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名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センターとメディカルデータカード、臨床検査結果を患者様のスマホにデジタルデータで渡すサービスを開始

名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センター(理事長 中野佐上、名古屋市昭和区)とメディカルデータカード株式会社(代表取締役社長 西村邦裕、東京都新宿区)は共同で、メディカルデータカードが提供する個人向け医療アプリMeDaCa(R)、および医療機関向けウェブサービスMeDaCa PRO(R)を介して、医療機関の確認のもと臨床検査結果をデジタルデータで患者様へ直接渡すサービスを開始しました。患者様は、MeDaCa(R)アプリをつかって、ご本人のスマートフォンやパソコンで検査データをいつでもどこでも参照することができるようになりました。本サービスは、名古屋臨床検査センターの情報システムとMeDaCa(R)の情報システムをセキュアに連携することで実現いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/26380/11/resize/d26380-11-943298-2.jpg ]


私たちがクリニックや病院を受診して血液検査などの検査をしてもらうと、次回以降の外来受診時に検査結果報告書を紙に印刷したものをもらいます。しかし、紙でもらった検査報告書は嵩張るため持ち運びに適さず、過去の検査データを見直そうと思っても、紛失してできないことも多く、利便性が低い状況にあります。また、クリニックで行った血液検査などは、当日臨床検査センターで測定し、一部を除いてほとんどの検査は翌日には検査結果が出ていますが、多くの糖尿病や高血圧症、心臓病、肝機能障害など慢性疾患を抱える患者様は、薬をもらいに行く次回以降の外来受診時に、主治医の先生から検査結果の説明をお聞きし、同時に検査報告書のコピーを受け取ります。そのため、多くの場合検査をしてから結果を知るまでに2週間から1か月程度のタイムラグが発生しています。

本サービスでは、名古屋臨床検査センターで取り扱う臨床検査データを、メディカルデータカードの提供する医療機関様向けウェブサービスMeDaCa PRO(R)を導入していただいている主治医の先生方の結果確認の後、患者様のMeDaCa(R)アカウントに主治医の先生から直接デジタルデータで送付することが可能になりました。患者様は、外出先ではスマートフォンで、自宅ではタブレットPCやパソコンを使って自分のMeDaCa(R)アカウントにアクセスすることで、いつでもどこでも検査結果を確認することができます。検査結果については、主治医の先生の確認ののち、患者様のアカウントに送付されますので、最短では採血の数日後には検査結果をスマホで確認することができます。

本サービスにより、これまでは紙の報告書として受け取り、管理が難しかった複数の医療機関の検査結果を、これからはスマートフォンでデジタルデータとして一元的に管理出来るようになります。また急な病気の時でも、過去の検査結果をその時の担当医に見ていただくことで過去の病歴を簡単伝えることができるようになります。クリニックの先生方にとっては、患者様の臨床検査結果をMeDaCa PRO(R)を使ってウェブで確認したのち、コメント付きで患者様にデータを送付することができるため、次回の診察まで待つ必要がなくなるとともに、患者様へメッセージ付きで簡単に送ることができるため、処方している薬の量の調整のために患者様へ早めに外来受診を勧めるなど、新たなサービス展開も可能になります。

当初は、血液検査、尿検査を対象としてサービスを提供いたしますが、今後は結果報告の対象検査の拡大を検討していきます。
名古屋臨床検査センターとメディカルデータカードは、本サービスを提供することにより、より良い医療体制の構築に貢献していきます。

■MeDaCa(R)とは

[画像2: https://prtimes.jp/i/26380/11/resize/d26380-11-200299-3.jpg ]


患者様向け医療アプリで、iPhone、Android スマートフォンの両方に対応しています。パソコン用にはウェブサービスとして提供しています。
(1) 診察券、検査データ、処方箋、レントゲン写真、健康診断書など、紙のデータをスマートフォンのカメラで撮影し保存すること、PDF などをアップロードすることにより、スマートフォンやパソコンで、ご自身の医療情報をいつでもどこでも閲覧できます。
(2) 個人が MeDaCa(R) に保存した検査データを、受診している医療機関の医師に渡すことや、逆に医療機関での検査データを受け取ることが可能となります(医療機関がMeDaCa PRO(R)のサービスに入っている場合)。
ブラウザ版URL:https://medaca.co/

■ MeDaCa PRO(R)とは
医療機関様向けの患者様との架け橋となる医療ウェブサービスです。
(1) 病院やクリニックなどから、患者様に検査データを送ることができます。また患者様の「MeDaCa(R)」アカウントに収納している過去の医療情報を、患者様の許可のもと、閲覧することや受け取ることが可能となります。
(2) 医療機関から患者様に、直接メッセージや通知を送ることができます(MeDaCa(R) メッセンジャー機能)。


【組織概要】
名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センター
名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センターは、皆様方の主治医(かかりつけ医)である開業医が、疾病の早期発見・的確な診断・治療を行うために共同利用施設として昭和33年に設立いたしました。昭和45年7月に附属診療所を開設し、日帰り人間ドック、精密検査(MRI、MRA、CT等)を行っています。随所に最新の設備や測定機器を導入し、大学病院教授、専門医による精度の高い診断を行っています。現在、名古屋市内及び周辺地区の組合員(開業医)の方々にご利用いただいております。
当センターは検査センター、附属診療所、事業本部の3か所の施設からなりますが、250名の職員を配置し、皆様方の健康チェックや疾病の早期発見、診断・治療の経過観察のお役に立つように心がけ、新しい検査にも積極的に取り組み、日々研鑽、努力しています。検査センターは平成27年9月より瑞穂区竹田町に新築移転いたしました。日本医師会臨床検査精度管理調査試験に於きまして、6年連続、12回目の100点満点を獲得し、高い精度を維持いたしております。検査センター、附属診療所は組合員の先生方、患者様のために、「より正確に、より迅速に」検査結果・診断結果がお伝え出来ますように徹底、努力いたしております。
URL:https://www.meirin.net/

メディカルデータカード株式会社
メディカルデータカード株式会社は、文部科学省・科学技術振興機構(JST)の研究プログラム、革新的イノベーション創出プログラムCOI-STREAMの「健康長寿の世界標準を創出するシステム医学・医療拠点」 (中核機関:慶應義塾大学)としての活動から2014年10月に創業したCOI発・慶應義塾大学医学部発ベンチャー企業です。医療機関、検査センターと患者様とを情報技術でつなぐ架け橋としてMeDaCa(R)プラットフォームを提供しています。2017年7月には、JSTの出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)より出資を受け、事業展開しております。
URL:https://www.medaca.co.jp/

【サービス及び報道に関するお問い合わせ】
名古屋臨床検査センター
システムサポート:浅野
メール : support@meirin.net
電話  : 052-889-5711

メディカルデータカード株式会社
カスタマーサポート部:佐藤
メール : press@medaca.co.jp
電話  : 03-3226-0303
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