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『国内クラウド市場 ユーザー利用動向調査 2014年度 vol.3』〜企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査〜

cloudpack(運営:アイレット株式会社、本社:東京都港区、代表取締役:齋藤 将平)が立ち上げた 国内クラウド市場における企業ユーザー動向を定期的に調査・発信していく調査機関 『クラウド総研』は、第3弾として、「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査」についての調査結果を発表いたします。




 第3弾となる今回の調査では、自社のICT投資額を把握し、ICTに関して決済権を持つ役職である全国1000名の20〜60代の男女に対し、「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識」についてインターネットによる調査を実施いたしました。

 クラウド総研は、今後も定期的に、企業のクラウドに関する利用動向や意向などを調査・発表予定です。

※2014年7月〜9月にインターネット調査にて実施。
※全国の法人において、自社の2012年〜2014年のICT投資額を把握している(優先項目)、もしくは「取引しているベンダーの社名や依頼案件の概要」「現在社内で稼働しているシステムの稼働状況と社内評価」「現在自社が抱えるIT分野での悩み、今後の計画」について把握している、次長・課長以上の1000名を対象として実施。
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「クラウド総研調べ」と明記ください。
※本リリースに含まれるデータの詳細内訳については「クラウド総研」までお問い合わせ下さい。


≪調査結果概要≫
■ 2014年7月〜9月時点での各クラウドサービスの利用実態/利用検討状況を見ると、「その他サービス」が42.6%で最も高い数値をマークしたものの、次いで「Microsoft Azure 提供:マイクロソフト(28.4%)」、「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google(24.7%)」、「Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン(11.2%)」となった。
■ 各クラウドサービスへの初期投資額を見ると、「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は、「初期投資なし」が24.3%で最も高く、次いで「50万円未満(20.0%)」「300〜500万円未満(14.3%)」。同じく、「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は、「50万円未満」が21.5%で最も高く、次いで「500〜1,000万円未満(14.7%)」「初期投資なし(13.0%)」。「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「初期投資なし」が29.2%で最も高く、次いで「50万円未満(24.7%)」「100〜300万円未満(10.4%)」だった。
■ 各クラウドサービスに対する月ごとの投資額を見ると、「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は「5万円未満」が30.0%で最も高く、次いで「5〜10万円未満(17.1%)」「50〜80万円未満(11.4%)」「100〜200万円未満(11.4%)」。「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は、「5万円未満」が20.3%で最も高く、次いで「5〜10万円未満(16.4%)」「30〜50万円未満(15.8%)」。「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「5万円未満」が46.1%で最も高く、次いで「5〜10万円未満(13.0%)」「10〜30万円未満(9.7%)」「30〜50万円未満(9.7%)」。
■ 各サービスに対する利用用途を比較すると、「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は「WEBシステム」が55.7%で最も高く、次いで「ストレージ(48.6%)」。「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は「WEBシステム」が58.8%で最も高く、次いで「ストレージ(44.6%)」。「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「ストレージ(48.1%)」「WEBシステム(48.1%)」が最も高い結果となった。
■ 各クラウドベンダーのイメージ上位3つは、「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」が、「その他(30.8%)」、「規模が大きい(25.3%)」「先進的(13.8%)」。 「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」が、「その他(29.3%)」、「規模が大きい(27.9%)」「専門知識がある(16.4%)」。 「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」が、 「その他(31.4%)」、「規模が大きい(24.3%)」「先進的(14.8%)」。 「4.ニフティクラウド 提供:ニフティ」が、「その他(42.2%)」、「規模が大きい(10.1%)」「専門知識がある(7.9%)」「クオリティが高い(7.9%)」。 「5.IIJクラウドソリューション 提供:IIJグローバルソリューションズ」は、「その他(50.8%)」、「専門知識がある(8.3%)」「実績(事例数)が少ない(6.8%)」。 「6.GMOクラウド 提供:GMOクラウド」が、「その他(51.8%)」、「実績(事例数)が少ない(9.1%)」「専門知識がある(6.7%)」。 「7.さくらのクラウド 提供:さくらインターネット」が、「その他(52.8%)」、「実績(事例数)が少ない(8.8%)」「安い(8.3%)」。 「8.IDCフロンティアクラウド 提供:IDCフロンティア」が、「その他(55.5%)、「実績(事例数)が少ない(8.7%)」「高い(5.7%)」となった。
■ クラウドインテグレーターを選ぶ際に重視するポイントについて、全体では、「サポートする技術や知識の幅広さ」が41.3%で最も高く、次いで「知識・ノウハウの豊富さ(36.9%)」「わかりやすい料金体系(35.9%)」となった。


〜各クラウドサービスの利用実態/利用検討状況〜
■ 全体では、「その他サービス」が42.6%で最も高く、次いで「Microsoft Azure 提供:マイクロソフト(28.4%)」「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google(24.7%)」、「Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン(11.2%)」となった。
■ 業種別に特色を見ると、「情報通信業」では「Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」の利用が25.5%と、全体におけるAWS利用状況(11.2%)より10ポイント以上高い数値をマークした。また、「情報通信業」では、「GMOクラウド 提供:GMOクラウド」の利用が14.5%と、全体におけるGMOクラウド利用状況(4.3%)より10ポイント以上高い数値をマークした。「医療・福祉」では、「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」が38.7%と、全体におけるGoogle利用状況(24.7%)より10ポイント以上高い数値をマークした。
■ 従業員規模別に特色を見ると、大きく全体の状況と異なる結果を示したのは「1〜10人」と「51〜100人」。
「1〜10人」では「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」の利用が38.6%、「51〜100人」では、36.1%と、それぞれ全体におけるGoogle利用状況(24.7%)より10ポイント以上高い数値をマークした。また、「1〜10人」では「Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」が17.4%と、全体におけるAzure利用状況(28.4%)より10ポイント以上低い数値をマークした。
「3,001人以上」では、「Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」が20.0%、「Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」が37.6%と、それぞれ全体における利用状況より5ポイント以上高い数値をマークしたが、「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は16.5%と、全体における利用状況より5ポイント以上低い数値をマークした。
■ 年商規模別に特色を見ると、「1兆円以上」における「Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」の利用が28.6%、「5,000万円未満」における「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」の利用が36.7%、「5,000万〜1億円未満」における「Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」の利用が39.0%と、それぞれ全体における利用状況より10ポイント以上高い数値をマークした。
一方、全体よりも10ポイント以上低い数値をマークしたのは、「5,000万円未満」「5,000万〜1億円未満」における「Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」となった。


〜各クラウドサービスへの初期投資額〜
■ 各サービスに対する初期投資額を比較すると、以下の結果となった。
「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は、「初期投資なし」が24.3%で最も高く、次いで「50万円未満(20.0%)」「300〜500万円未満(14.3%)」。
「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は、「50万円未満」が21.5%で最も高く、次いで「500〜1,000万円未満(14.7%)」「初期投資なし(13.0%)」。
「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「初期投資なし」が29.2%で最も高く、次いで「50万円未満(24.7%)」「100〜300万円未満(10.4%)」。
「4.ニフティクラウド 提供:ニフティ」は、「初期投資なし」が20.0%で最も高く、次いで「50万円未満(17.1%)」「100〜300万円未満(17.1%)」。
「5.IIJクラウドソリューション 提供:IIJグローバルソリューションズ」は「50万円未満」「100〜300万円未満」が19.2%で最も高く、次いで「初期投資なし(15.4%)」「50〜100万円未満(15.4%)」。
「6.GMOクラウド 提供:GMOクラウド」は「50万円未満」が29.6%で最も高く、次いで「初期投資なし(22.2%)」「100〜300万円未満(18.5%)」。
「7.さくらのクラウド 提供:さくらインターネット」は、「50万円未満」が36.8%で最も高く、次いで「初期投資なし(31.6%)」「100〜300万円未満(10.5%)」「1,000〜3,000万円未満(10.5%)」。
「8.IDCフロンティアクラウド 提供:IDCフロンティア」は、「50万円未満」「50〜100万円未満」が27.3%で最も高く、次いで「100〜300万円未満(18.2%)」。
「9.その他サービス」は「初期投資なし」が34.6%で最も高く、次いで「50万円未満(23.7%)」「100〜300万円未満(9.0%)」。


〜各クラウドサービスへの月額投資額〜
■ 各サービスに対する月ごとの投資額を比較すると、以下の結果となった。
「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は「5 万円未満」が30.0%で最も高く、次いで「5〜10 万円未満
(17.1%)」「50〜80 万円未満(11.4%)」「100〜200 万円未満(11.4%)」。
「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は、「5 万円未満」が20.3%で最も高く、次いで「5〜10 万円未満(16.4%)」「30〜50 万円未満(15.8%)」。
「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「5 万円未満」が46.1%で最も高く、次いで「5〜10万円未満(13.0%)」「10〜30 万円未満(9.7%)」「30〜50 万円未満(9.7%)」。
「4.ニフティクラウド 提供:ニフティ」は、「5 万円未満」が22.9%で最も高く、次いで「5〜10 万円未満(17.1%)」「10〜30 万円未満(17.1%)」。
「5.IIJクラウドソリューション 提供:IIJグローバルソリューションズ」は、「10〜30 万円未満」が23.1%で最も高く、次いで「5 万円未満(15.4%)」「5〜10 万円未満(15.4%)」。
「6.GMO クラウド 提供:GMO クラウド」は、「5 万円未満」が44.4%で最も高く、次いで「10〜30 万円未満(14.8%)」「5〜10 万円未満(11.1%)」「80〜100 万円未満(11.1%)」。
「7.さくらのクラウド 提供:さくらインターネット」は、「5 万円未満」が57.9%で最も高く、次いで「10〜30 万円未満
(10.5%)」「100〜200 万円未満(10.5%)」。
「8.IDC フロンティアクラウド 提供:IDC フロンティア」は、「30〜50 万円未満」が27.3%で最も高く、次いで「5 万円未満(18.2%)」「5〜10 万円未満(18.2%)」「500 万円以上(18.2%)」。
「9.その他サービス」は「5 万円未満」が47.4%で最も高く、次いで「5〜10 万円未満(13.2%)」「30〜50 万円未満(8.3%)」。


〜各クラウドサービスの利用用途〜
■ 各サービスに対する利用用途を比較すると、以下の結果となった。
「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は「WEB システム」が55.7%で最も高く、次いで「ストレージ
(48.6%)」。
「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は「WEB システム」が58.8%で最も高く、次いで「ストレージ(44.6%)」。
「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「ストレージ(48.1%)」「WEB システム(48.1%)」が最も高い。
「4.ニフティクラウド 提供:ニフティ」は「WEB システム」が62.9%で最も高く、次いで「ストレージ(60.0%)。
「5.IIJクラウドソリューション 提供:IIJグローバルソリューションズ」は「WEBシステム」が50.0%で最も高く、次いで「情報系システム(34.6%)」。
「6.GMO クラウド 提供:GMO クラウド」は「WEB システム」が55.6%で最も高く、次いで「ストレージ(48.1%)」。
「7.さくらのクラウド 提供:さくらインターネット」は「WEB システム」が63.2%で最も高く、次いで「ストレージ(31.6%)」。
「8.IDC フロンティアクラウド 提供:IDC フロンティア」は、「WEB システム」が54.5%で最も高く、次いで「基幹システム
(45.5%)」。
「9.その他サービス」は「WEB システム」が40.2%で最も高く、次いで「ストレージ(34.6%)」で続く。


〜各クラウドベンダーのイメージ調査〜
■ 各クラウドベンダーに対するイメージを比較すると、以下の結果となった。以下、各ベンダーごと、イメージの上位3つにランクインしたものを記載する。
「1.Amazon Web Services(AWS) 提供:アマゾン」は「その他」が30.8%で最も高く、次いで「規模が大きい(25.3%)」「先進的(13.8%)」。
「2.Microsoft Azure 提供:マイクロソフト」は「その他」が29.3%で最も高く、次いで「規模が大きい(27.9%)」「専門知識がある(16.4%)」。
「3.Google App Engine/Google Compute Engine 提供:Google」は、「その他」が31.4%で最も高く、次いで「規模が大きい(24.3%)」「先進的(14.8%)」。
「4.ニフティクラウド 提供:ニフティ」は、「その他」が42.2%で最も高く、次いで「規模が大きい(10.1%)」「専門知識がある(7.9%)」「クオリティが高い(7.9%)」。
「5.IIJクラウドソリューション 提供:IIJグローバルソリューションズ」は、「その他」が50.8%で最も高く、次いで「専門知識がある(8.3%)」「実績(事例数)が少ない(6.8%)」。
「6.GMOクラウド 提供:GMOクラウド」は「その他」が51.8%で最も高く、次いで「実績(事例数)が少ない(9.1%)」「専門知識がある(6.7%)」。
「7.さくらのクラウド 提供:さくらインターネット」は「その他」が52.8%で最も高く、次いで「実績(事例数)が少ない(8.8%)」「安い(8.3%)」。
「8.IDCフロンティアクラウド 提供:IDCフロンティア」は、「その他」が55.5%で最も高く、次いで「実績(事例数)が少ない(8.7%)」「高い(5.7%)」。


〜クラウドインテグレーターを選ぶ際に重視すること〜
■ 全体では、「サポートする技術や知識の幅広さ」が41.3%で最も高く、次いで「知識・ノウハウの豊富さ(36.9%)」「わかりやすい料金体系(35.9%)」である。
■ 業種別に特色を見ると、「情報通信業」における「サポートする技術や知識の幅広さ」、「金融業・保険業」で「実績」「作業や提案の正確さ」、「不動産業・物品賃貸業」で「調整力」「わかりやすい料金体系」「知識・ノウハウの豊富さ」が、「学術研究・専門・技術サービス業」で「わかりやすい料金体系」が全体より10ポイント以上高い数値をマークした。
■ 従業員別に特色を見ると、「51〜100人」で「提案力」が、「501〜1,000人」で「業務分析力」が、「1,001〜2,000人」で「ヒアリング力」が、「3,001人以上」で「プロジェクト管理能力」と「提案力」がそれぞれ全体より10ポイント高い数値をマークした。一方、「1〜10人」で「提案力」が、「501〜1,000人」と「3,001人以上」で「分かりやすい料金体系」が、全体よりも10ポイント低い数値をマークした。
■ 年商規模別に特色を見ると、際立った特色が出たのが「500億〜1,000億円未満」、「1,000億〜1兆円未満」、「1兆円以上」の3つで、「500億〜1,000億円未満」では、「実績」「提案力」が全体よりも10ポイント以上高い数値をマークする一方、「知識・ノウハウの豊富さ」「分かりやすい料金体系」が全体よりも10ポイント以上低い数値をマークした。
■ 「1,000億〜1兆円未満」では、「提案力」「知識・ノウハウの豊富さ」が全体よりも10ポイント以上高い数値をマークした。
■ 「1兆円以上」では、「実績」「業務分析力」「提案力」「導入までのスピード」「プロジェクト管理能力」「調整力」「過去に自社と取引しているか」が全体よりも10ポイント以上高い数値をマークする一方、「わかりやすい料金体系」は、全体よりも10ポイント低い数値をマークした。
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