なぜ、男性も女性も生きづらいのか?日本の職場が「脱・男性」できない意外な理由
[22/02/24]
提供元:PRTIMES
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女性活躍推進のためには、管理職を目指したい13%が鍵
XTalent株式会社(東京都港区、代表取締役:上原 達也)が提供するワーキングペアレンツ向けの転職サービス「withwork(https://www.with-your.work/)」は、株式会社Enbirth(東京都江東区、代表取締役:河合 優香理)が提供する「働き手個人に寄り添い、"本質的な" 組織課題を可視化するWork TechサービスWorkEx(https://enbirth.co.jp/)」と連携し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進に意志ある企業とwithwork登録者を対象とした調査の実施および特別企画をリリースいたしましたことをお知らせします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-ec6b42b1f2a97a0b3cfe-16.png ]
本調査について
【既存の女性活躍関連調査との違い】
I. デュアルキャリアカップルに焦点を当てていること
育児休業(以下、育休と記載)後も「自律的なキャリア構築をしながら自己実現のための仕事として働く」キャリア意識の高い男女を対象に、職場面・家庭面の双方から分析を行いました。また、これまで「女性活躍」が「女性側」の視点や事情でのみ語られがちだったのに対し、本調査では「男性側」の視点にも焦点を当てています。調査主体者が「育休後の女性に起こっていることは、妻側だけの事情ではなく、夫側の事情も大いに影響している」という問題意識を持っているためです。
II. これまで質的にしか語られてこなかった「なぜ?」の部分を定量データとして可視化したこと
これまでの調査では、「マミートラックに陥っている女性:〜%」「女性管理職比率:〜%」「男性育休取得者数:〜%」といったファクト情報のみが語られ、その背景(なぜそうなっているのか?)は、個人の経験や感覚値など、質的なものとして語られてきました。本調査ではその背景を定量データとして明確に可視化しています。
本調査の目的
本調査を行った目的は、これまで「単なる個人の意見」として扱われ、軽視されがちだった「日本がここまでジェンダー後進国になっている本質的な背景」を、明確に定量データとともに示すことです。本調査結果を多くの方が活用してくださることで、意欲的な人が性別やライフステージにかかわらず、多様な働き方を実現できる社会を創っていけたらと考えます。
調査ハイライト
1. なぜ、育休復帰後の女性は職場で「違和感」を感じるのか
2. なぜ、日本で女性管理職が増えないのか
3. なぜ、男性も女性も生きづらいのか
4. 多様な人材活躍のために企業はどうすればよいのか
データサマリー
1. なぜ、育休復帰後の女性は職場で「違和感」を感じるのか
育休後に仕事の意欲が増す女性と、会社側がアサインする仕事との間に大きなギャップ
■育休を機に起こる女性の意識の変化:仕事の「質」に対する意識の向上(育休前⇒育休後)
・仕事が本質的に面白いこと(+9%)
・自分の仕事が世の中に役立っていると思えること(+9%)
[画像3: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-0124ce3d4e15c6dc9267-1.jpg ]
■育休後に会社からアサインされる仕事の変化:仕事の「質」の低下(育休前⇒育休後)
・能力・強みを発揮できること(-14%)
・仕事が本質的に面白いこと(-9%)
2. なぜ、日本で女性管理職が増えないのか
1.育休後に会社から提示される「昇進機会」の減少
その背景に根強く存在する「育児中の女性に対する"配慮"」
2.本人の「昇進意欲」の低下
その背景にある「家庭環境」と「職場環境」
■育休後に会社からアサインされる仕事の変化:昇進機会の減少(育休前⇒育休後)
・会社側から提示される昇進機会は、育休後24%減少
[画像4: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-157d72695be6f09f080c-2.png ]
■その背景に根強く存在する「育児中の女性に対する"配慮"」
・育児中であるがゆえに、責任の少ない仕事を与えられた女性は20%(男性は2%)
・育児中であるがゆえに、出張にアサインされない女性は18%(男性は2%)
→ つまり、女性は昇進に繋がるような業務から、"無意識の配慮" によって外されている
[画像5: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-d461c96836bad5c209f8-3.png ]
■育休を機に起こる女性の意識の変化:昇進意欲の低下(育休前⇒育休後)
・13%が、育休後に昇進意欲を下げている
・育休後に昇進意欲を保ち続けている女性は、わずか3%
[画像6: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-e42dca97447b13590d31-18.png ]
■女性活躍推進のキーは、「育休後に昇進意欲が低下している」13%にどう向き合うか
昇進意欲のある女性は、上記グラフから16%(そのうち13%は育休後に意欲喪失)
『イノベーション普及論』にあてはめると、16%を突破しないと初期普及層である「アーリーマジョリティー」にまで到達しない。
→ つまり、女性管理職が普及するには「特殊層だけが挑戦できるもの」ではなく、「一般層でも挑戦できるもの」と捉えられるようになる必要があり、この13%層の意欲を維持することがまずは鍵になる。
[画像7: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-26e889dab0ea78f97f84-5.png ]
■育児中の女性を取り巻く「家庭環境」
・理想の家事育児分担比率は、男女共に50%
・しかし実際の家事育児分担比率は、男性:0〜50%、女性:50〜100%
・育休後に昇進意欲を失った13%の女性の家事育児分担比率で最も多いのは、70%
[画像8: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-7a25830ccbdc07e9ec53-6.png ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-f12de93d7d0e1bb6f9c3-7.png ]
■育児中の女性を取り巻く「職場環境」
・制度を活用することが、評価や昇進の足かせに
→ 制度を活用していない非当事者は、その実態に気づいていない状況
・制度は「女性」が使うものと思われ、「男性」は使いづらい
[画像10: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-3d99447648ae2f40a860-8.png ]
■その背景にあるのは、未だに「長時間労働が前提」の職場環境
・「残業ができたらもっと評価されるのに…」と思う女性は37%存在
[画像11: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-ef0339acc5db7ff200d8-9.png ]
3. なぜ、男性も女性も生きづらいのか
・キャリア意識の高い女性は、パートナーに対してもキャリアを求める傾向
→ 男性の立場からすると、「長時間労働や突発対応が前提の職場でキャリアの梯子を登るべき」という職場・妻双方からのプレッシャーに加え、「家庭では対等な家事育児分担比率を実現しなければならない」というキャリアに対してもライフに対しても大きなプレッシャーがある状態
・キャリアよりもライフを重視している男性は65%
・男性に対して、「ライフよりもキャリアを重視しているに違いない」というイメージを持っている(キャリア)女性は92%
[画像12: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-895789fb27693cab78d2-10.png ]
4. 多様な人材活躍のために、企業はどうすればよいのか
■鍵は「男性」の"公平な" 制度活用
[画像13: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-db6f51e37274178c397d-17.png ]
本調査のまとめとして、企業に向けて下記提言を掲げさせていただきます。
◎ 男性も制度を 「公平に」使える風土づくりを
◎「暗黙知の評価基準」をなくす取り組みを
◎ 育児中の人材には「配慮」よりも「やりがい」を
ただし、問題は「これをいかに実現するか」です。
この問いに対して20社が集結し、自社の取り組みやリアルな課題に触れるイベントを、下記の通り実施します。
3/7(月)〜11(金)開催:「withwork week @国際女性デー #キャリアとライフはトレードオフじゃない」について
性別やライフステージにかかわらず、キャリアとライフをトレードオフにしない働き方を目指すワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」を展開するXTalent株式会社と、働き手個人に寄り添い”本質的な”組織課題を可視化するWork Techサービス「WorkEx-働き方の健康診断」を展開する株式会社Enbirthが連携し、ケア責任の有無を問わずあらゆる人が活躍できる組織づくり、企業のDE&I推進を目的とした特別企画を2社で共同企画・運営いたします。
3月8日の国際女性デーに際して、本調査協力企業の代表者の方をお招きした5日間のオンラインイベントです。調査結果をもとに、経営・人事視点からみるDE&I推進の考え方、具体的取り組み、リアルな課題等、各回異なるテーマでのセッションとともに企業や社会の現況を広く発信します。
▼イベントページはこちら(どなたもご参加可能です)※完全オンライン
https://withwork-week.peatix.com/
調査に協力頂いたDE&I推進に積極的な企業25社
[画像14: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-587626a23003cec21ffb-13.jpg ]
■調査協力企業:上記掲載の25社
共通メッセージ:「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」について
本イベントは「性別やライフステージにかかわらず、キャリアもライフもトレードオフにしない働き方の実現」に向けて、調査協力企業25社、登壇企業20社だけでなく一般視聴者の皆様と共に発信を行い、社会的なムーブメントを形成することを目的としています。
視聴者、協力企業皆様一人ひとりの声を社会に発信してゆくことで、日本企業の1社でも多くの経営者・管理職・従業員が「性別やライフステージにかかわらず、多様な働き方を実現する」ことを目指し、共通メッセージのハッシュタグとして「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」を設定いたします。
本ハッシュタグとともに、オンラインイベントの各回テーマに関連した考えや自身の体験・今後の展望等、個人や企業が発信する機会にして頂けたらと考えます。
[画像15: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-0186078a21b4ee357cab-14.png ]
[画像16: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-e1bf91e2554ba65f76fb-15.jpg ]
調査協力企業様から寄せられたメッセージ:本企画への思い(一部)
アディッシュ株式会社 取締役:杉之原 明子 様 https://www.adish.co.jp/
企業におけるDE&I推進は、働くひとりひとりがこれまで良しとしてきた価値観を手に取って眺め、再定義していくプロセスだと理解しています。無意識のうちにトレードオフであると排除していたことをテーブルに出して触ってみる、そんな機会になればと賛同します。
amptalk株式会社 代表取締役社長:猪瀬 竜馬 様 https://amptalk.co.jp/product.html
私は米国での勤務経験を経て、ダイバーシティの持つ原動力と魅力を強く経験してきました。当社は社員の70%が海外居住経験があるメンバーで構成されており強くダイバーシティを推進しています。「昨日までなかったチャンスを」をビジョンとして掲げるamptalk株式会社は、優秀な人材が不条理な理由でチャンスをなくして社会貢献できないことがなくなるよう、本企画「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」に賛同いたします。
アンター株式会社 取締役COO:西山 知恵子 様 https://corp.antaa.jp/
Antaaは医師の未来の可能性を提供していきます。社内も多様な価値観を持った人たちが集まる中で、互いを知る仕組みや働きやすさに注力していきます。今回の企画を通じて、他社の取り組み等も知り、ディスカッションすることで気づいていない新しい価値の発見をしていきたいと思っています。
エキサイト株式会社 人事マネージャー:遠山 愛 様 https://www.wantedly.com/companies/excite
エキサイト株式会社は、「ウーマンエキサイト」を運営しており、その中の「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトは、赤ちゃんの泣き声を温かく見守ることを可視化したもので様々な企業・自治体に賛同いただき、コラボレーションしています。これはママ・パパだけではなく「誰もが生きやすい社会」にも通じており、様々な境遇、ライフステージの人が、性別問わずキャリアをあきらめることのない企業が増えていくことが、実現への一歩になると考えています。そのような思いを背景に国際女性デーにちなんだ本企画に共感し参画させていただきました。
株式会社Ginco 代表取締役:森川 夢佑斗 様 https://ginco.co.jp/
ブロックチェーンのような変化が激しいビジネス環境において持続的に事業を営んでいくにはDE&Iが重要であると考え組織づくりに取り組んできました。実際に育児を行う中で、私自身キャリアとライフを両立することの大切さと難しさを再認識しています。本企画を通じて学びを深め、引き続きDE&Iを推進していきたいと思います。
ギバーテイクオール株式会社 人事部責任者:小川 嘉一 様 https://givertakeall.com/
DE&I推進企画に賛同し、今回参画させていただきました。フルリモート環境でいかにキャリアとライフを両立・融合させることができる土壌を形成できるか、まだまだ試行錯誤ですが今後本格的に取り組んでまいりたいと考えています。参画された皆さまから是非勉強させていただきたく、今回はどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社Sherpa consulting Parties 代表取締役社長:西 宏明 様 https://sherpa-c-parties.jp/
企業の競争力を高めるために、多様性は必須要素だと考えます。組織としてパフォーマンスを高めるためには、採用競合に勝ち、優秀な人材を獲得することが近道です。採用競合に勝ちにくいアーリーステージや、採用上人気のない業界業種こそ、多様性を許容する組織への変革に着手すべきと考えております。
株式会社justInCase 代表取締役 / CEO, Co-founder:畑 加寿也 様 https://justincase.jp/
justInCaseは創業当初から性別も、年齢も、国籍も、住んでいる場所も、考え方も違う、多様なメンバーが集まり、それぞれの生活や価値観を尊重しながら組織を作ってきました。大切にしていることはただ一つ、当社のビジョンである「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」だけ。ライフもキャリアも全部含めて「人生」であり「生活」です。どちらも豊かになるようともに助け合うのがjustInCaseです。それぞれの在り方を尊重し、その人の能力が発揮できる組織で、ビジョンをともに世に広げていきましょう!
株式会社10X 取締役CCO:中澤 理香 様 https://10x.co.jp/
10Xは長期的に非連続な価値を生み続けるため、ミッション・バリューに加え最重要な価値観の1つとしてDiversity & Inclusion Policyを策定し多様なメンバーが長期的に安心して働ける環境づくりに注力しています。まだまだ課題は多く道半ばではありますが、スタートアップのD&I推進や事業・プロダクトを通じたよりインクルーシブな社会の実現に向けチャレンジを続けていきます。
株式会社DROBE 代表取締役CEO:山敷 守 様 https://drobe.co.jp/
DROBEは女性向けにパーソナルスタイリングサービスをご提供しています。当社のスタイリストの中には過去にキャリアとライフがトレードオフになってしまい、ファッションの世界を諦めざるを得なかった方が多くいます。
皆さまとの学びの機会を通じて、スタートアップだからこそできるDE&Iをより推進していければと思います。
株式会社PR Table 取締役/Founder:大堀 航 様 https://product.talent-book.jp/
「働く人の笑顔が"連鎖する"世界をつくる」というビジョン実現を目指す当社は、一人ひとりが違和感なく幸せに働ける自分でいることを大切にしています。そのために性別にかかわらず、キャリアとライフをトレードオフにしない働き方や組織づくりを目指しています。本取り組みを通じて、1社でも多くの企業が働く一人ひとりと向き合うきっかけの場にできますと幸いです。
ユニファ株式会社 代表取締役CEO:土岐 泰之 様 https://unifa-e.com/
ユニファ株式会社は、「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」というパーパス(存在意義)の実現に向け、働きながら子育てをしている人達にとって社会インフラである保育施設向けの総合ICTサービス「ルクミー」を提供しています。当社の事業を通じて、ジェンダーフリーな社会の実現を目指していることから、本企画の主旨に共感し、参画しました。
調査レポート
[画像1: https://www.slideshare.net/secret/DZOAUIMRwpPXzk ]
▼調査レポートはこちら
https://www.slideshare.net/TalentX/ss-251231223/TalentX/ss-251231223
*本調査の情報を引用いただく際は、【調査主体:XTalent株式会社、調査実施機関:株式会社Enbirth】と明記してください。
*本調査レポートの百分率表示は四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
調査概要
【個人登録者側】
■調査対象:withwork登録者
- 性別:男女
- 年代: 20〜69歳
- サンプル数:211人
■調査期間:2022年2月1日(火)〜2022年2月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査主体:XTalent株式会社
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth
【協力企業側(個人として回答)】
■調査対象:協力企業社員(25社)
■性別:男女
■年代: 20〜69歳
■サンプル数:789人
■調査期間:2022年2月1日(火)〜2022年2月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査主体:XTalent株式会社
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth
企画背景
中核人材の多様性確保における企業の動きが進んできています。2021年6月改訂のコーポレート・ガバナンスコードでは「中核人材における多様性確保についての考え方と自主的かつ測定可能な目標の開示」が示され、企業の開示項目として人材育成方針、社内環境整備方針が掲げられています。一方で、ジェンダーギャップの観点では、「ジェンダーギャップ指数2021」の日本の総合スコアは120位/156ヶ国中であり、決して高いスコアとは言えないのが現状です。2022年4月1日より実行される改正育児・介護休業法、そして企業の「人的資本」への言及が強まる中で、企業経営においてはさらなるDE&I推進やそれに伴う情報開示が求められることとなります。本企画「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」では、ケア責任のある当事者自身の意識変化、そして彼ら/彼女たちが直面している職場および家庭での現況を明らかにしました。
企画・運営主体
■調査主体:XTalent株式会社 https://xtalent.co.jp/
【withworkとは】
「フェアな労働市場をつくる」をミッションとするXTalent株式会社が2019年7月に立ち上げた転職サービスです。「エンパワーメントによって、多様なリーダーのあり方を生み出す」をビジョンに、子育て世代の仕事と家庭をトレードオフにしない新しい働き方を支援しています。
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth https://enbirth.co.jp/
【働き方の健康診断-WorkExとは】
マーケティングコンサルティングを事業の柱としてきた株式会社Enbirthが立ち上げたHRサーベイです。社員の声を届ける貴重な機会であるはずのHRサーベイが、なぜ多くの企業で形骸化してしまっているのか?という課題意識から生まれた「WorkEx」は、働く個人に寄り添い、マーケティング視点で血の通った分析を行うことで、本質的な組織課題を可視化します。
問い合わせ窓口
【取材や協業のお問い合わせ】
■XTalent株式会社
- メールアドレス:yae.tsutsui@xtalent.co.jp
- 担当者:筒井 八恵(企画・広報)
【withworkサービスページ・公式SNS】
■サービスページ:https://www.with-your.work/
■公式SNS
- Twitter:https://twitter.com/with_yourwork @with_yourwork
- Instagram:https://www.instagram.com/withwork_official/ @withwork_official
- note:https://note.com/withwork
【会社概要】
■会社名:XTalent株式会社
■所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
■代表者:上原 達也
■設立:2019年7月
■事業内容:人材紹介事業
■許認可:職業紹介許可番号 13-ユ-311270
■関連会社:XTech株式会社
XTalent株式会社(東京都港区、代表取締役:上原 達也)が提供するワーキングペアレンツ向けの転職サービス「withwork(https://www.with-your.work/)」は、株式会社Enbirth(東京都江東区、代表取締役:河合 優香理)が提供する「働き手個人に寄り添い、"本質的な" 組織課題を可視化するWork TechサービスWorkEx(https://enbirth.co.jp/)」と連携し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進に意志ある企業とwithwork登録者を対象とした調査の実施および特別企画をリリースいたしましたことをお知らせします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-ec6b42b1f2a97a0b3cfe-16.png ]
本調査について
【既存の女性活躍関連調査との違い】
I. デュアルキャリアカップルに焦点を当てていること
育児休業(以下、育休と記載)後も「自律的なキャリア構築をしながら自己実現のための仕事として働く」キャリア意識の高い男女を対象に、職場面・家庭面の双方から分析を行いました。また、これまで「女性活躍」が「女性側」の視点や事情でのみ語られがちだったのに対し、本調査では「男性側」の視点にも焦点を当てています。調査主体者が「育休後の女性に起こっていることは、妻側だけの事情ではなく、夫側の事情も大いに影響している」という問題意識を持っているためです。
II. これまで質的にしか語られてこなかった「なぜ?」の部分を定量データとして可視化したこと
これまでの調査では、「マミートラックに陥っている女性:〜%」「女性管理職比率:〜%」「男性育休取得者数:〜%」といったファクト情報のみが語られ、その背景(なぜそうなっているのか?)は、個人の経験や感覚値など、質的なものとして語られてきました。本調査ではその背景を定量データとして明確に可視化しています。
本調査の目的
本調査を行った目的は、これまで「単なる個人の意見」として扱われ、軽視されがちだった「日本がここまでジェンダー後進国になっている本質的な背景」を、明確に定量データとともに示すことです。本調査結果を多くの方が活用してくださることで、意欲的な人が性別やライフステージにかかわらず、多様な働き方を実現できる社会を創っていけたらと考えます。
調査ハイライト
1. なぜ、育休復帰後の女性は職場で「違和感」を感じるのか
2. なぜ、日本で女性管理職が増えないのか
3. なぜ、男性も女性も生きづらいのか
4. 多様な人材活躍のために企業はどうすればよいのか
データサマリー
1. なぜ、育休復帰後の女性は職場で「違和感」を感じるのか
育休後に仕事の意欲が増す女性と、会社側がアサインする仕事との間に大きなギャップ
■育休を機に起こる女性の意識の変化:仕事の「質」に対する意識の向上(育休前⇒育休後)
・仕事が本質的に面白いこと(+9%)
・自分の仕事が世の中に役立っていると思えること(+9%)
[画像3: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-0124ce3d4e15c6dc9267-1.jpg ]
■育休後に会社からアサインされる仕事の変化:仕事の「質」の低下(育休前⇒育休後)
・能力・強みを発揮できること(-14%)
・仕事が本質的に面白いこと(-9%)
2. なぜ、日本で女性管理職が増えないのか
1.育休後に会社から提示される「昇進機会」の減少
その背景に根強く存在する「育児中の女性に対する"配慮"」
2.本人の「昇進意欲」の低下
その背景にある「家庭環境」と「職場環境」
■育休後に会社からアサインされる仕事の変化:昇進機会の減少(育休前⇒育休後)
・会社側から提示される昇進機会は、育休後24%減少
[画像4: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-157d72695be6f09f080c-2.png ]
■その背景に根強く存在する「育児中の女性に対する"配慮"」
・育児中であるがゆえに、責任の少ない仕事を与えられた女性は20%(男性は2%)
・育児中であるがゆえに、出張にアサインされない女性は18%(男性は2%)
→ つまり、女性は昇進に繋がるような業務から、"無意識の配慮" によって外されている
[画像5: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-d461c96836bad5c209f8-3.png ]
■育休を機に起こる女性の意識の変化:昇進意欲の低下(育休前⇒育休後)
・13%が、育休後に昇進意欲を下げている
・育休後に昇進意欲を保ち続けている女性は、わずか3%
[画像6: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-e42dca97447b13590d31-18.png ]
■女性活躍推進のキーは、「育休後に昇進意欲が低下している」13%にどう向き合うか
昇進意欲のある女性は、上記グラフから16%(そのうち13%は育休後に意欲喪失)
『イノベーション普及論』にあてはめると、16%を突破しないと初期普及層である「アーリーマジョリティー」にまで到達しない。
→ つまり、女性管理職が普及するには「特殊層だけが挑戦できるもの」ではなく、「一般層でも挑戦できるもの」と捉えられるようになる必要があり、この13%層の意欲を維持することがまずは鍵になる。
[画像7: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-26e889dab0ea78f97f84-5.png ]
■育児中の女性を取り巻く「家庭環境」
・理想の家事育児分担比率は、男女共に50%
・しかし実際の家事育児分担比率は、男性:0〜50%、女性:50〜100%
・育休後に昇進意欲を失った13%の女性の家事育児分担比率で最も多いのは、70%
[画像8: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-7a25830ccbdc07e9ec53-6.png ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-f12de93d7d0e1bb6f9c3-7.png ]
■育児中の女性を取り巻く「職場環境」
・制度を活用することが、評価や昇進の足かせに
→ 制度を活用していない非当事者は、その実態に気づいていない状況
・制度は「女性」が使うものと思われ、「男性」は使いづらい
[画像10: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-3d99447648ae2f40a860-8.png ]
■その背景にあるのは、未だに「長時間労働が前提」の職場環境
・「残業ができたらもっと評価されるのに…」と思う女性は37%存在
[画像11: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-ef0339acc5db7ff200d8-9.png ]
3. なぜ、男性も女性も生きづらいのか
・キャリア意識の高い女性は、パートナーに対してもキャリアを求める傾向
→ 男性の立場からすると、「長時間労働や突発対応が前提の職場でキャリアの梯子を登るべき」という職場・妻双方からのプレッシャーに加え、「家庭では対等な家事育児分担比率を実現しなければならない」というキャリアに対してもライフに対しても大きなプレッシャーがある状態
・キャリアよりもライフを重視している男性は65%
・男性に対して、「ライフよりもキャリアを重視しているに違いない」というイメージを持っている(キャリア)女性は92%
[画像12: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-895789fb27693cab78d2-10.png ]
4. 多様な人材活躍のために、企業はどうすればよいのか
■鍵は「男性」の"公平な" 制度活用
[画像13: https://prtimes.jp/i/49256/11/resize/d49256-11-db6f51e37274178c397d-17.png ]
本調査のまとめとして、企業に向けて下記提言を掲げさせていただきます。
◎ 男性も制度を 「公平に」使える風土づくりを
◎「暗黙知の評価基準」をなくす取り組みを
◎ 育児中の人材には「配慮」よりも「やりがい」を
ただし、問題は「これをいかに実現するか」です。
この問いに対して20社が集結し、自社の取り組みやリアルな課題に触れるイベントを、下記の通り実施します。
3/7(月)〜11(金)開催:「withwork week @国際女性デー #キャリアとライフはトレードオフじゃない」について
性別やライフステージにかかわらず、キャリアとライフをトレードオフにしない働き方を目指すワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」を展開するXTalent株式会社と、働き手個人に寄り添い”本質的な”組織課題を可視化するWork Techサービス「WorkEx-働き方の健康診断」を展開する株式会社Enbirthが連携し、ケア責任の有無を問わずあらゆる人が活躍できる組織づくり、企業のDE&I推進を目的とした特別企画を2社で共同企画・運営いたします。
3月8日の国際女性デーに際して、本調査協力企業の代表者の方をお招きした5日間のオンラインイベントです。調査結果をもとに、経営・人事視点からみるDE&I推進の考え方、具体的取り組み、リアルな課題等、各回異なるテーマでのセッションとともに企業や社会の現況を広く発信します。
▼イベントページはこちら(どなたもご参加可能です)※完全オンライン
https://withwork-week.peatix.com/
調査に協力頂いたDE&I推進に積極的な企業25社
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■調査協力企業:上記掲載の25社
共通メッセージ:「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」について
本イベントは「性別やライフステージにかかわらず、キャリアもライフもトレードオフにしない働き方の実現」に向けて、調査協力企業25社、登壇企業20社だけでなく一般視聴者の皆様と共に発信を行い、社会的なムーブメントを形成することを目的としています。
視聴者、協力企業皆様一人ひとりの声を社会に発信してゆくことで、日本企業の1社でも多くの経営者・管理職・従業員が「性別やライフステージにかかわらず、多様な働き方を実現する」ことを目指し、共通メッセージのハッシュタグとして「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」を設定いたします。
本ハッシュタグとともに、オンラインイベントの各回テーマに関連した考えや自身の体験・今後の展望等、個人や企業が発信する機会にして頂けたらと考えます。
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調査協力企業様から寄せられたメッセージ:本企画への思い(一部)
アディッシュ株式会社 取締役:杉之原 明子 様 https://www.adish.co.jp/
企業におけるDE&I推進は、働くひとりひとりがこれまで良しとしてきた価値観を手に取って眺め、再定義していくプロセスだと理解しています。無意識のうちにトレードオフであると排除していたことをテーブルに出して触ってみる、そんな機会になればと賛同します。
amptalk株式会社 代表取締役社長:猪瀬 竜馬 様 https://amptalk.co.jp/product.html
私は米国での勤務経験を経て、ダイバーシティの持つ原動力と魅力を強く経験してきました。当社は社員の70%が海外居住経験があるメンバーで構成されており強くダイバーシティを推進しています。「昨日までなかったチャンスを」をビジョンとして掲げるamptalk株式会社は、優秀な人材が不条理な理由でチャンスをなくして社会貢献できないことがなくなるよう、本企画「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」に賛同いたします。
アンター株式会社 取締役COO:西山 知恵子 様 https://corp.antaa.jp/
Antaaは医師の未来の可能性を提供していきます。社内も多様な価値観を持った人たちが集まる中で、互いを知る仕組みや働きやすさに注力していきます。今回の企画を通じて、他社の取り組み等も知り、ディスカッションすることで気づいていない新しい価値の発見をしていきたいと思っています。
エキサイト株式会社 人事マネージャー:遠山 愛 様 https://www.wantedly.com/companies/excite
エキサイト株式会社は、「ウーマンエキサイト」を運営しており、その中の「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトは、赤ちゃんの泣き声を温かく見守ることを可視化したもので様々な企業・自治体に賛同いただき、コラボレーションしています。これはママ・パパだけではなく「誰もが生きやすい社会」にも通じており、様々な境遇、ライフステージの人が、性別問わずキャリアをあきらめることのない企業が増えていくことが、実現への一歩になると考えています。そのような思いを背景に国際女性デーにちなんだ本企画に共感し参画させていただきました。
株式会社Ginco 代表取締役:森川 夢佑斗 様 https://ginco.co.jp/
ブロックチェーンのような変化が激しいビジネス環境において持続的に事業を営んでいくにはDE&Iが重要であると考え組織づくりに取り組んできました。実際に育児を行う中で、私自身キャリアとライフを両立することの大切さと難しさを再認識しています。本企画を通じて学びを深め、引き続きDE&Iを推進していきたいと思います。
ギバーテイクオール株式会社 人事部責任者:小川 嘉一 様 https://givertakeall.com/
DE&I推進企画に賛同し、今回参画させていただきました。フルリモート環境でいかにキャリアとライフを両立・融合させることができる土壌を形成できるか、まだまだ試行錯誤ですが今後本格的に取り組んでまいりたいと考えています。参画された皆さまから是非勉強させていただきたく、今回はどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社Sherpa consulting Parties 代表取締役社長:西 宏明 様 https://sherpa-c-parties.jp/
企業の競争力を高めるために、多様性は必須要素だと考えます。組織としてパフォーマンスを高めるためには、採用競合に勝ち、優秀な人材を獲得することが近道です。採用競合に勝ちにくいアーリーステージや、採用上人気のない業界業種こそ、多様性を許容する組織への変革に着手すべきと考えております。
株式会社justInCase 代表取締役 / CEO, Co-founder:畑 加寿也 様 https://justincase.jp/
justInCaseは創業当初から性別も、年齢も、国籍も、住んでいる場所も、考え方も違う、多様なメンバーが集まり、それぞれの生活や価値観を尊重しながら組織を作ってきました。大切にしていることはただ一つ、当社のビジョンである「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」だけ。ライフもキャリアも全部含めて「人生」であり「生活」です。どちらも豊かになるようともに助け合うのがjustInCaseです。それぞれの在り方を尊重し、その人の能力が発揮できる組織で、ビジョンをともに世に広げていきましょう!
株式会社10X 取締役CCO:中澤 理香 様 https://10x.co.jp/
10Xは長期的に非連続な価値を生み続けるため、ミッション・バリューに加え最重要な価値観の1つとしてDiversity & Inclusion Policyを策定し多様なメンバーが長期的に安心して働ける環境づくりに注力しています。まだまだ課題は多く道半ばではありますが、スタートアップのD&I推進や事業・プロダクトを通じたよりインクルーシブな社会の実現に向けチャレンジを続けていきます。
株式会社DROBE 代表取締役CEO:山敷 守 様 https://drobe.co.jp/
DROBEは女性向けにパーソナルスタイリングサービスをご提供しています。当社のスタイリストの中には過去にキャリアとライフがトレードオフになってしまい、ファッションの世界を諦めざるを得なかった方が多くいます。
皆さまとの学びの機会を通じて、スタートアップだからこそできるDE&Iをより推進していければと思います。
株式会社PR Table 取締役/Founder:大堀 航 様 https://product.talent-book.jp/
「働く人の笑顔が"連鎖する"世界をつくる」というビジョン実現を目指す当社は、一人ひとりが違和感なく幸せに働ける自分でいることを大切にしています。そのために性別にかかわらず、キャリアとライフをトレードオフにしない働き方や組織づくりを目指しています。本取り組みを通じて、1社でも多くの企業が働く一人ひとりと向き合うきっかけの場にできますと幸いです。
ユニファ株式会社 代表取締役CEO:土岐 泰之 様 https://unifa-e.com/
ユニファ株式会社は、「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」というパーパス(存在意義)の実現に向け、働きながら子育てをしている人達にとって社会インフラである保育施設向けの総合ICTサービス「ルクミー」を提供しています。当社の事業を通じて、ジェンダーフリーな社会の実現を目指していることから、本企画の主旨に共感し、参画しました。
調査レポート
[画像1: https://www.slideshare.net/secret/DZOAUIMRwpPXzk ]
▼調査レポートはこちら
https://www.slideshare.net/TalentX/ss-251231223/TalentX/ss-251231223
*本調査の情報を引用いただく際は、【調査主体:XTalent株式会社、調査実施機関:株式会社Enbirth】と明記してください。
*本調査レポートの百分率表示は四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
調査概要
【個人登録者側】
■調査対象:withwork登録者
- 性別:男女
- 年代: 20〜69歳
- サンプル数:211人
■調査期間:2022年2月1日(火)〜2022年2月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査主体:XTalent株式会社
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth
【協力企業側(個人として回答)】
■調査対象:協力企業社員(25社)
■性別:男女
■年代: 20〜69歳
■サンプル数:789人
■調査期間:2022年2月1日(火)〜2022年2月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査主体:XTalent株式会社
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth
企画背景
中核人材の多様性確保における企業の動きが進んできています。2021年6月改訂のコーポレート・ガバナンスコードでは「中核人材における多様性確保についての考え方と自主的かつ測定可能な目標の開示」が示され、企業の開示項目として人材育成方針、社内環境整備方針が掲げられています。一方で、ジェンダーギャップの観点では、「ジェンダーギャップ指数2021」の日本の総合スコアは120位/156ヶ国中であり、決して高いスコアとは言えないのが現状です。2022年4月1日より実行される改正育児・介護休業法、そして企業の「人的資本」への言及が強まる中で、企業経営においてはさらなるDE&I推進やそれに伴う情報開示が求められることとなります。本企画「#キャリアとライフはトレードオフじゃない」では、ケア責任のある当事者自身の意識変化、そして彼ら/彼女たちが直面している職場および家庭での現況を明らかにしました。
企画・運営主体
■調査主体:XTalent株式会社 https://xtalent.co.jp/
【withworkとは】
「フェアな労働市場をつくる」をミッションとするXTalent株式会社が2019年7月に立ち上げた転職サービスです。「エンパワーメントによって、多様なリーダーのあり方を生み出す」をビジョンに、子育て世代の仕事と家庭をトレードオフにしない新しい働き方を支援しています。
■調査実施機関(調査設計及び集計/分析):株式会社Enbirth https://enbirth.co.jp/
【働き方の健康診断-WorkExとは】
マーケティングコンサルティングを事業の柱としてきた株式会社Enbirthが立ち上げたHRサーベイです。社員の声を届ける貴重な機会であるはずのHRサーベイが、なぜ多くの企業で形骸化してしまっているのか?という課題意識から生まれた「WorkEx」は、働く個人に寄り添い、マーケティング視点で血の通った分析を行うことで、本質的な組織課題を可視化します。
問い合わせ窓口
【取材や協業のお問い合わせ】
■XTalent株式会社
- メールアドレス:yae.tsutsui@xtalent.co.jp
- 担当者:筒井 八恵(企画・広報)
【withworkサービスページ・公式SNS】
■サービスページ:https://www.with-your.work/
■公式SNS
- Twitter:https://twitter.com/with_yourwork @with_yourwork
- Instagram:https://www.instagram.com/withwork_official/ @withwork_official
- note:https://note.com/withwork
【会社概要】
■会社名:XTalent株式会社
■所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
■代表者:上原 達也
■設立:2019年7月
■事業内容:人材紹介事業
■許認可:職業紹介許可番号 13-ユ-311270
■関連会社:XTech株式会社