・技術開発をすること


■「未来の家プロジェクト」 第1回シンポジウム開催のご案内

つきましては、報道各位向けプロジェクト説明会を兼ねました、第1回シンポジウムを2011年1月21日(金)に開催させて頂きます。ご多忙とは存じ上げますが、ご出席賜りますようご案内申し上げます。
お手数ではございますが、2011年1月17日(月)までに別紙FAX用紙にて、ご出欠をお知らせくださいますようお願い申し上げます。(※本リリースPDFファイルをご参照ください)

無印良品の家と東北芸工大が考える「未来の家プロジェクト」
第1回シンポジウム「わたしと地球にやさしい家」

日程  2011年1月21日(金)

時間  17:00〜17:45 報道各位向けプロジェクト説明会

内容  ご挨拶、プレゼンテーション、質疑応答
    ムジ・ネット株式会社 専務取締役  田鎖(たくさり) 郁男
    ムジ・ネット株式会社 住空間事業部 開発部長  川内(かわち) 浩司
    東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科教授  竹内 昌義

時間  18:30〜20:30 一般顧客向けプロジェクト討論会
    ※お時間がございましたら引き続きぜひご参加ください。

内容  本プロジェクトと「わたしと地球にやさしい家」をテーマにした討論会
    「無印良品のトライアルスタンス」 
        ムジ・ネット株式会社 住空間事業部 開発部長  川内 浩司
    「山形エコハウスとこれからの取り組みについて」
        東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科教授  竹内 昌義
    「これからの家のものさしとは」
        東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科客員教授  森 みわ
    トークセッション ナビゲーター
        東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科准教授  馬場 正尊

会場    京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス 1階101教室
        住所:東京都港区北青山1-7-15 外苑キャンパス
        (http://www.tuad.ac.jp/declaration/accessmap/tokyosatellite/
        <アクセス>JR総武線「信濃町駅」より(改札左折)徒歩約5分
        東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線
        「青山一丁目駅」0番出口より徒歩約8分
主催  ムジ・ネット株式会社


■「無印良品の家」について

○永く使える、変えられる
「無印良品の家」は「永く使える、変えられる」が共通のコンセプトです。耐震・耐久性の高いSE構法を採用することによって「永く使える」ことを可能にし、将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる、「変えられる」家づくりを実現しています。

○無印良品の家の構造
「無印良品の家」は、「SE構法」という頑丈な構造でつくられています。
SE構法とは、組成、乾燥状態など、構造強度上理想的な状態で製作された「構造用集成材」の柱と梁を、丈夫で錆びにくい「SE金物」で接合することによって、高い耐震性と、設計の柔軟性を併せ持つ、木造軸組工法です。
このSE構法は、構造壁や筋交いの量によって構造強度を規定する通常の木造工法とは異なり、国土交通省認定の構造計算プログラムにより、物件ごとに構造計算が行われ、耐震性を数値で示すことができます。性能の客観的な評価は、住宅の資産としての価値を永く担保することにもつながります。
長寿命で堅牢な構造で、将来の暮らし方の変化にも対応しやすく、資産価値も持続するSE構法は、「無印良品の家」が大切にしてきた「永く使える、変えられる」という基本コンセプトを支えています。
また、断熱方法には外断熱を採用。建物の構造躯体全体を高性能な断熱ボードですっぽりと覆うことで高い断熱性能を実現しています。部屋間の温度差を少なくできることで結露を防止し、健康で快適に暮らすことができます。

○全棟長期優良住宅仕様を標準化
国土交通省は昨年6月に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を施行し、永く暮らすことができる耐久性に優れ、高品質な住まいを「長期優良住宅」と認定し、将来にわたり資産価値を高く維持できるような家づくりを奨励するようになりました。
「無印良品の家」のコンセプトである「永く使える、変えられる」は、正にこの考え方に合致し、標準で長期優良住宅の認定仕様となっており、住宅ローン減税をはじめさまざまな税制優遇が適用されます。

■「無印良品の家」の沿革

「無印良品」は、1980年に西友のプライベートブランドとしてスタート致しました。「わけあって、安い」というフレーズに象徴されるように、生活者の視点に立った衣料品、家庭用品、食品などの日常生活に不可欠な商品を、素材を活かしたシンプルでリーズナブルな価格で開発し、人びとの生活空間・生活様式全体に対して提案を行なって参りました。
現在約7500アイテムにのぼる無印良品の「器」(うつわ)となるのが、「無印良品の家」です。「家」を通して無印良品が考える新しいライフスタイルを提案したい、過剰な装飾・仕様を排除し、耐久性、耐震性、快適性を追及した住まいを提供したい、住空間事業はこのような思いから2002年3月にスタート致しました。
そして2004年10月「無印良品 有楽町」店内に初の販売拠点となるモデルハウスをオープンし、木造戸建住宅「無印良品 木の家」の販売を開始致しました。その後北海道・沖縄を除く全国で、フランチャイズ形式のモデルハウスが続々とオープンしています。また商品に関しても「木の家」に続き、2007年4月には新商品「無印良品 窓の家」(2009年度グッドデザイン金賞受賞)、2009年2月には「無印良品 朝の家」を発売し、現在は3つの商品をラインナップしております。

2000年5月  ムジ・ネット株式会社設立
2002年3月  住空間事業部設立
2003年10月  商品開発スタート
2004年10月  「無印良品 有楽町」店舗内に「無印良品 木の家」モデルハウスオープン
2006年10月  「無印良品 木の家」が2006年度グッドデザイン賞受賞
2007年4月  新商品「窓の家」発売
2008年10月  「無印良品 窓の家」が2008年度グッドデザイン金賞受賞
2009年2月  新商品「朝の家」発売
2009年11月  「無印良品 朝の家」が2009年度グッドデザイン賞受賞
2010年11月  三菱地所株式会社との共同企画
      集合住宅 [パークハウス 木々 津田沼前原]が2010年度グッドデザイン賞受賞
      三菱地所株式会社との共同企画
      集合住宅 [スタイルハウス目黒緑が丘]が2010年度グッドデザイン賞受賞
      オリックス不動産株式会社との共同企画
      戸建て分譲 [白井小町] が2010年度グッドデザイン賞受賞

■東北芸術工科大学について

1991年12月 学校法人東北芸術工科大学設立/東北芸術工科大学設置。1992年4月 東北芸術工科大学開学。日本文化の源流ともいえる東北の地に軸足を置いて、人と自然を思いやる「想像力」と、社会を変革する「創造力」を身につけた、芸術とデザインの力で社会の抱える様々な課題を解決できる人材育成を目指しています。「東北ルネサンス」というスローガンは、地域社会と共生しながら、地域の歴史や文化に育まれた精神と英知を理解し、新しい世界観の創生へと結集させて次世代に手渡すという決意を表しています。

その実践として、地域社会を巻き込んだ研究や活動を多数展開。東北文化研究センターでは、「東北学」「季刊東北学」の発行ほか、近現代の記録映像や文献資料をアーカイブ化するなど、東北の地に埋もれた記憶を掘り起こし、地域遺産として育てる活動を実施。また、美術館大学センターでは、アート展やシンポジウムの他、山形中心市街地の活性化と次世代を担うアーティストの育成を目指した「ミサワクラス」や、山間部の廃校や湯治場を舞台にしたアーティスト・イン・レジデンス「ひじおりの灯」といったプロジェクトを展開。関連地域だけでなく全国的にも確かな反響を得ています。文化財保存修復研究センターでは、「文化財の病院」として、価値ある文化財を未来へ受け継ぐ活動を行なうとともに、学生にとっても理想的な実践教育が実現しています。

大学の本分である教育目標としては、学生が身につけるべき力として、次の4つを設定しています。1)本質を見ようとする姿勢、純粋な目。2)問題提起と解決への強い意志。3)想いを形にできる力。4)人と社会への積極的協調・実践。それを達成するために、教養・専門講義科目、演習、実習を核とし、多様で高水準、かつ柔軟な専門内容を持ったカリキュラムを編成。また、各学科長にはその分野で活躍する、竹内昌義建築・環境デザイン学科教授や根岸吉太郎映像学科教授、小山薫堂企画構想学科教授などを迎え、教員体制も強化。加えてエコハウスの建設や山形R不動産の展開、本田技研工業や多田木工との産学連携、サッカーチーム モンテディオ山形への参画など、産学官連携プロジェクトを積極的に取り入れながら、一人ひとりの学生が、未来を生きるための力と、希望がもてるような教育の実現を目指しています。そして、東北ルネサンスの具現化への更なる一歩として、2011年度にはアメーバブックス取締役編集長で作家の山川健一氏を学科長に迎えた文芸学科を芸術学部に設置。想いを言葉で表現し、溢れる情報を編集できる、日本語表現のスペシャリストを育成しています。


■ムジ・ネット株式会社 会社概要

社  名  ムジ・ネット株式会社 MUJI. net co.,LTD 代表取締役社長・松井(まつい) 忠三(ただみつ)
所在地   〒170-8424 東京都豊島区東池袋4-26-3
電  話  03-3989-7731
設  立  2000年5月31日
資本金   1億4,900万円(2010年2月末現在)
年  商  13億9,600万円(2010年2月期)
従業員数  21名(パートタイム社員含む/2010年2月末現在)
事業内容  「無印良品の家」の商品企画、販売、供給及びネットワーク事業の運営

以上
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