独Symtavision社、SymTA/SがInfineonの自動車用新マルチコア・マイクロコントローラAURIX(TM)でECUソフトウェア開発をサポート
[12/06/22]
提供元:PRTIMES
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2012年6月22日
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ
独Symtavision社、SymTA/SがInfineonの自動車用新マルチコア・マイクロコントローラAURIX(TM)でECUソフトウェア開発をサポート
〜InfineonとSymtavisionがマルチコアECUソフトウェアのモデルベース・タイミング設計・検証に向けて提携を強化〜
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独ブラウンシュヴァイク、2012年6月19日発表 - 組込みリアルタイム・システムのタイミング設計とタイミング検証で世界をリードするSymtavision社(以下、Symtavision)は、Infineon Technologies(以下、Infineon)のマルチコア・マイクロコントローラの最新ファミリAURIX(TM)用に開発された組込みソフトウェアのタイミング設計・検証をサポートすることを発表しました。
最大3つの独立した32ビットTriCoreTM CPUを搭載するInfineonのAURIX MCUは、大幅にパフォーマンスを向上すると同時に、ISO 26262の厳格な自動車分野向け安全要件を達成しています。AURIXのモジュール式の設計とメモリアプローチは、お客様からの要望が高まっている拡張性を提供し、内蔵の暗号化技術は、次世代自動車で必要となるセキュリティ要件を満たすように設計されています。AURIXファミリは、ハイブリッド自動車や電気自動車を含むパワートレイン・アプリケーションや、ステアリング、ブレーキ、エアバッグ、先進の運転者支援システム(ADAS)などのセーフティ・アプリケーションで、理想的なプラットフォームとなっています。AURIXを使用することで、パワートレイン・アプリケーションとセーフティ・アプリケーション両方を1つのECUで制御できるようになります。
*Symtavision社 CEOであるMarek Jersak(マレック・ジェルサック)のコメント:
「自動車分野の組込みアプリケーションにおけるパフォーマンスの要件として、合理的なコストで必要な機能を実現するために、AURIXのような専用マルチコアMCUの実装が、ますます求められます。しかし、設計者が、AURIXファミリ用のソフトウェアを一から開発する場合でも、シングルコアECUから既存のソフトウェアを移植する場合でも、プロセスには何らかの興味深い、難解な問題が発生します」
InfineonはSymtavisionのパートナとして、マルチコア・システム向け自動車ECUソフトウェアのモデルベース開発にSymTA/Sを採用することを推奨しています。マルチコア・プラットフォームを採り入れることで、新たなチャンスやメリットを手に入れられるだけでなく、ランナブルのコアへのマッピングなど、ソフトウェア・アーキテクチャのデザイン空間が拡がります。ランナブルをどのコアにマッピングするか、データ・コンテナをどのメモリに置くか、といった決定は通信オーバーヘッドに大きく影響されます。AUTOSAR 4.0のInter OS-Application Communicationによって実現されるコア間の通信、および外部メモリとの通信の影響で、ランナブルの実行時間は著しく長くなることがあります。このような通信のオーバーヘッドは、マルチコアECUで期待されるパフォーマンス向上分を簡単に使い尽くしかねません。問題は、このオーバーヘッドの大きさはどの程度で、どうすれば削減できるかということです。SymTA/Sは、その答えを提供します。ランナブルとデータのメモリ・マッピングを効率的に進めるだけでなく、必要となる「what-if」分析にも対応します。これは、ソフトウェア設計者が、品質の高いソフトウェア・アーキテクチャを作成し、マルチコア・プラットフォームを効果的に活用する上で、助けとなります。
*Infineon Technologies社 ツール・パートナ・マネージャ Jens Harnisch(イェンス・ハーニッシュ)氏のコメント:
「優れた構造を持つSymTA/Sのアプローチで、AURIXマルチコア・マイクロコントローラにソフトウェアをマッピングすることで、開発と移植にかかる労力を大幅に削減できます。さらに、SymTA/Sのアプローチは、必要なコアの数に対応します」
■ Symtavision GmbH(Symtavision)について
Symtavision社は、2008年に設立され、世界で最先端のリアルタイム・システム設計・検証ソリューションを提供しています。また、組込みコントローラやネットワーク、分散型リアルタイム・システム向けに最も高速で効率的なタイミング解析ソリューションも提供しています。Symtavisionは、システムレベルのタイミング設計と検証用にタイミング解析ツールSymTA/Sをリリースしており、AUTOSAR、CAN、FlexRay、OSEKなどのカーエレクトロニクス分野の規格をサポートしています。また関連ツールであるTraceAnalyzerは、測定とシミュレーションの両方からのタイミングデータを視覚化して解析できる強力なソリューションで、SymTA/Sとシームレスに統合できます。本社は独国ブラウンシュヴァイクで、支社をミュンヘンに構えており、全世界に拡がる代理店ネットワークにサポートされています。日本では、Symtavisionの代理店である株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。
Symtavisionに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.symtavision.com/ をご覧ください。
■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について
アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Symtavision社の代理店として、タイミング検証・最適化ツールを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。またGreen Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションも提供しています。
ADaCに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.adac.co.jp/ をご覧ください。
【 本件に関するお問合せ 】
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ 企画部
TEL:03-3576-5351 / FAX:03-3576-1772
E-mail:planning@adac.co.jp
*Symtavisionは、独国におけるSymtavision GmbH の登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ
独Symtavision社、SymTA/SがInfineonの自動車用新マルチコア・マイクロコントローラAURIX(TM)でECUソフトウェア開発をサポート
〜InfineonとSymtavisionがマルチコアECUソフトウェアのモデルベース・タイミング設計・検証に向けて提携を強化〜
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独ブラウンシュヴァイク、2012年6月19日発表 - 組込みリアルタイム・システムのタイミング設計とタイミング検証で世界をリードするSymtavision社(以下、Symtavision)は、Infineon Technologies(以下、Infineon)のマルチコア・マイクロコントローラの最新ファミリAURIX(TM)用に開発された組込みソフトウェアのタイミング設計・検証をサポートすることを発表しました。
最大3つの独立した32ビットTriCoreTM CPUを搭載するInfineonのAURIX MCUは、大幅にパフォーマンスを向上すると同時に、ISO 26262の厳格な自動車分野向け安全要件を達成しています。AURIXのモジュール式の設計とメモリアプローチは、お客様からの要望が高まっている拡張性を提供し、内蔵の暗号化技術は、次世代自動車で必要となるセキュリティ要件を満たすように設計されています。AURIXファミリは、ハイブリッド自動車や電気自動車を含むパワートレイン・アプリケーションや、ステアリング、ブレーキ、エアバッグ、先進の運転者支援システム(ADAS)などのセーフティ・アプリケーションで、理想的なプラットフォームとなっています。AURIXを使用することで、パワートレイン・アプリケーションとセーフティ・アプリケーション両方を1つのECUで制御できるようになります。
*Symtavision社 CEOであるMarek Jersak(マレック・ジェルサック)のコメント:
「自動車分野の組込みアプリケーションにおけるパフォーマンスの要件として、合理的なコストで必要な機能を実現するために、AURIXのような専用マルチコアMCUの実装が、ますます求められます。しかし、設計者が、AURIXファミリ用のソフトウェアを一から開発する場合でも、シングルコアECUから既存のソフトウェアを移植する場合でも、プロセスには何らかの興味深い、難解な問題が発生します」
InfineonはSymtavisionのパートナとして、マルチコア・システム向け自動車ECUソフトウェアのモデルベース開発にSymTA/Sを採用することを推奨しています。マルチコア・プラットフォームを採り入れることで、新たなチャンスやメリットを手に入れられるだけでなく、ランナブルのコアへのマッピングなど、ソフトウェア・アーキテクチャのデザイン空間が拡がります。ランナブルをどのコアにマッピングするか、データ・コンテナをどのメモリに置くか、といった決定は通信オーバーヘッドに大きく影響されます。AUTOSAR 4.0のInter OS-Application Communicationによって実現されるコア間の通信、および外部メモリとの通信の影響で、ランナブルの実行時間は著しく長くなることがあります。このような通信のオーバーヘッドは、マルチコアECUで期待されるパフォーマンス向上分を簡単に使い尽くしかねません。問題は、このオーバーヘッドの大きさはどの程度で、どうすれば削減できるかということです。SymTA/Sは、その答えを提供します。ランナブルとデータのメモリ・マッピングを効率的に進めるだけでなく、必要となる「what-if」分析にも対応します。これは、ソフトウェア設計者が、品質の高いソフトウェア・アーキテクチャを作成し、マルチコア・プラットフォームを効果的に活用する上で、助けとなります。
*Infineon Technologies社 ツール・パートナ・マネージャ Jens Harnisch(イェンス・ハーニッシュ)氏のコメント:
「優れた構造を持つSymTA/Sのアプローチで、AURIXマルチコア・マイクロコントローラにソフトウェアをマッピングすることで、開発と移植にかかる労力を大幅に削減できます。さらに、SymTA/Sのアプローチは、必要なコアの数に対応します」
■ Symtavision GmbH(Symtavision)について
Symtavision社は、2008年に設立され、世界で最先端のリアルタイム・システム設計・検証ソリューションを提供しています。また、組込みコントローラやネットワーク、分散型リアルタイム・システム向けに最も高速で効率的なタイミング解析ソリューションも提供しています。Symtavisionは、システムレベルのタイミング設計と検証用にタイミング解析ツールSymTA/Sをリリースしており、AUTOSAR、CAN、FlexRay、OSEKなどのカーエレクトロニクス分野の規格をサポートしています。また関連ツールであるTraceAnalyzerは、測定とシミュレーションの両方からのタイミングデータを視覚化して解析できる強力なソリューションで、SymTA/Sとシームレスに統合できます。本社は独国ブラウンシュヴァイクで、支社をミュンヘンに構えており、全世界に拡がる代理店ネットワークにサポートされています。日本では、Symtavisionの代理店である株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。
Symtavisionに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.symtavision.com/ をご覧ください。
■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について
アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Symtavision社の代理店として、タイミング検証・最適化ツールを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。またGreen Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションも提供しています。
ADaCに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.adac.co.jp/ をご覧ください。
【 本件に関するお問合せ 】
株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ 企画部
TEL:03-3576-5351 / FAX:03-3576-1772
E-mail:planning@adac.co.jp
*Symtavisionは、独国におけるSymtavision GmbH の登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上